2009年5月 7日 (木)

ハゲタカ・第5話「ホワイトナイト」第6話最終「新しきバイアウト」

(敬称略)

ハゲタカ・第5話「ホワイトナイト」

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株主総会で敗北した鷲津(大森南朋)は大空電機へのTOBを開始する。

その上で、大空電機の経営権を取ったあと、全体をそのまま中国の電機メーカー、テクスン社に引き渡す交渉をはじめる。

それが、鷲津の考える大空電機の名前を残し、雇用を守り、子会社や系列会社も生き残れる最良の策だった。

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一方、ハイパークリエイションの代表となった西野(松田龍平)は一躍、表舞台に踊り出る。

インターネット広告業で事業を拡大。2000年新興市場に上場。今では年商300億円をあげるまでになっていた。

バックにはMSG銀行の飯島副頭取がおり実権を握っている。また、西野のハイパー社は、すでに5%を越える大空電機の株を保有していた。

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鷲津のTOBに戦々恐々の塚本社長のもとにMGS銀行の飯島から電話が入る。

増資を引き受けるという飯島の話に、塚本は芝野とともに会いに行く。

だが、そこで二人は飯島にハイパー社の西野を引き合わされる。

西野はハイパー社が大空電機のホワイトナイトになると申し出るのだった。

業務提携を前提に、ホライズン社による敵対的TOBを阻止するというのだ。

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塚本は慎重な芝野に無断で、ハイパー社の業務提携を受け入れてしまう。

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鷲津のホライズン社と西野のハイパー社によるTOB合戦がはじまり、株価はどんどん吊りあがっていく。

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尋常ではないTOB価格の上昇に芝野は再三警告するが、塚本はMGS銀行がバックにいるのだから大丈夫だと取り合おうとしない。

また、鷲津も絶対に大空電機の経営権を取りに行くと一歩も引かないのだった。

それはレンズ事業部の子会社である由香の父の工場を守るためでもあった。

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やがて、秘密裡に行っていたテクスンとの交渉がホライズン本社の知るところとなり、鷲津はいきなり解雇されてしまう。

そのことで、ハイパー社によるTOBはあっさり成立。

大空電機はハイパー社との業務提携を正式に発表する。

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だが、その2週間後。

ハイパー社はインサイダーの疑いで強制捜査を受けることに・・・。

MGS銀行は慌てて融資を打ち切り、そのためハイパー社、大空電機の株価は大暴落する。西野も破滅の一途をたどることになる。

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鷲津のもとに、西野がやってくる。

「・・・ずっとあんたの背中を追ってきたけど。

俺も、あんたも、もうお終いだな。

俺もあんたも、金にふりまわされただけなのか・・・?」

西野は持ってきた拳銃を鷲津に向ける。

「撃てよ!」

そういう鷲津に、西野は絶望の表情を浮かべ自分のこめかみに銃を向ける。

西野の自殺を止めようとした鷲津は、かわりに銃弾を受け、プールに崩れ落ちる・・・。

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ここで1話の冒頭部分につながるんですね。

あれがドラマ全体の最後にならなくて良かったです。

鷲津が亡くなって終わりなんて・・・ねえ。

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鷲津と西野が一緒に生放送番組に出るシーン。

鷲津が西野に次々と質問していくところ、凄みがあっていいですね。

それとドラマ内のニュースシーンなどで、元NHKのアナウンサーがキャスターとして登場してるのが粋でうれしかったです。蟹瀬さんとか宮川さんとか。

おしゃれなことをしますね~。NHKさん。

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ハゲタカ・第6話 「新しきバイアウト」

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鷲津(大森南朋)は病院へ運ばれ、一命を取り留める。

大暴落した大空電機株はホライズン社が一気に買いすすめ、彼らと業務提携をすることに。

ホライズン社は息の掛かった大賀を大空電機の社長にすえ、旧経営陣を一掃する。

ホライズン社の要請でひとり大空電機に残った芝野(柴田恭平)は、赤字部門の転売と大規模なリストラを担当させられる。

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そんな中、再び自殺者が出る・・・。

赤字部門の責任者だった。彼自身は新会社に残れる予定だったが、リストラされる部下達の今後に責任を感じての自殺だった。

芝野は彼の葬式で息子になじられる。

芝野は葬式にあらわれた由香を前にして、こんなことは二度と起こすまいと銀行を辞めたはずなのに・・・と悔し泣きする。

由香はそんな芝野に、鷲津は大空電機を切り売りしないために、テクスンとの提携をはかっていたと伝える。

「・・・鷲津さんはきっとまだあきらめていません・・・。」

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ホライズン社は、カメラレンズ事業部を米軍事企業レンダント社への売却し、最高技術者50名のみ残し、あとの約200名はリストラすると決定する・・・。

