アタルにするべきか、チョコザイでいくべきか。
どっちで書こうかと悩んだんですが、舞子たちに合わせてチョコザイにします。
チョコザイと舞子と沢のやりとりはなんだか楽しいですね。
ほっこりしてます。
チョコザイ(中居正広)を一時的に父親の所有するアパートに住まわせることにした舞子(栗山千明)。
翌朝、「花がありません」と言い出し、チョコザイは花屋へ。
そんなチョコザイの後を追いかけ、舞子と沢(北村一樹)も花屋へ。
3人で花を見ていると、突然、花束を買ったばかりの男性が、
「青いバラ・・・」と言いのこして倒れて亡くなってしまいます。
それを見たチョコザイは、「捜査を開始します」とつぶやきます。
現場にやってきた捜査一課の野崎(千原せいじ)らは、
心不全による突然死という検死官の見立てを聞いて、
「やっぱ病死か、捨て山事件だな~」とさっさと引き上げてしまいます。
簡単に見切りをつけてしまう野崎に反発する舞子。。。
また、チョコザイは「ネクタイ」「ガストリックベルチ」などと口走り、
花屋の床に落ちている液体を指差します。
休暇中の舞子は解決の手がかりにちがいないからと沢に調べてくれと頼みこみます。
亡くなった男性は早乙女隆(神尾祐)と判明。霊安所には妻の信子(酒井真紀)が駆けつけます。
「赤いバラを購入されていたんですが、心当たりは?」と聞く舞子に、
妻は「今日、花をもらうような心当たりは特に…」と首をひねります。
そこへ慌てて駆けつけてくる女性。
彼女は、紳士服はるやまのエリアマネージャー、荘田美咲(陽月華)と名乗ります。
早乙女ははるやまの大森店店長らしい。
妻の信子と美咲が対面すると・・・。
ピリピリとした不穏な空気が流れます。
舞子も沢も気まずい表情に・・・。
その後、早乙女の主治医のもとを訪れる舞子と沢。
医師は「たしかに最近調子が悪そうで、下痢が続き、目がちらちらすると言っていました。
クスリの中毒じゃないかと心配していました。
心臓病のクスリだけを飲んでいたのならいいけれど・・・」と残念顔。
舞子は野崎に早乙女を解剖させてくれと直談判します。
けれど、病死の死体は解剖しないと言い張る野崎。
ケンカ状態になっているところを沢が止めに入り・・・。
舞子に押し切られる形で沢が解剖を許可します。
舞子が家に帰ると、チョコザイは外出したまま帰っておらず・・・。
急に不安定な状態になる舞子。
「なんかヤダ。待ってる人が帰ってこないこの感じ・・・」
舞子の様子を見た父親、達夫(利重剛)は遊びに来ている沢に言います。
「思い出しちゃったかな。15年前の母親のこと。
ほんとに自殺だったのかな。
現場にブレーキの跡もなかったし。
防犯カメラの映像では居眠り運転もしてなかったんだけどね」
大学から帰ってきた弟、昇(玉森裕太)も続けます。
「捨て山事件って、事件性のない現場ってことですよね。
警察は自殺でも事故でもどっちでもいいんだ・・・」
複雑な表情をする沢・・・。
舞子がアパートをのぞくと、チョコザイが眠っていてホッと胸をなで下ろします。
解剖の結果が出ます。
鑑識の渥美(田中哲司)は「遺体からは毒物は検出されず。犯罪性なし」と、検死官の身立てを裏付けます。
また、花屋の床の液体は早乙女の吐瀉物でその成分が「ガストリックベルチ」だと言います。
沢はそれを舞子に報告します。
「チョコザイは吐瀉物の形状や色だけでその成分がわかったのでは?
一流の検死官なら不可能じゃないそうだ。。。」
それは舞子には想像もつかない能力でした。
一方、舞子は、チョコザイが早乙女の2年前の写真と遺体の写真とでは、
ネクタイの締め方が違うと指摘していることを伝えます。
二人はネクタイのことを信子に聞きに行きます。
太いのが2年前の写真だと聞かされた信子は二人が驚くほど取り乱します。
やっぱり浮気してたんだ・・・。舞子も沢もドキドキハラハラ。
「・・・離婚寸前までいきました。相手と別れると土下座して謝られて。
バラを買ったのはあの女に渡すためだったのね!
