歌姫・最終回「ワシはお前を幸せにするぜよ」
第1話の最初の「現代のシーン」をしっかり見てるので、こうなることはわかってました。
だから辛くて前回、前々回は見るのを避けてしまいました。
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なのに、ついつい最終回を見てしまいました。
もう・・・泣きっぱなし・・・。
ドラマが終わっても泣きじゃくってる始末・・・。
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太郎(長瀬智也さん)のセリフで、「子供がいる、その子のために生きる。ワシの惚れた腫れたなんじゃ二の次じゃあ・・・」
こういわれると、何も言えないですね。
太郎と一緒に、鈴(相武紗季さん)と一緒に、見ているこちらも泣くしかないです・・・。
心に秘めて、あきらめるしかない恋。
鯖子さんとか、ゲルマンとか、みんな「がんばれ~」としか言えないですよね。。。
歌手になりたいと願っている娘のために。「歌姫」のために。
タイトルの由来がここでわかるとは・・・。
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「歌姫」の1話から7話くらいまでは、ほんとに楽しかったな。
たくさん、笑わせてもらいました。。。
異様な形のハンバーグとか。
クロワッサンの松をやっつける太郎とか。
岸田家の食卓風景とか。
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そして、最後には「現代のシーン」にもどって。
太郎と鈴は結ばれることはなかったけれど、孫の世代では結ばれるようです・・・。
悲恋モノで、次の世代で結ばれるっていうのは、好きな展開じゃないんですが。
太郎は、自分の子供の「歌姫」のために鈴への思いをあきらめたから、この孫の世代のお話は、ひとつの救いでした・・・。
ああ、よかったなあ~と泣けました。
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鈴、ほんとにかわいかった。
その健気さが切なかったです。。。
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ところで、「現代のシーン」になって少々、混乱しました。(笑)
「過去のシーン」からの生きてる人と死んでる人が入り混じってて・・・。
ちょっと整理してみました!
昭和30年代のお話だったということで、その約50年後ということですね。
鯖子(斉藤由貴さん)は生存。
太郎は死亡。
太郎の娘が「歌姫」桜(ジュディ・オングさん)。孫がアキラ(長瀬さん)。
鈴も死亡。
松中という人と結婚してオリオン座を継いでいる息子とルリ子(相武さん)という孫娘がいるみたい。
脚本家のジャームス太郎はあの神宮寺くん(大倉忠義さん)なんでしょうね。きっと。
街に政治家の山之内良純(古谷一行さん)のポスターが。これは山之内の親分の息子みたいですね。(多分、予想)
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どうも・・・一番若かった鈴が亡くなってるのに、当時40すぎていた鯖子が生きていたので、大混乱が生じました。(笑)
でも、こうして整理すると90歳前後なら生きててもおかしくないですね。鈴が早くなくなってしまったんですね。。。
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「現代のシーン」のラスト。
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オリオン座を閉める時には、最後に「歌姫」という映画を上映してほしいという母(鈴)の遺言に従う息子。
それを知った太郎の娘、桜は、父の思いを知っているからフラフラしている息子アキラに自分のかわりに土佐清水に行ってその映画を見てきてほしいと頼む。
アキラはオリオン座でその映画を見て、祖父の生き様を知り、自分も映画を制作したいという夢を持ち、その実現にむけてがんばるようになる。
そのオリオン座に忘れていったのが祖父、太郎の形見?の懐中時計。
東京で、アキラにその時計を届けてくれたのが、鈴の孫、ルリ子だった。
アキラは、偶然ルリ子とぶつかり、その拍子に真珠のネックレスがパラパラと地面に散らばる。。。
かつて太郎が鈴に送ったネックレスが二人を引き合わせたよう・・・。
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時計を手渡して立ち去ろうとするルリ子に思わず声をかけるアキラ。
「あの・・・良かったら食事でも・・・」
「何かご馳走してくれます?」
「喜んで!何がいいですか?」
「じゃあ・・・、カレー」
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太郎ちゃんの大好きなカレーが最後に出てきました。
号泣・・・。
細かく作りこまれた、いいドラマでした。
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