大空電機の創業部門を売り渡すというホライズン社の意向を聞いた芝野は激怒する。

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芝野は鷲津に会いに行く。

鷲津は、銃弾を受けマヒしてしまった足のリハビリに励んでいた。

「もう疲れました・・・大空のことは忘れたい・・・」

鷲津の言葉に芝野は予想外の厳しい口調で言う。

「だめだ。俺は許さない。

バブルの落とし前をつけていない日本、お前は前にそう言った。

お前こそ、大空電機に落とし前をつけるべきだ。

鷲津、お前と俺は同じだ。頼む。協力して欲しい。

レンズ事業部を救いたい。もう一度、ファンドビジネスをやる気はないのか?」

芝野の思いに鷲津の表情が引き締まる。

「私は退職時にホライズンから36億円にのぼる分配金の掲示を受けました。

受け取れば、契約上向こう10年ファンドビジネスに関わることはできない。

・・・それは、私に死ねということだ。

私はそれを断りました。

・・・まだ満足に歩くこともできない。だからなかなか決断できずにいた。

芝野さん、あなたとなら、踏み出せる気がする。

鷲津ファンドをたちあげようと思います。」

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鷲津が再び動き出す。

芝野は大空電機から内部情報を次々と鷲津に渡していく。

鷲津はEBOを仕掛けることにする。

EBO・・・従業員による企業買収。レンズ事業部の従業員が自ら金を出し、新しい会社をたちあげること。

一番の要はレンズ事業部の最高技術者、加藤の意向だった。レンダント社が欲しがっているのは何より彼の持つ技術だったからだ。

鷲津はファンドの出資者を探して東奔西走するが思うようには集まらない。

そんな中、MGS銀行の飯島副頭取(中尾彬)に会い行く。

出資を要請するためもあったが、レンズ事業部の軍事転売を政治家を使っての阻止してほしいと頼むためだった。

その謝礼に鷲津は飯島に全財産を渡す。

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鷲津は自分を撃った西野(松田龍平)に会う。

「(父の)西野さんはお前に旅館を継がせたがっていた。

それは金持ちになれってことじゃない。きちんと事業をするってことだ。

戻って来い、もう一度。」

鷲津は目的を失って彷徨っている西野を励ますのだった。

また、由香の三島製作所を含むレンズ事業部の子会社は多くが鷲津と芝野の考えに賛同しファンドに出資してくれることになる。

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レンズ事業部のキーとなる人物、加藤が芝野に連れられて鷲津のところにやってくる。

加藤は鷲津の前に座ると、重い口を開く。

「一度、「ハゲタカ」とやらにお会いして聞いてみたかった。

他人の金を使って、見ず知らずの会社に投資する。

それがあんた達の仕事だ。

あんたら、何かをつくるわけでもない。なんら価値を生み出すわけでもない。

所詮、金なんだろ?ただの紙切れじゃないか?ただの紙切れだよ。」

鷲津はその言葉にももう動揺はしない。

「ただの紙切れですか・・・。

その紙切れのために自ら首をくくって死ぬ人もいる。

ただの紙切れと言ってしまうことは私にはできない。

加藤さん。今までの私なら、あなたがレンダント社の提示された金額の倍をここにおけばよかった。

たしかに世の中の99.9%は金で決まる。

金でほとんどのことが解決する。

残りの0.1%、こればっかりはそうもいかない。

私はこの仕事を通じて、逆にそのことを学びました。

部品一個です。大きな機械の中のたった一個の部品。

部品一個で一生忘れることができない思い出ができるように。

あなたも大空電機全体からみれば、部品一個だ。0.1%です。

だけどその0.1%は、時にはすべてを変えることができる。

どういう使われ方をされるのか、そのことによって紙切れ自体の価値も変わる。

それはあなたがた、職人の技術も同じじゃないですか?

