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2012年9月に作成された記事

2012年9月29日 (土)

トッカン・第10話最終回 トッカン付きができるのは私だけです!

最終回、とても良かったですね~。

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弁護士、吹雪(及川光博)は唐川が自殺を図ったのは鏡(北川有起哉)が恫喝したからだと宝町税務署と鏡を相手として裁判を起こします。

宝町税務署前には一般市民とマスコミが押しかけ大騒ぎに。

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鈴宮(井上真央)は吹雪にたずねます。

「どうして吹雪さんは国家公務員を目の仇にするんですか?」

「僕が裁判官をしていたころにね。

一番、驚いたのは人がその場しのぎで作った体裁が引き起こす犯罪の多さでした。

人が自分を守るために作り上げた体裁という鎧と戦うことはとても高いハードルでした。

そんな時にね。

検事として法務局に行き、行政訴訟に携わるうち、世の中でもっとも多くて、深刻な敵に気付いたんですよ。

国家の体裁っていうね。

その手先があなたたち国家公務員なんですよ」

「・・・・・・」

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鏡はとりあえず、署長預かりとなり、トッカン案件もストップします。

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木綿子(鈴木砂羽)は鏡の机にあった唐川に関する書類を見て、有給をとってどこかへ出かけてしまいます。

また、南部(木南晴夏)は合コン相手の警察関係者から情報を仕入れます。

「(唐川が書き残したものは)遺書とは認められてない。

証拠能力がないってこと。ただの遺書めいた走り書き。

吹雪なんて弁護士に負けたら承知しないわよ!」

芽夢(美波)も白川耀子(若村麻由美)も心配してくれます。

「私が担当していた案件だったのに、トッカンが標的になっちゃって・・・」

「女ってね、自分を守るためならなんだってするのよ。

それが自分を追い込んでるってことも知らずにね・・・」と耀子。

鏡は本人がまったく知らないところで、意外にも女性たちに心配されています。

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唐川の妻、詠子は堀トラストと車体に書かれた車に乗り込みます。

中には40代くらいの男が・・・。

「店をうちの会社に売ってくれないか?

こんな騒ぎになったら、税務署がかぎつけるのは時間の問題。すぐに売ってくれ」

「あの店は売りません・・・」

「だったら、俺も子供は認知しないよ。」

詠子のお腹の子は、この男の子のようです。

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テレビには吹雪が何度も登場し、鏡の恫喝を問題にして、国家公務員を攻撃しています。

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遅ればせながら、金子統括官(池田鉄洋)や鈴宮は唐川に関する書類に目を通すと。

4か月前に店の名義が唐川から詠子に移っていることと、

また借金があり、200万円の抵当権が店についていてることを知ります。

「これでは差し押さえられない・・・」

鈴宮は鏡の恫喝とされている言葉を思い出します。

『だからもう、あの店はあなたのものじゃないんですよ!』

あの言葉はこの抵当権のことを言っていたのかと鈴宮は合点がいきます。

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抵当権の所有者である片倉ふさえに会いに行きたいと金子統括官に願い出る鈴宮。

けれど、許してもらえません。

鈴宮はならばと、詠子から事情を聞こうと留守電にメッセージをいれます。

「お店の名義変更と抵当権についてお聞きしたいことがあります・・・・・」

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浮気相手の冷たい言葉に放心状態だった詠子は、鈴宮のメッセージでさらに絶望します。

夫の自殺は私のせいだと気づかれた・・・。

詠子は訪ねてきた吹雪に告訴を取り下げたいと言いますが、吹雪は聞き入れません。

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有給中の木綿子から鈴宮に報告が。

木綿子は抵当権の所有者、片岡ふさえに会いに行っていました。

ふさえは詠子の叔母にあたる人物で、認知症になっており詠子の名前さえ憶えていない状況。

だから、抵当権は詠子がつけたもので偽造されていると知らされます。

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新事実に驚くばかりの鈴宮ですが、そんな彼女に鏡は配置異動書を渡します。

鏡の元からはなれ、別の人のもとで修行しろと・・・。

「トッカン、知っていたんですね?名義変更と奥さんによる抵当権の偽造。

どうして言ってくれなかったんですか?」

「おまが知ったところで何か変わるのか?

唐川が自殺を図った事実はかわらん」

鈴宮がブチ切れます。

「なにさ~、カッコつけちゃって!

自分だけの問題だなんて思わないでください!!

おごりもいいところです!!!

トッカン付きができるのは私だけです!!!」

普段おとなしい部下の反撃に、言い返せず口をパクパクと開け閉めしているだけの鏡・・・。

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そこへ、唐川の意識がもどったという知らせがあり、病室に駆け付けるふたり。

鏡は唐川に謝罪します。
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「すいませんでした。すべて私の責任です」

けれど、鈴宮は唐川の本心を知りたがります。

「あのう、唐川さん。お聞きしたいことがありまして・・・」

鈴宮の話をさえぎろうとする鏡ですが・・・。

唐川が口を開きます。

「・・・ごめんなさい。鏡さんのせいじゃない。

妻に店を取られたことと、あいつがほかの男と浮気して子供を・・・。

離婚するか?と言ったら、そうしたいならいいわよって、あいつ、笑ったんです」

「・・・ご主人の子供じゃないなんて・・・。どうしてそんなこと・・・」と戸惑う鈴宮。

「私と一緒にいたんじゃ子供は産めない。私は子供を作れないんです」

「・・・そんな」

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鈴宮の脳裏には、白川耀子の言葉がよぎります。

鈴宮は詠子のもとへと駆けつけます。

店の奥に入っていくと、そこにはいまにも首を吊ろうとする詠子の姿が・・・。

「奥さん!!!」

驚いて、それを止める鈴宮。

町で鈴宮の姿を見かけて追いかけてきた吹雪も愕然とします。

「税務署はふたりも殺すつもりなんですか?」

詠子のそばに駆け寄り、鈴宮と後から駆け付けた鏡をにらみつける吹雪。

「ばかばかしい」と鈴宮。

「夫婦の問題だ」鏡はさりげなく詠子をかばいます。

でも、それを聞いた詠子の目からは涙が吹き出ます。

「だから、告訴は取り下げてっていったのに。

店の名義を移したのは主人のためです。

いまさら信じてもらえないでしょうけど・・・。

あの人を殺したのは私です。私が追い詰めた・・・。

できれば、最後に謝りたかった・・・」

鈴宮は詠子に優しく声をかけます。

「謝ってみたらどうですか?ご主人は先ほど意識を取り戻しました」

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詠子は病室に入り、ためらいがちに唐川の様子をうかがっています。

そんな詠子に、唐川はもっとそばに来てほしいと手を差し出します。

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鏡は、詠子の浮気相手を公文書偽造罪で警察に引き渡します。

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「ああ、もう少しでヒーローになれるところだったのになあ~」

告訴を取り下げた吹雪はいかにも残念そう・・・。

「体裁って、いつかいってましたよね?

それはあなたです!!

あなたのわけのわからない正義感にみんなが振り回されたんです。

ヒーローになりたけりゃ、公園でひとりで遊んでればいいんです。

この体裁弁護士!!!

徴収官をなめたから罰があたったんです! さようならっっ!」

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宝町税務署にも穏やかな毎日が戻ってきます。

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鈴宮は久しぶりに父親と過ごします。

鏡のことで騒ぐテレビを見て、娘を心配して父親は数日前に上京、事のなりゆきをそっと見守っていました。

「私、この仕事、やってていいん?」

「ええんちゃうか。。。おまえは安定が欲しかったんやろ?」

「ううん、今は少し違う。

私は、もし私が徴収官をやっていく理由があるんやとしたら、

それは、世の中にお金に殺されそうな女の人がいっぱいおるからやと思う。

だから、徴収官をやっていくんやと思う」

娘の言葉に深くうなづく父親。

「母さんの7回忌には必ず帰ってこいよ」

がんばれ!

父親は笑顔で娘にエールを送って、大阪へと帰って行きます。

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「鈴宮ぁ~~~、S だあ! S しに行くぞ!!!」

今日も、鈴宮は鏡と一緒に税金の滞納者のもとへと、

差し押さえに出かけて行くのでした。

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いやあ~、最終回にお父さんが出てくるとは!

感動しました。

最後にお父さんの愛情が見えて、良かったです。

現実なら、この仲直りがないままのご家族もいっぱいいると思うんですよね。

だから、なくても良かったとは思うけれど、お菓子のオマケのように、あればなおうれしいって感じでした。

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白川耀子も再登場。

元気そうで良かった。(笑)

毎回の案件だけでなく、鈴宮と周囲とのつながりも濃厚に描かれていて、回を増すごとに深みが出てきて、見るのが楽しみでした。

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「トッカン付きができるのは私だけですから!」

鈴宮の反撃に、声も出ない鏡がおかしかったです。

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井上真央さんと北村さんのコンビが好きでした。

鏡の変人っぷりが大好き。

まだまだ、変人っぷり全開というわけではないので、どうか、シーズン2を!

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さて、私はトッカンの原作を読まねば!

