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2016年8月20日 (土)

ON・異常犯罪捜査官 藤堂比奈子 第6話 感想

あらすじ 8月16日放送分(第6話) 

公園で、地面の穴に下半身がはまり、口内に大量の100円玉が詰め込まれた他殺体が見つかる。解剖すると、被害者は無理やり100円玉を飲み込ませられており、胃にも充満した硬貨は約100万円分もあった。聞き込み中、比奈子(波瑠)と厚田(渡部篤郎)は道で転んだ老人・稲富(浜田晃)と出会い、家まで送る。稲富が暮らすのは、老人同士のシェアハウスだった。数日後、再び口に100円玉を詰め込まれた遺体が見つかる。

【Yahoo!ドラマより】

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5話があまりに衝撃的だったので、比奈子にもあきらかな変化がみられるものと思い込んで見ていたんですが、普段どおりの比奈子でしたね。

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中島の復活にも、中島に会いに行けといわれても、驚く様子を一切見せないところは、比奈子の素が出てきてるともいえるのかな。

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見ていて、比奈子の気持ちが大きく動いたのは、東海林に「おまえ人殺しの顔してる」って言われた時かな。

この時だけはちょっと追い詰められたような悲しい表情をしてましたね。

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一方、比奈子の周囲では大きな変化が!

東海林と上司の厚田は、比奈子への接し方がかなり変わってきています。

見抜かれてますね。

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中島は警察から事情を聴かれています。

「僕はすべての殺人犯を許すことができなかった。

どんなに凶悪な殺人を犯した人間でも、生きていればいつか、その魂が救われる日が来るかもしれない。

僕はそれが耐えられなかった・・・」

「だからあなたが裁いたと?」

「いえ、僕の行為はただの殺人です。

抱いていたはずの正義感や使命感、怒りや倫理は、いつしか殺したい相手を殺せる喜びにとって変わっていましたから。

わかっています。それでも僕の罪はかわりません。

この頭の中の腫瘍は僕の犯した罪のあかしです」

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●もう、冒頭から軽くへこみました。

やっぱり自殺行為。自分の頭にも腫瘍をつくっていたなんて。

とても怖い・・・。

殺人犯である自分を絶対に許さないという強固は決意・・・。

でも、4話で言っていたことの整合性はとれますね・・・。

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中島の事件から、比奈子は職場で腫物を触るように扱われています。

倉島は比奈子を励まそうと積極的に声をかけていますが。。。

ただ、東海林だけは監視するような目で比奈子を見ています。

「おまえ、まじでへこんでるの?中島先生のこと」

「そんな風に見えませんか?」

「見えるよ。けど、うそくせえなと思う。

しばらくコンビを組んでみて、少しわかってきたわ。

こうして話していても、おまえの本心が見えない。

現場では何度か見た気がするけどな、おまえの素の顔」

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●そんな風に見えませんかって・・・比奈子、職場でへこんで見えるように演技してるのか・・・。ガ~ン。それともおどけてみせたのか。

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上司の厚田は、中島との最後の会話を同じ場所にいて聞いていました。

その時の比奈子にむけた鋭い視線。かなりキツイ。

さらにひとみの死(1話)の時の反応についても疑問をもっている様子。

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「おまえさん、大丈夫じゃいけないことで、大丈夫そうだからなあ~」

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何気ない言葉だけれど、厚田は比奈子のことを見抜いてる。すごい。

さすがベテラン刑事。

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比奈子は石上から、中島が不起訴になり、今は厚労省の精神・神経研究センター(SNRC)に入院措置になっていると聞かされます。

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「精神疾患、神経疾患そのほか人体にかかわることなら何でもありの研究施設。

表向きにはね。

裏の顔は罪を犯した天才科学者や普通の罪状では裁ききれない猟奇犯罪者なんかの隔離強制施設よ」

厚田の発案で、増え続ける猟奇殺人に対策班が必要となり、専門家の協力がほしいということで、中島はその施設から捜査協力することになったそう。

窓口は比奈子。厚田が比奈子にその担当をさせたのは、単純に比奈子の様子を見て、中島と関わらせた方がいいと判断したせい。

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「あの人ね。あれで鋭いところがあるのよ」

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●ということで、中島が施設の中から捜査協力。

5話で破滅的な最後を迎えたのに、わりとスムーズに戻ってきました。

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でも不思議ですよね。中島は連続猟奇自殺を仕組んだ犯人なのに、積極的に比奈子に関わらせようとするなんて。普通なら遠ざける。

