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2016年9月30日 (金)

法月綸太郎・一の悲劇 《金曜プレミアム・誘拐ミステリー超傑作》

2016年9月23日(金) 21時00分~23時22分放送

《 あらすじ 》

 とある住宅街で身代金目的の誘拐事件が勃発!不動産企業常務、山倉史朗(伊原剛志)の妻、和美(富田靖子)のもとにかかってきた身代金要求の脅迫。だが息子・隆史は自宅にいた。そこへ近所に住む冨沢路子(矢田亜希子)から電話が…誘拐された子供は隆史ではなく茂だった!

  連れ去るべき子供を間違えた誤認誘拐。史朗は身の代金受け渡しに向かうが、警察の存在をかぎつけられ、犯人との接触に失敗。結局、茂は無残な姿となって発見されてしまう…。

 法月貞雄警視(奥田瑛二)のもと、久能晴路警部(モロ師岡)ら捜査一課は非道な犯人を探すべく、捜査本部を設置するが、捜査は難航を極める。用意周到な誘拐計画にもかかわらず、なぜ誤認は起きたのか?やがて車両の割り出しから、隆史の実父で和美の義弟・三浦靖史(波岡一喜)が容疑者として浮上。だが、三浦には鉄壁のアリバイが…なんと貞雄の息子で、推理作家である法月綸太郎(長谷川博己)とずっといたのだ…。

 古今東西の犯罪やトリックの知識、鋭い推理力で父が抱える難事件の捜査に協力してきた綸太郎は、家政婦の小笠原花代(渡辺えり)に口を挟まれつつも、事件の解明に乗り出す。謎が謎を呼ぶ事件、さらなる関係者の殺人事件も勃発し…。複雑に絡み合う人間関係、それぞれが抱える秘密、終始張りつめられた緊張感、二転三転し明らかにされるトリック…。前代未聞の誤認誘拐事件を綸太郎が鮮やかに解き明かす!

出演者: 長谷川博己   伊原剛志  富田靖子  矢田亜希子  モロ師岡   渡辺えり  奥田瑛二   他 

【Yahoo!ドラマより】
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まず、家政婦さん、花代。 おもしろかったけど、前に出過ぎ。(笑)

右京さん、青島くん、コナンはいらないです。(笑)

最初の絶叫と、テレビ取材のためのおめかしには大笑いしたけど。

個性が強すぎて、綸太郎が地味にうもれてしまいました・・・。

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誘拐殺人事件は現代で、法月家や綸太郎は昭和な感じ。

なので、綸太郎が事件捜査に乗り出し合流すると、違和感が。

あの古いお家とか、綸太郎の日常などには興味津々だったので、昭和な感じに寄せてほしかったなあ。

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本筋の殺人事件は、子供が誘拐されて、家に刑事たちが詰めかけている中、となりのガレージでその誘拐した子供を、家人が殺しているという・・・結構、壮絶な内容。

妻が、夫の浮気相手との子供を殺すなんて、憎しみがどんどん鋭く尖がっていって、子供を突き刺した感じで常軌を逸してましたね。

最後の謎解きで、そこに至るまでの思いを切々と語る和美。

夫の裏切りが、妻が流産で苦しんでいる時ですから、たまりませんね。

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その夫。

誘拐事件に巻き込まれ、階段から落ちて気絶。

殴られて気絶。お腹を刺されて病院に運ばれる・・・と、とことん痛みつけられています。

なぜ、こんなに夫が満身創痍になってるんだろう?と不思議だったんですが、和美の動機を知ったら納得してしまいました。

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ただ、最後の謎解きシーンが綸太郎と和美だけ。

で、綸太郎は和美の自殺をとめられなかった。

そこは、少なくとも夫と浮気相手はいるべきだったと思います。

和美が苦しんだこと、聞かせないと。

2サスの掟を破ってはいけません。(笑)

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ところで、あの綸太郎のお家。

古くて繊細な日本家屋。素敵でしたね。

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綸太郎の部屋には小部屋があって、そこにはクイーンっていうネコがいるんです。

綸太郎が執筆するときや夜の間は、そのネコ部屋で過ごしてるみたい。

普段は、綸太郎の部屋でゴロゴロしていて、花代にだっこされて居間や台所へ連れていかれるという感じなので、お家の猫というより、綸太郎の猫なのかな。

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それにしても、花代って住み込みなんでしょうか、それとも通いなんでしょうか。

花代がとても楽しそうなんで、気になってしまう。

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父親の法月警視も、綸太郎も無駄口をたたかない静かなタイプ。

その中で、花代がひとり激しくしゃべりまくってます。

ああいう感じだと大抵は、聞き流されるもんなんですけど、警視も綸太郎もやさしくて、ちゃんと話を聞いていて返事してるんですよね。

あのお家、花代が一番、居心地よさそうです。(笑)

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法月綸太郎が活躍する小説はほかにもあるので、またドラマ化されるといいなあ~。

その時には、花代に負けないくらいキャラを個性的にしてください。(笑)

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受信: 2016年10月 1日 (土) 06時57分

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