まだつながってたなんて!」
妻は机に置かれた夫の写真を叩き飛ばし、
写真はかるた大会の時のように円を描いて遠くへと・・・。
舞子、沢は震えあがります・・・。
「ただのエリアマネージャーだよ・・・そう言ってたのに!!」
荘田美咲に聞くと、その写真のネクタイは彼女の結んだもの。
予想通り浮気相手は彼女でした。
美咲は早乙女とは2年前の5月5日に別れて以来、仕事として月に何度か会うだけだったと言います。
さらに、チョコザイが「青いバラ、狐の手袋」と口走ります。
舞子が狐の手袋をネットで検索すると、ジギタリス別名だということがわかります。
昇は、「ジギタリスは毒にも薬にもなる。心臓病に有効な薬として使われているよ」と。
それを聞いた舞子は、さっそく、信子から早乙女が処方されていた薬袋を借りてきて、沢に分析を頼みます。
「こうなってくると担当医が怪しいです。
担当医の妻と早乙女隆は同じ大学出身。
その紹介で夫が主治医になった可能性もあります。
また、早乙女と妻が特別な関係だったのかも。
それに彼女の誕生日は5月6日。今日なんです!
花束は彼女のために買ったものかもしれません!」
5月6日・・・。
その日付を聞いた途端、その日に起った出来事をズラズラと口走るチョコザイ。
それを目の当たりにした昇は、
「彼はサヴァン症候群じゃないかな。
発達障害の人の中でごくまれにいるんだ。
特定の分野に限って卓越した能力をもつひと。
一瞬見ただけで細部まで描き出すことができる映像記憶能力。
本を何百冊も暗記して一字一句間違えずに言える活字記憶能力。
まあ、人それぞれみたいだけれどね」
「事件の推理もできるの?」と舞子。
「いや、それは聞いたことないけれど・・・」
早乙女が処方されていた薬からもジギタリスの成分が。
けれど、遺体からは出てないから、意味がないと沢が冷めた顔・・・。
舞子は推理がはずれガッカリ。
「そろそろ、チョコザイの家族を探した方がいい」
沢の勧めで生活安全課へチョコザイを連れて行く舞子。
病院で診察を受けて、家族を探そうとするのですが、
生活安全課にはちょうど医師がおらず、一晩留置場で過ごすことになると聞き、舞子はチョコザイをアパートに連れ帰ります。
チョコザイが、「この目が知ってます・・・」と早乙女の写真を指差します。
それを沢から聞いた渥美はすぐにジギタリスは眼球から吸収されたんだと気づきます。
早乙女の通夜を中止して遺体を押収。調べるとやはりジギタリスが。
渥美に聞くと、主治医から処方された薬に入ってるジギタリスとは違い・・・。
ジギタリスはネットで普通に買えることから・・・。
事件性が出てきたことで、捜査一課も捜索に参加。
早乙女の自宅から、信子が栽培しているジギタリスがみつかります。
「・・・2年前のご主人の浮気を許してなかったんですね。」と信子に聞く沢。
「・・・許せなかった。
また裏切られるかもしれないといつも怯えて。
それで毎日、少しずつ。食事に」
「それなら、血中からの検出はほぼ不可能。
時間をかけて、不整脈、視覚障害、嘔吐の症状が出て、心室細動から死に至ったんですね」と鑑識の唯(光宋薫)。
「自業自得よ!
