dinner・第3話 美食家VSシェフ
前回の感想でロッカビアンカはお客が戻り始めたと書いたんですが、どうもそうはなっていないようで・・・。
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客足を伸ばすために、雑誌の取材をうけるものの、店の新しいコンセプトは?との質問にも答えられず、落ち込む沙織(倉科カナ)。
厨房では、江崎(江口洋介)木村(八嶋智人)の言い合いが始まって、オロオロするばかり。
どうにも頼りなくて、支配人というよりオーナーの娘というだけの存在だと自覚する日々。。。
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そんな沙織は江崎と打ち解けようと、食事に誘います。
「江崎さん、もう少し、やさしくなってください~」
けれど、江崎は料理に舌鼓を打つばかりで聞いてません。
結局、沙織は深酒をして、いろんな人の中で気をつかってばかりだと愚痴ることに・・・。
「人の目を気にしすぎるから、自分が無くなるんだ。
人の目なんて気にするな」
江崎の顔を酔っぱらった座った目でみつめる沙織。
酔いがまわった沙織にはその言葉は届きません。
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そんなある日、本宮(柴本幸)のアイデアで、沙織はカリスマ美食家、朝倉恭子(真野響子)を招待することにします。
彼女のブログは絶大な人気を誇り、そこで店を誉めてもらえると客足が一気に増えるはずと計算してのことだったのですが。
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沙織はさっそく招待状を送り、数日後、朝倉がやってきます。
朝倉は自分の席に江崎を呼び、特別メニューを注文します。
江崎はそれを挑戦状と受け取り、「おもしろい!!」と厨房へ戻って、料理をつくりはじめます。
ワクワク、ゴキゲンで踊りながら料理をはじめる江崎。
それに思わず、引き込まれてやる気を出す木村たち。
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つぎつぎと出される江崎の料理に大変満足した様子の朝倉ですが。。。
料理も後半に入ろうとする頃、沙織の腕をつかんで、こっそり、ブログに載せる原稿料として30万を要求します。
沙織は戸惑いますが、瀬川(ユースケ・サンタマリア)と相談の上、お金を渡そうと決意します。
けれど、上機嫌になった朝倉のふるまいは傲慢で周りのお客に迷惑をかけはじめます。
やがて、子供連れのお客にうるさいから帰ってほしいと言い出したことで、沙織の堪忍袋の緒が切れます。
「お客様はみな平等です。
ロッカビアンカは朝倉さまを特別に扱うつもりはございません」
朝倉は怒って帰ってしまい、さっそくブログにはロッカビアンカのサービスの悪さが事細かに綴られてしまいます。
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客足を伸ばそうとしていたのに、結果は反対のことに・・・。
スタッフたちに平謝りの沙織ですが。
意外にもみんなは沙織の考えに賛同してくれます。
「私たちは常連のお客さまを大切にしていけばいいんです」と瀬川。
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江崎も認めてくれたのか、沙織のことをはじめて「支配人」と呼んでくれます。
それを聞いて、パア~~っと花が咲いたかのように満面の笑みになる沙織。
「ねえねえ~!今、支配人って呼んでもらえましたよね?ね?
私、決めました!この店のコンセプトは誰もが気楽にやってきてくれる店!
どうですか?」
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当たり前すぎて、リアクションに困るスタッフたちでした。
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オロオロしたり、右往左往するのも、気持ちがわかります。
あんな世界を食べ歩いているような有名な美食家が相手ですものね~。
しかも、ゴージャス。
その朝倉に反論するなんて、意外にも度胸がありますね。沙織。
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子供連れのお客さんは親の方があんなに遠慮していたんでは、気の毒。
ちょっと個室っぽいところに案内してあげればいいのにと思ったりもしたりして。
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とにかく、沙織がちょっと自信をつけました。支配人として。
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根っからの甘えん坊で天真爛漫なところが沙織の良いところで、とってもかわいらしい。
江崎と食事して、愚痴を言いつつ、ひとりで深酒。
酔いつぶれて、おんぶして送ってもらって。
それでちょっと江崎に懐いてる沙織。
翌日には少し言いたいことが言えるようになっていて、ちょっとおかしかったです。
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しかし、ブログで紹介するのに謝礼を要求するって・・・。
こんな商売もあるのかと驚きました。
沙織たちはそうはせず、地道な道を選びましたがそれが一番。
ただ、ブログでお店を悪く言われるのはマイナスですよね。。。。
つらいところです。
江崎やほかのスタッフも気にしない人ばかりみたいで救われてますが。
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そそ、今、気づいたんですが、柴本幸さんと真野響子さんって親子ですよね~。
今回は親子共演だったんですね。
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