2011年8月14日 (日)

それでも、生きてゆく・第6話

双葉(満島ひかり)は老人ホームにやってきた文哉(風間俊介)と再会します。

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釣り船屋「ふかみ」には双葉を探して母の隆美(風吹ジュン)が訪れます。

その後、それを知った駿輔(時任三郎)も駆けつけ・・・。

洋貴(瑛太)と響子(大竹しのぶ)は予期せぬ訪問者にパニック状態に。

「・・・スイカを食べたら帰ってください。今日はこれが精一杯なんで・・・」

響子が席をはずしたスキに、洋貴は隆美と駿輔にそう伝えます。

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>おもてなしをしたいのに、「ふかみ」には気のきいたお菓子もない。

それで響子が洋貴に文句を言ってるのがおかしかったです。

他に柿ピーならあるよって言って、怒りの目を向けられる洋貴。

ここらへんの親子の会話ってもうそこら中に転がっているようなものですよね。

こんな日常の一場面をドラマで再現できるなんてすごいなあ~と感動しました。

それも加害者家族と被害者家族の対面の場でなんて。

微妙な状況で、微妙に笑わせるなんてすごいです。

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隆美と駿輔が帰った後、後片付けする洋貴と響子。

「どうしてもっと言わなかったの?」と洋貴。

「お父さんが言ってた。昔・・・。あっちはあっちでいろいろあるんだなって。

当時は何を言うのって思ったけど、あっちはあっちでいろいろあるんだなって」

響子の穏やかな態度にちょっと驚く洋貴。

「別に同情することないでしょ」

「洋貴だって加害者の妹と仲良くしてるじゃない」

「してないよ」

「してないの?」

「してないよ・・・」

そういえば、三崎夫妻は双葉を捜してここへ来たんだな・・・。

洋貴はキッチンの窓から外を眺め、双葉のことを想います。

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そんな頃、双葉は文哉とともに動物園にいました。

文哉は因島にあるフェリー会社の乗務員募集のチラシを双葉に見せます。

「どうして因島?」

たずねる双葉に文哉は事もなげに答えます。

「母さんの故郷だから。お墓のある場所も知ってる」

双葉は兄が実の母のことをずっと思って生きてきたことを知ります。

「双葉も一緒に来るか?」

「・・・飛行機で行きたいな」

「明日出発しよ」

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洋貴は双葉の携帯に電話をかけますが、双葉が出ることはなく・・・。

洋貴は東京へ出て、五月(倉科カナ)と合流。

医療少年院で文哉の担当をしていた看護師、東雪恵の行方を突き止めます。

雪恵に会うのは夜。それまで一緒に過ごしませんか?と誘う五月に洋貴は困った表情を見せます。

「あたし、迷惑ですか?

あたし、同じ境遇だから深見さんの悲しみがわかります。

・・・遠山(双葉)さんは深見さんの悲しみを2倍にする人です」

五月は嫉妬から一気にそう言うと足早に立ち去ってしまいます。

五月がなぜ自分を想ってくれるのか・・・まったくわからない洋貴です。

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そこへ、双葉から電話がかかります。

教えられたカラオケ屋に行くと、双葉は一人、パスタを食べています。

「ひとりで何を歌ってたんですか?」

え?とたじろぐ双葉ですが、洋貴は答えを待っているよう。。。

「・・・ウィスキーがお好きでしょ。

他には・・・また君に恋してる・・・」

「お酒の歌ばかりじゃないですか」

洋貴は真剣な表情で・・・そう文句を言います。

双葉は返す言葉も思い浮かばず・・・。

「家出してどこにいたんですか?

お父さんとお母さん、うちに来ました。心配してましたよ」

驚きの報告に双葉は目を丸くします。

「・・・深見さんには関係のないことなんで」

「僕も心配しましたよ。どうしたんすか?」

返事を待つ間、テーブルの上の赤い折り紙に気づく洋貴。

五月に前もって送ってもらった雪恵の写真にも同じものが写っており・・・、洋貴は文哉の存在を感じとります。

双葉もそんな洋貴の様子に気づきます。

「・・・昨日、偶然、兄に会いました。祖母のいる老人ホームで」

「文哉、いまどこにいるんですか?」

「深見さん、目が怖い。落ち着いてください」

なだめる双葉に、洋貴はさらに語気を強めます。

「文哉、反省してましたか?」

双葉はわざと話をそらし、兄が動物園に連れて行ってくれたことを話し始めます。

洋貴はその双葉の態度に裏切られたという思いを抱きます。

「そうですか!

わかりました。自分で探します。すいませんでした!

もともと立場違うし。そういう関係じゃないし。僕とあなたは!

はい。僕は…お疲れっす!」

洋貴はカラオケルームから飛び出していきます。

兄への思いと、洋貴への思い・・・気持ちが引き裂かれそうになる双葉です。

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因島へ旅立つため、待ち合わせ場所にやってきた文哉に双葉は意を決して言います。

「お兄ちゃん、深見さんに会いに行こう。

妹さんのことで会いたがってるの。

私がお兄ちゃんを守るから!」

文哉は表情を強張らせて、すがりついてくる双葉を振り払おうとします。

「なんで?」

「一緒なの。あたしと深見さん一緒なの。

この15年間立場は全然違うけど、似たような思いで生きてきたの。

なのに、私だけお兄ちゃんと会ってずるいじゃん。

だから深見さんにお兄ちゃんが反省したところを見せてあげて。

深見亜季ちゃんのことだよ!」

逃げようとする文哉を全力で引きとめようとする双葉。

文哉はそんな双葉に恐怖を感じているようで・・・。

「なんでお兄ちゃんが反省するんだよ。

なんでそんなこと言うんだよ。たった二人の兄妹なのに。

亜季ちゃんは天国に行ったんだ」

文哉は乗ってきた軽トラに戻ろうと必死になります。

「お兄ちゃんが亜季ちゃんを殺したんでしょ?」

「・・・生まれてこない方がよかったから」

「お兄ちゃん!亜季ちゃんは生きたかったんだよ。

お兄ちゃん!15年間、悲しみ続けている人がいるんだよ!」

双葉を突き飛ばして、文哉は軽トラに乗り込み、そそくさと姿を消してしまいます。

「なんで~~~!」

双葉は道路に転がって、悔しさのあまり泣き出します。

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夜になって、洋貴と五月は再び会います。

雪恵から文哉の話を聞くため、彼女の働くお店が閉店するのを外で待つ二人。

洋貴は五月にたずねます。

「あのう・・・。僕といて恥ずかしくないですか?」

驚いた表情を見せる五月。

「深見さん、家族のためにがんばってるから力になりたいんです」

「五月さんは僕のことを勘違いしてます。

僕は・・・この歳まで就職もしないで父親に食わしてもらっていて、

外歩くのがまぶしくて・・・。

死にたいってずっと思ってました。

あの山の中でずっとナメクジみたいにへばりついてた。

復讐って言いながらなんにもできない人間なんです。

ナメクジみたいにベタベタ地べた這いずりまわってるんです」

いつもにこやかな五月が珍しく苛立った表情を見せます。

「でも、加害者のことを探してるんでしょ?

それって、自分の人生を取り戻そうと思ってるからでしょう?

別に恥ずかしいことじゃないんじゃないですか?」

五月の勢いに押された洋貴は、

「・・・僕は・・・どう答えたらいいんですか?」と問いかけます。

ムッとしたまま答える五月。

「ハイって」

「ハイ・・・」

洋貴はおとなしく従います。

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>なんだか五月にも魅かれるのかな。洋貴は。

五月に懐いてしまった感じ。(笑)

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店じまいを終えた雪恵が店から出てきます。

洋貴と五月が近づいて声をかけると、彼女は咄嗟に猛然と走りだします。

洋貴は人ごみを縫うようにして雪恵を追いかけ、やがて腕をつかんで振り向かせます。

「三崎文哉のことを聞かせてください」

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文哉は妹と別れた後、再び果樹園に戻るんですね~。

ひとりでは因島に行かないのかな。

紗歩(安藤サクラ)は文哉の通帳を盗んだことにも反省せず、「人殺しの金とって何が悪いのかな!」と文哉や草間一家を前にして開き直りました。

得体のしれない怖さがあるなあ~。紗歩。

文哉の素性を聞かされて、真岐(佐藤江梨子)は自分の子どもを守ろうとしはじめるんでしょうね。

果樹園でのお話は来週、クローズアップされそうですね~。

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文哉は本当に反省してないんでしょうか。

何を考えているのかわからないですね~。

それとも、なにか事情があるんでしょうか。

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この先、どんな展開になるのか、全然読めません・・・。

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次回が楽しみです。

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※過去の記事

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話

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2011年7月10日 (日)

マルモのおきて・最終話

子供たちをあゆみ(鶴田真由)に返すと決意したマルモ(阿部サダヲ)は急に温泉に行こうと言い出します。

「どうして?急に?」と驚く薫(芦田愛菜)と友樹(鈴木福)に、ムックは「大人には息抜きも必要なんだよ」と説明してくれます。

「やった~」と大喜びの二人です。。。

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また、マルモは居酒屋くじらで大家さん(世良公則)に二人を返す決意を報告します。

