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2013年12月29日 (日)

ミス・パイロット・第11話最終回 感想(後編)

( 後編です )

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いよいよ初フライトの日。

国木田にあわせて、はやく出社する晴。

晴は副操縦士として、しっかりとした口調で国木田に挨拶。

その様子を見ていた篠崎を驚かせます。

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晴は国木田と一緒に、ディスパッチャーである千里のところへ向かいます。

千里からは北海道は天候悪化が予想され、一応、羽田に戻る可能性も考えた方がいいという提案が。

国木田は晴の意見も聞いた上で、千里の提案どおり、戻るための燃料を追加します。

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その後、晴は飛行機の外で機体を点検している国木田に、コックピッドから親指を突き出して、OKのサイン。

はりきっている晴を見て、国木田は少しおかしそうに笑っています。

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客室乗務員とのミーティングでは。

今日はVIPのお客様が2名いるのでよろしくと国木田が声をかけます。

「VIPって誰ですか?」と晴がたずねると、父の茂雄とバネ製造会社の宮田社長のことだと客室乗務員から教えられます。

国木田が搭乗客をチェックしておいてくれたようで。

晴も飛行機初体験のふたりなのでよろしくお願いしますと頭を下げています。

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◆フライト前の晴の様子に、一貫して穏やかな笑顔を見せる国木田が良かったです。

晴を新人パイロットとして、あたたかく迎えてくれているのがこちらまで伝わってきました。

厳しく鍛えようって感じではもうないんですね。すべてをクリアした晴を認めてる。

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ところで、バネ会社の宮田社長ふたたび登場。

私がパイロットになったら初フライトに招待します!といってましたもんね。

約束を守ったんですね。

このふたりがめちゃめちゃおかしかった~。

ふたりならんで座って、悪天候で揺れる機内で恐怖に凍り付くことに。

気の毒だけれど、おかしかったです。コメディ部分として最高!

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千里や訓練生たちみんなが見守る中、国木田の操縦する飛行機が飛び立ちます。

飛行機は羽田から千歳空港へ。

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けれど、どんどん天候が悪化。

激しい吹雪で、飛行機は千歳空港に着陸できず、羽田に戻ることになります。

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その連絡が入って羽田では、臨時便や地上交通機関の手配などに奔走することに。

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ひどい悪天候の中、着陸を試みる国木田を、顔色ひとつ変えず冷静にサポートする晴。

国木田は羽田に戻ることを決め、飛行機は方向転換。

空港上空から離れた途端、うそのように空が晴れ渡ります。

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「手塚、ちょっと長くなるから任せるぞ」

「任せる?」

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「You have.コントロール」

そういわれて、晴は国木田に操縦を任すと言われていることに気付きます。

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「I have!」

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しっかりと操縦桿を握った晴を確認してから、国木田は機内アナウンスで乗客に羽田に引き返すことを伝えます。

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ゆっくりと丁寧な口調で、事情を説明する国木田。

声は心地よく穏やかで、乗客の不安を取り除こうとしてることが晴にもわかります。

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途中、国木田はアナウンスを中断して、正面にやってきた雲を指差し、

晴に、「あの雲よけて」と指示します。

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「レーダーでは問題のなさそうですけど?」

そういう晴に、国木田は言います。

「揺れてこれ以上、動揺させたくないんだ」

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国木田の細やかな心遣いを理解して、晴はすぐに了解します。

「わかりました」

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てきぱきと計器を確認して、指示されたように雲を回避する晴。

その様子に未熟さなど微塵も感じられません。

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アナウンスを終え、国木田はそんな晴を誇らしそうに見ています。

やがて、深呼吸をして、

「よし! I have.」

操縦を晴から自分へと戻します。

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「You have.」

晴は自分の前の操縦桿からそっと手を離します。

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しばらくすると、無線から千里の声が。

羽田の滑走路の情報をくれる千里の声を聞いて、晴は緊張が解けたのか、涙ぐんでしまいます。

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◆このコックピッドの様子、感動しました。

ふたりでコックピッドで。

国木田から操縦桿を託されて、操縦する晴。素敵だった~。

「I have.」「You have.」っていいなあ~。

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国木田の「揺れてこれ以上、動揺させたくない」っていうのも、普段見せない繊細さが出ていて良かったです。

