七つの会議・第1話 誰かが消えていく
あまりに重苦しくて見続けられないんじゃないかと思いつつ・・・。
最後まで見ていまいました。(笑)
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なるほどね~~。
前知識はまったくなかったので、こういうことになるのかと俄然次回を見たくなりました。
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部下からつきあげられ、他部門の上司からは恫喝され、上司から厳しく叱責される。
しんどすぎる職場です。
いたたまれない・・・。
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中堅の電機メーカー、東京建電の営業部では会議が開かれています。
そこで、4課長の原島(東山紀之)は上司から成績が悪いことを徹底的に叱責されます。
一方、1課長の板戸(眞島秀和)は会社のエースで成績もよく。。。
それがいつもの会議風景でした。
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その板戸が突然、1課の万年係長と称されていた八角(吉田鋼太郎)からパワハラで訴えられ、更迭されてしまいます。
そして、花の1課の課長に抜擢される原島。
社内ではこの人事を「次がみつかるまでのつなぎだろう」と噂されるのですが・・・。
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原島を呼び出し、昇進を言い渡した部長、北川(石橋凌)は条件を出します。
「板戸が携わっていた部品のネジを別のところに発注しなおせ!」と。
工期が迫っているうえ、こんな低コストで引きうけてくれるところはない・・・。
原島は懸命に発注先をあたり、やがて、1千万円前借りさせてくれるなら引き受けてもいいという町工場が現れます。
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役員会の承認を得て、発注先を確保でき、ホッとする原島。
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けれど、そのネジ製造会社「ねじ六」の社長、三沢(甲本雅裕)に、原島が間違えて持ち込んだネジを強度の検査にかけられてしまいます。
指定の強度に達する前にポキッと折れてしまうネジ。
原島はそれを知り、愕然とします。
そのネジは、板戸が携わっていた頃のネジでした・・・。
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突然の板戸の更迭とネジの強度不足で、会社に何が起こっているのかを察してしまう原島・・・。
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「板戸が営業部からはずされたのはパワハラなんかじゃない。
ネジを作っていた会社と癒着して、コストを落とすためにネジの強度をごまかしていたんでしょう?」
原島は自分の中でふくらんでいく疑惑を八角にぶつけますが・・・。
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八角はため息をついて言います。
「あんた、これ以上、真実を知ったら、もう元の場所にはもどれなくなるぞ・・・」と。
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おもしろかったです。
はじめのころの息苦しくなるような会社の雰囲気には逃げ出したくなりましたが。。。(笑)
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なんだか、貧血一歩手前で脂汗をかいている時のような緊迫感がたまらなかったです。。。
画面も青白いし。(笑)
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でも、会社の中でうごめいていたいろんなキャラが整理されてきて、話の行方が見えてくると、すっきり。
緊迫感も消えました。
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ネジが不良品で事故が起こるかも・・・となれば、リコールですよね。
さて、大事に会社が揺れそうです。
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ドラマでは、気づけなかったんですが、原島のいる会社は中堅電機メーカー。
東京建電という大手の総合電機会社の子会社だそうです。
ここらへんの力関係も今後、出てきそうですね。
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