ミス・パイロット・第10話 感想(後編)
後編です。
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翌日。
千里は国木田を捕まえて問いただします。
「国木田さん、教官を降りるって本気ですか?
「篠崎さんから聞いたのか・・・」
「晴は必死に前を見てるのに、なんで国木田さんは後ろをむいてるんですか?
晴はあなたを必要としてます!
それなのに逃げるんですか?
そんな国木田教官を私は尊敬できません!」
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◆千里が孤軍奮闘してくれてる・・・。
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寮の自習室でひとり、イメージトレーニングに励む晴。
時々、国木田の冷たい態度を思い出して、気持ちが沈みます。
ため息の中・・・。
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4人の訓練生が自習室に入ってきます。
「晴・・・」
「・・・私、国木田教官に見放されちゃったのかな?」
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「何言ってるんだよ?教官って、昔からああいう人だろ?
俺らがサポートするから気にすんな!」
岸井はそう言うと、晴にノートを渡します。
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開くと、いろんなところに付箋がついていて、注意事項が書き込まれています。
「最終ステップで、どんなところでつまづいたか、みんなでまとめたんだ。
これを見れば、すぐに追いつく。
あっと言う間だよ」と小鳥。
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「俺たちで出来る限り、サポートするから」と諸星。
「総力戦やで~~」と山田。
訓練生たちも国木田が晴のサポートをしていないことに気づいて、自分たちで本腰をいれることに決めたようです。
「ありがとう!みんな!」
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「でも、ほんと、俺たち、よくここまで来たよな」
諸星がしみじみ言います。
「俺の家、病院でさ。家族、みんな医者なんだ。
だからパイロットになるの、反対されたけど、あきらめなくてよかったよ」
岸井もそれを聞いて、
「漠然と子供の頃からあこがれていただけだったけれど、実現できてよかった」としみじみ。
小鳥も、「整備士を目指していたけれど、今はパイロットに目指してよかったと思ってるよ」と。
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みんなに、おまえはどうなんだ?と聞かれた山田は、
「俺は昔、好きだった女を若いパイロットにとられて悔しかったからだよ~」と。
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「おまえ、昔からバカだったんだな~」
と岸井がつっこみ、5人の笑い声が自習室に響きます。
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「晴、みんな成長してるし、おまえも成長してる。
絶対にあきらめんなよ!」
「みんな、ありがと!」
それから4人がつきっきりで、イメージトレーニングの相手をしくれます。
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◆P訓の結束は固い。
こうやって自分の掴んだコツを伝授してくれるのは、ほんとにありがたいことです。
その上、訓練中に晴が陥りやすいミスも根気よく直そうとしくれるんですから。
この絆、ほんとに泣かせます。国木田と玄太もこんなことをしてたんでしょうね。。。
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自習室から部屋へ戻ろうとする晴が、食堂の前を通ると、中で食事をする国木田の姿が・・・。
寮まで来ているのに、教えようとしてくれない・・・。
晴は国木田と目が合いますが、悲しい気持ちでいっぱいになり、小さく頭をさげて足早に部屋へ戻ってしまいます。
国木田は普段なら直接、問い詰めてくるであろう晴が、自分を避けたことにショックを受けます。
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◆それでこの後、ビール飲みすぎ状態に。
千里にも怒られたしね・・・。
ただ、ほんとに普段の晴なら、どうして私には特訓してくれないんですか?って聞いてるはず。ここまで消極的なのはおかしい~。
これはやっぱり千里の告白を聞いて、引き気味になってるってことなのかな。
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一方、千里はすず(桜庭ななみ)に誘われて、飲み会に参加中。
凛子がひとり泥酔してしまって扱いに困るすずたち。
「小田あ~~、手塚にこう言っておいてくれる?
幸之助に手を出してんじゃないわよって。
私の男なのに。
あんたなんかより、私の方が断然、お似合いなわけだし。
つきあいだって私の方が全然長いわけだし~~」
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「手を出すって晴はそんなつもりはないと思います」
酔っ払い相手にまじめに反論する千里・・・。
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それにすずが口を挟みます。
「あら?