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2012年9月25日 (火)

サマーレスキュー・第9話&第10話最終回

最終回のラストはキレイにまとまりましたね~。

9話はあまり話が進まなかったんですが、10話はいろいろ丁寧に描かれてました~。

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山の診療所を存続させるかどうかを決める明慶大学病院内での投票は、

24票の僅差で速水たちが負けてしまいます。

1000人以上いる明慶大学病院では、この結果はわずかなのにと、速水(向井理)は悔しがります。

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そんなところへ小山(笹野高史)が心臓発作で倒れたという連絡が。

気落ちしていた速水や倉木(時任三郎)でしたが、小山の心配でそれどころではなくなります。

状態を聞き、困難な手術になると判断した倉木は松本の病院ではなく、ヘリで東京の明慶へ運ぼうと提案。

松本の病院に運ぶのが筋だと反対する沢口(松重豊)を押し切ります。

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速水が中心となって、小山の手術がはじまります。

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最終回は。。。

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小山の手術は無事終了します。

一同はホッと一息。

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そして、速水は交際していた沢口の娘に別れを告げます。

「君のことは愛してるけれど、山の診療所の方が今は大事なんだ」

速水の言葉に娘は本気で愛されてなんかいないと見切りをつけ、さばさばした表情を見せて去っていきます。

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いよいよ、山の診療所が閉鎖する日。

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診療所には沢口もやってきて、倉木とともに終わりを見届けます。

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山小屋のスタッフ、診療所のスタッフが涙する中、

看板をはずす速水ですが、

倉木が突然、その看板はしばらく速水に預かっていてもらえないかと言い出します。

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倉木は明慶病院を辞め、フリーの身になったので、

いつになるかわからないが、診療所を復活させるために、

いろんな病院や知り合いにあたって協力者を募ってまわると宣言します。

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診療所のスタッフは、再開の時にはぜひ呼んでほしいと倉木に頼み、それぞれの場所へと帰っていきます。

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下山する速水を見送る遥(尾野真千子)。

この後、ドイツに3年以上行くという速水に、遥は看護師に戻ってERで働くつもりだと伝えます。

そして、ふたりはお互いにがんばろうと手を振って別れます。

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1年半後。

倉木は診療所の再開にこぎつけます。

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そして、倉木と遥が診療所を開けるために山小屋までやってくると・・・。

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診療所はすでに再開しており、中から速水が姿を見せます。

「ドイツにいるはずなのに?」驚くふたりに、

速水は「夏休みだけ帰国した」と破顔します。

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呆気にとられている倉木と遥のまわりには、かつて山にいた面々が勢揃い。

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晴れやかな笑顔に包まれる中、

再び、診療所の日々が始まります。

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遥の母のことや、倉木と沢口の思いなど、他にも最終回ではいろいろ描かれてniました。

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それと、あの速水の別れの言葉はないでしょう・・・。

聞いていて、呆れてしまいました。。。。

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ドラマを見ていて、8話の診療所存続が前面に出てきたあたりから、

どうも気持ちがついていけなかったです。

このまま山の診療所を続けていくことにムリがある気がして、

速水や遥、小山の強い思い入れにも感情移入できませんでした。

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けれど、倉木が一つの病院だけで運営していくんではなくて、広く必要性を説いて、仲間を募ると言い出したことで、ああ、それなら現実的だなと思えるようになりました。

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なんとも居心地が悪かったんですが、最後で合点がいったという・・・。

この診療所運営のスタイルに行きつくために、今までの10話分があったんだなと納得しました。。。

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ドラマ内で、表示された本当の山の現状です。

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【現在、山岳診療所の多くは医学部の学生、

OBの医師や大学病院の医師、看護師からなるボランティア、

山小屋の協力のもと運営されている。

日本アルプスを訪れる登山客は年間120万人以上。

毎年数百件の遭難事故のほか自力下山困難な急患が発生している。

それに対し、山岳診療所の数はわずか20か所に過ぎない】

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すでに、そうやって運営されているんですね~。

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※過去の記事

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話

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2012年9月23日 (日)

みをつくし料理帖 意外性がつまってました

テレビ朝日で午後9時から放送されました。

高田郁さんの日本時代小説のシリーズのドラマ化です。

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2時間20分もあるドラマだったんですが、じっくりと楽しめました。

私にとっては随所に意外性があるドラマで、とてもおもしろかったです。

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澪(北川景子)は18歳で江戸にやってきます。

元々は大坂に住んでいたんですが、洪水で両親を亡くしさまっているところを

大坂随一の料理の名店、天満一兆庵の女将(原田美枝子)に拾われ、

幼い時から味覚の才能を見込まれ料理人として腕を磨いてきました。

そのお店が隣家からの延焼で焼失。

主人は亡くなり、女将とともに江戸へ。

病がちな女将のために賢明に働く澪です。

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澪はそば屋を営む「つる家」の主人(大杉漣)に雇ってもらい、

料理をお客に出しますが、

上方の味は江戸の人には受け入れてもらえず、つらい思いを・・・。

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上方と江戸の味の違いは、はじめの方で乗り越えて、その先は、料理人として試行錯誤を繰り返していきます。

おいしい料理を作りだしても、すぐに近隣の店に真似されて客足が遠のいて・・・。

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ほかにもいろいろあって、その度大泣きながら、ふんぐっと踏ん張って笑顔を見せる澪がすごく輝いていました。

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私だけかもしれないですが、

お話として意外でおもしろいなと思った点がいくつかありました。

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まず、澪がつる屋の主人(大杉蓮)に雇われるようになるきっかけ。

これが、すごく心温まると言うか素敵なエピソードなんです。

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17歳で亡くなった娘のお墓参りに行った帰り道、

つる屋の主人は荒れ果てたお稲荷さんで草むしりをしてる澪に気づきます。

それは何日も続き、とうとう澪はお参りができるようになるまで、キレイにしてしまいます。

その姿が自分の亡くした娘に重なってしまって、

つい、主人はつる屋で働かないかと声をかけてしまうんですね。

お稲荷さんがこの優しい主人と引き合わせてくれたのか、

この縁で澪の人生は一気に道が開けていきます。

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ドラマを見てるうち、このつる屋の主人の人となりがわかってきて、

おかしくてたまらなくなりました。

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お客がどんなに澪の料理をけなしても、

「澪は上方で修行をした立派な料理人なんです」とずっとかばい続けるし。

澪の作った料理はすべて誉める。

絶対に、文句を言わない。「おいしい、おいしい」を連発。

ただ、誉めるばかりでアドバイスもしないから、

澪は外で答えをみつけてくるしかないんですよね。(笑)

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この主人を見ていて、あんまりおいしいを連発するから、なんだかおかしくなってきてしまって。

もうほんとに娘のかわりで、かわいくて仕方ないんでしょうね。

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澪がつらい目に遭うのを見てられなくて、江戸の味に合わせなさい、と言ってしまわないところがこの主人のすごいところ・・・とも言えますね。

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それと、江戸の味を理解することになるきっかけ。

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偶然知り合った町医者の永田源斉(平岡祐太)が、

「江戸は職人が多くて、仕事でいっぱい汗をかくから、塩辛いものがほしくなる」とヒントをくれます。

それで、澪は江戸の味を理解することができるようになるんですけど。

これで、江戸はしょうゆの使う量が多く、塩辛い味付けがなぜなのかを理解できて、

職人たちに喜んでもらえるようなものを作ろうと試行錯誤するんです。

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江戸の味を真似るんじゃなくて、食べる人そのものが見えてくると味付けが決まる。

江戸の味へのアプローチの仕方が一枚上手というか。

それで、理解してしまうとそこは料理人、早いんですよ。

おいしいと言わせる料理を作るのが。(笑)

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あと、江戸の「ダシ」について教えてもらうのが鰹節屋さんだったところ。

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普通なら偶然知り合った大物料理人とかが登場しそうでしょう。(笑)

なのに、そうじゃなくて、鰹節屋さんに教えてもらうんです。

これにも、なるほど~と納得。

澪は江戸にはそんなに頼る人はいないんですよね。

つる屋の主人はなんでもおいしいというし。(笑)

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そんな澪に一番親切に教えてくれたのが、鰹節屋さん。

澪が「お客さん」として訪れているので、買ってもらうためにも親切丁寧に作り方を伝授。

こういうところ、澪はすごくかしこいと思います。

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ほかにも、小松原(松岡昌宏)の正体には、ふんっっっ!!!なるほど!!と思わず膝をポンとたたいてしまいました。

意外性抜群でした。

小松原があんまり前面に出ないのも良かった。

大立ち回りをされたら、従来の時代劇になってしまいますもんね。

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こんな風に私にとっては小さな意外性がつまったドラマでした。

なので、出てきた初めから花魁(貫地谷しほり)の正体はわかってましたが、

そこはそれ、すっかり忘れて、

澪とのシーンでは、久しぶりに大泣きしました。

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あそこでこんなに泣くなんて・・・。やっぱり意外かな。

ほんとにいいシーンでした。

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最後に、北川景子さんの泣き顔・・・かわいかった。

メイクも薄くて、初々しい。

貫地谷しほりさんは逆に花魁メイクが妖艶で新しい一面を見た感じがしました。

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いつもおいしい料理を作って笑顔がいっぱい、

時には苦難もあるけれど、

それでも、くじけない澪で。

周りにも応援してくれる人が増え、にぎやかになって。

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江戸の町にしっかり馴染んでいく澪に、見終わった時、明るい気分になりました。

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この澪の話はシリーズで本が出ているらしいです。

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ならば・・・、連続ドラマでも見たいですね~。

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その時は、プラスして江戸の庶民の暮らしを丁寧に描いてほしいな。

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杉浦日向子さんの江戸の話がとてもおもしろかったので。ぜひ!

