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2023年9月 4日 (月)

プチ介護 この夏、カミキリムシ大騒動

カミキリムシって知ってる?

 

いまは外来種の強力な繁殖力をもつカミキリムシが警戒されているけれど。

うちの庭にやってくるのは、昔ながらのゴマダラカミキリ。

黒字に白い点々のあるカッコいい虫。

 

昔からカッコいい虫だなと思っていて決してキライではないんだけれど。

 

このゴマダラカミキリが!!

柑橘やバラ、サルスベリなどの幹に卵を産み付けると一気に木が枯れるの。

 

 

5月から秋までが産卵時期で、この時期に木の幹元付近に卵を産み付け、1週間ほどで孵化。

幼虫は木の幹の中を食べ進んで、翌年の5月頃、成虫になって幹から出てくるらしい。

 

産卵されたかどうかはわかりにくいため、人間は幹からおがくずが出ているかどうかで判断するしかない。

幼虫が幹を食べ進むときに、糞とともにおがくずを外に掻き出していくらしい。

 

このおがくずが出てくるともう幼虫は結構大きくなっているらしく、専門家によると10センチほどは奥へと食べられているらしい。

木の幹の表面近く、水を吸い上げる部分をぐるりと食べられてしまうので、木は水を吸い上げることはできなくて枯れてしまう。

 

 

うちでも、7月の半ば。

 

 

昔からカミキリムシの被害は母から聞いていたけれど。

今年はイチジク挿し木2年目なので、私もすごく警戒をしていた。

なんといってもカミキリムシはイチジクが大好きなので。。。

 

そんな折、何気なく、みかんの木もカミキリムシ対策をしないとなあ~と木の下に潜り込んでいたら。。。

 

 

目の前にボタボタボタと、3匹のカミキリムシが枝から落ちてきた。

 

 

な、な、な、なんと!!!!

一気に3匹っっっ。

 

 

私は絶叫して、母を呼び、カミキリムシがいたっっ!!!と報告。

 

捕殺は絶対にせねばっっ!!!

でも、あんな大きな虫を殺すことなんてできない。

大きすぎて。。。

 

オロオロしていたら、母がやってきて、瞬時に捕殺してくれた。

母、つっ、強い!

死骸を渡されるも、ビビりまくる私。

 

 

しかし、カミキリムシを見たら、産卵されていると思え!だそうで、みかんの木は非常事態。

頭の中でサイレンが鳴りまくってる。

 

 

その後、カミキリムシ対策の農薬を産卵場所になる幹元にかけ、数日後、ガットサイドSという塗り薬もハケで塗った。

 

 

そっからはもう、毎日、庭全体も点検しまくることに。

 

 

そうしたら、サザンカの幹元におがくずを発見。

 

花を長期間たくさん見せてくれたサザンカだったのに。

幹元が食べられているとは、、、。

周囲に宿根草を植えているので、それが幹元を隠していてみつけられなかった。

 

 

このままでは枯れてしまうと、必死で幼虫を探して退治した。

 

 

うちのサザンカの場合は、薄皮の一枚下をぐるりと円を描くように幹を食べられていた。

検討をつけて、外から皮をガリガリと削るとボロボロとおがくずが落ちて、その中に幼虫をみつけることができた。

 

幹の中を上や下へと潜っていく場合もあり、そういうのは見つけにくいし捕殺しにくい。

 

サザンカは二本あるんだけれど、二本ともそんな状態だった。

 

幼虫は捕殺したけれど、念のため、カミキリムシの幼虫退治のキンチョールEを穴に噴きつけておいた。

 

サザンカに産卵するとは知らなくて。

その横のサルスベリばかり警戒していた。

薔薇も椿やブルーベリーも要警戒。

 

 

この夏は、カミキリムシとおがくず探しが日課。

キンチョールEを持って。

 

 

キンチョーさんに心からお願いしたい。

 

カミキリムシホイホイを作ってほしい。

困っている人は多いと思うの。。。

 

 

ちなみに、薬をかけたり、塗ったりしていた時、母はなんだか背中が痛いの~と顔を曇らせていた。

 

数日前に直径20センチ3メーター近くの大木を伐ったり抜根したりしていて。

もちろん、私も一緒にだけれど。

朝の5時くらいからひとりで夢中でやっていたことも。。。。

その時はなんともなかったけど、徐々に痛みだし、様子見をしていた。

 

その後、病院にいくと脊椎骨折だと診断された。

多分、木の伐採の時に骨折したんだろうと。

 

 

お医者さんを前にして、直前までカミキリムシ退治で奮闘していたとは言えず、黙り込んでいた母と私。

 

 

しかし、かかりつけのお医者さんには雰囲気でわかったようで。。。

「甘くみてはダメ」と温厚な先生に注意されてしまった。

 

 

今後は、ずっと寝て養生するようにと念を押された。

 

 

なので、カミキリムシの監視は私がひとりでやっている。

幸い、成虫は当初の3匹のみ。

おがくずも怪しいのはあるものの、幼虫がいたことはない。

 

 

幼虫がいたサザンカ、らせん状に20センチ近く幹を食べられていたけれど、いまのところ、枯れる気配はなし。

 

良かった。

 

ガーデニングにはまって植物がどんどん増えていっていたけれど。

それはもうほどほどにして、新旧の植物を一本一本を大事にしていこうと思ったカミキリムシ騒動だった。

 

 

まだまだ要警戒の日々は続く。。。

しっかり管理しないとね。。。

 

 

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