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2013年3月12日 (火)

ビブリア古書堂の事件手帖・第8話「たんぽぽ娘」

今回も冒頭の15分ほどを見逃してしまいまして、公式のあらすじ完全版にお世話になりました。

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栞子(剛力彩芽)は常連客の吉見(大倉孝二)にいい本が少ないと言われ、古書を調達するため、大輔(AKIRA)と「古書交換会」へ行きます。

そこで、「ヒトリ文庫」の井上(佐野史郎)と人気の高い絶版のSF文庫を競り合い、負けてしまったそう。

その夜、大輔は栞子から「たんぽぽ娘」を棚に並べてほしいと言われますが。

その矢先、井上が「たんぽぽ娘」を返せと怒鳴り込んできます。

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(ここから見ました)

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「たんぽぽ娘」は井上が競り落とした中に入っていたんですね。

井上の話を聞いた大輔は、さっと手に持っていた「たんぽぽ娘」を隠します。

そして、栞子が盗んだんだろうと言う井上に言いがかりだと猛抗議。

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勢いあまって、なぜか3日のうちに犯人をみつけ本を取り戻せと言う井上の提案を飲んでしまいます。

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ええええ~~って志田と一緒に私ものけぞりましたよ~。(笑)

なんでそっちの方向へいく~~?って。

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さっそく翌日から大輔は古書交換会の会場となった古書会館や、ほかの古書店をまわって情報を集め始めます。

そんな大輔を志田(高橋克実)と栞子の幼なじみ&相談役の滝野(柏原収史)も手伝ってくれます。

「彼はどうしてそこまで?」

本も読めないのに古書店で働き始めた大輔を快く思っていない滝野は志田にたずねます。

「あいつは本は読めないが、本を大切にしている人の気持ちを理解することはできる。

本のことで困ってる人がいるといつもあんなに必死になってしまんだ」と志田は大輔のことを認めてる様子。

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志田によると、栞子のためだけでなく、井上たちのためにも調べる気になっているらしいです、大輔。

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しかし、古書会館にくるのは顔見知りばかり。

外部の人間が本を盗めるはずがない・・・と首をひねる栞子たち。。。。

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「ところで、ビブリアの「たんぽぽ娘」はなぜこのタイミングで店に並べようと思ったんですか?」

栞子はあれは父親のもので、あまりいい思い出がないので売った方がいいと常々思っていたと言います。

「父が、母が突然いなくなってからこの本をよく読み返していて・・・。

愛する女性がいなくなって嘆く主人公に自分を重ねていたんでしょう。

黙っていなくなった母を父はうらんでいたんだと思います」

「・・・家族でも本当の気持ちなんてわからないもの。

お父さんがその本を読み返した理由も他にあるかもしれませんよ」と栞子を励ます大輔。

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やがて、事の真相がわかります・・・。

栞子が推理した犯人は・・・吉見。

古書交換会の前日に吉見は大輔になりすまして古書会館に入り、「たんぽぽ娘」を盗んだのでした。

出入りするのは顔見知りばかりの古書会館。

知らない人は入れないはず。

でも、ビブリアに新入りが入ったという噂は広く知られているものの、顔まではまだ知られていない大輔なら疑われないと吉見は思ったようです。

案の定、疑われることなく侵入。

「たんぽぽ娘」を抜き取って持ち帰ってしまった。

吉見はその推理に観念します。

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吉見は働いていた古本屋で妻と知り合い、本好き同士意気投合し結婚したそう。

しかし、その店がつぶれたのを機に夫婦仲も破綻してしまい、妻とは離婚。

妻が家を出て行く際に二人の思い出の本「たんぽぽ娘」も処分してしまったそう。

吉見はその本を探して探して、なんと滝野から古書会館にあると聞かされたとか・・・。

その本が戻れば妻との間も元に戻るのではという考えに取りつかれてしまったと吉見は謝罪します。

吉見は井上にたんぽぽ娘を返し、井上は帰って行きます。

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「あなたのお母さんにも申し訳ないことをしました」と頭を下げる吉見。

たんぽぽ娘は10年前に栞子の母親に勧められて購入したものだったそう。

婚約者に本を贈りたいと言った吉見に、母親は、

「これはどうでしょう。

私も結婚するときに夫にあげたんですよ」と手渡したそう。

栞子は目を丸くします。。。

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知らず知らずのうちに吉見に手を貸してしまっていた滝野もバツが悪そうに帰っていきます。

静まり返ったビブリアで、大輔は棚から「たんぽぽ娘」を手に取ります。

「ほらね。この本をお父さんが読んでいたのは、お母さんを懐かしむためだったんですよ。

誰にも買われなくて良かったですね」

大輔は栞子に「たんぽぽ娘」を渡します。

栞子は微笑んでその本を胸にしっかりと抱きます。。。。

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しっかり栞子のことを守ってくれる大輔。

ものすごく頼りがいがあります。。。

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井上は栞子のお母さんを悪くいいますね。

言葉も乱暴だし。

「狙った本を手に入れるためならなんだってする奴だ」なんて。

同業者としてなにか恨みでももっているのかしら?