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2012年9月19日 (水)

息もできない夏・第11話最終回 それぞれの旅立ち

最終回でした~。
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樹山(江口洋介)とは、どうなるのかな~と思ってたんですが、

「俺はただのおっさんだったんだよ」と玲(武井咲)の頭を撫でて、去って行きました。

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樹山は再び、記者として働き始めたようです。

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玲は戸籍を取得、パスポートを発行してもらってフランスへ留学していきました。

晴れやかな笑顔で。

あきらめないで希望を持って前をむいて生きていくんだと言い残して。

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玲は自分が鮎川(要潤)の子だと判明し、絶望。

そこではやはり、葉子(木村佳乃)や麻央(小芝風花)、祖母の香緒里(浅田美代子)らが懸命に玲を支えようとがんばります。

夏目を含めて、家族の絆がより固まりました。

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鮎川は病院で危篤状態に。

樹山が連絡係になって玲に知らせてくれます。

初めは激しく拒否していた玲ですが、家族と共に現実を受け止め、

気持ちの整理をつけるために、鮎川の最期を看取ります。

「戸籍ができて、今日一日だけ鮎川玲です。

明日には役所に申請して谷崎玲になります。

でも、私は谷崎玲になっても、鮎川玲だったことを忘れられないと思います。

・・・あなたのことを忘れません」

玲の精一杯の言葉だったと思いました。

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樹山は亜沙美(霧島れいか)との結婚を決意。

玲は、樹山と亜沙美の前で、「樹山さん、ちっとも幸せそうじゃない!

償いのために気持ちがないのに結婚するなんてどうかしてる!」と食ってかかります。

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少し嫉妬も交じってますよね。

でも、樹山にたしなめられ、泣きながら帰る玲。

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最初はどんな形でもこれから家族になっていけばいいんだという樹山に、

亜沙美は自分がまったく愛されていないことを悟ってしまいます。

そして、樹山から離れることに。

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この段階での結婚は相当無理があるなあ~と思っていました。

でも婚姻届は破り捨てずに持っておくと言ってましたよね。亜沙美。

それがちょっと。

ああ、完全に終わりにするつもりはないんだ~と、ちらっと・・・怖さを感じちゃいました。。。

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戸籍ができて、玲は洋菓子店の正社員となり、フランス留学に行けることに。。。

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玲は樹山が区役所を辞めたと知ります。

樹山を呼び出すと、結婚も取りやめになったと聞かされ・・・。

玲は樹山に自分の想いを打ち明けようとしますが、樹山は最後まで聞こうとはせず、どこかへと消えてしまいます。

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これで良かったのかもしれませんね~。

フランスに行けば、また違う景色を見ることになるんだし。

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振り返ると、かなり恋愛要素の低いドラマでした。(笑)

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そうそう、草野(中村蒼)は、自分の親を探す旅に出ました。

彼も戸籍を作るために動き出したってことでしょうね。

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草野は自分がかなり困難な状況にあるのに、最後まで一切、玲を巻き込むことなく、励まし続けてくれました。

玲は草野のことを親友だとメールに書いてましたが、ほんとに優しい人で良かった。

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玲が鮎川の子だとわかった時の香緒里の言葉がとても良かったです。

なのに、その場には玲はいないんですよね~~。

葉子が聞いて涙するだけ・・・。

玲が聞いたら、とってもうれしかったんじゃないかな~と、残念な気もしました。

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最後は、元々の願いどおり、玲がフランスに旅だって行きました。

もうそれだけで言うことなしのラストでした。

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※ 「総括」は見ている4本のドラマが終わった後にまとめて書きます。

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※過去の記事

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話

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2012年9月18日 (火)

トッカン・第9話 最後の対決

またまた血圧の上がる展開に!!!(笑)

どうして仕事のことをペラペラしゃべるかな~。鈴宮ぁぁ~~。

鏡にも弁護士には気をつけろと言われていたのにぃ~~~。

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今回は大衆食堂「唐川」の主人、唐川(野間口徹)と妻、詠子(堀内敬子)による消費税などの200万円の滞納の差し押さえ。

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鏡(北村有起哉)がさっそく「唐川」に出向き、土地を売って税金を払うようにと言い渡します。

鈴宮(井上真央)はビックリ。

店を閉じて土地を売らなければならないほどの滞納額じゃないと反発。

でも、再開発で客足が遠のき、つぶれそうになっている店を見て、ここは自分にまかせてほしいと鏡に懇願します。

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鏡は鈴宮にしばらく任せることにし、自分は別方向から調べてみることに・・・。

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木綿子(鈴木砂羽)に、なぜあの店の差押を引き受けたのかと聞かれた鏡は、唐川の表情から悲鳴が聞こえたからだと答えます。

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鏡から唐川を任された鈴宮は店に通い続けます。

そして、土地を売ってくれという不動産屋が頻繁に訪れていることや、夫婦が店を続けて行くことに疲れ切っていることに気づきます。

その上、どうやら詠子が妊娠しており、それを夫に言えずにいることも・・・。

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数日後、出張から戻った鏡が朝一で唐川に会いにいったと知り、鈴宮も店にかけつけます。

「税務署で店を差し押さえます。

だから、もうあの店はあなたのものじゃないんですよ!」

鏡の言葉を耳にして、鈴宮は「私に任せるって言ったじゃないですか!」と抗議。

唐川を連れて行ってしまいます。

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何か言いたげにその後ろ姿を見送る鏡・・・。

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そんな出来事を、鈴宮は弁護士、吹雪(及川光博)に愚痴ってしまいます。

吹雪は、裁判官、検事、弁護士という法曹フルコースを経験した優秀な人。

そして今は国家公務員は弱い者いじめをしてるみたいだったので辞め、弁護士として活躍中。

「一般の人が国と戦って勝てるケースなんてない。

だから僕は民間の味方になりたい。

善良な市民をまもるため、悪と戦うヒーローになる。

国家権力という悪とね」

そんな吹雪が一番、悪だと思っているのが、滞納者から情け容赦なく取り立てると評判で「死神」と呼ばれている鏡でした。

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税務署の鏡のもとに唐川から電話があります。

「鏡さん。・・・鏡さんが言った通りでした。

すいません・・・」

それを聞いて鏡は慌てて、鈴宮に電話。

「鈴宮!早く、唐川に行け!!」

鏡も税務署を飛び出して行きます。

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吹雪との食事中に突然、鏡からかかってきた電話に驚く鈴宮。

鏡からの電話だと知った吹雪は、矢継ぎ早に質問をして事情を聞き出そうとしますが、鈴宮はごまかして唐川に向かいます。

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唐川には先に鏡が到着します。

鏡が店の奥の住居部分に入っていくと・・・。

部屋の入り口で呆然と座り込む詠子がおり・・・。

その視線の先には首を吊っている唐川の姿が・・・。

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鈴宮が駆け付けた時には、もう警察が来ていて、

唐川は重体で病院に運ばれた後でした。

鈴宮はあまりのことに言葉も出ません。

その鈴宮に続いて、吹雪がその場に乗り込んできます。

「吹雪さん?」

鈴宮は後をつけられていたことに気づかなかった様子・・・。

「・・・僕がもっと力になれてたら・・・」と吹雪はガクリと肩を落とします。

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吹雪はそばの机に置かれた遺書をみつけます。

「店は取られた。もう終わりだ」

それを鏡らの前に差し出して睨みつけます。

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「あなたが鏡さんですよね。

今日のこの店を差し押さえると言って恫喝しましたよね?

ただでさえ苦しんでいたのに、高圧的態度に出られて、さぞ怖かったでしょう。

やはりあなたは死神です。

ご主人はあなたに追い詰められたんだ!」

呆然としていた詠子は、急に勢いづいて、

「悪いのは…あなたよ!

