ゴンゾウ・最終話「夏のおわり」
終わってしまいました。。。。
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乙部が真犯人だと断定される。
佐久間(筒井道隆さん)は休暇から復帰し、部下を連れて井の頭署にやってくる。
黒木(内野聖陽さん)は発奮して乙部逮捕の指揮をとろうとするが、岸から渡されたコーヒーを飲んだあと、眠りに落ちてしまう。
目を覚ますと、そばには佐久間ひとりがいる。
「他のみんなは乙部逮捕のために成田にむかいました」
「佐久間~!俺が手柄をたてるのがそんなにイヤか?!」
黒木は佐久間と殴り合いのケンカをする。
慌てて事情を説明するルミ子(吉本菜穂子さん)。
「違うんです!理沙先生(大塚寧々さん)に頼まれたんです!」
「あなたはこれを解決して、自分も死ぬつもりだって。それが杏子の意志だと信じてると。だからあなたに解決はさせません」とそれに続く佐久間。
理沙に自分の気持ちを見抜かれていた黒木はただただ絶句する。
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備品係で待機し続ける黒木と佐久間。
ルミ子はインコの巣の中に乙部の持ち物があるのをみつける。
インコのQ太郎は理沙の患者が彼女のところに持ち込んだものだった。
早速、理沙のところに連絡する黒木。だが、その電話に出たのは、成田に向かったはずの乙部だった。
乙部は理沙を連れて姿を消す。
黒木は佐久間とともに乙部の行方を追って、彼の生家にむかう。
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広い敷地内を捜索するうち、佐久間は乙部に撃たれてしまう。
黒木は撃たれながらも、乙部と理沙をみつけだす。
乙部は、黒木に理沙への恨みを切々と打ち明ける。
「僕が人の愛し方がわからないですと先生に相談したら、先生はただ与えればいいと教えてくれた。
だから、愛を知らないかわいそうな人たちになんでもしてあげた。殺人だって。
でも返ってこなかった・・・。愛なんてこの世にはないんだよ。
僕は先生にだまされた。だから先生も僕と一緒に死刑になるんだ」
「お前のやっていることは愛なんかじゃない。
愛に裏切りはない。
乙部、この世界は愛であふれてる。愛でいっぱいだ」
「へえ・・・、なんか、ごめんなさい・・・」
乙部は突然、理沙を解放し、持っていた拳銃で自殺をはかる。
だが、咄嗟に隠し持った拳銃でそれを阻止する黒木。
杏子が望む時、その拳銃から弾が発射されて自分を死なせてくれると思っていた黒木は、この展開に驚く。
杏子は黒木の命を守っただけでなく、その拳銃で自分を殺した相手の命さえ守ったのだった。
その顛末に黒木はただ大声で泣くしかなった・・・。
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数日後、負傷した黒木と佐久間が話す。
「お前が俺をうらんでいても仕方ない。お母さんの体がああいう風になったのは俺のせいだ。・・・すまん」
「そんなんじゃないですよ。
あなたのかわりに13係を率いて2年。ずっとあなたの亡霊と闘ってきた。どんなに成績をあげても僕には耳鳴りのように聞こえる。黒木ならもっとはやく解決したろと。
亡霊なら勝てないけれど生身のあなたなら勝てる。あなたを叩きのめして見せ付けたかった。黒木はもう終わったんだって・・・」
「そんな必要はないさ。お前はあのころの俺より優秀さ。もうとっくに追い抜いてる」
「僕もそう思ってました。でも違った。あなたは落ちこぼれたんじゃない。もうひとつ上に行ってたんだ。いつか勝ちますよ」
佐久間はさわやかにそう言い放ち、去っていく。
黒木は再び、備品係にもどる。
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いや~、良かったです。
ほんと細かい伏線がいっぱい。最後に見事にすべてがつながって驚きました。
一番、すごいなと思ったのは、黒木の隠し持った拳銃の役割。
最後にそうなるかあ~と感動しました。
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それと、佐久間の本心がわかったのも良かったです。
母のことで恨んでというより、黒木より自分の方が能力が高いんだと周囲に思い知らせたかったというのは、納得のいく理由でした。
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また、黒木も佐久間も最後までキャラがブレなかったのも良かった。
特に黒木。ずっとあのまんま。徹底してましたね。(笑)
理沙先生との間は進展するんでしょうか。進展してほしいな。
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それと、何度も書いてますが、筒井道隆さんがやっぱりいい~~!!
ほんとに刑事モノに出てくれてありがとう~ってお礼を言いたいくらい。
刑事の筒井さんって素敵でした。
スーツの背中フェチの私には、このドラマ、お宝映像満載となりました。
もう今年はドラマ出演はこれでおわりなんでしょうかね。
もっと見たいな。
また刑事モノに出てほしい・・・。
探偵モノでもいいです・・・。
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ゴンゾウは続編作れそう~なんで、いつかまた見たいなあ。。。
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