「週末に温泉に行こうと思ってまして、最初で最後の家族旅行です。

二人にはまだ言ってないけれど、わかってくれると思います」

彩(比嘉愛未)は不安そうに言います。

「急にそんなことを言われて、すぐに受け入れられないと思う・・・」

「でも、それが二人のためだから。受け入れてもらうしかない・・・」とマルモ。

「そうか…、でも二人の気持ちも大切だぞ」

大家さんは言葉すくなにそう言います。

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いざ旅行へ出発。修善寺へ。

旅館で出された活造りに「かわいそう~」と絶句する二人。

そして夜には枕投げ。

マルモも入って大はしゃぎの3人です。

ふと、気付くと離れたところでシュンとしているムック。

「ムック、どうしたの???」3人がたずねると・・・。

「ずっと暇だし、ドッグフードだし。もういい!寝る!」

とすねるムックです。

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深夜には・・・。

寝ているマルモを揺り起こす二人。

「マルモ、何かいるの・・・。お化けかな・・・」

恐る恐る障子を開けると、そこにはお菓子の袋をあさっているムックが。

「お腹がすいちゃって・・・」

「ああ、、、僕のおやつ・・・(泣)」

マルモに内緒でこっそり持ってきたおやつ・・・ムックに食べられ涙目の友樹です。

その後もお化けを怖がって、マルモの布団に入ってくる二人。

マルモは困りながらもニコニコ。。。

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帰りの日には、神社にお参りします。

「また、来年の温泉に来れますように~~!」

薫と友樹は楽しそうにお祈りしています。

その様子を見たマルモは・・・。

「二人がずっと元気でいますように」

こみあげてくる淋しさをおさえ、一心にそう祈ります。

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無事、旅行から帰宅。

「やっぱりウチが一番だな~~」とヤレヤレと旅行から帰った時の定番のセリフを言うマルモ。。。

その後は落ち着くヒマもなく、後片付け。

子供たちの服を見てはしんみり・・・。

お茶碗やお箸を洗っては感慨にふけるマルモ。

子供たちのいる賑やかな夜をすごせるのはもうあと少し・・・。

「ほんと!ウチが一番だよな・・・」

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翌日、マルモはあゆみを呼び出します。

そして、笹倉の手紙を見せます。

「すみません。勝手に読んじゃいました」

あゆみはその笹倉の手紙を読みはじめた途端、泣き出します。

夫が自分の育児放棄をとうに許してくれていて、ずっと家族だと思ってくれていた・・・。

手紙には優しい言葉がいっぱいでした。

「・・・笹倉はあゆみさんのことを待ってたんですね。

俺、それを呼んで決めました。

薫と友樹はあゆみさんのところへお返しします。

それが笹倉の気持ちなら二人はあゆみさんと暮らすべきです。

ほんとは・・・俺がずっと二人を見守っていたい。

でも、もう返すって決めました」

「・・・いいんですか?」

「その手紙は笹倉がずっと捨てずに持っていたんです。

その思いを知った以上、返すしかありません」

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マルモは、あゆみを家へと連れて行き、薫と友樹に引き合わせます。

「大事な話があるんだ。

・・・あゆみさんはお前たちのママなんだ。

俺はうそをついてた・・・」

「ごめんね」

あゆみも薫と友樹に謝ります。

けれど、薫も友樹も聞かされたことに驚くばかり・・・。

「ママは死んだってパパは言ってたよ」と友樹。

「おばちゃんはずっとどこにいたの?」と薫。

あゆみは覚悟を決めて話します。

「ママね。

二人の前から逃げ出しちゃったの。

ママがだめなママだから、二人の前から逃げて、ずっと隠れてたの」

「僕、ママがいなくて寂しかったよ」

おっとりした友樹はまだ現実味がない様子・・・。

「なんで会いにきてくれなかったの?

パパが死んだ時、なんで会いに来てくれなかったの?」

しっかり者の薫はきちっと痛いところをついてきます。

「・・・あのな」

「薫たちを捨てたんでしょ?だから隠してたんだ!」

あゆみをかばおうとするマルモに薫の不満が爆発します。

「マルモのうそつき!」

薫と友樹は家を飛び出します。

一階にいた彩がマルモのかわりに二人を追いかけてくれます。

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「なんとかあいつらを説得しますから。大丈夫ですから」

慌てた様子のマルモに対して、意外にも冷静なあゆみ。

「やっぱり許されることじゃないんです。それはわかってます。

でもちゃんと謝れてよかったです」

「大丈夫です。ちゃんと言ってきかせますから」

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河原に座り込んでいる二人をみつけ、ホッと胸をなでおろす彩。

そっと近づき、二人のそばに腰をおろします。

「おばちゃんは本当はママだったんだって」

薫はそんな彩に気づいて、思いを吐き出します。

「びっくりしたね・・・」

「ねえ、彩ちゃん。

おばちゃん、なんで薫と友樹を捨てたのかな?キライだったのかな?」

「キライだったらまた会いになんてこないよ。捨てたわけじゃないと思う」

「でも、好きだったら、うそはつかないよ!」

「うん、うそは悪いことだね。

みんなは二人のことが好きで、がんばってうそをついたんだよ。

もしばれたら二人に嫌われるかもしれないでしょ?

でもがんばって、うそをついたんだよ。

何か特別な理由があったんだよ。

うそをつかれて、みんなのことをキライになっちゃった?」

二人は首を振ります。

彩に連れられてマルモのところに戻っても自分の部屋に直行する二人。

マルモと彩がリビングに取り残されてしまいます。

「・・・やっぱり返さなきゃいけないんですかね。

高木さん(マルモ)が一番寂しいのはわかってるけど。

それでも、私、寂しいです。

3人と一緒にすごす時間好きだったし。

家族っていいなって高木さんたちを見て思ったので」

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子供たちの反発に降参したマルモは居酒屋くじらにやってきます。

事情をわかっている大家さんもシンミリ・・・。

「あいつら、受け入れてくれますかね~・・・」

「お前はどうなんだ?」

「俺、あゆみさんが現れた時、ほんとはどっかで思ってたんですよね。

二人を返した方がいいって。だって母親だもん。

・・・俺、ほんとはあいつらとずっと一緒にいたいです。

ああ、、、手紙なんて読まなきゃよかったな~・・・。

でも、あの手紙読んじゃったら、返さないわけにはいかないですよ。

納得するしかないですよ」

「寂しいよな。赤の他人から家族にまでなったんだからな。

お前よくやったよ。ほんとによくやった。

たいしたもんだよ・・・」

大家さんはマルモを心からねぎらってくれます。。。

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翌日、会社から帰ってくると、マルモは薫と友樹に宣言します。

「よし!今からおきてを書くぞ。よく見てろ!」

しばしためらった後、書きだした文字は。。。

【 はなればなれでも 家族 】

その言葉を読んだ薫と友樹はびっくりして目を丸くします。

マルモとはなればなれになっちゃうの?

「マルモ・・・どうしてそんなおきてを書くの?」と驚く薫。

「マルモとはなればなれなんて嫌だよ!」と泣きそうな友樹。

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強く抱きついてきた薫と友樹を、自分から無理矢理、引き離すマルモ。

「情けない顔してんじゃねえよ~。

いいか!

人間は成長する。薫はギャルに。友樹はイケメンに成長します。

そしたら、こんな汚い狭い部屋、うんざりしちゃうんだ。

だから早めにこんな部屋を出るんだ。さみしいのなんて今だけですぐに忘れちまう」

「でも!でも!薫と友樹は寝るところもないもん」

「マルモがご飯作ってくれないとおなかすいちゃう~だから」

二人は必死になってマルモにすがりつきます。

「お前らにはママがいるだろ。

お前らはママと暮らすんだ。

ママはお前らを捨てたんじゃない。

ママはずっと病気だったんだ。たったひとりで病気と闘ってたんだ。

パパはママのことを応援しながら、ひとりでお前らの面倒を見てたんだ。

死んだってうそをついてママの病気を隠してたんだ。

でも、ママの病気は治った。だから、お前らはママのもとに帰るんだ。

それが死んだパパの願いなんだ。

泣いてもだめだ。お前らはママのこところに・・・」

「そんなのヤダ!ママなんていなくてもいいもん!!」

友樹はママの出現でマルモと暮らせなくなることをはっきり理解したようで焦り出します。

「友樹!

ママがお前らをどんだけ好きだったのかわかるか?

好きで好きで心が病気になっちゃうくらいだったんだぞ。

それでもおまえらに会いたくて、たった一人で病気を治して。

元気なママに戻ったんじゃないか。

ママをいらないなんて絶対に言うな!

家族をいらないなんて絶対に言うな!」

友樹はマルモに怒られて、反論できず・・・。

目の前のおきてノートを手にすると、

「おきてなんていらない!!!」と力まかせに破り捨てて、部屋に閉じこもってしまいます。

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>思えば、友樹が叱られることはあまりなかったですよね。

薫と友樹の怒りの沸点の違いが出ていてウマいなあ~と思います。

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マルモは河原でぼんやりと景色を眺めています。

つらいのはマルモも同じです。。。

薫はひとりリビングで破れたおきてノートを一枚一枚、めくって読んでいます。。。

.

