回を増すごと、彩未が頼もしくなっていく・・・。
いいドラマですよね~。。。
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彩未(北川景子)は生徒たちに問います。
「自由とはなんですか?」
すると、生徒のひとり、綾乃が答えます。
「まわりに流されず、自分の考えで判断し、行動することです。」
「では、自分の考えで今日は学校を休みたいと思えば、そのように行動することは自由ですか?」
「それは自由ではありません。それは自分勝手です。
それは不登校です。
不登校すべて自分勝手だって、いってもいいのですか?
その人の抱える悩みやとりまく環境などを考えず、それは自分勝手だ。
自由の意味をはき違えているとそのように発言することはあなたの自由ですか?
それとも自分勝手ですか?」
「そこまではわかりません。」
「そこまではわからない。自分のことなのにわからない。
それが自由なのか、自分勝手なのかさえわからない。
わからなくてもいいのです。そう思うことが自由なのです。
学校で教わることの自由とは、むしろわかることではなく、自分の中にわからないと思うことを増やすことです。
先生が何を言おうと、そう簡単にわかった気にならないでください。」
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カッコいい~。。。
でも、難しい~~。はじめて見た時は頭を抱えてしまいました。私。
こうやって書き出してみると理解しやすくなりますね~。(笑)
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こんなことを言って混乱させるもんだから、綾乃たちは、先生の正体を知りたいと彩未のマンションへやってきます。
そこには中傷ブログに書かれていたとおり、恋人らしき男性、志岐(ガクト)がいます。
志岐は子供たちが彩未の生徒だと知ると、マンションの中へと招き入れます。
「僕は夢の研究をしてるんだ。」
志岐の仕事に生徒たちは興味津々です。
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そこへ彩未が帰ってきます。
「いつからロリコンになったの?」
「昔は先生の家に生徒が遊びにくるのは当たり前だった。」
「僕はロリコンに見えるのか・・・。
あなたはちょっと・・・、フィギュアっぽいのよ」
彩未は生徒たちをそれぞれの家まで送っていきます。
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フィギュア・・・。
彩未、うまいこといいます~。
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ふたたび、彩未のマンションにひとりでやってくる綾乃。
綾乃は志岐に夢のことを聞いてほしいと頼みます。
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翌日、綾乃は学校で、彩未のマンションで志岐にキスされたと訴え、問題に。
それを知った生徒たちは授業をボイコット。
「先生が担任でいる限り、図書室で自習します」と言い出します。
教室に残ったのは4名の生徒。
結衣子が悪夢をみて彩未が救った生徒たちでした。
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他の生徒たちと対立しても、彩未を信じるといってくれる子を見て、ちょっとうれしそうでしたね~。彩未。
もちろん、この中には結衣子もいます。
前回、少女マンガ風に顔を描かれた赤根くんもいて、自分の意見を言うようになっています。元気そうでなにより。(笑)
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綾乃の母親やPTAが学校に押しかけ、校長と彩未が状況を説明することに。
「多分、キスなどなかったと思います。
私が嫌われているのは本当ですが、キスをされたと言ったのはその意思表示だと思います。」
冷静な彩未の言葉に母親は怒りを沸騰させます。
でも、突然、志岐がやってきて、綾乃とのやりとりをすべて録画していたと告げ、一気に疑いが晴れます。
さらに、志岐は綾乃の母親にだけ内容を見てもらいたいと言います。
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別室で録画映像を見る母親は娘の本心をはじめて知ります。
「私は、お母さんが怖いです。嫌われるのがすごく怖い。
私がバカだから。
弟は頭が好くて。
私の顔は浮気ばかりしてるお父さんに似てるから。
あの家に私がいてはいけないんです。」
「不安という外敵から身を守るために。
お嬢さんは先生をスケープゴートにした。
お嬢さんの嘘はお嬢さんの心をむしばむ毒なんです。
だから吐かずにはいられなかった。」
志岐の分析に綾乃の母親は返す言葉もありません。。。
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そんなおり、結衣子(木村真那月)は悪夢を見ます。
綾乃が口から毒を吐き、給食のビーフシチューにいれる夢・・・。
食べた生徒や彩未がその毒で倒れてしまいます。
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彩未は結衣子の悪夢を夢研究所で見せられます。
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数日、欠席していた綾乃が学校にやってきます。
けれど、嘘をついていたことで、生徒たちは綾乃につらくあたります。