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そして、あの晴がしばらく乗客を背負って飛びました。

しっかりしていて立派な晴。

不安なんて微塵も感じさせない。

完全な国木田のパートナーです。

そんな晴を見る国木田の表情が最高に良かったです。

長いこと、訓練を見てきたからもう泣きそうに。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

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しっかり操縦していたのに、千里の声を聞いた途端、涙した晴を見て、国木田がちょっとおもしろくなさそうでしたね。(笑)

教官だった俺が一緒にいるのに不安だったのか~!って感じかな。(笑)

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千里は晴にとってお姉さんみたいな存在なのかもしれないですね~。

ホームシックになって泣いてる子のような感じがちょっとあったなあ~。(笑)

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しみじみ思ったんですけど、飛行中のコックピッド内でのやりとりなんて、パイロットを主人公にしないとじっくりと見られないですよね。

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しかも、晴の長い苦しい訓練を見てきたという思い入れがあるから、国木田と晴のこのコックピッドシーンは格別の味わいがありました。

ほんと素晴らしかった。

パイロットドラマの醍醐味はこういうところなんですね。

ああ、もっともっと見たいです。

アクシデントのない平和なフライトとか、海外行きのフライトとか。

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そうだ!

6話だったかな?晴と千里がコックピッドから見る南十字星の話をしてたんですよね~。

すっごいよ。キレイだよって。

スペシャルか続編で、晴と一緒にそれを見たいなあ~。

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羽田に無事、降り立ち、後のことをスタッフに任せ、国木田と晴は帰り支度をして、空港のロビーまでやってきます。

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人のいない深夜の空港内で、クリスマスツリーの灯りだけが燦々と輝いています。

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「みんなバタバタしてましたね~」

「明日、差し入れでもしとくわ」

「はい」

ソファーに座り、ホッと一息つくふたり。

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国木田はリラックスした雰囲気で、隣りに座っている晴に言います。

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「ずっと柄でもねえって思ってたんだけれど、

おまえに操縦桿、渡した時、教官やってよかったって思った」

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国木田の言葉に晴もニッコリ。

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「私も、あの瞬間、思いました。

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やっぱり、私はパイロットに向いてるなあ~って」

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「ふざけんなよ~。おまえ、えらっそ~~に」

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晴の言葉に、あきれて笑い出す国木田。

ふたりの笑い声が人のいない空港内に響きます。

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◆国木田、晴の言葉にふりまわされてます。

でも、たとえ、一方的に勝手にフラレようが(笑)、

生意気な口を叩かれようが、

晴らしくパイロットの道を進んでくれたら、それでいいと思ってる国木田も素敵です。

晴がパイロットの一員になって、うれしそうでした。

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千里がそんなふたりのところへ来て、晴に初フライトのプレゼントを渡します。

「初フライトの感想は?」

「操縦したことよりも、あの瞬間、あの場所にいられたことが幸せだった。

たった一回のフライトだけど、200人以上のお客様の人生を背中に乗せて、その人達の安全を守るためにたくさんの人が働いてて、そこには千里も、みんなもいて・・・。

こんな私がその一員になれたんだよ。

幸せだよ~。

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キャプテンの言ってた言葉の意味がわかりました。

チームがなくなっても、チームの一員だって」

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「気づくのおせえよ」

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また、国木田と晴はふたりして笑います。

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そこへ、4人の訓練生もやってきます。

みんな、用事を返上して、国木田と晴の飛行機を地上からサポートしていました。

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「イヴとしては史上最悪だな~」と国木田。

「まさか全員でサポートさせられるとはな~」と山田。

「結局、うちら同期は入社面接から、初フライトまで、誰かさんに引っ掻き回されっぱなしだもんね~」

千里が隣りの晴を見ながら、そう言って笑います。

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晴は無駄な抵抗せず、言われるがまま、ニコニコ。

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「あっ、日付が変わった」と諸星。

「じゃあ、そろそろ帰ろうか~」と小鳥。

それを合図にみんなはぞろぞろ歩きだしますが。。。

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そんな中、国木田は帰ろうとする千里を飲みに誘います。

「一応、今日は空いてるぞ。

ほら、前に飲みに行こうとか言ってたろ?」

「はい?

