掟上今日子の備忘録 第3話 感想
あらすじ 10月24日放送分(第3話)
前日の記憶がない今日子(新垣結衣)は、美術館に3日間通い詰め、同じ絵を長時間眺めている。警備員として働く厄介(岡田将生)に「2億円ほどの価値がある」と話した今日子だが、4日目は一目見ただけでその価値は「200万円」だと断言。厄介を混乱させる。後日、厄介の制止を振り切り、その絵を取り外そうとした老人(山田明郷)の振り回したつえで、絵は破損。解雇されてしまった厄介は、今日子に真相究明を依頼する。
【Yahoo!ドラマより】
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絵の価値を2億と言ったり、200万だと言ったり。
けれど、これには理由がありました。
厄介から二人が交わした会話を聞いた今日子は、自分が何を見てそう言ったのか、すぐにわかったそう。
普通、絵の価値が変わると、大体の人は贋作とすり替えたのでは?と思いがち。
けれど、今日子は額縁を含めた作品の値打ちとして、そう言っていたんですって。
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つまり、2億の価値があった時は、特別にあつらえた額縁が使われていて、200万円と言われた時は、レンタルの額縁が使われていたそう。
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絵を取り外そうとした老人は額縁職人でした。
老人は自分の額縁が絵に使われず、レンタル額縁だったことに激怒したんですね。
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そんなことをしたのは美術館の館長。
自分の発注ミスをごまかすために、新作の絵に老人の額縁を使ったそう。
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老人の訴えで館長はクビに。
絵が破損したことで解雇された厄介にも慰謝料を払うと言い出します。
けれど、厄介は絵が破損したことは事実なのでとそれを断ります。
今日子はそれを見て、なんと欲のない青年だと驚いたみたい。
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今回の今日子は「私が一番好きなのはお金です」といったり、
「お金は尊いものです」とやたら力説したり、ちょっとおかしかったですね。
わざと厄介に言っていたような・・・。
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最後には、何度も美術館で何度も会ったのは、私に好意をもっているからでしょう?と逆質問。
「私の毎日にはちょっとの謎とお金さえあればいいんです」とあっさり厄介をフッてしまいます。
その日に気付いた相手の好意には、その日のうちにケリをつけておくようです。
そういえば、2話の青年に対してもそんな対応をしてました。
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きっとね。
恐いんじゃないかな。。。
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ちょっとの謎とお金・・・それって生活していく上での最小限必要なもの。
騙されないためにも、できるだけ身の回りをシンプルにしておかないとと戒めているんじゃないかな。
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だって、1日で記憶がリセットされるんです。
もし相手に嘘をつかれたら簡単に騙されてしまう。
自分には特別大事な人なんていない。
そうしておけば、誰にも騙されない。
朝目が覚めたら、まっさらな自分。シンプルな自分。
それが騙されない唯一の方法だと思ってるんじゃないかな。
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それに、恋心が1日しか続かないなら、どこにも進展しようがない。
1日で人を信用することなんてできないでしょうし。
ある意味、達観しきってるんですね。
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厄介は今日子に見事に拒絶されたので、もう近づくのが怖くなってしまいます。
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けれど、ちょうどそんなところへ、あの老人から電話が。
「あの娘とお前と、二人でちょっと来てほしい」と・・・。
厄介はその呼び出しを口実にまたまた今日子に会えることに。
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視聴者からみれば、厄介は今日子にふさわしい人。
真面目で正直者。嘘をつけない人。
それに厄介にとっても今日子はふさわしい人。
降りかかる災難を蹴散らしてくれるから。(笑)
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今日子がどんな風に記憶リセットのの壁を乗り越えて、厄介を想うようになるのか、この謎の方が興味津々です。
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●掟上今日子の備忘録
※過去の記事
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