やがて、薫は子供部屋に友樹のそばにやってきます。

「友樹…」

「お姉ちゃん。

・・・マルモ、おきてノートを破ったから怒ってるかな?

僕、マルモとはなればなれはイヤだよ。

マルモと一緒がいいもん。

・・・お姉ちゃんははなればなれでもいいの?」

薫は友樹の前に破れたおきてノートを広げます。

「・・・イヤだけど、でもマルモのおきては絶対だよ。

家族のおきてだよ」

「でも、今日のは間違えたよ・・・」

「マルモのおきては今まで一回も間違えなかった。

パパが死んでいなくなっちゃったけど、もう寂しくないでしょ?

彩ちゃんとか、おやじさんとか、学校のお友達とか、

みんなと仲良くできたでしょ?マルモがおきてを書いてくれたからだよ、

薫はそう思う」

薫は泣きながら友樹に話しかけます。

「おきてかあ~。

マルモとはなればなれなったら、もうおきてを書いてもらえないね」

「もう・・・書いてもらえない。

でも、がんばるんだよ・・・。

最後のおきてもちゃんと守ってマルモに誉めてもらお。

マルモと元気でバイバイしよ」

「・・・うん」

薫と友樹はセロテープを持ってきておきてノートの破れたところを直していきます。

「・・・ママ、もう病気にならないかな」

帰ってきて、途中から二人のやりとりを聞いていたマルモが口を挟みます。

「ママはもう病気にはならないよ。

ママは4年間、ずっとお前たちのことを思い続けたんだぞ。

はなればなれだった間も、ずっと家族だったんだよ。

俺たちだってそうだ。はなればなれでも家族だよ。

俺たちはこの短い間で家族になれた」

「でもはなればなれは寂しいよ」と友樹。

「俺たちは家族なんだからな。俺たちは家族だ。

俺たちがどこにいってもそれは変わらないんだ」

友樹は突然、マルモが手にぶら下げているコンビニの袋に目をやります。

「・・・マルモ・・・アイス買ってきたの?」

話題が急に変わってマルモは拍子抜けします。

「こんな時に・・・。おしっ!一緒に食うかっ!」

友樹は納得すると、すぐに元のおっとり食いしん坊にもどるようです。

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>薫が泣きながら話すんですが、声が震えるんですよね。

それでもうグッときちゃって・・・もらい泣き。

マルモもほんとにやさしい人ですよね。

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あけぼの文具ではマルモの異動の話が本格化。

お客様相談室の同僚たちは異動を祝してサプライズパーティを開いてくれます。

それは、子供たちを返すことになって寂しそうにしているマルモを励ます意味もありました。

そんな中、マルモは異動話を断ってしまいます。

「お客様相談室にいたから、独りよがりじゃない発想で開発の手伝いができる気がする」

同僚たちはマルモの思いに賛成してくれます。

.

居酒屋くじらで、3人は最後の夕食を済ませます。

ごちそうに大騒ぎの薫と友樹。

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食事の後は彩が二人を上に連れて行って寝かしつけてくれます。

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居酒屋くじらにはマルモと大家さんが。。。

「いよいよ、明日か・・・」

「明日です。二人とも元気でたすかりました」

しみじみとお酒を口に運ぶ大家さん。

「・・・彩を嫁に出したときもそうだったな~。

いつものようにメシ食って、風呂入って、おやすみって言って、寝て、

次の日、嫁に行った。

ちょっとそこまで出かけてくるって感じでな~」

「彩ちゃんらしいですね」

「正直、寂しかったけどな~。

でもなあ~、寂しいだけじゃないんだよ。

子供を送り出した後にちょっとだけ胸張れるんだ。

これでやっと親として一人前なのかなって胸張れるんだ。

まあ、それも子供のおかげかな。苦労してやっと親になってくんだ。

どっちが育てられてるんだか、わかんねえなあ。

でもなあ、彩、さっさとで戻ってきやがった。

コンビニから帰ってきたみたいに、ただいま~だとよ・・・。

はあ~・・・。誰かもう一回、もらってくれねえかな。

もう一回だけ、親として胸張りてええなあ~」

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>この大家さんの話を聞いた後のマルモの表情が不思議。

ハッとした顔をしてるんですが。大家さんの思いに気づいたのかしら・・・。

自分の中の彩への思いに気づいたのかしら?

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薫と友樹におやすみを言う彩。

「彩ちゃん、マルモのことよろしくね。マルモってひとりだとダメダメだから」

薫は彩に頼みます。

「うん。おやすみ・・・」

彩は微笑んでそっと部屋を出ていきます。

「・・・ムックもマルモのことよろしくね」

「わかってるよ」

・・・なかなか寝付けない薫と友樹にムックは話しかけます。

「眠れないの?心配ないよ。おきてがあれば大丈夫」

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深夜、マルモは温泉の写真をアルバムに貼り付けています。

楽しい思い出をたくさん残しておいてやらないと、いつもマルモはそんな風に考えてます。

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お別れの朝。

もりもりご飯を食べて、「行ってきま~す!」と明るく言って家を出る薫と友樹。

マルモのところにやってきてから親しんだ「ごま塩の親分」をカバンに入れて。

マルモはバス停で待っていたあゆみに子供たちを引き渡します。

「護さん、いろいろとありがとうございました」

「はい。

薫、元気でな。ママに甘えていいんだぞ。

友樹は甘ったれをなおせよ。

今までどおり仲良くな。

あと・・・・・・、もういいか・・・。

元気でいろ。なっ!」

「あ~あ、バス来ちゃった」

薫はいつも使っていた赤いボールをマルモに手渡します。

二人はあゆみに促されてバスに乗り込みます。

「おきてノートが入ってるから忘れるな。元気でな~」

マルモは一生懸命に手をふります。

窓から泣いてくしゃくしゃになった顔を出して手を振り続ける薫と友樹。

二人は遠ざかるバスの窓からずっとマルモの名前を呼び続けます。

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>このときの子供たちの泣き顔がもう、、、泣かせます。

この泣き顔はすごいです。

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バスの姿が消えた後、マルモは二人から渡されたボールに目をやります。

そこには子供たちの字が。

「ずっと大好き。ずっと家族」

それを呼んだ途端、マルモは泣き出します。

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あゆみは薫と友樹を連れて喫茶店に入って一息つきます。

あゆみをどう呼ぶかで相談している薫と友樹。

「おばちゃんでもママでもどっちでもいいよ~」とあゆみ。

「ママって呼びたい」と友樹。

「ママって呼んでいいですか?」と薫。

「ほんと?ママって呼んでくれるの?ありがとう」

あゆみはうれしそう。

友樹はさっそくママと呼んで話し始めます。

「ママはひとりで病気と闘ってたんだってマルモが言ってた」

「ママ、ひとりでがんばってたんでしょう?」

「ママ、一緒に闘えなくてごめんね。

今度、また病気になっても僕が一緒に闘ってあげる」

「薫も!」

「ママ、知ってる?家族は何より大事なんだよ。マルモが教えてくれたの。

ねえ、ママ、生きててくれてありがと」

友樹の言葉にうなづいて薫と続けます。

「ありがとう」

子供たちの言葉に涙が止まらなくなるあゆみです。

「あっ!

僕たち・・・マルモにありがとうって言うのわすれた・・・」

二人はしゅんと肩を落とします。

「おきてノートをもらったのに・・・」

「おきてノート?」

リュックからおきてノートを出して見せる二人。

「マルモが決めたおきてが書いてあるの。

みんなで仲良くするためのおきてなんだよ。全部、マルモが決めたの」

「ちゃんと守らないといけないの。おきては絶対だから」

薫の言葉に友樹もニッコリします。

「おきてを守ってたから、毎日楽しかったよ」と友樹。

「マルモのいうとおり、ずっと仲良しだった」と薫。

「ママ、マルモはね。

すぐに怒ったり怒鳴ったりするけれど、ほんとは寂しがりなんだよ」

「泣き虫なの。

またマルモに会えるかな。ありがとうって言えるかな」

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子供たちの話を聞きながら、おきてノートを開いて中のおきてを読んでいくあゆみ。

その中のひとつに目をとめます。

「はなればなれでも家族」

それは一番最近、書かれたおきて。。。

その文字をあゆみはじっとみつめています。

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部屋ではムックがマルモを出迎えてくれます。

「・・・護、護、ありがとな」

聞き流しそうになったものの、マルモは「護」と呼ばれたことに驚きます。

「おう・・・、え?護って。お前・・・」

マルモはそこではっとします。

「お前、もしかして笹倉か?」

ムックの顔をじっとみつめるマルモ。

そのムックの全身から光が・・・天へとのぼっていきます。。。

笹倉の魂が去ってしまう・・・。

マルモはなぜかそう感じ、どうすることもできず泣き出しそうになります。

「これじゃあ・・・、俺。ほんとに一人ぼっちじゃねえかあ~」

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その時、耳に飛び込んできたのは誰かが階段をのぼってくる音。

