無事、帰宅しました。
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いやあ~、すごかったです!!!
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すごいとしか、いいようがない。
これが X JAPAN のライブなんだ~!と深く感動して帰ってきました。
すごいとは噂には聞いてましたが、ほんとに、すごかったです。
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私は28日午前中に新幹線に乗って東京にむかいました。
そして、ホテルに荷物を置いて、東京ドームの最寄り駅、水道橋駅に。
もう駅前から、人がいっぱい。もちろん3日連続で。
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1日目、破壊の夜。
開演が2時間ちょっと遅れたりしましたが、私の場合はドームのひろ~い軒先でしばらく雨風をしのいだ後、すぐにドーム内に入れましたので、寒さにふるえるなんてことはありませんでした。
復活最初の公演です。
この日は、ものすごく感慨深いものがありました。
いたるところで感涙。
特にHIDEさん追悼のためにつくられた Without you を、初めてTOSHIさんが歌ってくれたので、もうそれだけで、ズドンと胸に響いてくるものがありました。
それもライブがはじまって、冒頭に近いところで。
多分、TOSHIさんがこの歌を歌うことは、ファンの悲願の一つだったと思います。
それがあっさり実現したので、ちょっと拍子抜けしながら、すごく感動したのを覚えています。
あと、この日は、HIDEさんの POSE もやって、お気に入りの曲だけに大興奮。
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少々、短いかな?という思いはありつつも、ライブは終了。
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X JAPANライブ初参加の私は、あまり不満もなくホテルに戻りました。
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翌日の報道では2時間遅れたのは、システムのトラブルだったとか。
HIDEさんの3D映像を映して舞台に立っているように演出したかったとか。
機械オンチの私には考えられないようなアイデアです・・・。
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東京ドームの中に入った時、何より驚いたのは、眼前に勇ましくある超豪華セットでした。
なんせ2時間近く眺めていましたので、よ~く覚えているんです。(^^;
ここまで巨大で凝ったセットを私は見たことがありません・・・。
ライブがはじまると、そのセットと光の演出が素晴らしくて、もうそれだけでウットリしたもんです。
また、アリーナを割るように作られた3本の花道にもいろんな細工が。
もう一体、どれくらいの人たちがこのセットを作り出したのだろうと感心し、多くの頭脳とパワーがそこに終結されていると思うだけで気持ちが華やぎ湧き立ちました。
その巨大なセットと、何枚もの大型スクリーンのおかげで、連日の2階席真ん中あたり(最終日は1階席後方)の私も盛り上がることができました。
特にスクリーンにはふんだんにHIDEさんの映像が挟み込まれ、ほんとに舞台上にいるような気持ちにもなれました。
ただ、舞台上の3D映像はちょっと私の席からは遠すぎて、わかりづらかったのが残念でした。
でも、米粒みたいだといわれていた席でしたが、意外なほど、近く感じたんですよね。
というか、東京ドームが狭く感じました。。。
アリーナがいいのは当然ですが、2階でも全然構わないと思えました。
セットの全体像を見るには、1階席より2階の方がいいかもしれませんね。
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報道によると、セットには12億かけたとか。
また、トシさんがMCで、携わってくれたスタッフは全部で5000人と報告されてました。
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2日目、無謀な夜。
これは、もうほんとに素晴らしい!!!
開演が6時きっちり。キッカリすぎて、これにはビックリ。
終了が8時40分ごろでした。
私が過去、見に行ったことのあるライブは大抵2時間ちょっとで終了だったので、長めでうれしかったです。
でもこの長さ、まったくの序の口だったと私はあとで知ることになります。(笑)
このライブは、すごくまとまっていて、システムも完璧に近い気がしました。
1日目で失神したヨシキさんも、元気満々で登場。
ビシッと、美しくまとめた気がします。
大満足の内容でした。
すごい!すごい!!すごかった~!!と心の中で何度も叫びつつ、ホテルに戻りました。
まさに圧巻!
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そして、3日目、創造の夜。
私はこの3日目で、長年のファンの人みんなが、Xのファンになった気持ちを体感することができました。
公演は、なんと4時間を越えるものでした。
もう、うれしいってもんじゃなかった。
与えられた時間が宝物のようで、夢のようで、最高に幸せだなあ~と何度も何度も思いました。
ああ、これで終わりかな・・・と思って、名残り惜しさを胸のうちにあふれさせた途端、再び演奏がはじまるんです。
・・・それが終わることなく。
最後には、ドーム内にありがとうの思いが満ちてきて、優しい気持ちでいっぱいになりました。
見事なバンドです。
ここまでやるバンドを私は見たことがありません。
エンターテイメント性、抜群! ハート、抜群!!