あの人を殺したのはあんたよ!!」とまくしたてます。

名指しで非難された鏡は黙り込んだまま・・・。

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鏡は警察で事情を聴かれることに。

唐川の自殺未遂は一夜にしてマスコミに伝わり、税務署の激しい取り立てが滞納者を自殺においやったと鏡が叩かれることになります。

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税務署に訴状をもって吹雪がやってきます。

闘志がみなぎった表情に署内は静まり返ります。

「唐川詠子さんへの宝町税務署長と鏡調査官の公式な謝罪と損害賠償を請求します。

遺書が証拠です。

言い逃れはさせませんよ!」

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帰っていく吹雪のあとを追う鈴宮。

吹雪はロビーで鈴宮を待っています。

「私たちの敵になるんですか?」

「僕はね、言っただろ。国家公務員が大嫌いなんだ。

いつもいつも安全地帯にいて、国家権力を振り回して、

法律を盾にする者の傲慢さが許せないんだ。

だから、今の法律が許す限りにおいて、僕が鉄槌を下す。

痛い目に遭うといいんだ。悪なんだから。

僕は善良な市民を守る正義のヒーローになるんだ!!」

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ふつふつと湧き上がってくる怒りで、言葉も発せなくなる鈴宮です。

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鏡の言ったとおりだったというのは、別に事情がありそうですよね。

奥さんは誰かと車の中で会っていたし。

唐川の意識が戻ったら、誤解だったとわかるんでしょうね。

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しかし、鈴宮を利用しようとして近づく人が多いこと。

人間不信になりそうですね。。。。

吹雪の場合は、鈴宮は恋愛対象として見ていたのに。。。

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吹雪が鏡に恫喝したと言っているのをみて、鈴宮のかわりに私が後ろめたい気持ちに。(笑)

吹雪の宣戦布告。

芽夢の時同様、ぐわああ~~~~っと血圧があがる展開でした。

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さて、次回は最終回。

トッカンとグー子のやりとりも見おさめですね~。

さびしいなあ~。

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2012年9月17日 (月)

リッチマン、プアウーマン・第10話 誰より君に、会いたい

二人で営業して仕事が順調にくるようになるまでの真琴と日向のやりとりがもう愉快で。

どんどん二人の距離が近くなっていったし、ここら辺を2話分くらい使って、じっくりやってほしかったな~。

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ラブラブ加減がちょ~~どいいですね。

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朝比奈(井浦新)の逮捕でショックを受ける日向(小栗旬)。

情報漏えいを白状したのが遠野(綾野剛)で、

動機は「ただふたりに自分の能力を認めてもらいたかっただけ」と聞き・・・、

日向は自分のそれまでの態度を思い出して胸を痛めることに・・・。

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そんな日向を奮い立たせて仕事をさせようとする真琴(石原さとみ)。

新しい会社のためにふたりで営業に精を出します。

ついえらそうな態度をとってしまう日向をたしなめ、言葉遣いから教えていく真琴。

日向はそれを吸収し、仕事先との関係も良好に・・・。

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「いまは町工場を経営してるおっさんが仕事と従業員のために頭を下げる。

その気持ちがよくわかるよ」

「でも・・・、ムリしてますよね」

ちょっとがんばりすぎる日向を心配する真琴。

「今度はうまくやりたいんだ」

子供のように口をとがらせる日向に真琴は笑います。

「カッコいいですよ~。

今まで見たどんな日向さんより、今が~」

日向もつられて笑います。

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3週間後

日向は元の精彩を取り戻しています。

カメラマンやライターを集めた中で、

ファッション関係の新しいソフトのデモンストレーションを行う日向。

安岡らも他の仕事を掛け持ちで忙しく、次の仕事先へと移動していきます。

真琴はあっという間に自分の助けなしで、

取引先ともつきあっていけるようになった日向をまぶしそうに・・・けれど、寂しそうにみつめています。

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日向の顔がまた、たくさんの雑誌の表紙を飾り始めます。

誰もいない会社でその雑誌を並べながら、真琴はある決心をします。

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それは内定を断った製薬会社でバイトをすることでした。

会社が順調なのに、どうしてまたそんなことをするの?と驚く友達に。

「もう私ができることは何もないから。

ちょっと日向さんと離れようかと思って。

私が今、隣りにいるのは日向さんが弱ってる時にたまたま一緒にいただけ。

日向さん、もうカッコ良すぎて・・・。

前より仕事できちゃってるし・・・。

最高だよ。

・・・でも、すごすぎて一緒にいるのがなんかツライ」

真琴はポロポロと涙をこぼします。

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一方、日向のところには、山上(佐野史郎)が訪れます。

山上はネクストイノベーションを救ってほしいと日向に頭を下げます。

このままでは株は上場廃止、倒産の可能性もあるとか。

日向は驚くものの、「いまは守りたいものが他にあるんです」と断ります。

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テレビでは中国資本のIT企業がネクストイノベーションを買収するのではという新たなニュースが・・・。

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真琴は「しばらく休みます」というメールを日向に送り、行方不明に。

数日がすぎても、真琴から連絡がないことに苛立ちはじめる日向。

住まわせてもらっているお寺でも、ついイライラ。

「これだから人とかかわるのは嫌なんだ~!」

そんな日向に住職は・・・。

「人に近づきすぎれば、心を乱される。

イヤな自分にもなる。それも含めて相手を受け入れる。

それが誰かと一緒にいるということではないでしょうか」

「僕はただ・・・、あいつの顔が見たいだけなんです」

日向の素直な言葉に、住職は微笑みます。

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とうとう業を煮やした日向は、真琴を探しに実家のある四国に向かいます。

偶然新幹線に乗り合わせた耀子と一緒に。

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日向は耀子に朝比奈と話すために拘置所に行ったけれど面会を拒否されたと伝えます。

耀子は日向が訪ねてくれたことを喜びつつ、兄は両親にも自分にも会おうとしないでいることを打ち明けます。

「あいつ・・・、いつか会ってくれるかな」

「誰にも会わないんじゃないかな。

あなたと作った最高の場所を自分で壊しちゃったから。

日向は朝比奈と会社を興した頃のことを思い出します。

「楽しかったな・・・」

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そんなころ、朝比奈も拘置所で昔のことを思い出しています。

「ほんと・・・、むちゃくちゃで・・・楽しかったな」

頬に触れた指が濡れていて、朝比奈は自分が泣いていることに気付きます。

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日向は耀子と一緒に真琴の実家である民宿へ。

観光地から離れ、客もあまりやってこない民宿は、それでも営業を続けているようで・・・。

母親は相変わらず食べきれないほどの食事を出して歓待してくれます。

父親は客の日向相手に娘が男に入れ込んで困っていると嘆きます。

「うちの娘はその人とおれて、幸せやていうんよ~。

あの子、ほんとうにその人のことが好きなんやなって思うの」

母親も困った様子で・・・。

日向は複雑な表情に・・・。

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その後、日向は実の母親、澤木千尋(萬田久子)の店をたずねます。

澤木は、開店前にもかかわらず、快くふたりを中へ招いてくれます。

そして、得意料理だというオムライスを日向に作ってくれます。

「・・・あなた、有名な社長さんよね?

そんな人が手料理を食べてくれたなんて、自慢するわ~。

こんな人が息子だったら、ご両親も鼻が高いでしょうねえ~」

気さくに笑う澤木。

日向はオムライスを頬張りながら、こみあげてくる涙を必死でこらえます。

結局、日向は自分が息子であることは名乗らず、店を後にします。

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駅で電車を待つ間、耀子は母親との再会の感想を聞きます。

「・・・恨みも怒りもなかった。良かった。この人も元気そうでって思った。

あんなに探してたのは何だったんだろうって感じだ」

「それはもっと会いたい人がほかにできたってことじゃない?

今、あなたが会いたいのは夏井さんなのよね?」

日向は静かにうなづきます。

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日向は旅の間に自分の過去を振り返り、ネクストイノベーションに戻る決意を固めます。

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ようやく真琴が製薬会社にいるとわかり、走って会いにいく日向。

真琴は久しぶりに日向に会ってうれしそうに笑います。

「おまえを探して、あのド田舎の実家まで行ってきたんだ。

・・・大事な話がある。

会社のことで。

僕はネクストイノベーションに戻る。

僕はやっぱり、朝比奈の帰ってこれる場所を残しておいてやりたい。

状況がかなり悪いし、買収寸前だけどな」

真琴はホッとした表情に。

「・・・良かった。日向さんならできます。

あなたならできる!!」

日向は真琴の元気につられて微笑みます。

「おまえに言われると本当にやれそうな気がするよ」

笑っていた真琴の表情が引き締まります。

「・・・あのう、私の実家に行ったってことは・・・澤木千尋さんにも?

「ああ、会った。でも、息子だってことは言ってない。

顔が見られただけでいい。元気そうで良かったなと思えたよ。

探してた人に会えてよかった。でも・・・わかった。

今、僕が会いたい人は他にいる・・・」

「会いたい人って?」

日向は自分の気持ちを伝えようとしますが、真琴を前にすると口ごもり・・・。

「お、おまえ・・・、おまえの話はなんだ?」

「え?・・・ああ、はい。

・・・私、研究所に行きます。日向さんのことをずっと見てきて、

私も何かしなきゃと思ったんです。

私も仕事できるようになりたいです。ちゃんと仕事して自信つけて・・・」

「いいんじゃないか。やってみろ」

「日向さんに言われるとやれそうな気がします」

日向は自分の気持ちを上手に隠してしまいます。

「いなくならないといったのに、ごめんなさい」

「別にいい。元々そんなに間に受けてない」

真琴はふっと寂しそうな表情に・・・。

「そうですよね・・・。

会えますよ。朝比奈さんには会えます。

今、会いたい人って朝比奈さんですよね?」

「・・・ああ」

それでふたりとも会話が途切れてしまいます。

「じゃあ、行きますね」

「ああ」

背をむけて歩いていく真琴を呼びとめることもできず。。。

日向は仕方なく、やってきた道を帰っていきます。

真琴もこっそり日向の背を見送ります。

自分の取った選択が正しいのか、すぐに不安が押し寄せてきます。

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うむむむ。

日向にもう一歩、踏み込んでもらいたかった・・・。

もう自分の気持ちは固まっているんでしょうに~~。

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ところで、素朴な質問なんですけど・・・。

安岡らを連れてネクストに戻るっていう選択肢はないのかしら。。。

安岡らは、日向と一緒に仕事をしたいんでしょう?

