今回、めちゃめちゃ好きな回でした。
なんだろう、もうおかしくて、おかしくて、たまらん。
2話もかなり笑えて、チャーミングな回で好きだったんですが、6話もそれに匹敵するくらい好きです。
.
公式HPでは6話を絶賛配信中。見逃した方、見てみてくださいね。
.
.
人気恋愛小説家の高村(大谷亮介)が変死します。
高村は古いストーブによる一酸化炭素中毒で、書斎で本を読んでいる姿のまま亡くなっていました。
睡眠薬が遺体から検出されますが、現場にはなく、自殺、他殺の両方で、18係は捜査を開始します。
.
中でも、高村の長年のファンだった森山(濱田マリ)は、作品が大好評で、自殺する動機が見当たらないと他殺の線で捜査をしはじめます。
.
川萩係長(八嶋智人)の命令で、千波(武井咲)と設楽(TAKAHIRO)は高村家の家政婦、三田山(ふせえり)から話を聞きます。
三田村は驚くほどの推理好きで、次から次へと完全犯罪のトリックを思いついては千波たちに披露してみせます。
.
まず、高村の別居中の奥さんが犯人だと断言しますが。
実家に帰ろうとしていた飛行機の中にいたというアリバイが。
.
次は、編集者、佐渡(佐野圭亮)、が犯人だと主張しますが、指紋は高村のものだけ。手袋痕がついてなかったとして否定されます。
.
最後は、マネージャーの玉置(三宅弘城)が犯人だと苦し紛れに訴えますが。
やはり指紋がないのでと否定されてしまいます。
.
※次々と寸劇が繰り広げられるんですが、その中で高村も死んだり起きたりするもんで、もういっそのこと、その高村に聞けばいいじゃない~!と。(笑)
でも、高村自身もおぼえてないそうで、死後硬直で腰が痛いとか文句言って、寸劇参加してました。
三田山の推理寸劇がちょっと多い気がしないでもないけど。。。
でも、川萩と双葉(木下隆行)のムームー姿?が見られたのでOKかな。(笑)
.
※捜査の参考に高村の恋愛小説を読んで、その内容にキュンキュンする千波。
たまらない~と暴れる千波がかわいい。
本の内容で、ここでも寸劇。
『好きな人に恋人がいたら、君はあきらめるのか~!
それはサッカーでゴールキーパーがいたら、シュートしないというのと同じじゃないか~~!』
ここのシュートを打つのが北里(野間口徹)で、ゴールキーパーが設楽・・・。
.
※千波に貸してもらった恋愛小説を読んで、夢の中で女性を助ける設楽。
顔をあげた女性は北里で、絶叫して目が覚めると。
どうして、いつも北里なんでしょう。
恋のライバルになったり、ヒロインになったり。。。(笑)
.
.
そして、お約束の金城師範(関根勤)の登場。
設楽は帰宅すると、必ず師範の部屋に挨拶に行くようで。
布団から起きだして、設楽をむかえる師範。
師範「体調があまり良くない。
ここしばらく、自分が病人であるという基本的キャラクターを忘れていた」
設楽「それはお気をつけください」
【 言葉はいつも思いに足らない 】←今回のお言葉。
これを言った後、パタッと布団に倒れる師範。
斗志美(北川弘美)も設楽も驚いて声をかけるんですが・・・。
設楽、突然目をあけた師範に、「・・・びっくりした」
.
※死んだフリをする師範に大笑い。たまらん。
初回であんなにドン引きしたのに、ここまで慣れてしまうなんて。自分でも不思議~。
斗志美の誘惑を交わす設楽。あぶなそう~。(笑)
.
.
そうこうするうち、マネージャーの玉置がマスコミを集めて会見をはじめます。
ここ、3年ほどの5作のゴーストライターをしていたと告白。
今後は自分の名前で作品を発表していきたいと言います。
この告白で高村の自殺が濃厚となりますが、ショックを受けた森山は戦力外捜査官として、独自に捜査を続けたいと言い出します。
森山は玉置が高村の睡眠薬を病院に取りに行っていたことをつきとめます。
.
千波は、玉置の証言の矛盾に気づき、ウソを見破ります。
玉置は当初の事情聴取で、高村は本を読んでいたと証言していました。
右指を怪我していたので、ページをめくるのに苦労していたと。
.
