急展開ですよお~!!
罠にはまってしまいました!鈴宮!
ひどい!
ひどい!! なんてこったい! まったくぅ~~~!
この裏切り話は最後の方で出てきて、来週が本番です。
今回はトキオの城島さんの話がメインなんですけど、そっちは正直ぶっ飛んでしまいました。(笑)
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でもまずは、今回のメインの話。
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鏡(北村有起哉)が突然、マウンテンドールカフェに潜入調査しようと言い出します。
それは徴収係のすることじゃなく、ロッカイ(国税局査察部)の仕事だと室町税務署徴収第一部門のメンバーは及び腰。
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でも、鏡は最近、ロッカイの仕事にも参加しており、
この仕事もそっち関係じゃないとかと憶測を呼び、
メンバーたちは自分たちの能力を見せ付けてやろうと発奮することに。
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マウンテンドールカフェは、5年前、脱サラした三井(城島茂)がはじめた小さなカフェ。
鏡は、売り上げが赤字計上されているのに2号店を出す計画があったり、
銀行口座にほとんどお金がないのに、自宅マンションのリフォームをキャッシュで払っていることなどから、脱税していると断言します。
「脱税の手口はコーヒー原価のごまかしだろう!」
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鈴宮(井上真央)は自ら潜入調査をしたいと志願します。
「よし!鈴宮!内装、来店客数、注文内容を細かく書きとめ、不自然な点をみつけろ!」
翌日から、カフェに居座り、コーヒーを何杯も飲みながら、店内を観察しはじめる鈴宮。
メンバーもそんな鈴宮をサポート。
観察結果を鏡に報告すると、流行っている店でも経費などを差し引くとやはり赤字になっているはず・・・。これで儲かってるのはおかしいということに・・・。
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さらに、鈴宮は店主の三井の身辺も調査。
三井には愛人がおり、店を抜け出しては会っている様子。
三井は愛人に貢いでおり、彼女は近々ネイルの勉強と称して海外留学するという。
鏡は愛人がお金をもって逃げるかもしれないと一気に荒療治に出ることに。
カフェの経理は妻の担当で、三井はどこかに愛人に使うためのお金を隠している。
鏡は三井と愛人の写真を妻に送り付けます。
それをみて激怒した妻はカフェに乗り込み、三井は引きずられるようにして愛人宅へ。
お金の隠し場所はやはり愛人宅か・・・、鏡は他のメンバーをそちらへ向かわせます。
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そして、カフェでその修羅場を目撃して目を丸くしている鈴宮に、
「店で売り上げをごまかしている確実な証拠を急いでつかめ!」と指示。
鈴宮が必死にあたりに目を凝らすと・・・。
レジ横にパソコンが・・・。
「パソコンの会計プログラムをいじって売り上げをごまかしてますね?」
三井の弟とパソコンを渡せ、渡さないでにらみ合ってるところに、鏡が到着。
鏡はパソコンにしがみついて動けなくなってる鈴宮を見て、
「お前の方が泥棒に見えるぞ~」とあきれつつ、しっかりパソコンを押収します。。。
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「おかわりの代金だけ別会計にしていた。つまり二重帳簿だ。
手口は、やはりコーヒー原価のごまかし!!」
徴収第一部門のメンバーは、ロッカイへの顔が立ったと大喜び。
特にがんばった鈴宮は先輩達からねぎらいの言葉をもらいます。
ホッとするひととき。。。
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けれど、鏡はケロッとして、ロッカイとの関連性を否定。
署長が差し入れしてくれたマウンテンドールカフェのコーヒーがあまりにまずくて、腹が立ち、目をつけたそう・・・。
「なにが南米コロンビア産高級豆を使ってるだ?冗談じゃない!
使われていたのは害虫もよりつかない最悪の豆だぞ!
