あらすじ 12月5日放送分(第9話)
今日子(新垣結衣)の寝室の天井に書かれた文言を見て以来、厄介(岡田将生)は法郎(及川光博)が今日子を閉じ込めているのではと怪しむが、証拠がない。そこで、法郎の過去を探ることに。一方、今日子は会社社長・結納坂(要潤)の依頼を受け、行方不明の副社長がオフィスの床に書き残した暗号解読に挑む。そして、それがダイイングメッセージだと見抜き、ある手段に出る。その夜、厄介は今日子と映画に行く約束をしていたが…。
【Yahoo!ドラマより】
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今日子の黒髪、似合わな~~い。違和感ありすぎ。
絶対に白髪の方がいい!!
今回は衝撃的な展開に大ショック。
私がはまっていたのは、厄介やサンドグラスの面々が今日子を温かく見守るほのぼの話だったんだと、よくわかりました。
厄介の恋がどんな風に今日子に受け入れられていくかが一番の関心事でした。
まさかこの世界全体がガラガラと音をたてて、崩れていきそうな展開になるとは!
やだわ~、心配だわ~、どうなるの~~???
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今日子って、掟上今日子、すべてが偽名だったんですね。
今日子自身が本名を隠してた。そして、自分の本来の素性はわかっているんですね。
企業秘密といって言わないだけで。
でも、事情があって元の家族や住居には戻れないんでしょうね。
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社長、結納坂のところへやってきた今日子は事件を解決。
ロッカーに隠された縁渕の死体を発見し、結納坂自身が犯人だと暴きます。
その推理の流れを見ていた結納坂は、今日子に謝ります。
「だましてごめん」
結納坂はすべては自分が仕組んだお芝居だと種明かしします。
死体も偽物・・・。
殺人犯とふたりきりのやりとりに緊張していた今日子は驚きで目を丸くするばかり・・・。
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今日子が謎解きしたのは、4年前に実際に起きた殺人事件でした。
しかも、今日子が解決した事件。
結納坂はその事件を事細かに再現するため、事務所を借り、内装をそれらしく整え、人を雇って死体役までさせていました。
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結納坂はそんなことをした理由を話しはじめます。
先週、彼は街で偶然今日子を見かけ、失踪した婚約者をみつけたと慌てて声をかけた。
けれど今日子はあっさり否定。
あきらめきれなかった彼は今日子の身辺を調査し、忘却探偵と呼ばれていることをしり、この事件を再現して、今日子に仕事を依頼したという。
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今日子が4年前と同じように推理してこの事件を解決したことで、たしかに自分の婚約者だと確信したと喜びます。
結納坂は殺人犯の名字で、本名は澤野信二といい、結納坂に殺された縁渕の親友だったとそう。
今日子とは事件を解決した後、親しく交際するようになり、結婚の約束をした。
その直後、今日子は行方不明になったとか。
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「君は僕の婚約者の今日子だ!」
澤野は自分の元に戻るように熱心に今日子を説得します。
けれど、今日子は信じようとはしません。
「記憶がリセットされる前に、私達が婚約していたのなら、なぜ私はあなたのことを覚えてないんでしょう?」
尋ねる今日子に、澤野は今日子の記憶がどんどん失われていってるからではないかと指摘します。
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今日子にとっては、探偵業を営む上での知識の基盤も、生活を正しく維持させているのも、すべてリセットされる前の記憶があるからこそ。その記憶が少しずつ失われていっているから、自分と交際した覚えがないのでは?・・・こんなことを言われると大変な衝撃でしょうね。
まして、今日子自身、記憶がリセットされるようになる直前の記憶があやふやでわからないのですから。
でも、8話の今日子の回想で、今日子がトンネルのようなところを走ってるシーンが何度も出てきましたよね。誰かから逃げているようなシーン。
多分、あれが最後の記憶。
ということはその記憶はずっとあるということで、忘れていっているわけではないはず。
なのでやはり記憶がなくなっているという指摘は今日子にはあてはまらないといえますよね。
この縁渕殺人事件も、記憶がリセットされるようになってからの出来事かもしれない。
すべてが今日子の素性を知っている澤野の作り話かもしれないですよね。
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今日子は、「(厄介との)約束があるので・・・。なんといわれようと私は今日の私を信じます」とさっさとその場から立ち去ろうとしますが、澤野に力づくで連れ去れてしまいます。
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これは誘拐でしょう。なんて乱暴な。
一度、家に帰らせなかったのは、誰かに相談されると困るから。
有無を言わさず、すぐに連れ去った。こんなの婚約者じゃないわ・・・。
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今日子は体のメモを消されてしまうと、厄介はもちろん、サンドグラスの面々やあの部屋にも戻れません。というか存在自体が消えてしまいます。
恋も恋愛も不要と、親しい人を作らず用心深く生きてきたのに、力づくで連れ去られてしまうとか。もうどうしようもない・・・。