加藤さん、賭けてくれませんか?私と芝野に。」

加藤は新会社を設立することを決心し、他の社員をまとめてくれる。

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そんな折、大空電機のレンズ事業部の軍事転売に国が不快感を示しているというニュースが流れる。鷲津の飯島への依頼が効いてくる。

ホライズン社は手を引かざるを得なくなる。

そして、EBOが成立する。

レンズ事業部は大空電機より独立。新会社社長は芝野。そして、テクスン社との業務提携が実施される。今後はアジア地域における展開を視野にいれた事業計画を発表する予定という。

その記者会見の場で、新社長となった芝野に、由香(栗山千明)は記者として質問する。

「芝野社長。この歴史的なEBO成功の一番の要因はなんですか?」

「鷲津ファンドです。鷲津ファンドとの出会いがすべてを変えました。」

由香は芝野にそっと微笑む。

これを機に、鷲津はファンドビジネスの世界に返り咲くこととなる。

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記者会見の場から去った鷲津は三島製作所にやってくる。

かつて死に追いやってしまった工場の経営者。

今は由香の母が切り盛りしている。

長い年月の後、鷲津はようやくこの家に招き入れられる。

そこが「ハゲタカ」鷲津の原点だった。

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鷲津はその遺影に手をあわせる・・・。

「・・・ようやくご報告できそうです。

あれからの私を・・・」

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ラストシーンがめちゃめちゃいいですよね。

グッと感動がこみ上げてきて言葉を失いました。

再び、母と二人で長い沈黙・・・。 

もう一日中、「いいドラマだったねえ~」「見てよかったねえ~」の繰り返しでした。

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「心」があるかないかってことなのかな。

加藤との会話で鷲津が言っていたこと。そして西野に由香が足りないと言ったこと。

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銀行マンだった鷲津や芝野。

貸し渋りをして自殺に追いやった相手からも生前、「あんたのせいじゃない。サラリーマンだから仕方ない。」といわれていました。

それは一見、許しの言葉のように見えて、西野の息子のように恨みを抱え込んで生きている。

芝野は銀行を辞める時、「言い訳をしながら生きていくには、残りの人生は長すぎる」と言ってました。

独立して鷲津も芝野も自分と戦う日々。試されるのはどこまでも心の強さ・・・。

苦悩の末に見出していく答えは、ただ強く前に進むということ。

最後は、過去に組織の人間としてやったことを、今度は個人として落とし前を付けに行ったってことですね。

自分なりの責任をとったんですね。

1話から最終話まで見てきて、最後の仏壇の前で手をあわせる鷲津の顔のアップがほんとに胸に迫りました。

いいドラマでした。

1話を見た時、まさかラストがここにくるとは思わなかったです。

いいラストでした。

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それから、中尾彬さんと冨士真奈美さん。すごいアクの強いキャラで楽しませてもらいました。

昔、お二人はこういう役を結構されてたんですよね。

今のドラマではこういう人物自体、あまり登場しないのが残念なところ。

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うちの母は大森南朋さんが気にいってしまったみたい。ドラマやCMに出ていたら教えてね!としきりと言っておりました。

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6月6日には映画も公開。ちょっと楽しみです。

鷲津にまた会いたいですね~。

鷲津がいてこの大恐慌の中でどう行動してるのか、見てみたい。

NHKさん、続編つくりませんか?(笑)ものすごく大変そうだけれど。

そのときには芝野と飯島には絶対に出てほしいです。飯島はこの金融危機でどうなってるでしょうね。見てみたいなあ。

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休日の朝に、2時間3日連続。じっくり見ることができて良かったです。

今度は「監査法人」の一挙放送をしてくださいね。NHKさん!!

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※ 夢中になって見たドラマでしたから、はりきって「あらすじ」まで書いてしまいましたが、経済の難しい言葉がいっぱいで、とっちらかってしまいました。

UPすること自体、恥ずかしいんですが、まあ、せっかく書いたので・・・。

そんな方はいないかもしれませんが、最後まで読んでくださった方、お疲れさまでした。

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2009年5月 6日 (水)

ハゲタカ・第3話「終わりなき入札」第4話「激震株主総会」

(敬称略)

ハゲタカ・第3話「終わりなき入札」

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瑞恵(冨士眞奈美)は社長職を解任させられる。

新しく社長についた伸彰は、サンデーの民事再生の申し立てを行う。

今後は裁判所の監督のもと、あらたなスポンサーを得て再建を目指すことになる。

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スポンサーには、予定通り三葉銀行系のファンド、アイアンオックス社が名乗り出る。