私はお似合いだと思うけどな~。
お互いの気持ちにも気づいてるんじゃないかな~。
よくじゃれあってるでしょ?あのふたり」
凛子がそばにいるのに、余計なことを言うすず。
「何かにつけて、手塚、手塚って~~。
ず~~っと、幸之助のお気に入りなんだから~~。手塚晴は~~」
・・・荒れ狂う凜子を結局はすずが介抱することに・・・。
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飲み会から戻った千里は、ふたりがお互いの気持ちに気付いてるというすずの言葉が気になって仕方ありません。
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千里は自分の部屋へ入らず、そのまま晴の部屋へ。。。
勉強中の晴は、千里が入り口から中へ入って来ないのを不思議がります。
「千里?どうしたの?」
「私に遠慮してるわけじゃないよね?」
「えっ?」
晴の気持ちを確かめようとしますが、表情からは伺えず・・・。
「国木田さんと・・・本気で向き合えってこと」
「え?どういうこと?」
「とにかくあんたが行かなきゃ、あの人はずっとあのままだよ」
「でも、上達しない私に教官、嫌気が刺しちゃったみたいだし」
「晴、国木田さんのバディの話、聞いたことある?」
「バディ?」
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国木田はまだ、食堂にいて、かのこ相手にビールを飲んでいます。
「怖いんだ。
俺のせいで、小田だけじゃなく、手塚まで脱落させるのが・・・。
あいつ素質あるんだよ。
つかむまで時間がかかるけど、そっからの成長がはやい。
頭だって悪くない。
もっといい教官がついてたら、もっと早く、かなりいいところまでいってたかもしれない。
手塚にはがんばってほしい。玄太の分まで」
酔いにまかせて、つい本音を吐き出す国木田。
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さらに、ビールを自分のグラスに注ごうとするのを、かのこは止めます。
「飲みすぎ。お水持ってくるね」
そう言って席を立ったかのこが、食堂の入り口にいる晴をみつけます。
「晴ちゃん・・・?」
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晴は国木田のそばまでいくと、怒りを爆発させます。
「何言ってるんですか?
国木田さんが教官じゃなかったら、私、とっくに脱落してると思います!
パイロットになることを簡単にあきらめてたかもしれない!
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私、最初は教官が何を考えてるのか、全然わかりませんでした。
この人が教官で大丈夫なのかって、不安になることだって・・・。
でもそのうち、私が弱音を吐くたび、励ましてくれたり、怒ってくれたり。
バカにされてむかつくこともあったけれど、でも、相手が教官だから、私は安心して弱音を吐けたんです!
何もわからない、何もできない、私をそうやって受け止めてくれたから!
だから、がんばれたんです!
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私は国木田さんが教官で本当によかったと思ってます!
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最終審査は受かるにしろ、落ちるにしろ、教官の手でお願いします!
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何があっても、ついていきますからっ!!」
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晴は一気にそう言うと、国木田の反応は見ず、さっさと食堂を出ていきます。
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「はい。お水」
かのこは、国木田のそばにコップを置きます。
国木田はそれを飲み干します。
傷つけてしまうと怖気づいていたのに、結果がどうなっても国木田に最後まで教えてもらいたいと、晴にはっきり、きっぱり言われて目が覚めたようで。。。
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「めんどくせえなあ~~~」
国木田は照れたように笑って、晴を引き受ける覚悟を決めるのでした。
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翌日、晴はシュミレーター内で、声に出して操作を確認しています。
それはすでに、何度も何度も、ひとりで繰り返してきたこと。。。
「へたくそ」
いつの間にやってきていたのか、背後から国木田が声が・・・。
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「1、パワーを引き始めるタイミングが違う。
2、スピードのキープができてない。
3、旋回のタイミングがなってない」
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ああ、どんなにやっても進歩しない・・・シュンとする晴に、国木田は言います。
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「結論、俺がなんとかする」
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「教官!」
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「お前、昨日さ。
受かっても、落ちても、俺の手でって言ってたけど」
「はい、お願いします!」
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「いや、落ちるなんてありえねえから!
最終審査、必ず合格させるから!
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俺がおまえをパイロットにしてやる!!」
パ~と花が咲いたような晴れやかな笑顔を見せる晴。
「はい!!」
「じゃあ、もう一回、離陸から!」
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国木田の最終審査にむけての猛特訓がはじまります。
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◆はあ~、良かった。
自信た~~っぷりのあの国木田の言い方。頼もしい~!
こんなに太鼓判を押してもらったら、晴はパイロットになれます~。
国木田がふっ切れてくれてホッとしました。
晴の一喝は威力あります~。
生き返ったみたいに、はりきってますもんね。国木田。
10年もひきずってきたことを、ようやく過去のこととして整理できたようです。
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かのこが玄太のお墓詣りに行くと、そこには国木田のものだと思われる花が。
かのこは国木田が、長年、ひきずってきた後悔を、ようやく乗り越えたんだと知って、安堵したように微笑んでいます。
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晴の最終審査前日。
国木田と晴は最後の復習を終えたところです。
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「いよいよだな。
今夜はゆっくり休んで明日に備えろ」
「教官、ほんとにありがとうございました」
晴は深々と頭を下げます。
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「それはこっちのセリフだよ」
国木田は恥ずかしいのか目を泳がせつつ、晴にお礼を言います。
「まさか、お前に救われる日が来るとは思わなかった。
感謝してる」
晴はそんな国木田にニッコリほほ笑んで見せます。
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最終審査当日。
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審査を受けるため、寮を出ていく晴に訓練生たちは航空安全のお守りをくれます。
それは5人、お揃いで購入したもの。
「晴、がんばってこいよ」
「うん!じゃあ、行ってくるね!」
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最終審査は国木田とベテラン機長によって行われます。
「ではこれから、最終審査をはじめる。
手塚、大丈夫か?」
国木田の問いかけに、晴は真剣な表情で宣言します。
「教官、私、絶対にパイロットになります!