マルモは一瞬、子供たちが帰ってきたのかと期待しますが、やってきたのは彩でした。

彩は子供たちの忘れ物を届けてくれたのでした。

「・・・行っちゃいましたね」

「・・・うん。こんなに静かなの久しぶりだから落ち着かないよね」

「あっ、これまでは二人がいたから、これからはこうやって入るのは変ですね」

彩はちょっと残念そうに言います。

「いや! 俺は平気なんだけど・・・」

慌てて否定するマルモです。

「二人がいないと顔をあわせることも減りますね~」

再び彩は残念そう。

「いや!どうなんだろ~・・・」

再び慌てて否定するマルモです。

ふと、床に落とした忘れ物を取ろうとして彩とマルモの手が重なります。

二人の間に今までにない種類の緊張が走って・・・。

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そこへ。

なんと薫と友樹が突然、飛び込んできます。

「ただいま~!!!!」

ニコニコ顔の薫と友樹は、二人の間に流れる緊張感に気づきます。

「あれ~。二人で何してんの~~?」

マルモも彩も赤くなって、

「せ、世間話をしてたのよ~~」とごまかすことでいっぱいいっぱい。

ようやく状況を把握したマルモは驚いて叫びます。

「あっ!おまえたち!なんでここにいるんだ!!あゆみさんは?」

「え~、下にいるよお~」とまだまだニマニマしている薫と友樹です。

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マルモが居酒屋くじらに行くと、大家さんと話すあゆみが。

「あゆみさん、俺、ちゃんと言ってきかせますから」

「いいんです。私が連れてきたんですから。

あの子達をおいて家を出てから今日までの4年間。

私、心の中で謝り続けてきたんです。

二人を引き取ることになって、罪をつぐなうつもりで大切に育てようって思ったのに・・・。

・・・それがあの子達、生きててくれてありがとうって言ってくれたんです。

ありがとうって。

それで焦っていた気持ちが少し楽になりました。

護さん、ほんとうにありがとうございました」

どこか気持ちがふっきれたような笑顔を見せるあゆみです。

「・・・俺はなんにも・・・」

「あの子達をこんな風に育ててくれたのは笹倉だけでなく、護さんだと思います。

おきてノートを読んでそう思いました。

・・・だから、もう少しだけあの子達のことをよろしくお願いします。

はなればなれでも家族、なんですよね。

はなれていても家族なら、私はゆっくり、少しずつ母親に戻ります」

「まあ、これからはいつでも会えるんだ。焦ることはないですよ」

そばで聞いていた大家さんもあゆみの考えに賛成します。

マルモは夢のような展開にうれしくて言葉もありません・・・。

1階におりてきた子供たちはさっそくお腹すいた~とご飯を催促。

大家さんはみんなのご飯の用意をはじめます。

「ママの分も作ってね~。

マルモも、おやじさんも彩ちゃんも家族だよね!

あっ!そうだ!

ママ、カステラ作ってよ~。

お誕生日に作ってくれたぐりとぐらのカステラ~!」

子供たちに望まれて、あゆみも厨房に入ります。

マルモも薫も友樹も、手伝いをするために厨房へ。

彩もはりきって腕まくり。

家族みんなでおいしいご飯を作りはじめます。

.

マルモと薫と友樹のいつもの朝が始まります。

マルモは仕事に行く支度をしながら、

「マルモ~、髪をしばって~!」と言われ、薫の髪を適当にしばり・・・。

時間ぎりぎりまでご飯をかきこむ友樹をしかりつけ・・・。

「おら~、遅刻するぞ~!!」

ふたりを急きたてて、玄関へと向かいます。

ふと、薫が足をとめ、見送りに近づいてきたムックを見ます。

「ムック、最近、しゃべらないよね・・・」

マルモはムックに笹倉が乗り移っていたことを話すべきか、迷いますが・・・。

「遅刻するぞ!!!」と突然しゃべり出すムック。

薫と友樹は「な~んだ、しゃべるじゃん!」と安心して出ていきます。

一人残されたマルモに、ムックは、

「何、泣いてるんだよ~!!マルモ!」とニッと不適な笑み。

「ええええ~~~!!!」

どういうこと? 笹倉じゃなかったのぉぉ~??

.

混乱するマルモを残して、

マルモのおきては終わりを迎えてしまうようです・・・。

.

(おしまい)

.

.

終わりましたね~。大団円で。

そして、スペシャル決定だそう。

途中まで泣いてたのに、最後はもう自分がなぜ泣いていたのかも忘れて大笑いしてました。

いやあ~、いい終わり方でした。

テンション高いまま、マルモリダンスに入れたので、気分も良かったです。

な~んも言うことはありません。(笑)

.

最後のあゆみの気持ち。

これは、マルモびいきを別にして、すんなり理解することができました。

.

子供たちやその周囲から拒否されているときは、受け入れてほしいという思いが募ります。

それが急に叶って、そこであゆみは落ち着いて物事を見られるようになったんでしょう。

子供たちにママだと名乗ったあと、次に会った時にはもう「生きててくれてありがとう」とまで言ってもらえたんですから。

うれしいですよね。

でも、それはすべてマルモのおかげであゆみ自身は何もしていないんですね。

だから、あゆみはゆっくり余裕をもって子供たちと接して、子供たちから一緒に暮らしたいと言ってもらえるようなママになるつもりなんでしょう。きっと。

ゆっくり母親にもどる、それができる環境にあるんだから、それが一番いいんだと思います。。。

ママもいて、マルモもいて大家さん親子もいて、愛してくれる人がたくさんで、その中で成長していける薫と友樹はしあわせです。

.

.

さて、ハッピーな最終話だったので、もうこれ以上言うこともなく・・・。(笑)

ああ、マルモと彩は・・・にわかに恋しそうな雰囲気になってきましたが、このままかな~。

.

それから、予告でおかしなことが。

ムックには笹倉が乗り移っていて、だからしゃべるんじゃないかと大方の視聴者に思われていたんですが。

そうじゃなくて、ムックは単なるおしゃべり犬だったってこと?

だって、ガールフレンドはフレンチブルドックの花ちゃんもしゃべってましたよ。

.

「花です~♪」に、

大方の視聴者も、マルモたちと一緒に、

「ええええ~~~~~!!!」でした。(笑)

.

.

最後はムックのなぞでスペシャルまで引っ張るの???(大笑)

.

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ほんと、最高の最終話でした。

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.

はあ、長い記事って途中で消えるんじゃないかとハラハラしますね~・・・。へへへ。

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2011年7月 3日 (日)

BOSS・第11話最終回

最終回でした~♪

おもしろかったですか?

.

今回も感想のみ~。

.

前回の終わりに、対策室のメンバーが次々と捕まり、今回はどんな大きな敵がたちはだかるんだろうとワクワクして見たんです。

が!

あっさりと野立(竹野内豊)の上司(光石研)の独断で無罪放免。

それ以外は上層部から圧力がかかるわけでもなく、事件は終わりました。

.その後も、森岡(大森南朋)はあっさり捕まるし。

花形(溝端淳平)もあっさり無事発見。

絵里子(天海祐希)はウィルスを打たれるも、ワクチンが届いてあっさり回復。

これは、でも・・・人間用ではなくて、おサルさんでの実験段階のワクチン・・・。(笑)

ちゃんと絵里子にも効いた模様・・・。

.

ラスボスは黒原(西田敏行)でしたが、こちらもあっさりだったし・・・。

私は最後、黒原はさらにいる黒幕に殺されるのかと思いましたよ~。

森岡もそうだけれど・・・。

.

田所(長谷川京子)が途中、撃たれたのは驚きましたが、なぜか最後ににっこり笑っておにぎりを食べようとしてたのが不思議でした。

どういう心境だったんだろ・・・。

葛藤シーンはまったくなかったですよね。

.

森岡(大森南朋)はもっと二転三転させて時間をとって欲しかった・・・。

当初から怪しくて、怪しいまんまで終わるなんて・・・。

.

西郡教授を狙ったのは、バイオ研究を盗んで日本版CIA計画の組織の資金源にしようとしているからだと絵里子は言ってました。

でも、トップである黒原は官民挙げての研究を西郡がアメリカに売ろうとしたから狙ったと言ってましたね。

こっちの方がずっと自然な動機のような気がしました。

わざと別の動機をもってくるっていうのは前にもあった気が・・・。

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.

ありゃ、あまり良い感想になってないですね~・・・。

.

全体的に急ぎすぎていて、共感するところまでいかなかったのがこんな感想になってしまった理由です。。。

もっと深みが欲しかった・・・。もったいないです・・・。

.

ギャグと事件推理の割合はシーズン1くらいがいいのでは?

野立の活躍もあまりなかったです~。

ヤマム~の頭皮ネタ、くどくて、やりすぎ・・・。

あんなにやっちゃうと、もう笑えないです・・・。

.

ありゃりゃ、また良い感想になってない・・・。

この辺にしておきます・・・。

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ラストシーンは離婚弁護士の方のキャラも登場。

それって、離婚弁護士の方の続編があるぞってこと?

.

