名もなき毒・第10話 ララパセリの店員
今回は杉村(小泉孝太郎)が突然、ひらめきます。
もしかして彼なんじゃあ?
それで、警察さえマークしていないコンビニの店員に接触していくんですが。
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この杉村を演じてる小泉さんを見ていて、探偵をやってほしくなりました。
探偵がいい。
ひらめいた時の横顔なんて似合いすぎ!
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さて、古屋明俊を毒殺した真犯人は奈良和子(烏丸せつこ)と断定されました。
飛び降り自殺をした和子のバッグから青酸カリが出てきて、毒殺事件に使用されたものと同一成分だと判明したため。
暁子(真矢みき)は容疑が晴れてホッとします。
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美知香(杉咲花)は、家で奈良さんがやったとは思えないと口をすべらせ、暁子はふたりが会っていたことに怒ります。
それを発端として、親子喧嘩。
美知香は家を飛び出し、杉村の家で一晩泊まることになります。
「あなたの頭の中はいつも他人のことでいっぱい。
どうして誰にでも優しくして深入りしてしまうの?」
菜穂子(国仲涼子)は杉村とケンカ中でしたが、美知香を気持ちよく受け入れてくれます。
「私達、お人好し夫婦ね」
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杉村には、なぜか気になって仕方がない青年がいました。
それはララパセリの店員、外立研治(君嶋麻耶)でした。
気になったのは、店長でもないのに、自分の管理に落ち度があったからと明俊の事件をとても苦にしているようだったから。
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杉村は、研治のことをララパセリのオーナー親子に聞きに行きます。
研治は22歳。
幼い頃、母が男と駆け落ち、その後、父も行方不明、以後、祖母と暮らしているとか。
祖父の代では外立印刷を経営、けれど父の代で営業ができずつぶれてしまったそう。
自宅兼店舗を売れば、もっと楽に暮らせるのでは?という杉村に、ほとんど寝たきりになっている80歳の祖母が土地を売るのを反対していてできないのだと言われます。
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杉村が研治に会いに自宅を訪れると。
やせ細って顔色の悪い研治が出てきます。
そして、杉村から奈良和子が犯人だったと聞いた途端、ぜんそくの発作を起こします。
杉村はどうしても自分の考えを消し去ることができず、今度は秋山(平山浩行)を連れて研治の家を訪ねます。
「彼がなぜ犯人だと?」
「わかりません。
彼からは善良な印象しか伝わってこないけど。
でも動機は必ずあります」
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杉村と秋山の訪問に、研治は覚悟をしていたかのように言います。
「古屋明俊さんの事件のことですか?
僕がやりました。」
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一方、原田いずみ(江口のり子)は全国指名手配になります。
どこに逃げたのがわからなかったいずみですが、どうやら杉村の近くにいたようで・・・。
生垣からじっと杉村家の楽しそうな様子を眺めています。
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原田いずみと研治。
真逆の存在だと思うんですけど、どちらも毒を入れるに至ってると・・・。
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古田明俊の事件の真相が知りたいですね~。
まったく注目されてこなかった研治が急浮上。
ほんとに研治が犯人なんでしょうか。
きっと、毒は仕込んだものの、飲ませる相手を間違えたんでしょうね・・・。
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あと、杉村の家が土壌汚染を気にして調査してから家を購入。
編集部では、読者の要望が多かったので広報誌で土壌汚染を特集する予定。
そして、研治の自宅が土壌汚染で苦しんでいる。
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この3つの土壌汚染が何を表現してるのかも気になってます。
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●名もなき毒
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