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2013年8月25日 (日)

半沢直樹・第5話一生悔やんで生きろ!

半沢(堺雅人)は東南アジアの零細企業に出向と決まります。

それを土壇場でひっくり返すと半沢自身は思っていますが・・・。

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半沢の出向先については妻の花(上戸彩)もどこになるのか心配しつつ、どこへ行くことになってもついていくと明るく前向きです。

そんな花に半沢は、はじめて自分の過去を話します。

「どうしてそんなに銀行で出世したいんだって聞いてただろ・・・」

半沢の父親が亡くなったのは過労のせいだと花は聞かされていました。

けれど、実際は、経営していた町工場から銀行が融資を引きあげ、続けて行くことが苦しくなっての自殺だったと打ち明けます。

その融資を引き上げたのが今の東京中央銀行・・・。

「お父さんの復讐をするために就職したの?」と不安げにたずねる花に半沢は・・・。

「親父を殺したのも銀行なら、うちの工場を救ってくれたのも銀行だ。

親父の作りだした、たったひとつのネジの可能性を信じて。

ロボットみたいな人間になるなと言っていた親父の言葉の意味がわかった。

銀行を変えたい。

そのためには銀行員として生き残らないといけない」

花はホッとしたように笑顔を見せます。

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夫が復讐心をずっと抱え続けていなくて良かった。

進みたい方向は良い方向なのだとわかっただけで、花はうれしくなってしまうようですね。

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「花、明日、出向になるかどうか。すべてが決まる」

「話してくれてありがとう」

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半沢は銀行をつぶすために就職したんだとばかり思ってましたよ~。

銀行内での闘争を見ながら、どうなるんだろうって思ってみてたんですが、建設的な考えに変更していたんですね。

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さて、話は急展開しますよお~。

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黒崎(片岡愛之助)が指揮する国税局は東田の隠れ家に突入します。

驚いた東田は慌てて、家中にある隠し口座の通帳と印鑑を集め、未樹に持たせて逃がします。

けれど、未樹はその足で、道端に止まっていた黒崎の車に乗り込み、すべてを渡してしまいます。

東田の隠れ家を偵察していた竹下(赤井英和)はそれらを半沢に報告。

これで万事休すだと残念がります。。。

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未樹に裏切られた・・・。

絶望的な状況に半沢が気落ちするかと思いきや・・・。

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浅野(石丸幹二)に君をもう銀行員じゃない。さっさと荷物をまとめておけと言われながらも、半沢は何かを待っている様子。

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そこへ半沢宛ての郵便が届きます。差出人は未樹でした。

中には関西シティ銀行の通帳などが入っています。

未樹が半沢を選んでくれた!

半沢と彼の部下たちは一気に活気づきます。

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未樹の行動はすべて半沢の指示通りでした。

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これにはビックリ!!予想外!

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半沢から説得された時、未樹は協力したいけれど、通帳はすべて東田が管理していてどこにあるのかわからないと言ったそう。

それで、半沢は国税に告発しろと提案したんですね。

そうすると、東田はあわててあなたに通帳を託すはずだと。

東田は半沢の狙い通りに動いたんですね。

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未樹は私が考えるよりずっと勇気がありました~。

ビシ~~っと東田を切ってしまいましたもんね。

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未樹が送ってくれた通帳を見ると・・・。

東田のニューヨークハーバー信託に隠してある資金は12億。

そして、そこから5千万が関西シティ銀行の未樹の口座へ、そしてその日のうちに浅野の口座に流れてることがわかります。

浅野が東田から報酬を受け取っていた証拠が揃いました。

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半沢は東田に会い、隠し資産のすべてを差し押さえたと伝えます。

ベトナムの事業への投資もすべて。

東田は未樹が裏切ったことにようやく気づきます。

「たくさんの会社をみてきた銀行員としていっておく。

金さえあればなんでもできると思ったら大間違いだ。

おまえに人はついていかない。おまえは社長の器じゃない」

東田は暴れまわった挙句、泣き崩れます。。。。

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また、半沢はその場にいた国税局の職員にも、

「資産が欲しければ、あたまのひとつも下げに来いと(黒崎に)伝えろ」と言います。

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半沢の迫力に気圧されてしまいます。。。

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黒崎はそれを聞いて身をよじらせて悔しがります。

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5億円を回収し終えた半沢はいよいよ浅野を追いつめていきます。

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「俺はあんたを刑事告発する!