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では。

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2011年6月30日 (木)

マルモのおきて・第10話

薫(芦田愛菜)は両親の写真を見て、母親があまりにもあゆみ(鶴田真由)にそっくりで驚きます。

「おばちゃんは・・・ママなの?」

「そんなわけないだろ~」

マルモ(安部サダヲ)はそう聞かれて一瞬、たじろぎますが、すぐに「世の中には3人、自分と似てる人がいるって言われてるんだよ~」とごまかします。

「俺だって似てるって言われる。

猫娘だろ~、猫バスだろ~、ええっと~宇宙人・・・」

.

>薫は神妙な顔をしてましたが、私は大ウケ。

猫バスって・・・。そっくり。。。(笑)

.

薫は両親の写真を欲しいと言い、マルモはそれを渡します。

.

翌日、会社では、マルモが子供たちの運動会が楽しみだと話しています。

それを聞いた同僚たちは、運動会で大事なのは場所取りだから!などとアドバイス。

応援グッズも持ち寄ってくれます。

.

その運動会の説明会には、急遽いけなくなったマルモのかわりに大家さん(世良公則)が出席してくれます。

説明会では、先生がアイアイダンスの振りを披露。

家に帰ったら子供たちにも教えてくださいと父兄にも宿題を出します。

大家さんは、おぼえてきた振りを子供たち相手に踊ってみせます。

子供たちは混乱ぎみ。。。

帰宅したマルモ、店に戻るように呼びにきた彩(比嘉愛未)は大家さんのおかしな踊りにビックリ。。。

.

薫は一度はマルモにごまかされたものの、母親が生きてるのでは?という思いは捨てきれないようで、何かとマルモに母親のことをたずねます。

.

会社ではマルモの商品開発部への異動話が本格化。

子供たちのためには残業なしの今の部署がいいけれど、商品開発は元々やりたかった仕事、複雑な表情のマルモです。。。

.

また、あゆみから電話をもらってマルモは喫茶店で会うことに。

あゆみは先日のことを詫びます。

「この前は時間がたつのを忘れて、いろいろ連れまわしてしまいました」

そしてその時、薫から聞いた運動会の話をします。

「運動会でアイアイを踊るんですね。薫も友樹もかわいいだろうなあ~」

その言葉にあゆみの子供たちへの思いがにじみます。

マルモは表情を固くして、

「あの・・・何が話があったんじゃないんですか?」とたずねますが・・・。

あゆみは話をそらせ、マルモに質問をします。

「・・・護さんは結婚はされないんですか?」

「自分はもう結婚はないんじゃないかな・・・」

マルモがそう答えると、

「もしかして、あの子たちのせいで結婚ができなくなってるんじゃ・・・」

とあゆみは驚きます。

「とにかくあの子たちのことは俺がしっかり面倒をみますから。

ご心配なく!」

マルモはそれ以上、答えず話を終わらせてしまいます。

.

そんなところへ、表の「迷子犬ムック」の張り紙を見たと言って老夫婦が居酒屋くじらにやってきます。

帰宅したマルモは大家さんからムックの飼い主が現れたことを伝えられ戸惑います。

ムックの飼い主がみつかっちゃった・・・。

マルモは子供たちの反応を覚悟しながらそのことを伝えます。

「ムックとお別れするのは嫌だよ~」

案の定、子供たちは大泣き。

「マルモ、ムックは家族じゃないの?」

「じゃあ、このままいようよ!」

「ムックには俺たちより先に家族がいたんだよ。

その人たちはムックと暮らすのをずっと待ってる。

ムックは返さないといけない・・・」

すがりついて泣く子供たちをなだめるマルモ・・・。

寂しい気持ちはマルモも同じです。

.

騒動が一段落して、居酒屋くじらで大家さん親子とお酒を飲むマルモ。

「・・・なだめるの大変でした。

ムックのことも・・・、それとあゆみさんのことも。

俺、いろいろ言ったんです。

ムックは俺たちのもんじゃない。元の家族がいるんだから返すべきだって。

言ってるうちにあれ、これ、俺のことなんじゃないか?って思いだして・・・」

「・・・それで、あの子達をあゆみさんに返さないと、と思った?」

「もちろん、笹倉のことを考えたら、あゆみさんにあの子達を返すわけにはいきません。

男手ひとつで苦労しながら、あいつは死んでいったんです。

そんなあいつを裏切るようなことは絶対にできない。

俺だって、あの子たちといつまでも一緒にいたいし・・・」

.

マルモは老夫婦にムックを見せます。。。

けれど、ムックは二人の飼っていた犬とは違うようで肩を落として帰っていきます。

マルモは心から安堵した表情を浮かべます。

.

広場の石段に並んで座るマルモとムック。

「俺、ホッとしちゃったよ。

もともと俺のものでもないのになあ・・・。

でも、ほんとに・・・。

お前と別れなくていいってわかったとき、俺、悪いけど、うれしかった」

「泣くなよ。また一緒にいてやるからサ」とムック。

「なにぃ~、俺が一緒にいてやってるんだろ!」とすかさず突っ込みを入れるマルモ。

「・・・大好きだよ。マルモ」

二人っきりの広場にムックの声が響きます。

.

>私は今回はここで号泣。。。

多分、ここで泣く人はそうはいないかも。。。

なんか、マルモはこれから子供たちとの別れを経験しないといけない。

ムックはそれをそばで支えてやらないといけないと思ってる感じで・・・。

ムックの「大好きだよ」に泣けて泣けて。

.

運動会の日がやってきました。

応援に良い場所をゲットして、大いに張り切るマルモです。

そこに大家さん親子も合流。

薫も友樹もはりきっています。

.

>マルモの応援はすさまじい。(笑)

応援団長みたい。学生のころ野球部だったから、応援というとこういうノリなのかな~と。

きっと子供たちはめちゃめちゃうれしいでしょうね~。

.

マルモは運動会の途中で薫や友樹(鈴木福)を見ているあゆみに気づきます。

アイアイを踊る子供たちを見たいと言っていたあゆみ。

あゆみは、マルモに見られていることに気づき、そっと姿を消そうとします。

マルモは少しためらった後、あゆみを追いかけて、一緒に応援しようと誘います。

「一緒に子供たちを応援しましょう。

お弁当作りすぎっちゃったんですよ。だから食べて行きませんか?」

.

マルモとあゆみが戻ると、運動会ではアイアイダンスが始まっています。

運動場で踊っていた薫は、あゆみに気づきます。

「ママかもしれないおばちゃんが来てる・・・」

薫はそのことで頭がいっぱいになり、ダンスの振りを忘れてしまいます。

呆然としてる薫の前に出て、振りを教えるマルモ。

マルモは薫だけを見ていて、他の親や先生たちの目など一切気にしていません。

あゆみはその光景をみて、マルモがどれだけ子供たちを思ってくれているのかを再び実感します。

ようやく薫は踊れるようになり、表情に笑顔が戻ります。

.

>今回はこのシーンが印象的でした。

ほんとに周りなんて気にしないで、薫だけを見ていて。

子供たちが大好きだって思いっきり懐いていく気持ちがわかります~。

.

薫と友樹のアイアイダンスを涙を浮かべて見ているあゆみ。

マルモにはあゆみの思いが痛いほどわかってしまいます。

.

うたたねする薫をあゆみが、うたたねする友樹をマルモが背負って帰る帰り道。

「護さん、この子達をよろしくお願いします」

.

家の前で、目を覚ました薫は、あゆみにたずねます。

「あの・・・おばちゃんは…薫と友樹のママですか?」

あゆみは母親だと名乗りたい思いをぐっとこらえます。

「…違うよ。ゴメンね。

たくさん食べて、たくさん笑って、大きくなってね。

薫ちゃんと友樹くんのことずっと応援してる。ずっと二人の味方だよ」

影からそのやりとりを見守っていたマルモは何も言えず・・・。

あゆみは帰って行きます。

.

>マルモの気持ちの中にあゆみに子供たちを返さないといけないっていう思いが渦巻いてますね。

でも、あゆみはまだ一度も子供たちを引き取りたいとは言ってないんですよね。

マルモに気をつかって言いだせないんだろうって勝手に想像はしてますが。

母親と名乗りたいって気持ちはあるでしょうけど、一緒に暮らすのはちょっと自信がないのかもしれない・・・。

そんなことを思ったり。

.

今日のおきて。

【みんなで みんなを 応援しよう】

「応援されると力が出てがんばれただろ。応援はする方もされる方もうれしいだろ」

.

子供たちが寝た後、マルモは笹倉の持ち物からあゆみに宛てた手紙を発見します。

「その後、体調はいかがですか?

・・・君はたったひとりで3年間も子育てを続けてきたんだね。

双子の育児がどれだけ大変だったかわかった。

できることならこれからは薫と友樹の成長を一緒にみてほしい。

僕は今でもあゆみを家族だと思っています。

薫と友樹のそばにいてやってほしい。それが僕の一番の願いです。

もし体調が整って心の準備ができたら返事をください」

マルモは笹倉の思いを初めて知って、ショックで部屋を飛び出します。。。

.