応援してくれたみんなのためにも!」
「おまえらしいフライトをしろ。
結果は必ずついてくる」
晴はしっかりうなづいて、シュミレーターの中に入っていきます。
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審査が終了。
国木田によって、「合格」だと伝えられる晴。
廊下から、こそこそと中の様子をのぞいていた訓練生たちは喜びの声をあげます。
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「ヤッターッ!!」
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でも、一番に声をあげて、晴のもとにかけつけたのは千里でした。
「晴!おめでと~~~!」
晴と千里は抱き合って喜びます。
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続いて中に入ってきた訓練生たちとも、続々とハイタッチ。
そんな晴や訓練生たちを見ている国木田も、うれしさでニヤニヤが抑えられなくて、困っています。
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◆晴、とうとう難関突破!
部署が違うのに、駆けつけてきた千里の友情に感動しました。
千里が国木田の心情を探り、それを晴に伝えて、なんとかしろって言ってくれたから危機を脱することができたんですよね。
千里のおかげです。
それと、国木田のニヤニヤ顔ったら。やっぱりそうでなくっちゃ!
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いよいよ実機での訓練が開始されます。
晴たち5人は国木田について、飛行機へと向かいます。
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そんな中、、、、。
晴の携帯が鳴ります。
「あっ、先に行っていてください」
晴は国木田の声をかけ、訓練生の列からはなれ、立ち止まります。
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電話は茂雄からでした。
「もしもし、お父さん?」
「晴。母ちゃんが・・・・・・」
晴はその先の予想外の言葉に呆然となります。
「うそ・・・」
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「ごねんな。晴。
母ちゃん、晴の大事な時だから、心配かけちゃダメだって。
万が一のことがあっても、知らせるなって。
最期までずっと空をみたよ。
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母ちゃん、最期までしあわせそうだった・・・。
おまえこと、立派になったって。誉めてたぞ。
自分たちの子供だって信じられないって。
自慢の娘だってよ」
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晴は手で口元を覆って、声を押し殺して泣き出します。
「おまえのファーストフライト。
母ちゃんとふたりで乗るからな!」
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茂雄の最後の言葉にも頷くのがやっと。
晴は携帯を胸に抱いて、その場で泣き続けています。
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そこへ様子に見に国木田が戻ってきます。
窓際の柱に身を隠すようにして、声も出さずに泣いている晴をみつける国木田。
「・・・お母さんか?」
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国木田は晴のそばまで来ると、そっと肩に手を置きます。
そんな国木田に身を寄せ、その胸に顔をうずめて泣きじゃくる晴。
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国木田は両手で晴の肩を抱き、体を震わせて泣く晴をしっかり受け止めています。
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国木田の眼差しは、腕の中の晴を見るうち、悲しみから次第に見せたことがないような優し気なものに変わっていきます。
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そんなふたりの姿を千里が目撃してしまい、複雑な表情を受かべています。。
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◆晴のひとりで泣いている姿が、もう切なくて、切なくて。もらい泣きでボロボロ。
お母さんの晴を応援する強い思いも伝わってきました。
国木田に肩に手を置かれた後、晴から身を寄せたのを見て、ああ、晴も好きなのかもしれないなと。
国木田はその後の表情に出てましたね。
そんなふたりを千里が目撃。
ただ、晴は千里にもそうやってすがって泣いていたと思うんですよね。
どちらも信頼する大切な人には変わりないから。
次回は晴の気持ちがもっとはっきりするんでしょうか???
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【 10月22日 】
実機訓練開始
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晴は国木田とともに、本格的な実機での訓練に入ります。
真剣な表情で飛行機を点検する晴。
そんな晴を国木田は誇らしげに見守っています。
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(おわり)
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ラストシーンの国木田機長のとなりに座る晴を見てドキドキ。
とうとう人を乗せる飛行機を操縦するところまできました!!!
すっご~~い!
よくここまで来たな~~っていう気持ちで胸がいっぱいに。
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それと同時に、晴が操縦していいのか~~?とオロオロ。
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正直、うろたえました。
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国木田はさすがに貫録があって、落ち着いて見ていられるんですが、晴は見てるだけでオロオロするぅぅぅぅ~~。(笑)
がんばれ~~。晴!
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そうそう、千里は国木田の操縦を見て、完全に惚れてしまったんですよね。4話でね~~。
晴は国木田の隣に座って、どう感じるんだろう。こっちもワクワクします。
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ドキドキ、オロオロ、ワクワク。
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次回はもっといっぱいこういう感覚を味わうことに!
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晴が飛行機を操縦してる姿を見て、いままでのいろんなシーンをもう一度見たくなりました。
たとえば、就職試験の時、シュミレーター体験して泣いた1話とか。
はじまりはあそこからでしたから。
アメリカ訓練で初セスナの操縦にビビッた5話とか。
その後の6話、7話とか。
長い長いハードな訓練の過程を見直してみたいです。
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次回は最終回。
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パイロットの資格は取得。
晴れて副操縦士となった晴が、国木田機長と一緒に初フライトです。
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●ミス・パイロット
※過去の記事
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話前にちょっと補足 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
◆ 終わりまで読んでくださってありがとうございます ◆
★ぽちっとしていただけたら、励みになります。(*゚▽゚)ノ
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