名もなき毒・第1話 巨大企業の娘婿に!
目がはなせない・・・。
おもしろかったです。
.
.
主人公の杉村(小泉孝太郎)はあおぞら出版で編集の仕事をしています。
映画館で痴漢にあっている菜穂子(国仲涼子)を助けたことから交際に発展。
やがて二人は結婚の約束をします。
.
そうなって初めて、菜穂子は自分の父親が今多コンツェルンの会長・嘉親(平幹二朗)であることを打ち明けます。
.
母を数年前に亡くし、父親と二人暮らし。病弱なので家事手伝いをしてる・・・そう聞いていたのに・・・。
巨大企業の娘婿になるのかと顔をひきつらせ、絶句する杉村。
.
野心がまったくない杉村は悩んで実家にも相談しますが、環境が違いすぎると猛反対されます。
.
そんな中、菜穂子をあきらめられない杉村は嘉親に挨拶に行きます。
嘉親は自分の会社に入るという条件を飲むなら結婚を許すと言い、杉村はそれを受け入れます。
.
.
杉村と菜穂子は結婚し、女の子を授かり、8年の歳月が流れます。
.
杉村は出世など無縁の社内広報誌を作る部署で、平凡で穏やかな毎日を過ごしています。
.
そんなある日、嘉親に呼び出されます。
嘉親は、長年、運転手だった梶田(平田満)の葬式に、自分の代理として出席してほしいと杉村に頼みます。
.
杉村はその名前を聞いて、ふと思い出します。
.
嘉親の条件をのんで菜穂子との結婚の許しをもらったあの時・・・。
傍らにいた梶田が「おめでとうございます」と言ってくれたことを。
.
その「おめでとうございます」が、純粋な祝福の気持ち以外、なんの感情も混じっていなかったことを。
そして、結婚当初、その言葉が杉村を支えてくれていたことを。
.
ああ、あの人が亡くなってしまったのか・・・。
聞けば、自転車によるひき逃げで犯人はつかまっていないとのこと。
.
杉村は残念なことだと思いつつ、葬式に参列します。
.
梶田にはふたりの娘、聡美(深田恭子)と梨子(南沢奈央)がいました。
葬儀の報告を聞いた嘉親は、娘たちの力のなってやってほしいと杉村に言うのでした。
.
.
数日後、姉妹は杉村のもとへやってきます。
編集の仕事をしている杉村を見込んでか、ためらっている聡美をよそに梨子は梶田の自伝を書きたいと言います。
.
ひき逃げの犯人に父親がどんな人生を送ってきたのか読ませてやりたい。
それで、後悔して出頭してくれたら・・・と梨子の目からハラハラと涙がこぼれおちます。
.
杉村はそんなにうまくはいかないのでは・・・と率直に自分の気持ちを伝えた上で、自伝の手伝いを約束します。
.
梨子はそれで満足して帰っていきますが、後に残った聡美は深刻な表情のまま。。。
.
「梨子は父のいいところしか知らないんです。
・・・でも、父はいいことばかりしてきたわけではありません。
だから、自伝なんて書いてほしくないんです。
.
父は・・・。
昔、法に触れるようなことをしていたんです。
.
そして、それは死ぬ直前まで続いていたんではないかと・・・思うんです」
.
.
梶田の闇が・・・平穏な日々を送る杉村のもとに迫ってきました。。。
.
.
.
ドラマは主人公のナレーション入りで進んでいきますので、じっくりとその心情を追っていけます。
そして、これからふりかかってくる「毒」にこちらまでハラハラさせられます。
こういうところは小説風ですね~。
.
.
梶田から嘉親の過去につながるのでしょうか。
そして、それは美空ひばりの車屋さんにヒントが???(笑)
.
次回も見ま~~す。。。
.
.
★ぽちっとよろしくです。励みになります。
.
| 固定リンク
「2013年夏ドラマ」カテゴリの記事
- ぴんとこな・全記事のリンク(2013.10.08)
- ぴんとこな・番外編終 斬新な設定の数々。(2013.10.07)
- ぴんとこな・番外編 父子の関係(2013.10.06)
- きなこ庵ドラマ通信№14 金田一&手塚治虫(2013.09.25)
- ぴんとこな・第10話最終回(後編)(2013.09.27)
コメント
ううっ、
都羽さん、これは観たくなりますね~
暑くて、ドラマ観る元気が今一つのシーズンなんですが
悩むぅ~(ーー;)
投稿: と~まの夢 | 2013年7月11日 (木) 15時29分
こんばんわ~。
>都羽さん、これは観たくなりますね~
1話はおもしろかったですよ~。
>暑くて、ドラマ観る元気が今一つのシーズンなんですが悩むぅ~(ーー;)
そうなんですよね。
私もそうです。
暑くて、レビューも極力しぼってます。
ほんと、この暑さは頭をぼう~っとさせますよね。
アイスばっかり食べてます。。。
投稿: とわ→と~まの夢さん | 2013年7月12日 (金) 20時48分