なんで無理矢理、独立させられているんだか・・・。

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でも、リッチ&プア、見ていてとっても楽しいです。

8話あたりから、どんどん良くなってる気がしてます。

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次回は最終回。

もっと見たいんですが、もう終わりなんですね~。。。

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2012年9月15日 (土)

息もできない夏・第10話 DNA鑑定では

鮎川(要潤)が玲(武井咲)のところにDNA鑑定に必要な書類をそろえてもってきてくれました。

その直後、再び倒れる鮎川。

偶然一緒にいた樹山(江口洋介)と一緒に玲は、鮎川を病院へ運び、そこで医師から彼が末期ガンだとしらされます。

玲は葉子にそのことを知らせます。

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いざ、DNA鑑定ができるとなると迷い始める玲。

草野(中村蒼)に相談すると、将来知りたくなるだろうから、やっておいた方がいいとのアドバイス。

玲はDNA鑑定依頼の書類を郵送します。

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草野の母親は同性愛者で、草野を産んだのはいいけれど、邪魔になって捨てたそう。

今、草野がいいなりになっている男が、別の仕事を紹介すると言っていて、このままではもっと深い闇の中に落ちてしまいそう。

玲には、親切な人に無戸籍児の施設があってそこに行くと別れを告げていましたが、また男の言いなりになるのか、逃げるのか。

逃げてほしいなあ~。

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樹山は玲のことが気になって仕方がない様子。

けれど、玲は亜沙美の存在を知って、もう会わないと宣言。

樹山は亜沙美が自分を思ってくれていることを再認識し、婚姻届を渡します。

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2、3週間後・・・。

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DNA鑑定の結果が郵送されてきます。

家族が見守る中、玲は別室で中身を見て・・・。

自分が鮎川の子であるという結果を知り、ショックを受けて玲は家を飛び出します。

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時を同じくて、樹山は鮎川が危篤だと連絡を受け、病院に駆けつけます。

鮎川はうつろな意識の中で玲の名前を呼び、樹山は玲を探しに外へ駆け出します。

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樹山が何を考えているのか、わからない・・・、婚姻届って・・・。

中津もなんだかな~・・・。

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誰の子かって、知りたいし、知りたくないし。

悩むのは当然だし。

で、結果は悪い方へ・・・。

こんな風に傷ついてほしくないのに。

玲がこの結果をどう乗り越えていくのか、見たいです。

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がんばれ~~。

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★息もできない夏

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2012年9月13日 (木)

サマー・レスキュー 第8話 診療所をのこしたい

山の診療所は、速水(向井理)や倉木(時任三郎)が所属する東京の明慶大学病院が運営してるんですね。

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そして、医師や看護師が不足しているため、診療所への派遣は今期限りにしたいと沢口教授は思っているわけです。

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それを阻止しようと立ち上がった速水は、下山して沢口教授(松重豊)に直談判。

倉木も加勢して沢口を説得。

沢口は病院関係者を集めた総会で多数決によって決めることを提案します。

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総会当日までに、診療所で治療したことがある人々のもとを訪れて、存続の署名をしてもらう速水。

遥(尾野真千子)も下山して、手伝ってくれます。

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総会がはじまり、沢口の主張、速水の主張が披露されます。

「命はあきらめてはいけません。

私は山を訪れた人の命を救いたい。

ひとつの命を救える可能性があるのなら、

医師としてそこにしがみついていくべきだと思っています」

けれど、速水の言葉に、病院の事務スタッフらは心を動かされません。

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そんな中、遥が山の診療所で治療を受けた岡村の手紙をもって会場へやってきます。

それを速水は総会で読み上げます。

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「当時、私は人生に絶望し、生きる希望をうしない、そして山で大ケガを負いました。

もし山に診療所がなければ間違いなく死んでいたでしょう。

でも、診療所のみなさんは誰一人、命をあきらめることなく、こんな愚かな私の命を必死に救おうとしてくれました。

自分の命を慈しんでたすけようとしてくれてる。

他人の命に対してこんなに真剣になってくれる人がいる。

みなさん、私は今幸せです。

診療所のおかけで、自分が生かされていることに気付けたからです。

どうか、この診療所の存続を、どうかお願いします」

今度は会場から一斉に拍手が起こります。

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そんな頃・・・。

診療所閉鎖されるかもしれないと聞かされた小山(笹の高文)は、

ふいっと姿を消し、ひとり山へと向かいます。

そして、そこで心臓発作を起こし、崩れるように倒れる小山。。。

周りには誰もおらず、、、。

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とうとう、山荘のお父さんが倒れてしまいました。

これまた、たまたま遥のいない時に。

遥、自分を責めそうですね~。。。

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しか~~し、

速水の演説。まったく共鳴されず・・・。

ガク~~~ってなりましたよ。(笑)

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手紙の内容で、会場が一気に拍手っていうのも、あまりの変わりようについていけなかったですが。。。

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でも、投票結果まで放送しないなら、拍手は無くても良かったかもしれないですね~。

存続って結果が出るんだなって思ってしまいますもん。

それとも、これで閉鎖になるのかな。

それはそれで驚きますけど。(笑)

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次回は最終回。

診療所ゆくえ、お父さんの容態、遥と速水の恋。

速水の今後などなど。

いろいろ答えが出ますね~。

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2012年9月10日 (月)

リッチマン、プアウーマン・第9話 君さえいれば

朝比奈、逮捕。

早いですね~。

それぞれがんばっているところをもっと見たかったなあ~。

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真琴(石原さとみ)は日向(小栗旬)と一緒に新しい出発だとはりきりますが・・・。

日向はお金をまったく把握しておらず。

日向の通帳の中身が3億から15万になっているのを見て、嘘みたいな減り方だと目を丸くします。

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日向に残されたのは、衝動的に借りた新しい事務所のみ。

日向は寝るところも失くし、馴染みのお寺に住まわせてもらうことに。

住職は真琴に「母親に置いていかれて、今度は仕事のパートナーに裏切られた。

でも、あなたがいて良かった。

壊してやってください。彼の壁を」と頼みます。

「そんなこと・・・私にできるんでしょうか」

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真琴は新しい事務所の壁に「節約」などと書いた紙を張り付けていきます。

けれど、ゴロゴロしている日向。

「やりたいことがないんだ・・・」

どうしたもんかと悩み、とりあえず、せっせと売り込みの電話をかける真琴です。

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一方、朝比奈は提携先のJIテックから、今のインターフェイスではコストがかかりすぎるので、簡素なものに変更しろと言われ承諾します。

日向と一緒にパーソナルファイルを開発してきた技術者、安岡らはその決定に憤ります。

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やがて、パーソナルファイルの運用実験がはじまります。

そのインターフェイスを見た藤川(大地真央)は不満を口にします。

「日向さんの物の方が洗練されていて、使いやすい。

これではお役所が作った使えないウェブサイトみたい。

日向さんが抜けると結果、こういうことになるんですね。

わかりました」

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真琴は事務所の経費を自分のお金で払えないかと銀行へ。

そこで通帳に150万の入金がされてあるのを発見。慌てて、朝比奈(井浦新)に連絡を取ります。

朝比奈は耀子(相武紗季)に真琴に会うと言い、いそいそと出かけていきます。

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耀子の方は日向に会いにいき、朝比奈が情報漏えいした証拠が入ってるとUSBを渡そうとします。

「あなたのためになんでもしたい。

私、お兄ちゃんがあなたを裏切ろうとしたとき言わなかったし・・・」

「やめてくれ。きみには関係ない」

「関係ないって・・・」

その言葉が耀子の胸に刺さります。

日向があまりダメージを受けているように見えないのは真琴がそばにいるせい・・・。

耀子は真琴に嫉妬して、朝比奈と会っている喫茶店に日向をつれていきます。

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朝比奈に会った後、真琴は藤川に呼び出されます。

「あなた、記憶力が良いから、30分で覚えられるわよね?

パーソナルファイル問題報告書を覚えて。

日向徹にしかできない仕事なの」

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真琴はすべてを暗記して、喜び勇んで事務所に戻りますが・・・。

真琴が朝比奈と会っていることにショックを受けた日向は、

「将来を託すなら朝比奈の方がいい。会ってるのをみた。

ホッとしてるんだ。おまえももう限界だろう。無理させてすまなかった」

と突き放すような言葉を言ってしまい・・・。

「・・・私は重荷ですか?」

「どうせ、お前もいなくなる・・・」

「あたしのこと信じられませんか?

