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2019年4月26日 (金)

堺の竹山市長が辞職 政治資金疑惑で

大阪府知事、大阪市長、統一地方選挙の前後半が終わったなと思ったら、なんと、翌日に堺の竹山市長が辞職。

にわかに、騒がしくなってきた。

竹山市長の政治資金収支報告書の記載もれの問題。

2月にこの記載もれがNHK大阪の調査で発覚。

その後、記載もれ総額が2億超えることに。

4月15日には、正確な政治資金収支報告書と6割行方不明だった領収書を竹山市長サイドがすべて用意。

これが正しい報告書と領収書ですと胸を張ったが。

各マスコミがその内容を分析すると、あらたなもろもろの問題が噴出。

とうとう、竹山市長を守ってきた、自民、公明、ソレイユ堺が辞職要求の会見を開き。

その直後、竹山市長が辞職を表明した。

23日には議員総会で15日に公表した報告書への審議が行われる予定で、その前日の辞職。

維新は辞職しても、23日の議員総会を開こうと主張したが、辞職という責任を取ったのだからと、自民、公明、ソレイユ堺などは拒否。

疑惑に対して、真相追及はされないまま、終わってしまった。

反維新の会派は、最後まで市長を守ったというか、なにかを暴露されたら困るから幕引きをはかったのか。。。

とても、怪しい結末になった。

ツイッターなどでは、大阪地検も動かないだろうと予測する人が多い。

でも、いち市長のもとに、なぜそんな多額なお金(寄付金)が集まったのか、何を期待して寄付金を出したのか、それがどのように使われたのか全容解明するべきだと、橋下さんや辛坊さんも、このまま終わらせてはいけないとツイッターでつぶやかれている…。

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しかし、2億3000万円超える政治資金収支報告書、記載漏れ。

こんな大きなお金がいい加減な会計処理の中でうもれてしまってる、それでも検察って動かないんだねえ~。

なんだかそのことに驚いた。

元々、政治資金って、政務活動費とは違って税金ではない。

竹山市長が政治活動をする上で、パーティーなどをして集めたお金。

ただ、一般人とは違い、政治家だからという理由で税金の優遇措置を受けており、そのため政治活動の透明化をはかるために、政治資金収支報告書に1円単位まで詳しく記載しないといけないの。

読売テレビなどは、15日に公表された報告書や領収書を丁寧に分析し、スクープを連発していた。

竹山さんの政治団体から竹山さんの政治団体にお金を繰り返し移動させた領収書が何枚もあって、不明のお金も辻褄合わせをしてるんじゃないかとか。

ふたつの政治団体に同じ領収書が計上されていたりとか。

選挙近い時期の飲食代数万円の領収書があるが、その食事会には本人が同席してなかったとか。

さらに、市民が加わっていたんなら問題になるとか。

いろいろ疑惑を報道していたのに。

他のテレビ局も後追いして、疑惑に迫ろうとしていたのに、こちらも終わってしまうのかな。

これで、政治資金収支報告書がいい加減なら、いい加減なほど、政治資金規正法に引っかからないってことが判明してしまった。

あの法律はザル法だとテレビでもボヤく人多数。

でも、ザルにするかどうかは扱う人の気持ち次第なんだろう。。。

それに、法律を変えて厳しくすればいいこと。その責任は政治家にあるよね。

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堺の男性が大阪地検に告発状を出して、すでに2か月以上経過。

いまだに告発状は受理されてない。

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それでも、大阪地検の動きを、堺だけでなく、大阪や関西の人は注視してる。

全国的にも、ニュースになっていてより関心も高まってる。

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2億3400万円の記載もれは直近6年間のもの。

在任期間は10年弱になるから、本来はどれくらいの金額になってたんだろう…。

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