芝野(柴田恭平)に出し抜かれた鷲津(大森南朋)も、負けじと再び瑞恵を担ぎ出しスポンサーとして手をあげる。

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やがて、両者の再建案が甲乙つけがたいなどの理由から、スポンサー選定は入札方式となる。お互いに入札を繰り返し、最終的に多い金額を提示した方がスポンサーとなれるのだ。

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瑞恵は、鷲津に「私は必ず社長に戻らなければいけないの。」とある書類を渡す。

その書類には伸彰社長が経理担当と組み、会社の金を横領していた証拠が記載されていた。

経理担当は三葉銀行からの天下りポジション。だから三葉銀行も知っていた可能性が高い。

鷲津は由香(栗山千明)にその書類を託す。

真相を確かめたい由香は芝野にその書類を見せるが・・・。

上司の飯島(中尾彬)から握りつぶせと命じられた芝野はそんな事実はないと由香を突き放す。

由香は横領の裏を取るため、必死に関係者まわりをはじめる。

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いよいよ、スポンサー選定の入札が始まる。

金額がどんどん競りあがっていく・・・。

そして、どちらも抜き差しならない状況に追い込まれた時・・・。

芝野は由香に電話をかける。

直後、伸彰の横領がテレビのニュースでスクープとして流される。

芝野はスポンサーから手を引き、鷲津がその権利を勝ち取るのだった。

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意気揚々と社長に戻った瑞恵に鷲津は再び解任を言い放つ。

「会社はあなたのおもちゃじゃない。サンデーは私達が立派に再生させます。」

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上司の命令に背いた芝野は責任をとって三葉銀行を辞める。

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すさまじい世界ですね~。見ていて圧倒されました。いやあ、おもしろかった!

銀行マンって、ものすごいストレスの中で仕事してるんですね、つくづく思いました。

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あと、冨士真奈美さんの毒々しい女社長が良かった。

やりたい放題やっている反面、息子に欠けているものは見えている。

ある意味、彼女もカリスマ社長だったんですね。

今回、印象に残ったシーンを特に書き出してみます。

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鷲津は社長室に飾ってある真ん中に穴のあいた木製玩具を手に取る。

「これはあなたが作ったものですよね?

サンデーの玩具はこの穴を通す部品を決して使わない。

子供がおもちゃを飲み込まないように作ったものだ。

この穴の大きさは子供の頃の伸彰さんの口と同じ大きさだ。

サンデーの原点である木工玩具。

その木工部門を伸彰さんは捨てようとした。

あなたが伸彰さんを切ろうとした理由だ。」

「なんにも見えてないんだわ。あの子・・・」

写真の中の幼い息子を撫でてむせび泣く瑞恵。

「伝わらない愛情もあります。たとえ親子でも・・・。」

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なぜ、突然息子を失脚させるようなリークを母がしたのか。不思議だったんですが、こういうことだったんですね~。

これ、入札の途中で芝野が伸彰に見切りをつけた理由も同じだったんでしょうね。

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息子にはわからないことが、鷲津にはわかっていた。

もうそれだけで、息子より鷲津に会社をゆだねた方がいいと瑞恵は判断できるはず。そんな風に上の会話で思わされました。

瑞恵の会社への思いと、単なる「ハゲタカ」ではない鷲津の内面の両方が垣間見えたシーンで、とても好きです。

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ハゲタカ・第4話「激震!株主総会」

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2004年。

鷲津が6年間で買った会社は13社。買収総額3000億円。

瀕死の日本経済を嘲笑うかのように買収を繰り返す彼を世間は冷酷な「ハゲタカ」と呼んだ。

だが、彼が買収した企業は結果的には救った形になり再生されている。

「ハゲタカ」は、単なる略奪者なのか、それとも救世主なのだろうか・・・。

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銀行を辞めた芝野(柴田恭平)は企業再生家となり成功を収めていた。

そして今回は塚本社長(大杉漣)の依頼で、執行役員となり大空電機の再生に関わろうとしていた。

「大空電機」はカメラの製造工場からはじめ、今や世界に通じる総合家電メーカーとして成長。

創業者である大木会長(菅原文太)は人員削減は一切せず、終身雇用、現場を大事にする家族主義を貫き、日本型経営の代表者と言われていた。

だが、昨年は800億円の赤字。その原因はカメラレンズ事業部にあり、デジカメにおされた上、特殊レンズの研究開発に金をつぎこんだのがその元凶だった。

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芝野は塚本とともに、末期がんで病床にいる大木会長に会いに出かける。

