名もなき毒・第7話 模倣犯
無差別連続殺人事件は4件。
その事件の中には模倣犯もいるようです。
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杉村(小泉孝太郎)は数日前に助けた美知香の母、暁子(真矢みき)に会います。
暁子は青酸カリによる無差別連続殺人の4人目の犠牲者、明俊(森次晃嗣)の娘でした。
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暁子は杉村に警察から疑われていて大変だと語ります。
さらに、美知香は摂食障害で親子関係はうまくいっていないと。
杉村は美知香のことを心配して、相談に乗ってもいいと約束します。
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暁子が自宅にもどると、美知香は自分を一番愛してくれていた祖父が亡くなって、孤独だと訴えてきます。
けれど、暁子は美知香の気持ちを受け止めようとはしません。
「ママは私より大事なものがあるよね。
仕事とか、彼氏とか」
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この親子には壁があるんですよね。
いろいろあるならそれをすべて娘に言った方がいいのに。。。
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明俊には交際している女性、奈良和子がいました。
しかも、自分が亡くなった時には財産を和子に相続させるという遺言を書いています。
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暁子は父から和子を紹介され、彼女が全面的に父に依存していることを責めます。
娘と孫と一緒に住んでいる家まで和子に相続させる気だと知り、暁子は納得できないのでした。
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まあ、気持ちはわかりますよね。
実際に住んでるのに出て行けと言われてるようなものですし。。。
でも、明俊は暁子が未婚のままで美知香を産んだことに不満な上、バリバリと仕事をしていることも気に入らない様子。
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まだ伏せられている暁子がシングルマザーになった事情っていうのが父娘の不仲の一因みたいですね~。
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美知香は美知香で、祖父の遺言書を読んで、和子の存在を知ります。
そしてその遺言書がしばらくして無くなっていることにも気づいています。
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母と祖父の間に何か問題が起っていることを察して、美知香の中で不安が膨らんでいきます。
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連日、警察に任意で聴取されている暁子ですが、無差別殺人事件の容疑者が出頭してきます。
自宅で青酸カリと注射器がみつかり、容疑者は逮捕されます。
ホッとする暁子ですが・・・。
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数日後、美知香が編集部の杉村のところへやってきます。
「お母さんの容疑が晴れて良かったね」
そういう杉村に美知香はうかない表情で言います。
「今まで以上に警察に呼ばれることが多くなりました。
・・・・・・杉村さん。
私、お祖父ちゃんを殺したのはお母さんじゃないかって思うんです」
杉村は絶句してしまいます。。。
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テレビでは事件の続報が報じられています。
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「逮捕された18歳の少年は1件目と3件目の犯行を認めましたが、
2件目と4件目の犯行は否認しているとのことです」
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「・・・ということは、
4件目の明俊の事件は解決していない・・・」
杉村は暗澹たる気分になるのでした。
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う~~ん。
2件目と4件目は別人の犯行。こうなったら、2件目も説明してもらわないと。。。
どうも全体像が見えてきませんね。
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それと、杉村に託されていた原田いずみの件。
こちらは、いずみが、杉村と美知香が一緒にいるところを写真に撮り、援助交際してると今多会長(平幹二朗)と杉村の妻、菜穂子(国仲涼子)に送り付けたことで、会長の逆鱗に触れてしまいます。
そして、杉村はお役御免となり、今後は法務部で扱うことになります。
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杉村は内心、ホッとしますが、いずみの方は杉村になんとか嫌がらせしようと企んでいるようです。
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.この青酸カリの殺人事件、いずみが犯人なんでしょうかね。
それとも暁子?
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どういう展開になるのか、楽しみです。
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