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2013年11月21日 (木)

ダンダリン・第8話 感想

相葉(賀来千香子)に会った南三条(松坂桃李)は、なぜ、自分を事務所に誘ってくれるのだと聞きます。

「1個200円のリンゴがあるとしましょう。

200円と、リンゴのどっちがえらいでしょう?

この答えを聞かせて」

逆に宿題を出されてしまいます。

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翌日から南三条が労基署をお休み。

急に年休を取ったことで、土手山(北村一樹)らはこのまま復帰しなくなるのではと心配になります。

家を訪ねる土手山ですが、母親(石野真子)からは部屋に閉じこもって出て来ないと言われ。。。

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そんな中、南三条の友人、小山田(石田竜也)の母(かとうかず子)が労基署に相談にやってきます。

息子が長時間労働を強いられ、なかなか家にも帰ってこないと・・・。

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小山田は、ファミリーレストラン、アディオスの正社員。

店長のすすめを断り切れず、時間外の研修を受け続けていると言う。

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凛(竹内結子)と、新しく指導係になった温田(水橋研二)が本社を訪れ、社長(升毅)から話を聞くことに。

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時間外の社員研修は自由参加としているものの、社員は断ることはできない状況。

でも、強制とみられると賃金が発生するため、社長はそれを認めようとはしませんし、店長たちも口を閉ざしてしまいます。

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凛たちは店長たちを説得し、強制であることを認めさせようとします。

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う~ん。そもそもなぜそんなに研修をさせるのかがわからない。

社長が向上心の強い人間が好きみたいなんですけど。

次から次へと過労で倒れるまで研修させるなんて、異常。

店長たちが反旗を翻して、自分達は若手をつぶしたくないと社長に訴えて、社長もついには折れましたけど。。。

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次々と若い人を低賃金で雇いたかっただけってことかしら。

従順で自分の言いなりになる人が残って、その人たちを店長にしてワンマンな会社を築いていたってことですかね。

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わからないんですけどね。けど!凛の最後の演説はグッときました。

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「みなさん、会社が嫌ならやめればいいとか、

我慢するか、会社をやめるかそのふた通りしかないとか、言われますが、

それは間違っています。

3つ目の選択肢があるんです。

言うべきことは言い、

自分達の会社を自分達の手でより良く変えていくという選択肢です」

これって、凛がずっと訴えていることですね。

監督官としてどうあるべきなのかを見失っていた南三条の心にも響いたみたいでした。

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南三条は労基署のみんなが家に押しかけたことと、一緒に仕事をしようという凛の手紙を読んで、職場復帰しました。

これって、田中が瑠璃子の電話で喜んで職場にやってきたのと同じ手法ですよね。

田中には瑠璃子。

南三条には凛と。

土手山は南三条の気持ちを見抜いているということなんですね~。(笑)

鋭いな~。

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南三条は、アディオスの社長と対峙した凛をあらためて強いと感心します。

でも、凛は、自分は強くない。ただ、人からどう見られてもいいと思ってるだけだと答えます。

それで、南三条は、相葉に出された宿題の答えがわかります。

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「200円は世界がその価値を認めなければ、その価値はない。

けれど、リンゴは誰がなんと言おうとリンゴです。

他人を気にしなければいけないのがお金。

自分ひとりでも前に進めるのがリンゴ。

だからリンゴの方がえらい。

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実はズルをしました。

段田さんからヒントをもらいました。

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自分が未熟者だと思いしらされるのはつらいです。

でも、とことん打ちのめされると、逆に吹っ切れるものですね」

相葉は一層、南三条を気に入った様子。

でも、南三条はこの答えの通り、凛のとなりに戻りました。

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南三条、復活ですね。

凛とのコンビも復活。

良かった~。(*^ω^*)ノ彡

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●ダンダリン

※過去の記事

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話

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コメント

>「200円」と「リンゴ」

自分も「リンゴ」でした。
理由は、、、
もし、外国人が、原始人が、宇宙人が、選ぶとしたら?
・・・と考えたわけです。
みな「リンゴ」と答えるだろうと。
まあ結局、価値を認めてる、になるんでしょう。

真ん中(中間管理職)から攻めるのも、第3の選択肢も、考えてみれば、実にシンプルで、作り上げられた歴史(暗黙のルール)に左右されなければ、すぐわかるなぞなぞのようでした。

「シンプル・イズ・ベスト」(初心に戻る!?)ですね。これモットーによく使ってます。

投稿: LB55 | 2013年11月22日 (金) 17時39分

遅くなりました。

>もし、外国人が、原始人が、宇宙人が、選ぶとしたら?・・・と考えたわけです。
みな「リンゴ」と答えるだろうと。
まあ結局、価値を認めてる、になるんでしょう。


よくわかりましたね。すごい!!
私はクイズは苦手で、ひたすら答えを待っておりました。


>「シンプル・イズ・ベスト」(初心に戻る!?)ですね。これモットーによく使ってます。


なるほど、私も参考にさせてもらいます。

投稿: とわ→LB55さん | 2013年12月 8日 (日) 19時58分

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