それで、千波は高村が読んでいた本を玉置にも読んでみてほしいと頼みます。
高村が読んでいたのは横書きの本。
千波は横書きの本は左手でページをめくるので、右手は関係ないのだと指摘します。
「考えられる理由はひとつだけ。
玉置さんは先生が本を読んでいる姿を見ていなかった。
玉置さんは先生が仕事場で眠り込んでいる姿を見ていたんです」
「先生は睡眠薬を自分で飲んでいた。たとえそうでも、事故死じゃないですか?」
「玉置さんは先生が睡眠薬を飲んで眠っていたことを知っていた。
これは事故死でも自殺でもありません。未必の故意です」
「未必の故意・・・」
.
★今回のワンポイント
【未必の故意】
殺そうと思ってナイフで刺した場合、「故意」。
誰もいないと思ってバットを振ったら後ろにいた人の頭にあたって殺してしまったという場合は「過失」。
「未必の故意」はその中間。直接殺すわけではないのだが、このままにしておくと死ぬんじゃないか、それともまあいいかと思った場合をいう。
たとえば高いビルの屋上から道路に向かって石を投げた。
誰かにあたって死ぬんじゃないか、でもまあいいかと考えること。
それ未必の故意法律上は意図的な殺人、つまり故意と同じとみなされる。
.
※「密室の恋」と三田山は間違って言ってましたが、わかります~。
漢字がわからなくて、聞いただけでは自分の知っている漢字をとりあえず当てはめて理解しようとしますもんね~。私もこういう風に変換しそう。
.
「睡眠薬を飲んで、うとうとしている先生を寝室に運ばず、椅子で寝込むのをそのままにした。
それは殺人です。
玉置さん、あなたは作家になりたくて、先生に弟子入りしたのに、ずっとデビューできなかった。
やがて、ゴーストライターとして先生の作品を書くようになった。
そのうちあなたは自分の名前で作品を出したいと思うようになった。
だから、このまま放っておくと危険だとわかっていたのに、そのまま部屋を出たんです」
.
玉置が逮捕されます。
その玉置に編集者の佐渡が話しかけます。
「原稿の依頼、どこからもこなかっただろ?
無名のゴーストライターでは売れないんだよ。
いいものなら必ず売れるなんて思わないことだ」
.
けれど、千波はそんな玉置に、
「私、恋のブランコ(玉置の未発表の最新作)、おもしろかったです。
私、すっごく好きです」と声をかけます。
「・・・ありがとう。僕の一番の自信作なんです」
.
.
翌日、千波は18係に有名店の羊羹と町の和菓子屋さんの羊羹を持っていき、仲間に食べ比べてもらいます。
和菓子屋の羊羹が絶賛されます。
「そうなんです。
有名かどうかなんて関係ないんですよ」
.
出勤していた森山にも、
「玉置さんはゴーストライターの発言撤回したみたいですね。
森山さん、高村さんの最近の作品大好きだって言ってましたよね。
ということは、これからも最新作を楽しめるんじゃないですか?」とニッコリ。
.
「・・・そんな考え方もあるってことですね」
森山は苦笑しつつ、千波から羊羹をもらいます。
「なんて言ったらいいのかわからないですね。
言葉はいつも思いに足らないってことですか」
設楽は師範の言った言葉の謎が解けてスッキリ。
恒例のクイズも一発で解けて、またまたスッキリ。
.
キレイにまとまった終わりました。
.
.
タイムリーなお話だったわけですが、公式にはシナリオの方が先に仕上がっていたので、狙っていたわけではないそうです。
.
爽やかな終わり方でした。珍しく余韻がいい。
作品が良ければ、誰が書いたなんて関係ない。
これは、言えてます。
小説なんて読んで感動するかどうか、だけですもん。。。
売れるかどうかはわからないけれど。。。
.
ドラマだってそうです。
視聴率がどんどん下がってきても、自分がおもしろいと思ったら、ずっと見続ける。
けなされても、私はおもしろいと思う。
それだけでも十分。
.
.
それにしても、TAKAHIROさんは、演技に違和感がないです。
「ええっ~!」って驚くのを見るのが楽しい。
シナリオを呼んで、次にどうなるのかわかってるのに、どうしてあんなに自然に驚けるんでしょう。
驚く演技が抜群です。感心しきり。素晴らしいと思います。
ビックリして飛び上がるシーンも自然なんです。
ほんと、ビックリ演技は一番だと思います。
.
.
ところで、和歌山のみかんって知られてないんですね~。
みかんのブランドだとは認識されてないんですって。
知らなかった~。
関西では、みかんの産地として愛媛と同じくらい有名なのに。(笑)
ほんと、関西では超有名です。
.
.
.
゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
◆ 終わりまで読んでくださってありがとうございます
◆
★ぽちっとしていただけたら、励みになります。(*゚▽゚)ノ

ブログ王ランキングに参加中!


最近のコメント