だが、芝野が提示した再建計画をつき返す大木。

「人を切るのは最後の最後の最後だと思っている」と頑なに信念を曲げない。

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一方、アメリカの親会社から大空電機ターゲットにするように命じられた鷲津(大森南朋)は一斉に株を買い占め、筆頭株主となって会社にやってくる。

親会社の目的はカメラレンズ事業部の米軍需企業への転売だった。

彼は迷うことなくカメラレンズ事業部の売却と1万人の人員削減を要求する。

芝野と同様、そんな鷲津のことも大木はまったく相手にしないのだった。

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鷲津は、取締役選任の株主議決権争いに持ち込むプロキシーファイトを行うことを決める。過半数の取締役を鷲津サイドから送り込んで経営権を取ろうと考えたのだ。

大空電機サイドと鷲津サイドで激しい議決権争奪戦が繰り広げられることになる。

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そんな中、開催される株主総会。

心配気な従業員や一般株主を前に読み上げられる大木会長の手紙。

カリスマの言葉を前にしては鷲津の言葉など吹き飛んでしまうのだった。

大木の手紙を受けて、芝野は「従業員全員で会長の再生計画を実行し、会社を再生させます。株主の皆様、3年の猶予をください。」と頭を下げる。

満場の拍手の中、鷲津の提案は否決される。

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ラストの大木会長の死には泣きそうになりました。

私も母も(笑)。

お茶の間に漂う沈黙・・・。二人でこんな感じ。 

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株主総会でも、やはり情に訴えるものの方が、なじみやすいですよね。

思いっきり従業員も株主も情に流されたので、これで会社が立て直せるんならそれでいいんだろうなあ~と思いました。

人を動かせるのは、結局はそういう部分なんでしょうね・・・。

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今回新しく明かされたのは、三島製作所が大木の支援を受け、下請企業として存続していたこと。

どこまでも最初の経緯が絡んでくるようですね。

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2009年5月 4日 (月)

ハゲタカ・第1話「日本を買い叩け!」第2話「ゴールデン・パラシュート」

(敬称略)

ハゲタカ・第1話 「日本を買い叩け!」

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鷲津(大森南朋)が腹から血を流し、瀕死の状態で病院に運び込まれる・・・。

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その9年前。1998年6月。

ホライズン・インベストメント・ワークスの日本支社代表、鷲津は「日本買い」のためにやってくる。

「安く買って高く売る。そして腐った日本を買い叩く!」それが彼らの合言葉だった。

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三葉銀行は決算を前に大量の不良債権で苦しんでいた。

それを整理するため、資産流動化対策室、芝野(柴田恭平)はバルクセールを行うことを決定する。

バルクセールとは、回収の見込みのない不良債権をまとめて投資ファンドなどに売り払おうというものだった。

芝野は鷲津と交渉をはじめる。

だが、芝野の前にあらわれた鷲津は、意外なことを口にする。

自分はかつて芝野の部下だったというのだ。芝野は彼のことをまったく覚えてはいなかった・・・。

5年前、三葉銀行で働いていた鷲津は貸し渋りをして町工場の経営者を自殺に追い込んだ過去があった。真面目で情に厚い彼はその結末に耐えられず、銀行をやめ、アメリカへと旅立ったのだった。

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精力的に銀行や投資ファンドを取材している東洋テレビ記者、由香(栗山千明)は、その経営者の娘だった。

父の死で苦しんでいた鷲津が以前より強力な存在「ハゲタカ」となって帰国したことに驚き、執拗に面会を求めていた。

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鷲津はバルクセールの債権を査定し、厳しい買い取り価格を三葉銀行に提示する。

鷲津に買収された役員は彼の言いなり。芝野は裏から手をまわした鷲津のやり方に愕然とする。

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その債権の中には芝野が先代から取引をしていた老舗旅館西乃屋も入っていた。

鷲津はさっそく、西乃屋を売り飛ばし大もうけする。何を知らされていなかった経営者(宇崎竜堂)は絶望の末、事故死する。

父親と旅館の両方を一度に失った西野(松田龍平)は葬式にも出ず失踪する。

事業に失敗し莫大な借金を抱えていた父を非難し続けていた息子は、自分が父を殺したのだと責めていた・・・。

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意外にもわかりやすい話でホッとしました。

ドラマ「監査法人」を先に見ていたので、あれよりもっとややこしい話だったら大変だぞと気合をいれて見ていたんです。

まあ、「監査法人」は仕事自体が特殊なのでその理解にエネルギーを使っていたんですよね。

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1話は芝野が鷲津のやり方に驚愕する展開。

かつて経営者を死なせ嘆き苦しんだ部下、鷲津は、今度は情け容赦なく旅館や会社を売り飛ばす外資の「ハゲタカ」となって戻ってきた。

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一番すごかったのは、なんといっても宇崎竜堂さんの憔悴しきった表情。

