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2013年11月25日 (月)

リーガルハイ・第7話 感想

黛(新垣結衣)は古美門(堺雅人)のもとから、羽生(岡田将生)の事務所へと移って、さっそく裁判を3件担当することになります。

そのすべてに古美門が立ちはだかります。

もちろん、偶然ではなく、わざと。

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黛ははじめは羽生の事務所のやり方に沿って、平和的に対処していましたが、途中からブチ切れ、猛然と古美門と戦うことに。。。

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その中の1件。

世界的アニメ監督、宇都宮(伊東四朗)の制作会社にいたスタッフ、穂積(近藤公園)が、奴隷のようにこき使われて、心身ともに消耗してしまったと、宇都宮を提訴した件。

穂積は謝罪と慰謝料をもとめていて、黛が担当。

宇都宮は古美門が担当。

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黛が言います。

「人はそんなに強くありませんよ。

あなたはやり方を間違えたんです。

なぜ一言、君には才能がある。期待している。

そう言ってあげなかったんですが?

言葉にしなければ伝わりませんよ」

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その言葉は向かいに座っている古美門にも言っているようで・・・。

古美門も複雑な表情。

それを受けて宇都宮は穂積に言います。

.

「私は・・・、君に・・・、才能があると思ったことは一度もない!!

私の目からみたら、才能のある奴なんてひとりもいない。

どいつもこいつも、馬鹿ばかりだ!

そもそも才能なんてのは自分で掘り起こして、つくりあげるものなんだよ。

俺だって天才なんかじゃない。

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誰よりも必死で働き、階段をひとつひとつ踏みしめてきただけだ。

ふりむいたら、誰もついてきてない。

なまけた連中がふもとでこうつぶやく。

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あいつは天才だから。

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冗談じゃない。

ゆとりで育ったのんびり屋どもがほんとに嫌いだ。

俺より、時間も体力も感性もあるやつが、なんで俺よりなまけるんだ?

だったらくれよ。

無駄遣いするんだったら、俺にくれ。

もっと、もっと作りたいものがあるんだ。俺にくれ!!」

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穂積も絞り出すように、尊敬していた宇都宮に言います。

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「あんたのアニメは古いんだよ!

すぐに追い抜いてやる。

あんたのよりはるかにドデカいピラミッドを作ってやるよ。

ゆとり、なめんな!

だから、それまで引退なんかさせませんよ!!」

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宇都宮はふっと笑って・・・。

「のんびり屋は嫌いだが、威勢がいいだけの身の程知らずはもっと嫌いだ」

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言葉の渦の中で、しっかりこちら側に気持ちが伝わってくるという・・・。

まさにリーガルハイらしいセリフでした。

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裁判には3件とも負けてしまいましたが、黛は満足そう。

古美門先生はこう責めてくるから、今度はこうしないと。

古美門先生が困っている時は、こうなるんですよ。私、わかるんです。

話すことは古美門のことばかり。

黛にとって、古美門は闘志を燃やして、全力でぶつかっていける相手なんですね。

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●リーガルハイ

※過去の記事

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話

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「リーガルハイ 2」第7話 天才か暴君か!?世界的アニメ監督パワハラ裁判!! アニメ裁判。 穂積(近藤公園)は、手塚治虫と宮崎駿を足したようなアニメ監督・宇都宮仁平(伊東四朗)の元で「原則寝ない」なんていうブラックな労働環境が横行している『スタジオ・小春日和』で働くアニメーター。 昔気質の職人肌である宇都宮監督から痛罵され続けたされ続けた穂積は心神喪失状態となり失踪。 青函トンネルを徒歩で横断中に「流氷をみたい」とつぶやいているところを保護されちゃいました。 「青函トンネルを... [続きを読む]

受信: 2013年11月28日 (木) 12時16分

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