あ、はい!」

千里は誘われてうれしそうにしていますが・・・。

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「ええ?」

その会話を聞きつけた晴が、すかさず口を挟みます。

「なに?飲みに行くんですか?

みんな~、飲みに行こうって~~~」

晴がみんなに呼びかけると、喜んで戻ってくる訓練生たち。

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「おい、そういうことじゃねえって~」

千里だけを誘ったのにと、慌てる国木田ですが、すぐに気持ちを切り替えて。

「わかった!

クリスマスにこんなメンツもどうかと思うけど!

みんなで一杯、行くか!!!」

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「おおお~~~!」

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輝くクリスマスツリーを後にして、みんな一緒に歩き出します。

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(終わり)

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終わりました。とうとう終わってしまいました。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。寂しい!

でも、最高に楽しませてもらいました。

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最後、晴が千里の恋の邪魔をしたみたいになってましたが。

副操縦士として働きだしたら、なかなか全員そろって飲む機会などないって国木田も言ってましたから今夜は特別ってことで。
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まあ、国木田と千里はいつでも飲めるしね。

というか、もうふたりで飲みに行ってるしね。(笑)

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◆例によって、私の考えすぎな解釈でいうと。。。

国木田は晴の気持ちを汲んで、千里と向き合ってみるつもりで飲みに誘ったのかも。

だから、晴の聞こえるところでも普通に誘った。

でも、当の晴に邪魔されて、驚いたというか。

ちょっとの間、国木田が晴の顔を見てましたね。

晴のこの反応が天然じゃなかったとしたら(笑)、クリスマスの夜、もう少しだけ国木田と一緒にいたいと思ったのかも。

・・・・・・まあ、考え過ぎですね。

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恋心を除外したところでの初フライト。

見ていてとっても爽やかで、素敵なお仕事ドラマで終わりました。

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すべては初フライトに集中するためという晴の気持ちはよく理解できました。

でも、国木田の心の奥には、晴への想いが秘められていてほしかったんですが・・・。

千里にいっちゃうのかしら?

国木田の視線や表情が晴を想ってるように見えるけれど違うのかな。。。

千里に対しても、気持ちを理解してサポートしてあげてるしなあ~。

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まあそれも、あまりにも曖昧すぎて、ほんとにどっちかわからないですね。(笑)

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それはまた、続編やスペシャルで描いてほしいです。

晴もちょっとは恋に目覚めてほしい。女性らしい部分も見たいな。

今のところ、難攻不落すぎ。

岸井なんてすずに戻っちゃいましたよ。

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どお~~も、最後をまとめず、曖昧なままにして終わったので、スペシャルとかある気がして仕方ないんですよね~。

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では、ここらで個別キャラの感想を。。。

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◆山田から。倫子に名前を呼ばれて大喜び。

思うんですけど、操縦一本に絞った晴と違って、迷いなく当たり前のように、パイロットの夢と倫子のふたつを追っかけてる山田。

彼は大物です。(笑)

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◆岸井。すずが好きだってことに気付いて恋人復活。

でも、4年も時間があったのに、ほとんど晴にアタックする描写がなかったのはちょっと気の毒。かなり優柔不断な人になってしまいました。

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◆小鳥。朴訥として優しい雰囲気を漂わせてました。

ぼそっとしたつぶやきがおかしかったな。

あっ、今の小鳥君だな、クックックと笑ってることが多かったです。

イヴの夜は整備の吉岡さんと忘年会の予定。渋いチョイス!

