dinner・第1話&第2話 天才シェフ江崎登場
2話、おもしろかったです~~!
ワクワクしてくるような展開で。
最後のオチなんて最高。
ドラマっていいわあ~!と実感しました。
ああ、1話が人物紹介までで終わったのがもったいない。
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江崎のキャラ、いいです。
料理オタク。これで満足っていうことがない。
満足したら料理人は終わりらしく、まわりを巻き込んでとことんいきそうです(笑)
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1話。
イタリアの名店「テレーザ」で修業をした世界的に有名になった辰巳日出男(風間杜夫)が
経営するロッカビアンカ。
そのイタリアンレストランは伝統的な本格イタリアンを食べられるということで大評判。
連日満員で予約は3か月待ち。
娘で支配人を務める辰巳沙織(倉科カナ)はすべてが順調で笑顔が絶えない。
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そんな折、辰巳がクモ膜下出血で意識不明に。
その後、小康状態になるものの、店を継続することはできなくなります。
沙織は副料理長の今井(松重豊)と給仕長の瀬川(ユースケ・サンタマリア)に励まされ、
ほかのスタッフらも一丸となってこの危機を乗り越えようと営業を続けますが。
今井の料理では常連客がどんどん減っていき・・・。
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沙織は悩みに悩んだ挙句、日本でもう一人「テレーザ」で修業をしたことがあるという江崎究(江口洋介)を見つけ出し、料理長になってほしいと頼みます。
料理長を引き受けた江崎はこっそりロッカビアンカにやってきて、今井の料理を食べ、注文をつけます。
「愛情で味がよくなるのか?
違うね。
料理はたった1グラムの塩で決まる。
1グラムの塩で常連客を逃すんだ!」
それを聞いていたスタッフたちは江崎に反発するようになってしまいます。
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2話。
ロッカビアンカを任された江崎はさっそく、厨房の配置を変え、メニューも変えると言い出します。
スタッフは反発しつつ、江崎の指示する料理を作りはじめます。
そんな江崎の料理はお客には好評で、閑散としていた店は賑わいを取り戻します。
けれど、江崎が入ることによって、居場所をなくしていく今井。
そんな今井に沙織は父、辰巳の新メニュー開発ノートを渡します。
「父の作りたがっていた新メニューを今井さんにひきついでほしいの」
今井はさっそく暇な時間に新メニューを作りはじめますが・・・。
なかなかアイデアが浮かばず、苦しんでいると、それを見た江崎も無邪気に参加。
ふたりで試行錯誤を繰り返します。
江崎の自由な発想に触発されて、今井も夢中になっていきます。
ようやく納得できる味に仕上がったと思った途端、江崎は、
「う~ん。まだ何かが足りないんだよなあ~。
この料理にもっと合うスパイスってなんだと思う?」と不満そう。。。
おいしくできても、まだ何かが足りないと、満足しない江崎の貪欲さに、圧倒される今井。
「この味でまだ満足できないのか・・・」
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今井は江崎の才能と情熱についていけず、店を辞めようと揺れますが。
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その気持ちを知ったスタッフたちは今井を引き留めようと必死に説得。
けれど、江崎は・・・。
「やめたきゃ、やめればいい」
あんたこのノートちゃんとみたのか?
どれもこの店のメニューにはない斬新で挑戦的なアイデアがいっぱいだ。
あんた、これがどういことかわからないのか?
辰巳さんも悩んでいたんだ。
このままじゃ、いずれ、この店はダメになるって気づいてたんだ。
現状に満足したら俺たち、料理人はそれで終わる。
だからあんた、ずっと副料理長どまりなんだ。
出ていきたかったら、さっさと出ていったらどうだ」
店を飛び出した今井ですが、ハッとひらめき、すぐに戻ってきます。
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「江崎さん!わかりましたよ!あんたの求めるスパイスが!」
さきほどの騒動などなかったかのように、ふたりは再び、厨房を占領して、並んで試行錯誤を繰り返しはじめます。
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ようやく、新メニューが完成します。
料理を口に運んで、心から満足げな笑顔のふたり。
さっそく、新メニューは店に出され、お客から、おいしいと絶賛されます。。。
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忙しく調理するスタッフを縫うようにして、今井のそばに江崎がやってきます。
「なあ、今夜あいてるか?
もっといいスパイスを思いついたんだ。
あの新メニューを改良しよう!
とことんつきあえ!」
今井の背中をポンとたたく江崎はとってもうれしそう。
今井はというと、、、これからこの完璧主義者につきあうことになるのかと、うらめしそうに天を見上げています。
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今井は江崎と一緒にいる方が、自分を伸ばせる、断然楽しいということで、ロッカビアンカにとどまる気になりました。
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人の気持ちがちょっとわからなくて、毒舌で無神経。
けれど、悪気はなくて、←ここがポイント。
料理に対する情熱はすさまじくて、無邪気に突き進む姿にまわりが巻き込まれる。
「芸術は爆発だあ~」のまさに芸術家肌。リアクションはイタリア風。
そんな江崎は見ていて、かなり楽しいです。
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この魅力的なキャラでドラマを見ている人も、ぐんぐん引っ張って行ってほしいです。
たのしみ~♪
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