【大阪都構想ぜひ読んでほしい】とうとう二度目の都構想住民投票が目前に
都構想の法律が、まず、法務省で承認。
先週は、府議会で可決され、3日市議会でも可決された。
これにより、60日以内に住民投票をしなければいけないことになった。
その日は、11月1日。
橋下さんが懸命に推進した大阪都構想。
今度は、松井市長と吉村知事の手で行われる。
投票するのは、以前同様、大阪市民。
大阪市民のみなさんの肩には重責がかかっている。
大阪は長い衰退の時を過ごしてきた。
大阪市は政令指定都市になり、府と同じ権限を持つようになった。
それにより、大阪府とはライバル関係となり、なにかにつけて競い合い、縄張り争いをするように。
施設も、ビルも、なにもかもふたつずつ作ってきた大阪。
大阪府と大阪市の二重行政は、多くの税金を無駄遣いし、大阪は自滅していった。
無駄な箱モノに税金を投入し、競うように作り、破綻させ、借金を増やした。
若い人たちは知らないだろうけど、そんな大阪の状況は「府市あわせ(不幸せ)」と揶揄され続けてきたの。
企業にも、住民にも、良い環境を作れず、多くが大阪から逃れていった。
悲しくて、虚しい。
過去の大阪。。。
私自身もずっと大阪の衰退を見ながら、どうすることもできず、背を向けてきた。
衰退するなら衰退すればいいと投げ出していた。
衰退させ続けてきた政治家などまったく信用できなかったのは言うまでもない。
一般の有権者が背を向けている間に、限られた人々が利権を手にし、やりたいように牛耳り、大阪を食いつぶしていった。
そして、あと数年で、大阪は夕張のような財政再建団体になると囁かれはじめた10年前。
大阪の歴史に橋下さんが登場し、維新ができた。
覚えてる?
あの頃のこと。。。
橋下さんは命がけで大阪を生き返らせていった。
大げさに言ってるんじゃない。
ほんとに命がけの仕事をした。
その仕事のおかげで、萎れて枯れかけていた植物が、少しずつ息を吹き返していくように。
大阪は良くなっていった。
その変化に目を見張り、期待を抱きつつ、見守っていた人たちはとても多かったはずだ。
橋下さんや松井さんの下で、自分も大阪の復興に尽力したいと仕事を辞めて議員になった人も多い。
大阪知事と市長を維新でそろえることができたので、二重行政は解消する方向ですすめられた。
府と市でいろんなものが統合され、無駄は省かれ、より強力な組織として誕生していってる。
けれど、まだまだ道半ばだ。
知事か市長、どちらかが維新でなくなれば、間違いなく、この大阪は停滞する。
大阪市と大阪府は、ただちに昔のように縄張り争いをはじめる。
いまのように連携して物事を進めるなんてことなくなる。
これは断言できる。
大阪の選挙で、維新 VS 維新以外のすべて党で戦っているのがその証拠。
維新以外は、みな、昔に戻りたいの。
そのための選挙を毎回、必死にやってくる。
大阪都構想の住民投票もそうだ。。。
たまに都構想なんてやめて、話し合いで解決すればいいじゃないという人がいる。
前回、住民投票が否決された後、橋下市長と松井知事は、都構想反対派に譲歩した。
反対した党派の意向に従い、大阪府と大阪市を統合して問題を解決するための部署、「府市統合本部」は解散となった。
この「府市統合本部」というのは、橋下さんと松井さんによって設置された、まさに二重行政を解消するための事務局。
府と市の精鋭の職員を100名ずつ集めて、この問題に取り組んでいた。
大阪の希望の象徴のような部署だった。
これが住民投票の否決で、他党から「必要ない」との批判で解散させられた。
大阪が元気になったと実感していた私は、橋下さんが政治家引退する上、この事務局も解散させられると知り、絶望的な気分になった。
このブログだって2か月近くお休みしてしまったよ。
その後、自民党が中心になって推進する「大阪会議」が設けられた。
これは、大阪都構想の対案として住民投票の際に自民党から出されていたものだった。
ようするに、都構想などしなくても、話し合いで解決できるじゃないかという提案。
それが、フタを開けてみると…。
この「大阪会議」は年4回だけの会議。