でも、晴の飛行機のトラブルでキャンセルになりましたけど。

P訓では一番好きなキャラでした。

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◆諸星。千里以上に個人主義だったんですけど、共同生活の間に打ち解けて、仲間想いの落ち着いた感じに。

彼ももっと内面が知りたかったな。アメリカ訓練から帰ってきてからは、かなり好きなキャラになりました。

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◆あと、千里かな。千里は本編に書いてあるんですけど。

はじめは千里の言葉がキツくて、私だったら、それをまともに受け止めて、泣いてるなあ~と思うことが多々ありました。

晴はノー天気の天然でお荷物的な言われ方をしてましたが。

私は晴を見て、ホッとすることができました。

もちろん、5話のアメリカ訓練でのノー天気さにはイラッとする部分もありましたが・・・。

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居酒屋でいろんなお客さんをテキパキとさばく晴を見て、晴だから千里のキツイ言葉をうまく受け流してつきあえているんだろうと思いました。

そういう意味で、名コンビだったんだと思います。

国木田と玄太、千里と晴というように。

アメリカ編での千里が背中をむけて泣いてるシーンには感動しました。

その後の晴との固い友情も。

挫折からよく立ち直ったと思うし、ディスパッチャーという仕事に生き生きと取り組んでいる姿をみて、千里はすごいなあ~とつくづく思いました。

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◆あのあと、お父さんと宮田さんはどうなったんでしょうね。

勝手に帰ったのか、、、。まさか振替便で千歳に向かったとか?

そんなことを想像したら大笑いしてしまいました。

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でもね、悪天候で大揺れに揺れて、その上、羽田に引き返すなんて、飛行機はじめての人にとってはハードな体験ですよね。

お父さんと宮田さんが気の毒に。

ただ、お母さんの写真を胸に抱いて神頼みしてるのを見て、娘を信じてやってよ!って文句は言いました。(笑)

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◆千里を誘ってる国木田を見て、ちょっと倫子のことが浮かびました。

今はまだ山田とつきあうところまで行ってないし。妬かれますね。

それもおもしろいかも。

すず、山田のことをバカにしてましたけど、一途さでは山田がダントツですよ。

小鳥君も一途そうですけど。(笑)

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ところで、倫子とすずは、国木田は晴が好きってず~~っと言ってましたよね。

ふたりの女のカンって全然あてにならない・・・。責任とってもらいたいくらい。(笑)

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さて、総括です。

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パイロットドラマ、大成功でした。

訓練部分は始めてみる内容で楽しかったです。

セスナの飛行訓練なんて扱うドラマ、今までになかったですよ。

「飛べ!」が最高でした。

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それから、千里と晴の友情。女性の友情を描いてくれてありがとうと感謝したくなりました。

訓練生6人が次第にまとまっていくところも良かった。

ライバルじゃなくて、全員合格を目指して、お互いのために協力しあって乗り越えていく。。。これが良かったな。

いろんなシーンが思い出されます。

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最終回の初フライトも良かった。

あのシーンは特に何度も見たくなります。

全話大好きで、何度も見直してますが、特に4話と10話が好きかな。

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◆それから、ちょっと思ったこと。

1話からP訓の成長をメインに描かれていて楽しかったんですが・・・。

千里が脱落したあたりから、千里と国木田のエピソードが多くなって戸惑いました。

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千里は晴のためにいろいろ行動してくれているんですよ。ありがたいことなんですけど。

千里と国木田のエピソードが重ねられるにつれ、印象が濃くなっていき・・・。

それに反比例するように、晴の印象が薄くなってしまっていることに、ちょっと心配になりました。

主人公は晴なのに、晴の出番が少なくなってきてる~~(;ω;)と。

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人の命を預かるパイロット訓練中の晴たちには制約が多くて、そうでなくなった千里なら動かしやすいのかな~なんて思って見ていました。

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あと、予告で煽りすぎ。(笑)

もう予告見て、待ち遠しくて、待ち遠しくて、グダグダに疲れ果ててしまったという・・・。

どんだけ釣られてるんだと、自分が情けなかったです。(笑)

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来年は予告に煽られないようにしようと肝に銘じています。

恥ずかしすぎる。。。。(笑)

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ではこれにて。

今後は、続編かスペシャルを待ちたいと思います。

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長い前後編のレビュー、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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ドラマのレビューは今年はこれで最後となりました。

また、来年です。(*^ω^*)ノ彡

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●ミス・パイロット

※過去の記事

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話前にちょっと補足 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話前編 第10話後編

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