芝野に頼り切っていたのんき者の経営者が、ラストには鷲津に追い詰められ無惨なほどにやつれ果てて。

小さく体を縮めて鷲津を訪ねている姿は、同じ人とは思えぬ落差があり、目を疑ったほど。

すごかったです。

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ハゲタカ・第2話「ゴールデン・パラシュート」

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2000年。

鷲津(大森)は銀行の大量の不良債権を買い叩き、莫大な利益をあげていた。

彼は不況にあえぐ日本企業を尻目に大型買収をすすめていく。

鷲津の次のターゲットは老舗玩具メーカー、サンデー・トイズだった。

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鷲津はサンデーのパーティーで久しぶりに芝野を見かける。サンデーのメインバンクは三葉銀行、そしてその担当者が芝野だった。

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サンデーは近年、アメリカ大手玩具メーカーの攻勢などにおされ売り上げが縮小。

さらに、瑞恵の気まぐれではじめたテーマパーク、エステが不採算部門となり多額の赤字を出していた。さらに、会社の私物化は目に余るほど。。。

鷲津が目をつけたのは、サンデーのゲーム開発力。海外展開を視野にいれ、オンライン化をはかれば、メーカーからソフト産業へと変貌させることができるという狙いからだった。

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鷲津はサンデーの債権を買い占めはじめる。

三葉以外の銀行にある債権を買い漁り、最大債権者となって圧力をかけようというのだ。

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一方、来年に合併を控えた三葉銀行は、サンデーの再建を果たすことで優良銀行としての評価を保とうと目論んでいた。

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芝野は瑞恵に不採算部門を手放すように、会社を私物化しないように説得するが聞き入れられない。

そして、現状維持の会社再建計画を見せられ、瑞恵を解任するしか道がないと判断する。

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最大債権者となった鷲津はサンデーに乗り込む。

そして瑞恵ではなく、息子の伸彰に揺さぶりをかける。

鷲津は社長退陣を条件にゴールデンパラシュートと呼ばれる札束を積み上げていくやり方で伸彰を取り込もうとうする。

芝野はそんな鷲津のやり方に激怒する。

だが、鷲津は平然と言う。

「資本主義なのだから仕方ない、あなたがそういったんだ。

(かつて私が倒産させた工場の)親父さんは親会社の支持で作った200万の借金のために首を吊った。(貸し渋りをした)銀行は、当たり前のことをしただけ。それが世の中。親父さんが弱かっただけだ。当時私にはそのことがわからなかった。

私はアメリカに渡り、あなたが言った資本の論理を学んだ。金を持っているもののみが正義だってことを。

私を変えてくれたのは芝野さん、あなただ。

サンデーは金のなる木。必ずうまい具合に料理してみせます。」

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その後、芝野は由香(栗山千明)から教えられた西野(松田龍平)の働き場所に向かう。

「俺、恨んでないよ。しょうがないでしょ。(あんただって)サラリーマンなんだもの。」

西野は芝野を相手にしない。

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2週間後、伸彰らは取締役会で瑞恵の解任動議を提出する。

現社長解任させ、その上で民事再生し、新たな再建に乗り出そうというのだ。

そう仕向けたのは芝野だった。

スポンサーになる会社は三葉銀行の系列のファンド。三葉銀行には多額の利益が転がり込むという流れだった。

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芝野は見事に鷲津を出し抜いたのだ。

鷲津はニュースでそのことを知り、愕然とする。

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おもしろいです。

あの瑞恵社長。あんな社長、イヤだなあ~。

バッグも、宝石も全部会社のお金で購入。豪華な自宅は社宅扱いなんて。

あんな玩具メーカーで何も買いたくないですわ~(笑)。

結局、社長解任されますが・・・。予告でまだひと波乱ありそうで、なんとも・・・。

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さて、芝野が本気になって鷲津に対抗してきましたから、3話はもっとおもしろいことになりそう。

明日、3,4話放送。.

西野とか由香がどう絡んでくるのかも楽しみです。

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