厚田は比奈子の演技なんて感覚的に気づいてるんでしょうね。

中島が比奈子のカウンセリングをしていることも。

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比奈子は捜査の状況を中島に報告。

中島から依頼をされたことをも捜査して結果をメールで知らせます。

それで、しばらくすると中島から潜入結果が送られてきます。

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「リッチマン殺人事件」

マスコミにそう呼ばれるようになったこの事件は、100円玉を特殊な器具で口から流し込まれ、胃にも大量に詰め込まれていました。

被害者は詐欺師ふたりと暴力団の組長。

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中島のプロファイリング(潜入)の結果はというと・・・。

「結論から言って今回の事件は猟奇脱人というより、猟奇的な方法をとった処刑。

この犯人は犯行に対する高揚感がありません。

理性的に事をすすめ、ゲームのようにミッションをクリアしている。

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また、犯行を隠そうとする意志も希薄。

第一の犯行では場所へのこだわりをアピールし、

第二の犯行ではあえて指紋をのこして身元の特定をさせた。

おそらく、昨夜の犯行ではよりわかりやすいアピールが存在するはずです。

犯人は異常猟奇殺人犯の仮面をかぶった常識人であるといえます。

そして、犯人の望んでいることは・・・」

比奈子は厚田と一緒に立ち寄ったシェアハウスの老人たちのことを思い起こします。

そして、ひとりで、裏付けをとりに回ります。

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●中島の潜入結果を読んでから、単独捜査を開始し、犯人たちのところまで乗り込んでいく比奈子。

相手は老人でも5人。そんなところに単独でいかないでほしい。

ひとりで動いてるのを見る度、危なっかしくてハラハラします。

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やはり犯人はそこに住む5人の老人でした。

それぞれが家族や土地、家、事業など大切なものを彼らに奪われ、日々憎しみを募らせていたと自白します。

「金の亡者どもに金を食わせて殺してやりたい」

老人の中のひとりが、胃にコインを流し込む器具を作り出したことで、殺人計画が一気に現実にむかったと言います。

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「ただ、あなた達は手掛かりを残した。場所、指紋。

その後のぬいぐるみとゲームセンターのコインは私に情報をリークするつもりで。

止めてほしかったんですよね?

自分たちではもう止めることができないから」

憎しみより、次第に殺すこと自体に喜びを感じるようになっていったと老人たちは笑います。

「さあ、つかまえてくれ。

人の心も失った我々がこれ以上、憎しみで動き出さないうちに」

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「・・・あなたたちもそんな顔するんですね。」

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老人たちは、やってきた警察に連行されていきます。

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●中島のプロファイリングの内容と老人たちの話を聞いていると、彼らと中島自身の殺人衝動が少し似ているんですよね。

この記事の冒頭で中島が告白してますが。

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厚田は比奈子と中島の手柄だと褒めた後、言います。

「藤堂、中島先生に一度、会いに行ってきたらどうだい?

それで、おまえさんの中のモヤモヤが少しでも軽くなるんなら」

厚田は中島に会って、心の整理をしてくるといいと勧めてくれます。

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すこし離れた場所にいた東海林は、比奈子が自分に気づいたのを見て、近くにやってきます。

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「さっきの老人との会話を聞いて、はっきりわかったわ。

おまえの素の顔、人殺しとおなんじだよな」

「・・・私は刑事です。・・・まだ」

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●厚田は、比奈子にとって中島は必要だと本気で思っているんですね。

そういう意味では中島のことも信頼しているということか。

厚田にそう言われて、戸惑う比奈子です。

加えて、東海林からも衝撃的ことを言われて、もうごまかせないと思っているように見えました。

刑事でいたいのに、その職場から退場させられるんじゃないかとという悲しさを感じました。

ちょっと東海林に腹がたちますわ。

比奈子は別に今のところ変な行動をしてるわけじゃない。

こんなに東海林に警戒される意味がわかんないわと。

寝てる同僚刑事で猟奇殺人のシュミレーションしてるのはちょっとヤバイけど。(笑)

