重版出来! 第8話 感想
あらすじ 5月31日放送分(第8話)
年間収益目標を役員に提出する「年度計画会議」に出席した和田(松重豊)は、厳しい出版不況を実感。心(黒木華)は和田から、中田(永山絢斗)のネームを「魅力に欠ける」と一蹴され、途方に暮れる。そして、中田だけではなく大塚(中川大志)までネームで行き詰まってしまう。一方で和田は電子書籍化の許諾を得るため、牛露田(康すおん)の家に通っていた。漫画も描かず酒浸りの牛露田を、娘のアユ(蒔田彩珠)は軽蔑して…。
【Yahoo!ドラマより】
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なんと! 赤江珠緒さんが女優デビューしてるじゃないですか!!!
しかも、重要なシーンでいい表情!まったく違和感ナシ。器用ですね~。。。
それといくえみ稜さんの絵があった~~!
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と驚くことが多々あった8話ですが、またまたの感動作。
涙ボロボロ。8話めちゃめちゃ良かったです。
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酒浸りの牛露田をアユは軽蔑しています。
心との交流で少しずつ気持ちが動いていきますが、けれど、漫画のために家庭をないがしろにした父親へのわだかまりは消えることがありません。
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それを聞いた和田はアユに母親の思い出話をきかせます。
田舎の書店で声をかけられ急遽、サイン会になって、子供たちにサインをする牛露田を、母親は心からうれしそうにみつめていたと。
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「お母さんはお父さんの夢の犠牲になったわけじゃない。
お父さんと一緒に同じ夢を見ていたんだんじゃないかな」
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アユは幼い頃を思い出します。
思い出の中の母親は父親の漫画のキャラを描いては笑っていたことを。
ボロボロ泣くアユ・・・。
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もうね、ここで鼻水出ちゃうくらい号泣しました。
号泣しながら、「あら?」と母親役が赤江さんだと気づいて仰天。
でも、いい表情だったので、ますます泣いてしまいました。
これ、仰天が勝ってたら、感動が一瞬にして遠のくところでした。(笑)
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お母さんを亡くして一番、寂しく、つらい思いをしていたのはお父さんなんですね。
最強の支えをなくしちゃったんだから。
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他にも、小泉からこんな熱心な書店員がいるという手紙を読んだ漫画家が、その書店員、河(濱田マリ)に会いにくるシーン。。。
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ここでまた号泣。
私は書店員さんと漫画家さんが出会うシーンにほんと弱い。
なぜなんだろう。自分でも全然わからないけれど。
涙のスイッチ入れたみたいに、簡単に涙が出る・・・。
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そして、ラスト。
牛露田の漫画をはじめて読んで、おもしろかったと笑顔を見せるアユに、またまた号泣。
ここで泣きじゃくりました。
これからはアユが牛露田を支えてくれそう。
酒浸りで字も震えて書けなくなっている牛露田ですが、晴れ晴れとした表情で、希望がもてそうな予感が伝わってきました。
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8話とても良かったです。
そうそう。中田のネームが魅力に欠けると言われていた問題は。
中田の心の中で変化が起こってきます。
心の中に強靭な壁を作ることで、自分を守ってきた中田。
それは過酷な少年時代を生きるために無意識のうちに作り出したもの。
でも、それでは人に共感してもらえる作品はできない。
中田は沼田との出会いで、その壁を少しずつ消滅させていきそうです。
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「沼田さんの作品は素晴らしかった。
なのに沼田さんはボクになりたいと言い、プロになれずに辞めてしまった。
どうしてですか?」
自分以外に興味をもたなかった中田が沼田を通して、他の人を知りたいと思い始めています。
それは三蔵山先生によると。。。
ここを抜けたら、中田は心が解き放たれて自由になれる・・・そうです。
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どんな風に乗り越えるのか、気になります。
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●重版出来!
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