徹底的に糾弾するから、覚悟してください。

あんたはすべてを失ったんだ。銀行員として父親としての将来も!」

「株で失敗したんだ。

初めは儲かったので、つい欲がでて・・・。

気づいたら5千万の借金をできてしまっていた。

家族だけは傷つけたくない。告発だけは勘弁してほしい」

「甘えたことを言ってんじゃないぞ。

自分の保身のためにこれまでどれだけの人間をおとしめてきたか。

自分のしたことを一生悔やんで生きろ!!!」

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けれど・・・。

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たまたまやってきた浅野の妻が、夫と半沢の雰囲気を敏感に察して、半沢に頭を下げ続け・・・。

半沢は、妻の花を思い出して、気持ちがぐらつきます。。。

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「俺を本部の営業第2部の次長ポストに異動させろ。

それができたら見逃してやる。

うちの銀行の中枢部。エリートが集う精鋭集団だ。

できなければ、お前は臭い飯を食うことになる。

それと、うちの課の人間は全員希望のポストにつけろ。

それが条件だ」

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浅野は半沢の要求をすべて叶えて、自分は大和田に睨まれ、半沢が行く予定だったマニラに出向になります。

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竹下はあらたに銀行から融資を受けて、工場を再開させます。

半沢に協力した部下もそれぞれ希望の部署に。

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そして、半沢は東京へ居を移します。

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次回からは東京編がはじまります。

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迫力満点で一気に見終わりました。

国税にタレこんだのが半沢の指示だったなんて、ほんとにビックリしました。

そうだったのか~~って。

未樹はもう出てこないのかな。

ネイルサロンを始めてる様子をちらっと映してくれてもよかったのになあ~。

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さて、5億から120億。

東京では扱う金額も桁違い。

スケールが大きくなって一層、おもしろくなりそうですね。

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半沢直樹は2回、参議院選挙と世界陸上で放送がとんでいるんですよね。

それにもかかわらず高視聴率。

どんどん数字があがっていくといいですね~。

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※過去の記事

第1話 第2話 第3話 第4話

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2013年夏ドラマ」カテゴリの記事

コメント

非常に見事に収束しましたね。
未樹も裏切ってなかったし。そういえば最初からどこに隠してあるか知らないって言ってたし。
全然予想してなかったので、バッチリ楽しめました。

支店長の奥さんは勘が働きますねぇ。できた人だ。

見てたら、弱みを握ってもあんなに有利に立ち回れないだろうなぁ、と。

確かにネイルサロンの開店準備とかやってるとこはちょっと見たかったですね。

投稿: 閑人 | 2013年8月29日 (木) 12時51分

>支店長の奥さんは勘が働きますねぇ。できた人だ。

奥さんできすぎてますよね。
すごい人だと思いました。
あれで、夫はたすかりましたもんね。

>確かにネイルサロンの開店準備とかやってるとこはちょっと見たかったですね。

見たかったですね~。
壇蜜さん、華やかでしたね~。

投稿: とわ→閑人さん | 2013年10月 2日 (水) 14時44分

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半沢直樹 第5話 半沢が出向に…!?生き残りをかけた戦 高級料亭の座敷で浅野支店長(石丸幹二)と東田(宇梶剛士)が密談・・・。 東田「これでなにもかも上手く行くってわけだな。」 浅野「半沢の銀行員生命も、あと1日だ。」 悪代官と越後屋、あるいは悪代官とヤクザの親分が酒を酌み交わしながら悪事の相談をしてるみたいな絵柄。 思いっきり時代劇のノリですねぇ。 宇梶剛士の口調なんてのは、完全に時代劇口調。 悪代官・浅野支店長(石丸幹二)とヤクザの親分・東田(宇梶剛士)を、剣... [続きを読む]

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