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映像で随所にHIDEさんはあらわれました。それもうれしかった。
でも、この最後の時。私は別の意味で、HIDEさんの存在を感じました。
メンバーと共に、この会場の、この優しい雰囲気をつくり上げてきた人。
この雰囲気を心から愛していた人だったんだなと。
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途中からでも、X JAPAN を知ることができて、ほんとによかったと心底思いました。
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きっと、また会える。
きっと、また会いにくる。
そんな思いをはっきり、固く、胸に秘めて、東京ドームをあとにしました。
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ありがとうの気持ちでいっぱいでした。
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途中、暗転して次の演奏がはじまるまで、ファンがみんなで、 Sey anything を歌い出したり、ウエーブが何度も何度も起こって、みんなが一体になって遊んだりして、そういうこともなんとも楽しかったです。
それと、ウエーブの感覚が、どんどん早くなってくるんです。
私のように、みんながドームに慣れてきてるのか。もっと日にちがあったら、もっと高速になったかもしれません。(笑)
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それから、3日目には私の一番のお気に入りの曲がとうとう登場。
一時、勇気と気合をもらうために、朝かならずDVDで見てから仕事に行っていたという思い出の曲。
タイトルはあえて書きませんが。YOSHIKIさんがガス撒きする曲です。(笑)
もう曲が流れた途端、おとなしいこの私が舞い上がって絶叫連発。
叫ばずにはいられない心境に。そして、踊りっぱなしでした。
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3日目にしか演奏されないという曲や、1日目にしかない演出とかありましたから、3日通して見ることができてよかったです。
3daysは、そういう意味で、3部作でした。
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これが、X のライブなんだ!
これなんだ!と大納得した3daysでした。
東京へ一人でいくのはこれが最後にするなんて、行く前は言ってましたが、Xのライブを体感した今、ライブがあれば何度でも、なんていう気持ちに変わりました。
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あと、メンバーについて。
DVDではあまり収録されてなかったTOSHIさんのMCが、おもしろかった。話術に長けた人だあ~。。。2日目からは、XのTOSHIの勘を取り戻した感じで、ファンを引っ張って盛り上げてくれました。
TOSHIさんの声量とその透明感な声質。素晴らしかったです。あの声を会場で聞いた後はどの人の歌も迫力がなく感じられて・・・。
PATAさんは笑顔が多かった。TOSHIさんにイジられ照れ笑いするところなんて、かわいいかった。
HEATHさんはビジュアル系度が増して、カッコよさが倍増してました。
そして、HIDEさんパートを受け持ってくれたSUGIZOさん。控えめだけれど、熱い人なんだろうな~と見ていておもいました。
それから、YOSHIKIさん。2日目、相当ドラムを叩いたのに、3日目はさらにそれ以上。
Xとしてライブをすることは、YOSHIKIさんにとっても悲願だったのだと、そしてその大成功は強い強い意志の上に導かれたものなんだと感じました。
観客のひとりだった私でさえ、歩くのがつらくなるくらいの筋肉痛。
YOSHIKIさんの筋肉痛はいかばかりかと・・・。
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みんなほとんど体型も容貌も変わってなくて、仕草も動きも軽やかで、ほんとに10年の月日がたったのかと信じられなくなるくらいでした。
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ところで、この3日間、ワイドショウなどはまったくチェックできなかったのですが。
偶然、31日の朝だけは「特ダネのX特集」をホテルで見ることができました。
ライブ映像に再び涙が・・・。
司会の小倉さんは、初日あんなに待たされても、Xのファンはまったく文句を言わず、すごいと感心されてました。
思い返してみると、あの時、私のまわりにいる大半の人が長年のXファンだったと思います。 その彼らの口から文句めいた言葉は一切聞こえてきませんでした。
復活を、ひたすら淡々と待つ。
10年待ったんだから、これくらいなんでもない、そういう思いが伝わってきました。
にこやかに自作のポンポンをみんなに配る人がいたり、コスの撮影を快く了解してくれる
一団がいたり。
そんなファンの人たちの姿を見て、ひとり参加の新参者は、どんな時も安心して開演を待つことができました。1日目のYOSHIKIさんの失神の時も、2日目の公演があるのかどうかも。
言葉をかわすことはあまりなかったのですが、そういうファンの人たちの落ち着いた態度に支えられた3日間でした。
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YOSHIKIさん、TOSHIさん、PATAさん、HEATHさん、HIDEさん、SUGIZOさん、そしてサポートで入ってくださった方達、多くのスタッフの方達。
そして、そして、ファンの人達。
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素晴らしい3daysを、ありがとうございました。
このライブは一生、忘れられない素晴らしい思い出になりました。
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