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宅配のお兄さんとして、岡田義徳さんが出てました。

前回の須崎に続いて、なんか今後再び登場しそうな人がたまってきてる気が・・・。

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それと、せっかくの幼なじみ&相談役の登場なのに。

滝野は大輔のライバルにはならないみたいですね。

意外とあっさり退場しました。

肩すかしの感がいなめず・・・。(笑)

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※ビブリアの9話はとうとう完全に見逃してしまいました。

ショックです・・・。

なので、次回は10話の感想になります。。。

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※過去の記事

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話

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2013年冬ドラマ」カテゴリの記事

コメント

都羽さん、こんにちは。とってもお久しぶりのエミーユです。
「ビブリア古書堂…」最初は期待せずに観てましたが、
ここにきて面白くなってきましたね。
特に栞子とお母さんの間の確執が何なのか気になります。
このドラマを観ていると本をめでる人の気持ちっていろいろなんだなぁ、と思わされるよね。
子どものころに読んだ思い入れのある本(第9話)とか青春時代に読んで心の残ってる本とか、みんな誰しも1冊はあるんだろうなぁ、と考えてしまいます。
本そのものだけでなくそんな人の気持ちを大切にしている栞子ちゃんがまたイイですよね~。
この第8話は大好きな大倉孝二さんが犯人役(?)で出演してたので録画して繰り返し見てしまいました。
朴訥ながら相変わらずいい演技です。来月、彼のひとり芝居観に行く予定でーす(^^)
「たんぽぽ娘」のラストって結局丘の上で会った少女がお父さんの最後のタイムマシーンに乗って彼に会いにきてお嫁さんになっていた・・というオチなんですよね。コバルト文庫にありそうだ~(笑)

投稿: エミーユ | 2013年3月13日 (水) 12時53分

エミーユさん。こんばんは~。
ブログさぼってまして、こんなに返事が遅くなってしまいました。

>「ビブリア古書堂…」最初は期待せずに観てましたが、ここにきて面白くなってきましたね。

そうそう。おもしろくなってきましたね~。

>特に栞子とお母さんの間の確執が何なのか気になります。

私も同じです。お母さんが結構悪い人のように言われていて、気になり出しました。


>このドラマを観ていると本をめでる人の気持ちっていろいろなんだなぁ、と思わされるよね。

そういう本、私にもありますね。
マンガにもあります。
本に思い入れのある人と、古書としての値打ちを追求する人と、いろいろ登場して奥深さを感じさせてくれてます。

>第8話は大好きな大倉孝二さんが犯人役(?)で出演してたので録画して繰り返し見てしまいました。

エミーユさん、大倉さんが好きなんですか!
それはまたマニアックな。(笑)
私も好きです。(大笑)
ビブリアでは鈴木浩介さんも好きです。
大倉さんといえば、すぐに思い出すのはデカワンコかな。ほかにもコメディーで笑わせてもらいました。

>来月、彼のひとり芝居観に行く予定でーす(^^)

おお!素敵ですね。
想像するだけでたのしそう。

>コバルト文庫にありそうだ~(笑)

私もコバルト文庫と聞いて、あのコバルト?って思ったんですが、あのコバルトなんですよね。
でも、作者が外国の方みたいなので、ちょっと雰囲気は違うのかなと思ったり。
でもドラマの中では結構古い本扱いされていて、もうそんなに経ったのかとちょっと複雑な心境になりました。(笑)

投稿: とわ→エミーユさん | 2013年3月25日 (月) 00時19分

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「ビブリア古書堂の事件手帖」第8話 真犯人はビブリアにいる ドラマの中身は病院食よりも薄味ですが、唯一『たんぽぽ娘』には心が反応。 (ロバート・F・ヤングの『たんぽぽ娘』は、奇しくも5月に河出書房新社の奇想コレクションとして復刊される。) で、『たんぽぽ娘―海外ロマンチックSF傑作選2(集英社文庫 コバルトシリーズ)』は、アマゾンでは今49,800円で手に入る・・・高っ! 小生は、ロバート・F・ヤングでは30数年前に読んだ『ジョナサンと宇宙クジラ』がお気に入り・・・っていうか、... [続きを読む]

受信: 2013年3月13日 (水) 10時54分

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