やはりあの人は私を裏切っていた。
死ぬ間際に女に花を買っていたなんて!」
「5月5日はご主人が浮気相手と別れ、あなたに謝罪した日です。
ご主人にとって忘れられない日です。だから、記念に花束を買ったのでは・・・」
そんな沢の言葉をさえぎるように、
チョコザイは「青いバラ。。。」とつぶやきます。
「早乙女さんの最後の言葉です」と信子に説明する舞子。
「・・・多分、店にあった赤いバラがジギタリスの視覚作用によって
青いバラに見えたのかもしれません。
それがご主人が最後に見た映像です」とさらに説明する沢。
それを聞いて、信子はある約束を思い出します。
「青いバラが売りに出されたら、
まっさきにプレゼントしてやるよ」という早乙女の言葉。
ジギタリスの影響で赤いバラが青く見えた夫はそれを妻のために購入したのでした。
信子は、夫の思いを察し泣き崩れます。
チョコザイは、「捜査終了」とつぶやきます。
眠りこんでしまうチョコザイの目には涙が。
舞子と沢、チョコザイが家に帰ると、
門前に大きなユリの花束が。
舞子に恋している松島(庄野崎謙)からのプレゼントでした。
そのユリをみたチョコザイは喜びます。
どうやら、チョコザイの探していた花はユリだったようです。
ユリをみつめるチョコザイの目は穏やかでうれしそう。。。
浮気を詫びて1年たったから、バラの花束を・・・。
沢の解釈を聞いた途端、それはないな~~と。
夫は妻に早く忘れてほしいだろうし、
妻もそんな日のこと思い出したくもないでしょうし。。。。(笑)
チョコザイは夫婦の約束を知らないのに、
青いバラがヒントになると察したのがすごいですね~。
見ただけで成分がわかるというのもありました。
どんな能力をもっているのか。
舞子ってチョコザイの洋服の汚れとか、口にケチャップがついてるのを、
ふき取ってあげたりしてるのに、お父さんの襟を直そうとしないんですよ~。
ちらっとですけど、弟はお父さんの襟、直してましたよね。
前回、母親が自殺したせいで、
舞子はあんなふうになったのかもというお父さんのセリフがありましたけど、
母親の死も捨て山扱いされたのかもしれないですね。
だから、事件があっさり捨て山にされてしまうのが許せないってことかも。
カレースープに続いて、こんどはホットドック。
「これは違います。レタスがありません」と繰り返すチョコザイのために、舞子は自宅で市販のホットドッグにレタスを入れてあげてます。
朝、カレースープ、昼はレタス入りホットドック、
次回は夜のメニューも気になります。
照会センターの犬飼(中村靖日)とお酒を飲む沢。
飲みながら、愚痴ってます。な~~んかおかしな二人です。
犬飼は沢にこの違法無線を調べてみるとメモを渡してます。
「アタル」という名前が何度も出てきて、なんだかただ事じゃない雰囲気だと。
沢の刑事のカンがピクピク。。。。
すでにチョコザイと関係があるんじゃないかと思い始めてます。
「もし、チョコザイが入国して一週間以内なら空港に映像は残ってるはず・・・」
また、アメリカの機関もアタル(チョコザイ)の行方を追ってる様子。
「保護施設などに入れば、すぐに彼を確保できる」と仲間と話し合ってます。
いまのところ、舞子のところにいるので、安全ってことなのかな。
ところで、チョコザイは「シンクロナイズドスイミング刑事」が好きみたいです。
これが、どう絡んでくるのか、それともまったく絡んでこないのか、
判断のつかないところです・・・。(笑)
舞子とチョコザイのやりとりもどんどん増えてきて和みます。
中津川(嶋田久作)と沢のやりとりも地味なのに、すごくおもしろいし。
沢の顔芸、最高!
渥美と唯もいいコンビです。
唯が沢に甘えた声を出して答えるとうざそうに唸る渥美。
唸るんですよ。ぷぷぷ。
舞子も苦手みたいで、眉間にしわを寄せて睨んでましたね。
ああ、来週も楽しみです。
そうそう!
ドラマの間中、舞子の着メロが気になって気になって。
鳴るたびに、
「あっ! この曲・・・水戸黄門だ!・・・・・ちがうな・・・」
ずっとこの繰り返し。
着メロが鳴るたび、水戸黄門が立ちはだかって、答えが出てこないんです。
しかも、デ~~ンと印籠が頭に浮かぶ・・・浮かぶ。
ドラマが終わって、しばらくしてやっと・・・。
「ああ、、、、銭形平次だわ!!!」とスッキリ。
しかし、舞子、渋い好みですね・・・。若いのにどうして知ってるんだろ?

長くなりました。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。。。
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