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比奈子は中島のいるSNRCへとやってきます。

机とソファーのセットしかない白い部屋に通される比奈子。

中島はカウンセリングをしていた時と同じように、穏やかな口調で比奈子を受け入れ、対面の椅子に座るように促します。

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「またお会いできるとは思っていませんでした」

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「石上先生がこのセンターに出入りしている方だったので。

ここは設備が整っているらしいので。よく利用されているそうです」

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「・・・正直、何を話すべきかわかりません」

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「僕が殺人の一線を越えていた人間だからですか?」

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「わかりやすい境界線が見えなくなってしまいました。

人を殺す人間と人を殺さない人間の。

先生の件がありましたから、今回の犯人がご老人だったことにも驚きはありませんでした。

ただ、感想はあの時と同じです」

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「彼らのそんな顔は見たくなかった?」

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「ええ、中島先生やあの人たちは殺人を犯すべきではなかったはずだと」

「殺人を犯すべき人間など、この世には存在しません」

「それでも先生は一線を越えました。

中島先生のような方がそうなら、やっぱり私も・・・」

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「今はまだ超えていない、それだけが重要だと思います」

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●前回、自殺しようとした時にも中島は遺言のようにこの言葉を言ってましたね。

殺人を犯す人の境界線が見えず、ハードルが下がったように思えて戸惑っている比奈子。

今後、ますます比奈子の予想できない人が殺人を犯してく予感。。。

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ところで、比奈子は会えると思っていなかったとか、何を話すべきかわからないなどと、中島に対してあんまりな言い方ですよね。

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自分が殺人の一線を越えてしまうんじゃないかと心配してる比奈子には感情がないのかしら?

心配してるんだから、あると思うんだけれど。

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「犯人逮捕の報告書を読みました。

老人たちの殺人のスイッチを押したのは、憎しみとその専用の器具だったのかもしれません。

僕が言うと自分のしたことの言い訳になりそうですが。

藤堂さんは?

あなたの持っているナイフのことです。

以前、いざという時のためにといってましたけど、

あのナイフはいつ?」

「高校生のころに。

あのナイフは父を殺すためのものでした」

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●今回の比奈子の夢では、事件の現場で比奈子は母と被害者を見下ろしています。

「かわいそう。どんな人でもこんなことをされるのはかわいそうよ。

それにこんなことをしなきゃいけないかった人も」と母。

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「何も感じてなかったかしれない。楽しんでいたかもしれない。

世の中にはいるの。そういう人間が。

だからあのとき。私は。。。」

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何も感じず、楽しんで人を殺せる人間は、第三者のこと?父のこと?それとも比奈子自身のこと?

母は比奈子に七味の缶を差し出して、

「ちゃんと持っていて、これからもずっと」

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父に襲われそうになったから、それに比奈子は反撃しようとしたのか。

自分を理解してくれない父を襲おうとしたのか。

いまのところ、わからないですね。

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それで思い出したんですけど。

厚田は中島の事件発覚のあと、

「どんな人間も加害者になる可能性も、被害者になる可能性もある。その現実が怖くて俺は子供を持つ勇気がもてなかったよ」と比奈子に言ってましたよね。

厚田は比奈子だけでなく、比奈子の父母の心情も理解できる特別な上司かもしれません。

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●そして、今回あらたに登場したのが、事件現場を担当する交番の原島。

この人はなんかありますね。

交番勤務だった東海林を鍛えた大先輩。

刑事いらずの原島っていわれていた人で、捜査能力はかなりのものらしい。

東海林の妹が殺された時に、情報屋を使って情報を集める方法を教えてしまったらしく、東海林の刑事人生をゆがめてしまったと後悔しているそう。

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この原島、そんなに優秀な人なら、当然、シェアハウスの老人たちの怪しい行動に気づいていたはずですよね。

黙認していたとか?

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さらに、今回、東海林はその情報屋から脅されます。

警察の上層部に自分との関係をばらされたくなかったら、最近の捜査資料と比奈子の経歴を渡せと。期限は一週間と。

情報屋も誰かに依頼されているようだったので、東海林は単独で情報屋の背景を調べることに。

けれど、その情報屋が一週間たたないうちに刺殺されてしまいます。

元々、この情報屋を使っていたのが原島みたいなので、依頼したのは原島?

でも、比奈子が本格的に捜査する前から、原島が比奈子のことを知りたがっていたことになるのでおかしいんですよね。

これから、まったく知らないキャラが登場するんでしょうか。

その人はきっと、比奈子を利用しようとしてるんでしょうね。

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●最後に、オープニングんの「ON」から入る映像がめちゃめちゃカッコいい!

カッコ良すぎて、惚れ惚れしてます。

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●ON異常犯罪捜査官・藤堂比奈子

※過去の記事

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話

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