リーガルハイ・第2話 古美門 VS IT企業元社長
オチが良かった!!
すごくおもしろかったです。
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時代の寵児としてもてはやされたのに、所得隠しなどの容疑で逮捕されたIT企業の社長、鮎川(佐藤隆太)。
彼が出所し、その間に自分のことを酷評した各メディアを告訴すると宣言。
「なんで僕より頭の悪い人に弁護を頼まないといけないんだ?」
ということで、本人訴訟をすることに。
机の上には六法全書やら、裁判関係の本が山積み。相当勉強してることが伺えます。
鮎川の弁護人になろうと訪ねた古美門(堺雅人)と黛(新垣結衣)も追い返されます。
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鮎川は裁判で次々と勝訴していきます。
そんな中、鮎川をモデルにした漫画を連載していた漫画家の玉川たま(谷村美月)も訴えられます。
玉川たまは父親の町工場を鮎川に乗っ取られた恨みがあり、鮎川を中傷するような漫画を描いていました。
玉川は編集者とともに羽生(岡田将生)に相談。
古美門は羽生と共同弁護をすることになります。
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「あいつは見世物になることも、バカにされることも、屁とも思ってない。
名誉なんてどうでもいやつなんだよ。
金儲けにも興味がない。
奴にとって裁判はただのマイブームなんだ。
司法試験を受けなくても弁護士プレイを楽しめる。
だから本人訴訟。ただひたすら法廷で争っていたんだ」
玉川たまの裁判で鮎川ととことん弁護合戦を繰り広げる古美門。
鮎川は降参し、玉川たまが勝訴します。
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しばらくして、古美門は鮎川のもとへやってきます。
「玉川たまのためにすべてを仕組んだだろ?
あなたは、自分のせいで工場を失った玉川たまに罪滅ぼしをしたかったんだ」
鮎川は古美門の言葉を否定せず、ニッコリ笑っています。
今度は海底資源の調査に興味をもったようで、机には海底関連の本が山積みになっています。
「これからは海底資源ですよ~」
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玉川たまは、この訴訟が話題となり、仕事依頼が多くなり忙しくなります。
ただ、恨んでいると言いつつ、たまの漫画の鮎川はどこか魅力的に描かれていました。
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「漫画を描くの楽しい?
僕も仕事が楽しい。
金儲けしようなんて考えずにやってみることだよ。
とにかく夢中になってやってみること。
人は夢中になれるものがあるだけで、幸せなもんだよ」
鮎川を魅力的に描いてしまうのは、玉川たまが学生時代、鮎川にこう言われて背中を押されたせいでした。。。
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名誉じゃない、金儲けでもない、マイブームなんだ!
なるほど~~~と妙~~に納得しました。
夢中になるものをみつけて、いつもそれに熱中してる人なんですね。
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そして、決して自分は良い者にはならず、憎まれたまま罪滅ぼしをしてしまった。
やはりなかなか魅力的な人でした。
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古美門もさらっと鮎川の人物像を見抜いてしまうなんて。
同じ匂いがするって言ってませんでした?(笑)
マイブームでのめりこんでいる鮎川にどう対応するのかと思ったら、とことんつきあって飽きるのを待つ作戦。
なんだかおかしかったです。
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同じ性格だってこと、黛もわかったようで、古美門の憎まれ口ももう通用しなくなったようです。。。
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