ああ…そうですよね。

あたし、うそつき女ですものね」

「ああ、そうだったな・・・」

日向は事務所を出て、どこかへ行ってしまいます。

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数時間後、日向が事務所に帰ってきます。

暗闇の中、椅子に腰を下ろし、去っていた母親や朝比奈、真琴の顔を思い浮かべます。

「みんな、いなくなればいい・・・」

そして、灯りをつけると、壁一面に真琴が書いた紙がビッシリ。

それは藤川から依頼されたパーソナルファイルの改善してほしい点。

日向はその紙をはがし、パソコンの電源を入れます。

「期限は3日?僕をなんだと思ってる。2日でできる!」

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JIテックとネクストイノベーションの会議で、藤川は日向のパーソナルファイルをお披露目します。

「JIテックさんにお願いして作っていただきました。

コストは当初の半分です」

満足気な藤川の表情に、敗北感をにじます朝比奈。

会議に参加していた安岡ら3人は、すぐに日向のものだと気づき活気づきます。

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真琴を迎えにいく日向。

真琴と目があうと、恥ずかしそうに物陰に隠れたり。

インターフェイスが採用されたことを一番に伝えたかったという日向に真琴は大喜びします。

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喜んだのもつかの間、事務所には電気代の督促状が。

真琴はじっと日向をみつめますが、

「そう見るな。僕を見てもなんの解決策もないぞ!」と堂々と宣言。

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けれど、事務所の中に入ると、安岡たちが自分の荷物を運んでいて。

3人はネクストイノベーションを辞めてこちらで働かせてほしいと頼みます。

事務所が笑いで包まれます。

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「僕たちはこれからパーソナルファイルを取り返す。

実際は難しい。JIテックの下請けの下請けでもいい。

僕たちが目指した形で、世に送り出す手段はある。

名前は残らない。僕らがおもしろいと思う。誰もみたことがない。

そして、世の中の人が気に入ってくれる、そういうものをつくろう」

日向は新しい会社名を「wonder wall」とします。

「お金は大事

仕事はなんでもやる

でも、魂は売らない」

日向によって新しい会社の壁にスローガンが書き込まれます。

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また、日向は真琴に。

「おまえが信用できる人間かどうかなんてどうでもいい。

僕がお前を信じる。

・・・あと、ひとつ」

日向は1枚の紙を真琴に見せます。

それは真琴が心にひそかに思っていて、つい紙に書いてしまったこと。

「日向徹の壁を壊したい」

日向にみつけられてあせる真琴。。。

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「壊したなら、責任をとれ。

巻き込むぞ。いいな?」

「はい!」

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日向も真琴も、照れくさそうに笑います。

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そこへ、情報漏えいで、朝比奈逮捕!というニュースが飛び込んできます。

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朝比奈の情報漏えいが表沙汰になるとするなら、遠野からだなと、

思っていたら、なんと耀子がそれを日向のところへ。。。

日向は相手にしませんでしたが、耀子の行き詰まり感がとってもよく出てました。

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なんかもう、朝比奈の妹だった根本から、この恋はうまくいかない流れだったのかな。

サバサバした素敵な人だったのに。

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山上(佐野史郎)からは、一緒に仕事をしていてワクワクしない。

日向を切るべきではなかったと言わる朝比奈。

でも、会社自体は立て直してる風でもあったのに。

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朝比奈の逮捕を受けて、急展開しそうですね~。

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どうなるんでしょうね。

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しばらくは、日向と真琴のラブラブなやりとりを見ていたんですけど。。。

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2012年9月 9日 (日)

トッカン・第8話 素晴らしい快復力

三姉妹の話ではまったく泣けなかったのに、最後の錨の挨拶でうるうる。

最後の錨の表情、良かった。

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今回は相続税。

ファミレスを経営していたこともあるという父、時田が亡くなり、遺産は6億円。

母が3億を相続し、のこりの3億を三姉妹が均等に1億ずつ相続。

その母と三女はきちんと相続税を払ったものの、長女と次女が滞納。

金額はふたりあわせて、4600万円。

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鏡(北村有起哉)が入院し、ひとりになった鈴宮(井上真央)は自分からこの案件をやりたいと手を挙げます。

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鈴宮が行くと、長女の百合子(濱田マリ)は夫と経営してる会社の負債に1億円を充ててしまってないといい・・・。

次女の桃花(高橋かおり)は外国のワイナリーを買うのに使ってしまったといい・・・。

そして、二人ともは養女で自分たちと同様に1億円を相続した三女、久美子(入山法子)に払わせればいいと口を揃えます。

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連帯納付義務により相続税を母親か久美子に肩代わりしてもらうしかないと上司の金子統括官(池田鉄洋)。

母親も久美子もちゃんと相続税を払っており、その上に百合子と桃花の分まで払えなんて言えませんと鈴宮。

けれど、結局、時田家の顧問弁護士、吹雪(及川光博)の立会いのもと、連帯納付義務について伝えることに。

百合子と桃花の相続分は、母親が住んでいる屋敷を売却することで捻出することに。

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そんな中、鏡が早々に退院、鈴宮の案件に合流します。

鏡は時田家に乗り込み、久美子が小さな時に書いた絵をみつけだし、家族の前にひろげてみせます。

そこから、亡き父と暮らした思い出がいっぱいあるこの屋敷を手放すことはできないという話になり・・・。

百合子も桃花も心を入れ替えることに・・・。

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滞納している税金は百合子と桃花が分割で払い、それを久美子と母親が応援することに。

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あまりに長女と次女が相続税を払いたくないと、

ノリノリでわがまま言い放題だったので、

改心しても、ウソくさくて。(笑)

今度、お母さんが亡くなった時、屋敷の相続でも絶対もめるんだろうなあ~と思って、まったく涙腺が反応しませんでした。(笑)

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大笑いしたのは、冒頭のシーン。

怪我した鏡のお腹に頭をのせて眠りこけている鈴宮。

鏡が痛くてうめいてるのに、なかなか起きない鈴宮。

頭が鏡のお腹に吸いついているようでしたね~。(笑)

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そして、そして、今回登場した弁護士、吹雪。

携帯のメアドを教えてほしいと言われたりして、鈴宮はドキドキ。

でも、なにか目的がありそうですね~。吹雪。

鈴宮はまただまされるのかしら・・・。不憫だ・・・。

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錨は絶望の中にいて、トラックに轢かれそうになるところを木綿子に助けられます。

「しっかりしなさい!錨さん」

その後、退職願を渡して職場を去っていく錨。

そんな錨に鈴宮が声をかけます。

「もっといろいろなことを教えてほしかったです」

錨が振り返ると、目にいっぱいの涙を浮かべています。

「ひとりで抱え込んじゃだめよ。

何かったら鏡さんたちに相談して。

最後に教えてあげられるのは、これくらいかな・・・」

「あの、また、ご飯に行きませんか?」

錨はニッコリ笑います。

「鍋島さん(木綿子)からも誘われた・・・」

錨は最後にもう一度、鏡や木綿子たちに頭を下げます。

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錨のラストは胸がいっぱいになりました。

芽夢もこの錨も、赤裸々で、本質がよくわかるキャラです。

泣かせてくれます。

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ところで、スピッツがあんな性格なのに意外と好かれてるのが解せない。(笑)

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2012年9月 6日 (木)

息もできない夏・第9話 樹山のひみつ

今回は樹山のなぞが解けました。

ああ、すっきりした。。。

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玲(武井咲)は鮎川(要潤)と連絡が取れ、DNA検査をするために小樽からきてくれることになります。

玲からそれを聞いた樹山(江口洋介)も一緒に待ち合わせ場所で待ちますが、鮎川は現れません。

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現れたのは樹山の方の片岡親子。

亜沙美(霧島れいか)に「うちの人がいつもお世話になっています」とあいさつされて、玲ははじめて樹山に家族がいることに思い至ります。

「ご家族のもとへ行ってあげてください。私は大丈夫なので・・・」

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鮎川は空港で倒れ、そのまま病院に運ばれていました。

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洋菓子店は週刊誌騒動でしばらくお休みしていたものの、ようやく再開。