階段で座り込んでいると、そこへ彩が通りかかります。

「高木さん?どうしたんですか?」

マルモは何も言えず、笹倉の手紙を差し出します。。。

「・・・笹倉はもうとっくにあゆみさんのことを許してたんだ。

俺なんかが心配しなくたって、ずっとあゆみさんは家族だったんだ。

俺、笹倉が苦労してるの知ってるから、あいつが不憫で。

あゆみさんには絶対にあの子達を渡すもんかって思ってたけど。

けど間違ってた。

彩ちゃん、俺、返すわ。薫と友樹。あゆみさんところへ戻すわ」

「そんな・・・高木さんがふたりをつなぎとめたのに。

せっかくみんなで家族に慣れたのに」

彩は驚いてマルモを思いとどまらせようとしますが・・・。

「笹倉が子供たちのためにそう考えたんだから。

・・・子供たちのために」

「・・・寂しくないんですか?」

「そりゃ、さみしいよ。家族だもん。

さみしくて、さみしくて、どうしたらいいのかわかんないもん。

でも・・・返さなくっちゃいけないんだよ・・・」

マルモは子供たちとの別れを決意します。。。

.

.

笹倉パパの手紙を読んだら、マルモもそうですが、私もスパッと「文句ナシ」状態になりました。

育児放棄したと聞いていたから、子供たちを任せて大丈夫なのかとマルモも思っていたはず。

それは笹倉パパの心配でもあるだろうと。

でも、その笹倉パパがあゆみを大丈夫だと思っていたんなら、それで十分。

何も言えませんね。

マルモはかわいそうだけれど、仕方ない。

でもね~、笹倉パパも突然亡くなったわけじゃないんだから、こういう思いを抱いていたんなら、あゆみを必死で探すべきですよね。

子供たちを託すために。

.

こうなったら、あゆみはマルモ&居酒屋くじらの近くで住んで、薫と友樹はみんなに見守られて大きくなるっていうのはどうでしょう。

あゆみも働いているんだから、マルモの時と同様、助っ人は多い方がいいと思うんです。

子供にとっては愛してくれる人がたくさんいる中で育つ方が幸せだと思うし。

そうなったらいいなあ~。。。

.

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さて、次回は最終回。

拡大版です。

どんな内容を届けてくれるんでしょうね。

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2011年6月29日 (水)

BOSS・第10話

感想のみですが。。。

.

1話の黒原(西田敏行)の事件にそろそろ触れてくるだろうと、

張り切って見たわけですが、なかなか本題には入りませんね・・・。

.

でも、少しだけ話が動きました。

対策室では恵理子(天海祐希)が業務上横領の疑いで逮捕。

山村(温水洋一)と岩井(ケンドーコバヤシ)も殺人の疑いで逮捕。

片桐(玉山鉄二)は覚せい剤取締法違反で逮捕。

花形(溝端淳平)は幸子(長谷川京子)に背後から撃たれてしまい、

生きてるのか死んでしまったのか・・・。

対策室はどうやら、身動きができない状況にされてしまったみたい。

.

ずっと行方を追っていたテロリスト黒い月の高倉(反町隆史)を

はじめとする幹部は、すでに何者かに殺されていることが判明。

黒い月よりも強敵がいる模様。

あっさり高倉も退場なんですね~。

その強敵の中にはどうやら森岡(大森南朋)もいるみたいです。

花形を撃った幸子のそばにやってきたのが森岡でしたから。

政治家の秘書をしてるってことですから、

その政治家もかかわってくるんでしょうかね。

.

とうとう、黒原の事件の解明がされるようです。

ようやく大森さんの出番です。。。

.

しかし、田所幸子、おもしろいキャラだったのになあ~。

天然で生真面目なのは装っていただけなのね。すんごい残念。

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明日は最終回。10分ほど拡大です。。。

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2011年6月25日 (土)

東野圭吾SP「回廊亭殺人事件」

感想はネタバレありです。

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ああ、録画しておけばよかった・・・。

もう一回みたい・・・。

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推理小説大好き。特に「~~亭殺人事件」とか、「~~館の殺人」とか、一ヶ所に人々が集められて、殺人事件が起きていくっていう展開が大好きな私としてはこれは見逃せません。

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館モノとして、部屋の見取り図とか、人物移動の映像が挿入されていて丁寧なつくりがうれしかったです。

ちょっとわかりにくいお話ではあったけれど・・・。

ああ、録画しておけば良かった・・・。

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いつもなら、大広間に人々を集め、探偵や刑事が事件の謎を解き明かしていくのを、ワクワクしてみているのです。

が!

今回は回廊亭に集まった人々の中で枝梨子(常盤貴子)が過去の事件の復讐を果していくお話。

一番、感情移入しやすいのが、主人公の枝梨子。

なので、刑事が枝梨子を怪しみ、ギリギリと肉薄していくのを見ていてドキドキ。

枝梨子の表情が強張ると、一緒にこちらもハラハラ。

定番の最後の種明かしシーンを、犯人の視点で見られるっていうのはあまりないので、かなり新鮮でした。

もうそれだけで見て良かったです。

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お話は。

最初から弘美の名前は登場していて、怪しいなあ~と思っていたんですが、まさかジロー(田中圭)が生きていて枝梨子を陥れていたなんて・・・。

ジローが弘美として登場した時は、「これは残酷だ・・・」と思いましたわ。

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最愛の恋人ジローを殺されたから、その復讐を果たすと言っていたのに、実際には枝梨子は当初からジローの裏切りを知っていて、その共犯者をどうしても突きとめたくて、親族の集まりに潜入してたんですね。

ずっと枝梨子の一人称で語ってきて、視聴者に知らせていない秘密があったなんて、イレギュラーなやり方なんですけど。

この展開もキライじゃありません。(笑)

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本物のジローと、親族たちが「巻き込まれてる感」があって気の毒だったかも。(笑)

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しかし、常盤さん、ふくよかになったな~。

幸せ太りか。

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私はストレス太り。

ベスト体重にもどすために2キロダイエット開始です・・・。

ああ。。。。

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2011年6月24日 (金)

遺留捜査・最終回

さて、最終回です。。。

9話から話がつながっていますので、そちらもご覧ください。

.

.

斉田署長(長谷川初範)がビルの屋上から転落死します。

現場に一緒にいたのは加賀見捜査一課課長(大杉漣)。

また、現場にはなぜか斉田のものである犬笛が落ちていました。

.

加賀見が突き落としたのでは?という疑惑が持ち上がりますが、刑事たちは口出しできず・・・。

加賀見は「斉田署長の自殺を立証しろ。そうすればこの一件は終わる」と命令します。

.

また、加賀見は糸村(上川隆也)を呼び出し、18年前の事件で紛失した遺留品、銀のスプーンを探してほしいと頼みます。

斉田は飛び降りる直前、加賀見に謝罪したと言います。

けれど、なぜ謝罪したのかは加賀見にもわからず・・・。

ただ、江藤奈津子(水野真紀)が現れてから斉田の様子がおかしくなったことから18年前の事件に関連しているのだろうと伝えます。

加賀見は、「あの銀のスプーンがみつかったら、この一件をすべて公にする」と糸村に約束します。

糸村は不服そうな表情を浮かべています。

「・・・みつからなかったらうやむやにするつもりなんですね」

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斉田署長は妻子に先立たれ、実母は施設に入所しており、一人暮らし。

自宅の庭には先代犬ぽこの墓があり、犬小屋には二代目のライラがいます。

施設にいる母親(佐々木すみ江)は息子の死を聞いても冷静で、迷わず「自殺したのですか?」と糸村に聞いてきます。

斉田は母親とは疎遠で、母親に会いにきても、話してるところは見たことがないと施設の人たちは言います。

.

警察の上層部は斉田は自殺と判断し、捜査本部は解散となります。

.

そんな捜査本部の解散も関係なく、糸村の捜査は続きます。

現場に残された犬笛にこだわって調べる糸村。

糸村は奈津子に18年前の事件当日に聞いたという断続的な音は犬笛だったのではないかとたずねます。

「私もそう思っていたの・・・」

奈津子もそのことに気付いていました。

斉田は18年前の事件を担当しており、犬好きだったと聞いて奈津子は斉田を疑っていたのでした。

.

その後の調べで、犬笛は先代犬の墓から斉田が飛び降りた当日に掘り返したものだと判明。

なぜ、そんなことをしたのか。

糸村は斉田に犬笛を使った訓練を指導した訓練士をたずねます。

彼によると、ぽこの訓練をしたが、あるときからぱったりとやめてしまったといいます。

また、自分の母親はとても気の強い人だと言い、母親と一緒に暮らしてあげた方がいいと人に言われると取り乱して泣きだしたそう。

.

みゆき(貫地谷しほり)は施設に行き、母親に斉田の死は自殺と断定されたことを伝えます。

それを聞いた途端、母親は暴れ出し糸村を呼んでほしいと頼みます。

.

糸村は母親が事件のすべてを知っていると察して、奈津子を誘います。

奈津子は娘のミサを連れて、斉田の母親に会いに行きます。

.