そんなものを許せるかっっ!」
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コーヒー通の鏡には舌で、コーヒー原価のごまかしが最初からわかっていたんですね。
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そして、一方のクラブ澪のママ、白川耀子(若村麻由美)について。
こっちが次回のメインになります。
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白川耀子は消費税などの税金を滞納中。
1話で、鏡と鈴宮が自宅の高級マンションに差し押さえに入り、振袖を税務署に持ち帰っています。
鏡は滞納者が一番手放したくないものがカンでわかるようで、いつもそれを差し押さえ、返して欲しければお金を持って来いと言っています。
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耀子もその振袖だけは返してほしいと言っているんですが、鏡は税金と引き換えだと応じようとはしません。
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2話で、ロッカイの案件から耀子が衆議院議員の栗本の愛人だとわかります。
3話の最初の方で、ロッカイの仕事を手伝っている鏡が鈴宮に説明してます。
「ロッカイはあるエステサロンの脱税疑惑を現在内定中。
そのバックにマルチまがいの商法で過去に摘発されたことがある会社の存在を突き止め、その会社が栗本の裏金の資金源と噂されている会社と判明。
その捜査の過程で白川耀子が浮かび上がってきたんだ」と。
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鈴宮は税務署で、素朴な疑問を口にします。
「でも、白川さんはどうしてそんな大切な振袖を差し押さえされる前に、
議員の栗本に頼まなかったんでしょうか?」
「別に男がいて、貢いでいたんじゃない?」と上席徴収官の鍋島木綿子(鈴木砂羽)。
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そんな折、白川耀子からお金が用意できたから振袖を返してほしいと電話があります。
鈴宮は振袖を持って、マンションを訪ねますが、耀子は留守。
店を訪ねても耀子はおらず、鈴宮はそこで働くホステスに店が閉店する予定だと聞かされます。
鈴宮は木綿子から耀子の生い立ちを聞かされており、
東京で耀子の親代わりとなっているクラブ七瀬のママ、新片澄江に会いに行きます。
澄江は老人ホームに入っていました。
鈴宮が振袖を見せると、
「あなた、澪さんのご家族の方?」と澄江。
「あのう、その人と白川さんの関係は?」
「・・・・・・あなたはどなた?」
鈴宮が税務署の人間だと聞くと、新片は口を閉ざしてしまいます。
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その後、鈴宮は再び耀子のマンションへ。
耀子は鈴宮を招き入れ、滞納金約424万円をその場で支払います。
「あのう、どうして急に?」
「あなたのところの上司が圧力をかけたのよ。
でも、良かったわ。おかげで栗本と手が切れたから~」
鏡が栗本に圧力をかけた・・・。
栗本自身が脱税してるかもしれないのに、税務署に目をつけられるわけにはいかないのだろうと思う鈴宮。
鈴宮は振袖を耀子に返します。
耀子はたとう紙から振袖を出して手元にあったものと同じか確かめています。
その表情が悲しげで・・・鈴宮は思わず・・・。
「あのう・・・、滞納した理由は男の人に貢いでいたからなんですか?
澪さんって誰なんですか?
この振袖の持ち主は澪さんなんですか?」
耀子は個人的な事柄に踏み込んでくる鈴宮をにらみつけます。
「・・・あなた、ただの公務員でしょ?
あなたのように国に守られた人間には想像もつかないことが、
この世にはいくらでもあるのよ。
お役所はお役所らしく、心のない仕事をやっていればいいの~」
これに今度は鈴宮がカッとなって言い返します。
「心は持ってるつもりです!