久しぶりに顔をあわせたスタッフは、店長から玲が店を辞めて家族で北海道に引っ越すと聞いて驚きます。

けれど、客に子供の誕生日ケーキをぜひ玲に作ってもらいたいと指名され、玲は一時洋菓子店に戻り、ケーキ作りに励みます。

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洋菓子店前で樹山とばったり会う玲。

鮎川からはまったく連絡がないと聞くと、樹山は自分も調べてみると言ってくれます。

「・・・息子さん、お父さんのこと樹山さんって呼ぶんですね。

私、樹山さんに家族がいるなんて思ってもいませんでした。

だからあれも忘れてください。助けてって言ったこと。

私、どうかしてました」

玲は樹山にペコリと頭を下げると自転車に乗って帰ってしまいます。

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中津が玲のところへ謝りにやってきます。

「すまなかった。

僕は僕なりに君たちのことを応援したくて、

無戸籍児について正しく伝えたもつもりだったのに、逆に偏見の目にさらしてしまった。

樹山さんにも強く止められていたのに・・・」

「樹山さん?」

「樹山さん、自分の書いた記事で相手が自殺したんだ。

それで記者をやめて、挙句の果てに被害者の家族の面倒まで・・・」

なんとなく・・・玲にもあの親子と樹山の関係がわかります。

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樹山は片岡が自殺した後、自宅へ謝罪に訪れます。

そこで亜沙美に拒絶されるのですが、たまたま腹痛を起こした息子を病院へ運び・・・以来、同居して親子の面倒をみるように・・・。

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玲が取り組んでいた誕生日ケーキができあがります。

試作品を食べた店長やスタッフは才能があるんだから辞めるなと引きとめてくれます。

中でも、玲と張り合っていた先輩のさつきが一番応援してくれます。

「好きならどんなことがあっても続けるべきでしょう。

こんなにいいの作っておいて単純にもったいないわよ」

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母の葉子(木村佳乃)も北海道行きをやめようと言い出します。

「麻央(小芝風花)はイジメにあってもテニスの大会にだけは出たいと学校へ行ってる・・・。

玲もケーキ作りに取り組んでる。

ふたりの大事な場所がここにあるのに、北海道に行くべきなのかな。

私たち家族ならどんなことでも乗り越えられる」

葉子の言葉に、玲も麻央ももう少しがんばってみようという気になります。

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受け取りの日、誕生日ケーキを依頼主の要望に応じて届けに行く玲。

地図を見ながら依頼主の家にたどり着くと、中から亜沙美が出てきます。

戸惑う玲を亜沙美は無理矢理、腕をつかんで中へ誘います。

リビングでは、子供と楽しそうに話す樹山の姿が・・・。

樹山は玲を見て驚きます。。。

玲は途方に暮れるばかり・・・。

亜沙美はテーブルの食事を取り分けようとしますが手が震え、ボロボロとテーブルにこぼします。

樹山も玲も子供さえも、亜沙美の様子がおかしいことに気づきます。

玲はいたたまれなくなり、外へと飛び出してしまいます。

「どういうつもりだ? 俺たちは違うだろ?」

樹山は玲のあとを追いかけます。

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樹山においつかれた玲は一気に不満をぶちまけます。

「哀しいです!あんなの家族じゃない!誰も幸せそうじゃない!

樹山さん、どうして麻美さんといるんですか?

罪滅ぼしのためですか?亜佐美さんがかわいそうです!」

「君にはわからないよ。きみには関係ない」

「そうですね。全然わかりません。

でもいつも前に進めって背中を押してくれたのは樹山さんじゃないですか?

なのに、なんで樹山さんがこんなこと。

いままでありがとうございました。

もう会いません。さようなら」

玲は悲しくて、悲しくて、家に戻った途端、泣き崩れます。

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樹山、どうして同居してるんでしょうね。。。

亜沙美は全力で嫉妬してるし、そう思わせたのには樹山にも責任があるでしょう。

玲じゃないけれど、いい加減だな。。。

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あの誕生日ケーキ、かわいかったですね~。

味もおいしそうで。

見た途端、ああ、ケーキ買おうと思いましたよ。

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食べたい。

食べた~~い。

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★息もできない夏

※過去の記事

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話

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2012年9月 5日 (水)

週刊きなこ庵9月編 ミスと夏の漫画

数日前に書いた記事を遅れてUPします。。。。

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今朝、起きてすぐに階段の上から携帯を落としてしまい・・・。

生まれてはじめて携帯を落としたので、

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ドキッ~~ン、ドキドキと。思わず心臓をおさえる・・・。

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ああ、携帯、あたらしくすると高いのに。。。

次買うのスマホ?そんなの全然しらんし・・・。

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などと、いろいろ考えが駆け巡り、

下まで落ちた携帯を恐る恐る拾って確認すると、まったく異常なし。。。

ホッ~~。

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ありがとう。7年モノの私の携帯。

富士通さん、丈夫な携帯を作ってくれて、ありがとう。

またこれからもよろしく。。。

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でも、その後も、お茶をボタボタと床にこぼすし、

フライパンをぶつけてお皿を割りそうになるし・・・。

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もしかして、

これはいかんのじゃあ・・・。

今日は・・・ミスする日かも。。。

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今日一日、おとなしく過ごそう。

寄り道せず、余計なことも一切せず、

交通に気をつけて、はやく帰って来なければと。

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と、そうして帰ってきたんですが。

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なんと、昨夜、連続アップした2つの記事が誤字のミスだらけ・・・。

恥ずかしい・・・。

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携帯落とす前から、ミスははじまってたのね・・・・・・。

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漫画のことをちょっと報告です。

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最近は漫画の「キングダム」にはまってました。

三国志モノです。現在27巻まで既刊です。

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そのあと、「鉄楽テトラ」という漫画を読んで・・・。

「マイガール」の作者さんの作品です。

こちらはまだ2巻まで。次巻がとっても楽しみです。

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あと、「花もて語れ」。

これは朗読を扱った漫画です。読むと朗読のコツがわかります。

なんだか読んでいると、ずっとうるうるしてしまうんですよね。

4巻まで既刊。こちらも続きが楽しみで。

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そして、最後は、「あさひなぐ」。

こちらは高校の女子ばかりの薙刀部が舞台。

薙刀に夢中の女の子たちの話です。

熱くてひたむきで、いいなあ~とうらやましくなります。

4巻まで既刊。早く続きが読みたいです。

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4本とも、すごくおすすめしたい作品です。

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2012年9月 4日 (火)

サマーレスキュー 第7話 速水の決意

倉木(時任三郎)が診療所を閉鎖すると決め、沢口(松重豊)にメールを送ります。

それをみて、沢口は教授会に閉鎖の意向を伝えることにします。

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倉木から内々にそのことを聞かされた速水(向井理)と遥(尾野真千子)は気持ちが沈みがち・・・。

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遥は山で母親を亡くしており、診療所の大切さを身をもって知っています。

そして、看護師として大病院で働いていたため、現場が医師不足、看護師不足で通弊していることも実感しています。

なので、一人で泣くことしかできません。

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速水はそんな遥を心配して、後を追いかけます。

「診療所に医師がいないときに、母は事故に遭って亡くなったんです。

それを知った倉木先生は、幼い私に診療所を続けることを

約束してくれました・・・・・・」

泣きじゃくる遥を速水はそっと抱き締めます。

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 もうちょっと、遥のキャラを丁寧に描いて、好きにさせてくれてたら・・・。

ここでドキドキしたと思うんですよ~~。。。

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高井医師(佐藤治朗)の電話で診療所閉鎖を知った山荘スタッフの井上(山崎樹範)や医学生たちは、速水に説明を求め・・・。

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速水は山でいろんなことを教わったから、自分はこの診療所をつぶしたくない、病院サイドと戦うと言います。

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また、診療所や山荘は、あと3週間でシーズンが終わり、閉じることになるんですが、あかり(小池栄子)と桃花(本田望結)親子は一足先に下山します。

その前に、別居中の夫がやってきて、もう一度チャンスが欲しいと頭を下げて。

どうやら、やり直せそうな雰囲気。

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この夫、あかりが夜勤の時に浮気していたらしく、あかりは離婚届を置いて山にやってきた
らしいです。

その夫は登山に慣れていないのにはりきりすぎて、滑落しそうになり、かばった小山(笹野高史)が腕を脱臼するハメに・・・・・・。

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 このドラマでははしゃいで滑落する人が非常に多いです。。。。

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速水の決意を登山から返ってきた倉木がこっそり聞いています。

うれしいのか、困っているのか、わからない表情でした。

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こんな展開になってくるんですね~。

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速水、ドイツ行きはどうなるんでしょう。

ドイツで勉強したあと、診療所で働くのかしら?

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※過去の記事

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2012年9月 3日 (月)

トッカン・第7話 トッカン刺される

トッカン・・・、大丈夫かしら?