「あなたのお父さんを殺したのは私の息子です」

母親は奈津子やミサに挨拶したあと、話し始めます。

事件から2年近くたった日のこと。

妻と子を亡くした斉田は、母親に江藤を殺したと打ち明けたそう。

殺した江藤が自分を恨んで妻子をあの世へ連れて行ったんだ~怯えた末の告白でした。

斉田は母親が大病をしたことでお金が必要となり、江藤に誘われて警察の情報を流すようになったそう。

やがて、江藤には子供ができ、人生をやりなおしたいと警察に自首すると言い出し、斉田はそれを阻止するため江藤を刺殺したとのこと。

.

斉田の告白を聞いた母親は、

「このまま口をつぐんでいればいい!

私を人殺しの母親にするつもりか!」とキツク言い含めます。

斉田は母親の言うとおりにし、銀のスプーンと犬笛をぽこのお墓に埋めてしまいます。

けれど、封印した秘密は心に重くのしかかり、二人はその日から口をきかなくなり、長い年月が流れたのでした。

.

その斉田が死ぬ直前、施設を訪れ、銀のスプーンを置いていったという。

銀のスプーンは糸村に渡されます。

18年前、遺留品を盗んだのは斉田でした。

「人殺しの罪を償わせもせず、あの子を苦しませ続けたのは私。

すべて私のせいです!」

母親はひたすら奈津子とミサに謝罪します。

.

糸村の捜査によって18年前の事件と、今回の斉田の件がきっちりと解決しました。

.

けれど、、、。

それまで奈津子の娘として育ってきたミサは、突然奈津子が実母でないことや両親の亡くなったいきさつを知らされ、激しく動揺します。

自分が生まれてきたせいで両親が死んでしまった・・・。

糸村はそんなミサに語りかけます。

「銀のスプーンはご両親がミサさんを愛して誕生を待ち望んでいた証ですよ」

糸村は、ミサに銀のスプーンを手渡します。

その銀のスプーンにはよく見ると【ミサ、生まれてくれてありがとう】と彫ってあり、ミサは両親の思いを知ります。

また、兄の死の真相と義理の姉の無実を信じて、奈津子がその銀のスプーンを探し続けていたことも知り、奈津子の隠されていた思いも知るのでした。

.

糸村は加賀見に捜査結果を報告します。

「斉田は犬笛使って、ぽこに凶器を運ばせたんです。

でも、そのことを後悔していたから、ライラには一切訓練をしなかったそうです・・・」

加賀見は頷いて聞いています。

「オレも銀のスプーンの紛失にはずっと引っかかっていて、だから科学捜査係を作ったんだ。

それに糸村、おまえを推薦したのは変態だからだよ。

とんでもなく遺留品に執着するヤツだったから。

とりあえず正解だった・・・」

「加賀見さん、銀のスプーンをみつけたんで、事件のことは公にしてくださいね」

糸村の言葉にムッとする加賀見。

.

数日後、奈津子にきちんと謝罪をする加賀見の姿がありました。

.

.

なんだかよくわかりません・・・。

省略しすぎなんじゃないかしら?

.

銀のスプーンをなぜ斉田は遺留品の中から盗んだのかとか。

なぜ犬笛を使ってぽこに凶器を運ばせたのかとか。

もうちょっと詳しく説明してくれてもよさそうなものを・・・。(泣)

.

銀のスプーンの方は彫り物があったからですよね。

9話にありますが、江藤と恋人(ミサの実母)が不仲だと思われたから警察に疑われたので、あの彫り物でその不仲っていう前提が崩れてしまうから。

斉田は犯人は恋人にしておきたかったから。

犬の方が・・・。自分が運びたくなかったから・・・かな。

そのまんまだな・・・。まあ、かなり凝ってますね・・・。

.

あと、もっと話が広がるかとおもったら、そんなこともなく。

斉田が怪しくて、実際も斉田が犯人で、意外性がまるでない展開だったのが残念。

警察内部のドロドロに発展かと思って期待していたのに。

母親が全部の種明かしをしてしまうし・・・。

.

突然、奈津子がミサを母親のところへ連れていくのも乱暴だし。

.

ほんと、省略しすぎなんじゃ・・・ないでしょうか。

.

.

★ 最終回なので総括すると・・・。

刑事モノと鑑識モノを同時に扱いたかったのかもしれないけれど。

臨場みたいに、どちらかにした方が良かったかも・・・。

.

このドラマでは被害者は衝動的だったり、巻き込まれる形で殺されることが多くて、それを捜査するのは刑事さんたち。

そしてそんな風に理不尽に急に命を奪われた被害者の思いを残された遺族に語るのが糸村の役割。

殺人捜査の後に、人情モノがくるんですよね。

でも、どうも居心地の悪い感じがあって最後までそれが拭えなかったです。

新しい試みだけに、どうしたらもっとうまく融合できるかしら~と、いろいろ考えてしまうことが多かったです。

このドラマの完成形を見たかったな。。。

.

でも、糸村自身の雰囲気は良かったし、鑑識トリオもおもしろい。

特に村木の頼まれるとイヤといえない気の優しい感じはもう一回見たいです。

.

.

最後のDVDの告知が一番おもしろかったかも。

糸村「ぼく達に10秒の時間をください。

みゆき「ドラマ遺留捜査のDVDが10月21日発売が決定。

詳しくは番組HPで。

はじめて時間通りですね」

糸村「はっ!ほんとだ!」

最後に笑わせてくれました。

ドラマのなかでは「僕に3分の時間をください」なんてキメ台詞を言いつつ、3分で言い終えたことがなかったですものね。

.

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2011年6月22日 (水)

マルモのおきて・第9話

今回は友樹の糸電話がなんとも良かったです~。

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朝から「夕御飯は何にするの?」とたずねる食いしん坊の友樹(鈴木福)。

「野菜いためのバリエーションだな~」とマルモ(阿部サダヲ)。

のどかな一日が始まりました。

もうすぐボーナスが出るので、マルモの機嫌もすこぶるよくて、週末にはおいしいものを食べに行こうと提案します。

それを聞いて子供たちも大喜びです。

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>ここでしっかり、ムックもうなづいてます。

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マルモはボーナスで子供たちに新しい服を買ってあげようと会社の同僚に相談。

チラシを見て、薫(芦田愛菜)や友樹に似会う洋服にチェックしています。

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一方、子供たちは小学校の帰り。今日は別行動。

女の子だけで遊びたい薫は友樹と別れて、まなみのウチへ行きます。

その帰り、車に側溝の水をかけられて、呆然。

そんな様子を偶然見ていたあゆみ(鶴田真由)は思わず、薫に声をかけます。

あゆみは薫にかわいらしいピンクの洋服を買ってやり、喫茶店で一緒にホットケーキを食べ、楽しいひとときを過ごします。

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マルモが会社から帰宅すると、部屋には友樹しか帰っておらず、心配した二人はまなみの家に薫を迎えに行きます。

けれど、薫はすでに帰ったと言われ・・・。

帰り道、道路に放置された薫の傘をみつけたマルモと友樹はパニックに。

近所を巡回していた警官にも相談して探してもらうことにします。

その警官から運河沿いで見たと聞いて、駆けつけると水面にハンカチが浮いていて・・・。

マルモは血相を変えて運河に入り、薫の名前を叫び探し続けます。

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そこへ警官から電話が来て薫がみつかったと教えられます。

慌てて居酒屋くじらに戻ると、薫のそばにはあゆみがいて・・・。

マルモはあゆみの姿を見て激怒します。

「帰ってください!

この前言ったことを覚えてますよね?帰ってください!」

あゆみによくしてもらったので、お礼を言って欲しいと言う薫の言葉は聞こえないよう。

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3人で部屋に戻ってからも、

「どうしておばちゃんを怒るの?どうしてもう会っちゃあ~いけないの?」

薫はマルモにまとわりついて、文句を言いますが・・・。

マルモはあゆみへの怒りを切り替えることもできず、ぞんざいに薫の腕をふりほどいてしまい・・・。

後ろに倒れた薫は驚いて泣きだしてしまいます。

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彩(比嘉愛未)の部屋で寝る薫と友樹。

彩は父親とのケンカの話をしてきかせ、

「自分を本気で叱ってくれる人ってなかなかいないんだよ~」と、

マルモと子供たちの仲をとりもとうとしてくれます。。。

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部屋にひとり残されたマルモはうなだれて落ち込んでいます。

「最低だよな。あゆみさんの事を聴いてついカッとなって、・・・小さい男だ」

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翌朝、マルモは薫と仲直りをしようと話しかけますが、薫は徹底的に無視。

気をつかった友樹は伝言板の役目を買って出ます。

「週末、何を食べに行きたい?」とマルモ。

「スパゲッティ」と薫は友樹に伝えます。

それを聞いた友樹はちょっと自分の食べたいものとちがうなあ~と思案中。

「ハンバーグ!」と変更してマルモに答えると・・・。

薫とマルモから「スパゲッティ!」と突っ込まれます。。。(笑)

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食事後は薫はさっさと子供部屋へ閉じこもってしまいます。

子供部屋にいる薫のもとにいながら、マルモとも話したい友樹は、今度は糸電話を思いつきます。

マルモはそんな友樹につきあってあげます。

糸電話で話すマルモと友樹。

「薫・・・どうしたら機嫌直してくれるかな?」

「言いこと教えてあげる。

好き好き大好き、ペコリンコビーム。仲直りのおまじないだよ」と友樹。

「・・・ん?全然わかんない・・・」

「じゃあ、もう寝るね。ガチャ!」

「あっ・・・、友樹・・・」

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>間に入って、友樹はツライ、ツライ。(笑)

ハンバーグをごり押しするのっておもしろい。

糸電話で話をしようと思いつくなんて、さっすが!子供らしい。

かわいいもんですね~。ガチャと声でいってるのに大ウケ!