私だって一人の人間です!一人の女なんです!」
何とも言えない表情をする耀子。
その奥にどんな気持ちを秘めているのか・・・。
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鈴宮は、マンションロビーにいた鏡に、「彼女、まだ何か隠してると思います」と報告します。
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仕事が終わって、鈴宮は友達の芽夢(美波)にライブハウスに連れていってもらいます。
あまりにたのしくて、お礼もかねて鈴宮はそこの食事はおごります。
その後、場所を変えてバーでゆっくりお酒を。
「そうだ。 オーデションどうだった?」
鈴宮がたずねると、いきなり沈みがちになる芽夢。
「・・・・・・落ちた。才能ないの。もうやめようかな・・・。
私ね、女優にあこがれて田舎から出てきて、100万払って養成所に入ったの。
お祖父ちゃんにお金を借りて。
でも、芽がでなくて、もう一年通えば、大手のプロダクションに紹介すると言われて、さらに100万・・・。
バカだよね。騙された・・・。
深樹はいいよね。公務員はクビにならないしさ。
夢だけじゃ生きていけない。全然先が見えないよ。。。」
「・・・・・・同じだよ。私も。
安定してるだけで、足りないものばかり。
それを埋めるために生きてるのかもしれない。
だから立ち止まっていられない・・・」
鈴宮は目の前のカクテルを飲み干して、もう一軒行こう!と芽夢を誘います。
芽夢も賛成し、鈴宮は自分のお酒の代金を払おうとするのですが・・・。
鈴宮の財布にはもう現金があまりなく、カードで払おうとしますが、店長からカードは使えないと言われ・・・。
「ああ、いいよ~。ここは私がおごるから」
芽夢は気楽にそう言ってくれますが、鈴宮は、
「仕事柄、人におごってもらうのははまずいから」と断ります。
「ええ?・・・友達でも?」と無邪気に驚く芽夢を見て、
「友達・・・」
鈴宮は芽夢がそう言ってくれたことがうれしくて、
「・・・じゃあ。 今度会った時、必ず返すね」
そう言って、その場は芽夢に払ってもらいます。
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翌日、税務署に出勤すると、徴収第一部門の金子統括官(池田鉄洋)と鏡が深刻な表情で聞いてきます。
「お前、夕べ誰と会ってた?」
鏡はそういいつつ、芽夢と鈴宮がバーにいる写真を見せます。
「こいつとだろ?」
鏡はまっすぐに鈴宮をみつめ反応を見ています。
「おまえ、この女に接待を強要したのか?」
「・・・・・接待?」
「大切なことなんだよ。鈴宮くん」と金子も鈴宮の顔をのぞきこみます。
鈴宮はふたりの言っていることが唐突すぎて、把握できないまま立ち尽くしています。。。
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「この店は白川耀子が経営する店だ!
この女はクラブ澪のホステスだ。
さっき白川耀子から電話が入った。
店の若い子がおまえに接待を強要されたと」
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鈴宮はカバンから携帯を出して、芽夢に電話をかけますが、着信拒否されており・・・。
「どういうことですか? これは・・・」
ぼんやりとした表情で鏡を見上げる鈴宮。
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「ハメられたんだよ!! お前は!!!」
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鏡の声が署内に響き渡ります。
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女優を夢見る劇団員だけれど、普段は派遣社員をしている。
芽夢は鈴宮にそう言ってたのに・・・。
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鈴宮は芽夢を無邪気に信頼していただけに、
この裏切りはキツイですね~。
私もビックリしました。
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多分、出会いから、耀子によって仕組まれていたんですね。
最初の差し押さえの時にビデオで撮影していたのは鈴宮の顔を録画してたってこと?
芽夢に見せるために?
なんとも・・・。
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ただ、ちょっと自分の仕事について、しゃべりすぎだな~~とは思ってたんですよね。
固有名詞は出してなくても、無防備だなあ~と。
鏡のことをハスキーなんてあだ名で呼んだりしてましたね~。
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しかし、まさかこんな展開になるとは・・・。
それもこんなに早く3,4話で。
こんな風にまったく予想外に盛り上げてこられると、
この先はもっともっとおもしろいんじゃないかと期待しまくってしまいますね~。(笑)
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ちょうど、徴収第一部門のメンバーにも馴染んできたところで、
次回、4話はメンバー総力戦で、鈴宮の仇をとるみたいですよ~。
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白川&芽夢との衝突。
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楽しみになってきました。
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※過去の記事
第1話
第2話
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