ビブリア古書堂の事件手帖・最終回
さて、最終回です。。。。
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今まで、本の持ち主との思い出が描かれてきたこのドラマ。
最終回はその思い出話が進化したものでした。
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とても楽しませてもらいました。
男性が亡くなった後、恋人に遺してあげたものは・・・。
ロマンチックな試みに感動しました。
そうきたか~~って感じ。
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鍵のありか、4ケタのダイヤル番号、暗証番号。
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ドラマを見ながら、こんな謎だらけの遺言。
栞子(剛力彩芽)がいなかったら、慶子本人には絶対に解けないじゃないのかな~と思っていたんですが・・・。
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この謎解き自体が、愛する人への贈り物だったんですね~。
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そして、謎解きを終えた後、開いた金庫の中には・・・。
乱歩の幻の作品と、それに加筆して、恋人、慶子を登場させた小説が。
恋人だけに見せる最初で最後の小説。
慶子はそれを胸に抱いて、一人旅に出ました。。。。
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恋人とのハネムーンのようでした。。。
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なんて素敵なんでしょう。。。
乱歩マニアである恋人を、ひととき乱歩の世界に浸らせようという遊び心のある遺言。
最後のお話がこんなにロマンチックなんて。
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また、慶子(松田美由紀)が乱歩の世界から出てきたような怪しげな女性でお話にピッタリでした。
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ビブリア良かったです。
有終の美を飾りました。
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また、最終回では栞子と智恵子(安田成美)親子の対面もありました。
ダーティーなブローカーかと思っていた智恵子は、しっかり慶子の気持ちまで見抜いて無理矢理、幻の乱歩作品を取り上げようとはせず、旅立ちを見送りました。。。
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それを見て、智恵子の古書への思いを理解したようで、栞子は母親をちょっと許せたようでしたね。
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それに、推理ではどれもこれも一歩先をゆく智恵子。
後手後手にまわった栞子。
お母さんは師匠的存在なんだなと思わされました。
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栞子と文也を捨てて家を出たことについては、「私の子だから大丈夫だって思ったの」
ただ、それだけ。
そして、
「どうしても読みたい本があるの。
それを探しに行くんだけれど、あなたも来ない?」
智恵子は悪びれるそぶりもなく、きさくに栞子を誘います。
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栞子は断りますが、あきらめきれない智恵子は、乱歩の作品を受け取ったら、そのまま外国へ発つから明日までに追いかけてきなさいと言って立ち去ります。
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大輔(AKIRA)に、今なら、本を探すために家族を捨てた智恵子の気持ちもわかる気がすると告白した栞子。
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でもね。
去っていく智恵子を泣きながら見送ってましたね。
子供として、与えてもらいたかった愛情はあったんだと思いますよ。
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口に出して言ってしまうと、子供じみた恨みつらみにしか聞こえないだろう。
一を聞いて十を知る、頭のいい栞子には、それが見えてしまってそんな醜態をさらすことはできなかったのかも。
その上まだ、母親を理解しようとしていますよね・・・。
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智恵子は勝手な人ですねえ。。。。
まあ、こういう自由な人はよくいますけど・・・。
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栞子はビブリア古書堂を守っていくようです。
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翌日、大輔が出勤すると、ガランとした古書堂・・・。
栞子は智恵子を追いかけて行ったのかもしれない・・・そう落胆していると。
「おはようございます」と背後から声がして・・・。
大輔は安堵したように笑顔を見せます。
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その大輔はまだ活字恐怖症を克服できず。。。
栞子は大輔のためにいつものように乱歩の作品を語り始めます。
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お似合いのカップルでしたね~。
栞子と大輔。
これは、続編がまた見たいな~。。。
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※過去の記事
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
第9話は見逃してしまいました。
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