授業中にも悪口を書いた紙がどんどん綾乃のもとへ集まり、山のように・・・。
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教科書を読みながら、生徒たちの間を歩きまわっていた彩未は、その紙の山を片手でかき集めグシャッと握りつぶします。
そしてその代わりに母親が書いた手紙を綾乃に渡します。
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結衣子の悪夢を知った後、彩未は綾乃の母親に会い、手紙を書いてほしいと頼んでいました。
「手紙はいざというときのお守りだと・・・、解毒剤だと思ってください。」
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「綾乃へ。
綾乃が世界中の人に嫌われてもお母さんだけは味方です。
綾乃を絶対に守ります。
だから、勇気を出して学校でがんばってください。
そして、必ず私のところへ帰ってきてください。」
母親の気持ちがしっかり伝わったようで、綾乃はそっと涙をぬぐっています。
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お母さんの手紙、泣けますね~。
そして、お母さんが「学校でがんばってください」って書けたのは、彩未との信頼関係ができてるからですよね。
学校では彩未先生が見守っていてくれると。
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綾乃に手紙を渡した後、彩未は他の生徒たちに言います。
「文部科学省がなんといおうと、先生は宮沢賢治のこの雪渡りに出てくる四郎とかん子がきつねの学校に行って、きつねのこしらえたキビ団子を悪いものとと思わずに食べたのは、きつねの紺三郎を信じたからではなく、その場の空気を読んだからだと思っています
。
その結果、きつねの生徒たちは感動し、これからも人に嘘をつかず、人をそねまない大人になろうと誓いました。
だけど先生はそれを信じることはできません。
だから、先生もその場の空気を読ませるために、みんなに信じてもらおうとか、尊敬されようとは思いません。
学校はひとりひとりがほかの人間に囲まれて生きている場所です。
その場の空気を読むことも人間に備わった大事な能力です。
世の中を生き抜くすべとしては大事なことです。
しかし、いくら空気を読んだといってもきつねがこしらえたキビ団子を食べるべきではなかったと先生は思います。
おなかを壊す確率はかなり高かった。
それでも、みなさんは食べますか?
それでも、そこまで考えて私は食べるというのなら、それはあなたの自由です」
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給食には悪夢のとおり、ビーフシチューが出ます。
お皿によそう係は綾乃。
悪夢のとおりになるんじゃないかと心配していた結衣子は、生徒たちがおいしそうにビーフシチューを食べるのをみてホッとします。
彩未と目が合うと、うれしそうにニッコリ笑う結衣子。
彩未はちょっと照れたような表情をした後、自分もためらいなくビーフシチューを口に運びます。
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なんだかんだ言いながら、先生は綾乃さんを救った・・・結衣子の笑顔がかわいかったですね~。
彩未がためらいなくシチューを口にしたのも良かった。
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この宮沢賢治の話。
冒頭に続いて自由の話です。
この話は、綾乃を仲間外れにしたり、悪口を書いたり、彩未に対してもボイコットしたり、集団で誰かを攻撃することに対して、流されるんじゃなくて、もっと自分の頭でよく考えろって言ってますよね。
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自分の頭で考える。このドラマのテーマみたいですね。
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そそ、
彩未のマンションに通っていた志岐ですが、今日は帰らなくていいいと許しが出ました。
「今日は素直だ。」
「いつも素直だ。我慢してたなんて思わないで。」
このふたりのやりとり、おもしろい。
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なのに、翌朝は、バカボンのパパの腹巻姿。
私は彩未の腹巻に目が釘付けに。
もう一度見たいと思っていたのに、このタイミング???と。
このふたり・・・どうなったのかな?
あれじゃあ、あまりにも色気がないでしょうに~~。
まあ、小学生も見てるドラマだからあれでいいのかな。
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そして、ラストにはとんでもないことが発覚。
なんと、彩未の中傷ブログは実は彩未自身が書いていたという。
志岐お泊りの夜、パソコンで部屋の様子を録画していたんですね。
真夜中にブログに書き込んでいる彩未の姿が!
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まさかの展開に、おっどろきました!
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※過去の記事
第1話
第2話
第3話
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