私のツボに直撃でした!

薫とマルモだけだとシリアスになっちゃってしんどいところですが、友樹のあのゆるゆる感はホッとさせてくれます。ほんと絶妙です。

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居酒屋くじらに悲壮感を漂わせてマルモがやってきます。

大家さん(世良公則)はお酒をすすめてくれます。

「・・・俺、考えちゃうんです。

本当の親は生きているのに、会わせなくていいのか?

あの子達のためっていってほんとは自分のために会わせないんじゃないかって。

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・・・薫のことを叩いちゃいました。

自分でも・・・ビックリしました・・・」

「俺も一回な、彩のことを心配しすぎて、ひっぱたいたんだ。

でもな、それでいいんじゃないか?

それだけ本気で考えてるってことだよ。

お前はもう立派にあの子達の父親だよ」

せっかくの大家さんの言葉にもマルモの迷いは消えません・・・。

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子供たちの父、笹倉のお墓参りをするマルモ。

墓石を拭き清めながら、話しかけます。

「二人とも大きくなったぞ。

毎日、学校、行っていろんなことを覚えてくるんだ。

ひらがなとか足し算とかな。

友樹は・・・しょーもないギャグだとかな。

小学生の男の子はアホだな~。(笑)

薫は・・・気が強いな。頑固だし。男の子とも平気でケンかするし。

親の顔が見てみたいよ。お前だよ~。(笑)

とにかく、あの子らは元気だから心配すんな。

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・・・笹倉。あゆみさんと連絡がついたんだ。

どうしたらいい?

あの子らにお前たちの母親だって言って会わせた方がいいのか?

会わせないのは俺の勝手なのかな。

俺さ、あいつらがいるの当たり前になってるからさ。

あの子達大好きだからさ。

・・・薫がな。あゆみさんと会ってすごい優しかったって。

楽しかったって。それを聞いてあゆみさんにすごい嫉妬しちゃってさ。

なんで俺、こんなに動揺してんだろうなあ。

笹倉、どうなんだよ?教えてくれ。

お前ならどうすんだ?

教えてくれ・・・教えてくれ・・・」

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>ほんとに。どうしたらいいでしょうね~。

あゆみがどんな状態でいたのか、目撃していないマルモにはわからないですよね。

笹倉のお墓にいく気持ち、すごくわかります。

でも、あゆみからは何ひとつ言われてないんですけどね。まだ。

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部屋で宿題をしながら、マルモの帰りを待っている二人。

「お姉ちゃん、マルモ、遅いね。

この前にね。マルモ、川の中にジャブジャブ入ったんだよ。

お姉ちゃんのこと探して川に飛び込んだの。

お姉ちゃんのこと、たくさん心配してたんだよ。

薫、薫っていっぱい叫んでたんだよ」

薫はマルモがどれほど心配していたのか初めて知ります。

さらに、机の上にはマルモが二人に買ってあげようとチェックしてた洋服のチラシが。

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大家さんも薫にマルモのことを話してきかせてくれます。

「あのな、今まだよくわからないかもしれないけれど。

おぼえていてほしいんだ。

護が薫のことをぶったのはな、ちゃんと理由があったんだ。

でもな、薫のことをほんとに大切だと思うから、したことなんだよ。

薫はぶたれて悲しかったろ?痛かったな。

ぶった護だってな。とっても悲しくて心が痛かったんだ」

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帰宅して、糸電話で話すマルモと友樹。

「宿題終わったら、ご飯を食べに行こうね。マルモ~」と友樹。

ふう~と溜め息をついて、それまで待つかと久しぶりにプラモデルを組み立てはじめますが、つい寝てしまい・・・。

目が覚めると、マルモの首には子供たち手作りの金メダルと手紙が・・・。

「パパでも、ママでもないけれど、マルモが世界で一番好きだよ」

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マルモは、うれしくてムックの散歩に言った彩と子供たちの後を追いかけます。

子供たちをみつけ、駆け寄ると、

「金メダルなんてもらったことないから。

一等なんてとったことないから。

ありがとうなっ!」

マルモは素直に喜びますが、子供たちはまだ言いたいことがあるようで。

「マルモ、今日何の日か知ってる?

父の日だよ。

マルモ、いつもありがとう!

マルモはママの仕事もしてくれるから、

ウチは母の日もマルモの日だよ~!」

「おまえら~・・・」

子供たちをギュ~ッと抱きしめるマルモです。

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「マルモ、仲直りのおまじないしようよ~」

友樹に教えてもらっていたおまじないをするマルモ。

「好き好き大好き、ペコリンコビーム~!」

薫は笑って、同じようにおまじないをして返します。。。

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今日のおきて

「ケンカしたあとは、ペコリンコビーム」

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一緒に散歩に行っていてその様子をみた彩は、感動したと大家さんに話します。

「私、前に結婚でなんでダメだったのか少しわかった気がした。

自分の事しか考えてなかった。

相手がどれだけ自分を愛してくれてるかそんなことばっかり。

高木さんを見てたら、とにかくがんばって、真剣に悩んで。

あの子達もほんとに大好きで。心がつながってる気がした。

それってなんかいいなって。

いつか私もあんな家族が作れたらいいな」

元夫から再婚すると聞かされ、応援しながらも、自分はもう結婚はしないと言いきっていた彩の突然の心境の変化。

大家さんはヤレヤレという表情で見ています。

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みんなが寝静まった部屋で、薫は写真の入った袋をみつけます。

そのなかに薫と友樹を抱いているあゆみの姿が。

おばちゃんがどうしてパパと写ってるの?

薫は起き出してきたマルモに、たずねます。

「マルモ、あゆみおばちゃんって・・・ママなの?

ママ・・・生きてるの?」

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さて、さて。

ムックが隠そうとした写真ですが、薫に見られてしまいました。

どうなるの?

気になるぅ~。

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他にも、マルモは商品開発の方へ異動?

この異動話。どーして出てくるのか・・・。

今後にどう絡んでくるのか。ちょっと心配。

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彩ちゃんの元夫。再婚はや~い。

浮気されて離婚したって言ってた気がするから、その浮気相手かしら?

そうなんでしょうね~。。。

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来週は運動会みたいです。

またまた楽しいエピソードを期待しています。

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※過去の記事

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2011年6月19日 (日)

週末の2時間ドラマ・ブルータスの心臓&棘の街

金曜のブルータスの心臓は、東野圭吾さん原作。

おもしろかったです。見応えがありました。

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でも、登場人物が多かった気が~。。。

藤原竜也さんはじめ、内山理名さん、芦名星さん、加藤あいさん、風間杜夫さん、忍成修吾さんほか、ワラワラと・・・。

これはちゃんと見てないとついていけなくなるゾ~と心配しましたが、意外なほどわかりやすかったです。

ただ、このお話は最初の構成段階ではややこしかったでしょうね。。。

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チームで殺人をする計画っていうのは、なかなかない展開でした。

けれど、あまりに簡単に引き受けるのでビックリしたりも・・・。

何気に近藤芳正さんは刑事が似合ってましたね~。

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ラストに登場したロボットはなんとも優雅な姿。。。

お金もかかってそうでした。(笑)

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土曜は堂場瞬一さんのサスペンス。棘の街。

こちらはまた、2時間ドラマにしては登場人物が少なかった。

本筋にからんでいるキャラはほんの数名。

その中でお話がまわっていたので、こじんまりして広がりがなかった気がします。

でも、後半話は意外な展開になって、それはそれで驚きもあって見て良かったです。。。

私は前半のノリの方が好きですが・・・。

中村トオルさんは「刑事殺し」同様、こういうワイルドな役が似会います。

チームバチスタの官僚役も好きですけど。

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私は有森成実さんが絶対に事件にからんでると思ってたんですが、ハズレました~。

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2011年6月17日 (金)

BOSS・第8,9話感想お休みします

残念ですが、8、9話はお休みします。

ちょっと気力が途切れちゃいました・・・。

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来週は木元が復帰みたいですね~。

9話では、田所がどこかへ電話をかけているシーンがありました。

もしかして、みんなを裏切るの?

DV元夫は、別の意味があったのかしら?

初回犯人だった良美と同じなら、

シーズン2に入ってから配属された科学捜査関係2人とも、

ダークサイドの人だったってことですね~。

う~ん。

誰かの差し金???

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ようやく森岡(大森南朋)も再登場。

最終回に近づいて参りました。

来週、楽しみにしています。

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