大阪市、堺市、大阪府の首長と数名の議員だけが参加するもので、「府市統合本部」のような事務局の設置は拒否された。
しかも、3自治体のひとつでも反対すれば、そこでの話し合いは終了。案件は消滅する。
なにより、自民党や他党によって、二重行政は存在しないから、もう話し合う必要はないと議論さえ拒否された。
年4回、中身のまったくない話をするだけ…。
だから、事務局を設置する必要もないのだ…。
これで、どんな改革が進むというのか…。
そんな「大阪会議」では、永遠に大阪の課題に向き合うことはない。
議題として取り上げる気もないのだ。。。
結局、この「大阪会議」は、思うように段取りを進められない自民党サイドが出席をボイコットして消滅した。
主導していた自民党サイドのボイコット。
「大阪会議」は言い出した人たちに否定され、跡形もなく消滅した。
だから、都構想をやめて、話し合いをすればいいというのは、ムリ。
すでに、前回の住民投票のあと、話し合いは「大阪会議」で試みられ、ムリだとはっきりと結論が出ているのだ。
そのことを知らない人が多いのはとても残念。
大阪は府と市で、話し合うなどできないの。
大阪はふたたび、衰退の方へ向かってしまうのか。。。
その危機感から、維新の若手が奮起し、松井さんが先頭に立ち、大阪都構想はふたたびよみがえった。
橋下さんの要請を受けて、吉村さんが後継市長としてそれに加わってくれた。
知らない人が多いけど、吉村さんは、前回の都構想案も携わり、今回の都構想案をも作り上げた人だ。
そして、、、。
選挙の公約に掲げ、大量得票し、大阪都構想は復活した。
その後、Wクロス選挙も行われ大勝。
これにより公明党の協力も得るようになった。
この11月1日。
松井市長と吉村知事で、もう一度、大阪都構想の住民投票に挑戦する。
ちなみに、「府市統合本部」は「副首都推進本部」という名前になって、あらたに設置されている。
二重行政を解消し、府と市をあわせて行政をスリム化して無駄をなくしていく。
大阪都構想は、大阪市役所が担ってきた大規模な広域行政などを大阪府庁へ移して一元化する。
これで、二重行政をなくすという行政改革。
そして、大阪市役所は4つの特別区役所となり、住民サービスに特化していく。
これにより、保健所、教育委員会、児童相談所などが、4つでき、よりきめ細かい住民サービスを実現できるようになる。
区長や区議を選挙で選ぶので、より住民が望むサービスを提供できるようになる。
これは、東京都の都と特別区の制度と同じ。
都と特別区で、仕事の役割分担し、かぶらないようにする。
すると、役所の権限がかぶらないので、もう二度と縄張り争いによる二重行政は起こらない。。。
ちなみに、大阪都構想は、東京都の都区制度を研究し、もっと進化させた案に仕上げている。
なので、東京都の都区制度の問題点はすでに解消済みだ。
大阪市のみなさん。
今のままでは、絶対にいつか、昔の大阪に逆戻りしてしまう。
そうならないために、根本的な行政改革に挑戦しましょう。
この10年、大阪がよくなったと思うなら、大阪都構想に賛成を!
こんなチャンスはもう二度と来ない。
松井市長と吉村知事の責任のもとで、この行政改革を進めていこう!
もう二度と、橋下さんのような稀有な政治家を失わないように。
真剣に考えてほしい。
もう二度と、昔の衰退した悲しい大阪には戻らない。
大好きな大阪を、この先も大好きでいよう。
ここから、2か月。
これが、最後のチャンス。
大阪のためになると思うからこそ、多くの人たちが10年の長い時間をかけて、必死に推進してきた都構想。
こんなしんどいことを誰が必死になって推進する?
これからの大阪のためだからだよ。
ちらっと聞いたようなデマ話を鵜呑みにせず、しっかり考えてほしい。
しっかり考えて、この大切な、大切なチャンスをつかんでほしい。
特に、若い人、目を背けないで。
あなたの1票が、確実にこれからの大阪を作っていく。
自分たちのために、このチャンスをつかんで大阪を動かしていくんだよ。
その1票を絶対に無駄にしないでね。
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