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2015年12月 1日 (火)

掟上今日子の備忘録 第7話 感想

あらすじ 11月21日放送分(第7話) 

先ごろ心不全で急死した推理小説家・須永(原岡見伍)に、自殺説が浮上。今日子(新垣結衣)は厄介(岡田将生)を通し、出版社社長の特命を受ける。それは、遺作となった発売間近の100冊目の著書から、自殺ではないという確証をつかんでほしいというもの。最後の1冊だけでなく、全作品を読むと意気込む今日子のため、部屋に99冊を運び込んだ厄介はさらに、全て読み終わるまで眠らないよう‘見張り役’を頼まれるが…。

【Yahoo!ドラマより】

 

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須永昼兵衛の想い人、朝美が縁側で歯を磨き、大きな伸びをしている姿を見て、涙がボロボロ。

もう号泣モノでした。

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須永は17才の頃、おつきあいをしていた同級生が病死。

その女性を自分の作品の中にこっそり登場させ続けていました。

シリーズモノではない単体の7冊の作品の中で。

作品の中の彼女は、年をとり、結婚し、農家のおばちゃんとなり・・・。

とても平凡で、幸せな人生が送っていました。

須永はその女性と共に、作品の中で40年以上を一緒に生きてきたそう。

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ずっと女性を想い続けていたのかもしれない。

だから一生独身でいたのかもしれない。

須永の深い想いがドラマの中に浮かび上がり、何ともいえない感動があふれました。

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その朝美の人生はまだ終わっていない。

だから、須永は自殺したのではない。

今日子はそう結論づけ、出版社の社長もその答えに納得してくれました。

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厄介は、須永の深い想いに触れ、自分の今日子への想いを重ね、自分も儚く消えていく彼女の日々を書き綴っていこうと思い立ちます。

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「先生が朝美さんの人生を人知れず紡ぎ続けたように、今日子さんの日々を僕の手で・・・」

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ほんとにワトソンになっていく厄介でした。

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須永の100冊の本を読むと意気込んでいた今日子ですが、結局5日徹夜するものの読破は断念。

二人とも寝てしまいます。

しかも今日子はお風呂で冷水を浴びながら爆睡。

ソファーで寝てしまった厄介がお風呂場から救出。

懸命に今日子の体を温め、息を吹き返します。

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あやういところで、今日子を失うところだったと泣く厄介。

命を落としそうになった今日子をみかねた厄介は依頼自体を断ろうと決意。

見張り役をしていた自分の痕跡を消し、今日子の体中に書かれたメモを消し去ります。

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はじめはこの半同棲生活にうれしくて仕方なかった厄介ですが、5日のうちには今日子が不機嫌になり、あたり散らされ、散々な目に。(笑)

しかも、今日子が死んでしまいそうに。

厄介が涙を流して、部屋の掃除を始めたところで、何をし出すんだろうと思っていたら・・・。

今日子がもう一度、同じ事をしないように、根本的に依頼から断ってしまおうと考えたんですね。

5日一緒に暮らしたすべての痕跡を消して、目が覚めたら何事もなかったようにと。

優秀な探偵ですから、ちょっとでも部屋に違和感があるとバレてしまう。

厄介は指紋をふき取り、排水溝の掃除までして徹底的に隠ぺいをはかりました。

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「すべて忘れてしまえばいい。

そうすればまた新しい一日がはじまる。

今日子さんを裏切る。

こんな依頼、はじめからなかったのだ。

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記憶を奪わなければ、今日子さんはまた一から同じことをはじめてしまう。

今度こそ死んでしまう。すべてなかったことにしよう。

裏切り者の僕はもう二度と今日子さんに助けを求めることはできない。

でもそれでいい」

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一方、今日子は。

厄介が泣いているところで目覚め、その状況に驚きつつ、寝たフリをしてこっそり情報収集。

厄介が部屋を出ていったあと、推理を完了。

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100冊読むなんて、自分の趣味が相当入った提案だったんですね。

熱烈な須永ファンだからやってみたかったんでしょうね。

答えは別方向から探ればすぐに辿りつけたそう。

なんだか、厄介がかわいそうに・・・。(笑)

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今日子はそれを出版社の社長に報告。

その後、厄介にも伝えました。

「どうして目覚めていたんなら、その時教えてくれなかったんですか?」

厄介は気付かずに今日子の体中のメモを消していたことに赤面します。

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「・・・怖くなかったんです。

厄介さんに体のメモを消されている間、なぜだか安心してたんです。

この人なら大丈夫。安心できるって。

多分、この人はずっと前からこうやって、私に優しくしてくれていたんだろうなって。

なんとなく」

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自分の消え去った記憶の中でも、そして、まったく知らないところでも、厄介の誠実さを確信できるってこれはすごいことですよね。

部屋全体に、そばにいる厄介からも、5日一緒に過ごした余韻が漂っていたのかも。

霊感があるとか言ってましたもんね。カンも相当鋭いし。

しかし、この状況で安心感を持てるって、かなりのもんです。

厄介、苦労の甲斐がありました。

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その日眠る前、今日子は自分の体に、こう文字を記します。

「厄介は信用できる」と。

厄介はまだ気づいてないけれど、今日子の世界に加わることができました。

サンドグラスの面々以外では、唯一例外な人になったんですね。

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そして、あらたな謎。

今日子の部屋の天井に書かれた文字。

「おまえは今日から掟上今日子。探偵として生きていく」

もしかして、今日子は本名じゃないの?

記憶を失くしてから、天井の文字のとおりに生きているんだとしたら、相当怖い状況ですよね。

これがラストに向かっての課題になるんでしょうか。

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まあ、それより直近の興味は、翌日、

「厄介は信用できる」の文字をみつけた今日子がどう反応するかですね。(笑)

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●掟上今日子の備忘録

※過去の記事

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話

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゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

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