当然、大丈夫でしょうけれど、次回一回休みとかだったらイヤだなあ。

鈴宮と接するときのトッカンのリアクションがおもしろいのに。。。

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今回の滞納者は豊成(関戸将志)。滞納額は2千万円。

老舗クラブを経営し、人望が厚かった父親は2年前に他界。

老舗クラブをガールズバーに変え、その直後から経営不振を理由に税金を滞納。

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けれど店は大変繁盛し、売り上げは申告した額をはるかに上回るようで、徴収額は4千万円にのぼりそうと鏡たちは話します。

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鏡(北村有起哉)はすぐに鈴宮(井上真央)と木綿子(鈴木砂羽)に豊成の身辺調査を命じます。

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一方、その隣では、錨(星野真里)が異動してきて1か月で、窓口の納税相談で1780万円も徴収したと、金子統括官(池田鉄洋)が功績を称えています。

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木綿子は豊成の妻、直美の実家が資産家で、店の役員にもなっていることから、彼女に滞納金を払ってもらえばいいと提案すると・・・。

それを聞いた錨は急に血相を変えて、「女に頼る男なんてゴキブリ以下よ!」とボソリ。

普段、おしとやかで笑顔を絶やさない錨の豹変にみんなが驚きます。

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木綿子は錨が計画倒産の時に鈴宮に間違った情報を教えたこともあり、精神的にバランスが悪くなっているんじゃないかと気になって仕方がありません。

それで、木綿子は同期会に出席した際に、錨が以前働いていた国立署の友人に彼女のことをたずねてみることにします。

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豊成の店の調査では、釜池(笹原秀幸)がお客としてガールズバーに潜入。

豊成は店には全然あらわれず、マネージャーの尾崎が仕切っているよう。

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鈴宮と木綿子は豊成の身辺に張り付きます。

特に鈴宮は豊成の行動、電話記録からすべてをメモに。

知れば知るほど、豊成夫妻は浪費のかぎりを尽くしてる様子・・・。

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鈴宮は、毎日同じ時間に豊成に電話がかかることに気付きます。

そしてそれは尾崎が店を出る時間と一致し・・・。

鈴宮は尾崎のあとをつけ、直美に店の売上金を手渡すのを目撃。

同様にそのことに気づいた鏡と一緒に、直美のあとをつけ、彼女が銀行で複数の隠し口座へ入金するのを確認します。

「一日で、ATM、4か所まわりました。

銀行一箇所につき3枚キャッシュカード使っています」

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鏡たちは闇の口座は、名義を売った人間を突き止めるのが困難なんだとため息をつきます。

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けれど、鈴宮は聞き込みに行ったときに聞いた尾崎の「楽なアリバイトしない?」という言葉を思い出し、「ここは私にアイデアがあります。任せてください」と出かけていきます。

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鈴宮は着飾って、ガールズバーで働いている女の子たちに声をかけます。

そして、喫茶店で彼女たちがしている楽なアルバイトを聞き出します。

「銀行で口座作ってマネージャーに渡したらお金くれんの~」

「!!!!」

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「バイトの女性たちに口座を作らせていました。

その田中萌、尾形美咲の名義の口座が直美のもとにあれば動かぬ証拠になります!」

翌日、鏡はみんなの前で今夜、Sをかけると宣言します。

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その日、鏡や鈴宮たちはわざと職場を空にします。

実は少し前から税務署に、滞納者の情報が外に漏れているんじゃないかという苦情電話が多くあり、鏡は署長から内部調査を依頼されていました。

部屋に誰もいないこと確かめると、鏡の机から滞納者リストを手にして、別室へと消える錨・・・。

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店の前でSのために待機していた釜池は、

おしぼり業者が尾崎に、「近々、おたくは税務署に入られるらしいな!」と言うのを聞いて慌てます。

釜池はすぐに鏡に電話。すぐにSしろと命じられ、店に入っていきます。

また、木綿子は豊成を捕まえ、鈴宮&鏡は銀行で必死でお金を下ろしている直美をつかまえます。

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Sは大成功。一同ホッとします。

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けれど、みんなの表情は重く・・・。

鏡から情報漏えいを事前に聞かされていた木綿子が口火を切ります。

「あなたなんでしょう?税理士に情報を漏らしたの。

あなた、国立にいた頃も随分優秀だったそうね。

あなたが異動してきた途端、窓口に税理士をつれた滞納者が一気に増えたとか・・・」

ふたりのやりとりを聞いて、心配してそばにやってきた鈴宮に木綿子は、

「錨さんは国立にいたとき、計画倒産を3日で処理してたのよ」

驚いた鈴宮とともに木綿子はあらためて錨を見ます。

「わざと嘘の情報を教えたわね。

経験の浅い鈴宮を陥れようとしたり。

税理士に滞納者情報を漏らしたり。

あなたほんとにどうしちゃったの?」

「いいがかりはやめてください」

「税理士に滞納者の情報を渡せば、税理士は滞納者に対して勧誘するわよね。

その税理士と口裏をあわせて分納に持ち込めば、お互いの実績はあがり、

あなたは優秀な公務員としての立ち位置を手にいれられる」

錨はニッコリ笑って言います。

「そんなに嫌わなくても~、わかりますよ~。

私は家庭をもっておりますので、いままで残業してこなかったかもしれません。

それが気に入らないんですよね?

仕事中も主人のことが気になりますし、

みなさんも早く帰っていいよと言ってくださいますので、

それでいいのかなと思っていました。

ほんとに申し訳ありませんでした」

へロっと笑って頭を下げる錨。

錨に嫌味を言われて、唖然としてしまう木綿子。

「・・・あなた、ご主人と別居してるんでしょう?」

その一言で、錨の形相が変わります。

「どうしてそんなこと。みんなの前で言うんですか!

私を追い詰めて楽しいですか?」

「違うわ。あなたが追い詰められているように見えたから…」

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そんなところへ、錨の夫が離婚届を持ってやってきます。

夫に「もう一度やりなおしてくれ」と言われ、錨は絶叫します。
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「ふざけんな! クズやろう!

あんたの世話はもうまっぴらなんだよ。

公認会計士になるって勝手に会社やめてきて、何年も何年も浪人して。

収入ゼロなくせに。

私はあんたのために働いてるんじゃない。

私が公務員なことを保険がわりにしやがって。

私がどんな思いをして職場にしがみついているか・・・。

こんなはずじゃなかった。とっとと消え失せろ!!」

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錨の言葉に、だらしなく笑った夫は、懐からナイフを取り出し、

錨を追いかけ・・・。

その場で、止めにはいった鏡が刺されてしまいます。

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今回は錨がすごかった。

夫も起こした騒動をみて、錨がどんなに不毛な生活をしていたか理解できました。

彼女がかなり追いつめられていたかも。

木綿子が一番先に気づいてくれているのに、錨はひどいことを言うもんですね。

別方向から反撃されて、木綿子、面食らってましたね・・・。

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鈴宮が警察につかまって、鏡が引き取りにいくところはおかしかったです。

自動販売機前で、ふたりして画像を見ているところも。

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あのう、もしかして、鈴宮ってキャラはキモかわ系にしたいんでしょうか・・・。

だったら、井上真央さんはかわいすぎる。

どうみてもかわいい。

ダサイ格好をしててもかわいい。

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キモかわにするなら、もっと徹底しないと。。。。

7話まできてなんですが・・・。

そう思いました。

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2012年9月 2日 (日)

土曜プレミアム・踊る大捜査線THE LAST TVスペシャル

踊る大捜査線の最後の映画に先立って、今夜テレビスペシャル。

もう見逃さないようにと、ドキドキソワソワしっぱなし。

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スペシャルは完全オリジナルでしたよ~。良かった!

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湾岸所の刑事強行犯係係長に昇進した青島(織田裕二)。

部下には、和久(伊藤淳史)、篠原(内田有紀)、緒方(甲本雅裕)、栗山(川野直輝)、それから中国との国際交流の一環で派遣されてきた王(滝藤賢一)の5人。

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その王が日本女性と結婚をするというので、湾岸署一同参加して結婚式を取り仕切ることで盛り上がるという内容。

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もちろん、それだけではなくて、事件も起きます。(笑)

そして、湾岸署にいつもの面々も勢揃いです。

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今回なんと、真下(ユースケ・サンタマリア)が湾岸署署長になってました。

スリーアミーゴスも変化を遂げ・・・。

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時の流れを感じさせられちゃって、さびしくなったりもしました。

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すみれ(深津絵里)と青島くん(織田裕二)は全然変わってなかったけれど・・・。(笑)

室井さんも変化なし。相変わらず重かった。(笑)

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お話は、結構ゆるくて、な~んかゆるくて。

全体も、細部もゆるかった・・・です。

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まあ、あの湾岸署に再びキャラ達が集うというのが一番大事なことだっただろうし、映画の序章みたいな位置づけなんだろうと思います。

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そして、お笑い部分についてはかなり楽しかったです。

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前半は特にお笑いが多かったんですが、ものすごく丁寧に作られていました。

間の取り方とかね、真剣に吟味してる感じが伝わってきました。

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その中で、王さんがたまに話す片言の日本語が命令口調だってところ。

これ、爆発的におもしろかったです。

ドラマの雰囲気を一気に陽気にする効果がありますね~。

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小栗旬さんも登場。

気になることをちらっと室井に言ってました。

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映画に続いているのか・・・。

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警察をやめるというすみれの発言も気になるところ。

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ただ、すみれは踊る~の初めからずっと辞めたいって言ってましたからね。

ずっと辞める辞めないの葛藤をひとりで続けてきたのかと思うと、

愉快な気持ちも消えて、ちょっとションボリしちゃいます・・・。

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ちなみにうちの母、青島くんが大好きなんですよ~。

数あるドラマのキャラの中で覚えてるのは、青島くんだけです。

なので、織田さんがテレビに出てくると、必ず踊る~の話になります。

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映画では、この長いシリーズの中で登場したキャラがたくさん登場しそうです。

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あんなにたくさん登場したのに、どのキャラも印象的で覚えているもんですね。

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集大成になる映画、最高の出来になっていたらいいなあ~。。。

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今夜はたのしい夜でした。

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