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一方、厄介は、今日子のことを知るために、サンドグラスや法郎のことを調べていたのですが、途中から法郎が「義理を通す必要もなくなった」と真相を教えてくれます。
法郎は厄介に新聞を渡し、自分のスポンサーであった能条空真の死亡記事を見せます。
法郎は京都にいた時、大阪の資産家、能条に東京の洋館の管理人になってほしいと雇われたそう。
仕事は探偵の仲介業をしつつ、探偵今日子を守ること。
塗も同様で、彼は月に一回、今日子のことを報告していました。
ただ、私書箱宛てに報告書を送るだけで、相手が読んでいるのかもわからないとか。
能条は二人と接触することはなく、自分と今日子の関係を誰にも察知されないようにしていたそう。
二人とも知っていることはその程度で、今日子の部屋の文字を誰が書いたのかなんて、結局能条が亡くなった今、永遠の謎になってしまったと法郎。。。
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塗は須永の別荘近くで撮った今日子と厄介の写真を報告書に添えてました。
観光バスを貸し切ったり、洋館を大改装したり、法郎や塗を雇って今日子を見守らせたり、能条は相当なお金持ちですね。
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法郎から真相を聞いた後、厄介は今日子との初めての映画デートのために待ち合わせ場所に向います。
けれど、その日、デート場所に今日子が来ることはありませんでした。
翌日、厄介は今日子がその日、サンドグラスにも戻ってないと知り、行方を捜し始めます。
けれど、手がかりは途中で途絶え、打つ手はなくなります。
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そして10日後。
街で偶然、黒髪の今日子を見かけます。
慌てて、声をかける厄介に、「掟上今日子って誰ですか?」と・・・。
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ガーン、厄介が悲しすぎる。
でも、今日子だって約束の場所へ行こうとしていたのに。
うれしそうに待っている厄介と、拉致される今日子。すごく切ない展開でした。
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結納坂とふたりきりの現場は、緊張感がビシバシ。
こんな状況、危なすぎる。やっぱり今日子には相棒が必要だわと思っていた矢先、強制的に連れ去られるという・・・。(泣)
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能条は今日子のおじいちゃんかな。
もしおじいちゃんだったら、塗が送った今日子と厄介の写真を見たかな。
3年たって、今日子にも恋人が・・・。きっと喜んでいたでしょうね。
このおじいちゃん、ものすごいお金持ちみたい。澤野はその能条が亡くなった途端に近づいてきたってことは相続のために近づいた可能性も。
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妄想がかなり入ってます。
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しかし、今日子の立場って怖いです。
連れさられて、体のメモを消されたら、もうサンドグラスにさえ、帰れない。
サンドグラスがあったことさえ、記憶になくなってしまう。
それを悪意をもって利用されたら、もうどうしようもできない。
能条がもしおじいちゃんなら、推理の得意な孫が楽しく過ごせるようにと天井の落書きを書いたんでしょうね。
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今日子はワクワクした表情で毎朝、「己の武器は直感とこの身ひとつ!私は掟上今日子!探偵!」と探偵業に勤しんでいましたもんね。
それはおじいちゃんの狙い通りだったかも。
直感の鋭い今日子の事だから、なんとか危機を切り抜けてサンドグラスに戻るんじゃないでしょうかね。
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この9話。
何気に7話との対比になってる気がします。
須永の本を100冊読むという挑戦をした回の7話。
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7話で厄介は今日子のことを思って涙を流しながら今日子の体のメモを消してました。
こんなことをして金輪際会ってもらえないだろうと覚悟を決めながら。
それに比べて澤野は有無も言わせず強引に連れ去り。
騙してやろうと今日子が記憶を失うのを待っている。
当然のことながら、厄介とはまったく真逆の存在。
私は澤野が婚約者だというのはウソだと思っているので、そっち方向で妄想してますが。
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きっと今日子は厄介の時同様、寝たフリをして状況把握してることでしょう。
そうでなくても、毎朝、自分の状況を正確に把握する今日子のことだから、澤野のことも毎日、疑惑の目で見ていることでしょう。簡単に人を信じないし。
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厄介が信じられる人だと腕に書いてもらえるまで7話かかってるんですよ?
簡単に澤野のことを信じるなんて到底思えません。
今日子は、探偵、掟上今日子と生きていることが、しっくりくると言ってましたから、また探偵、掟上今日子に戻ると信じています。
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●掟上今日子の備忘録
※過去の記事
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
◆最後まで読んでくださったんですね。ありがとうございます◆
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