日曜洋画劇場「悪人」
昨日は悪人を見ました。
かなり話題になった映画ですよね~。
まさかテレビでもう見られるとは・・・。
≪ネタバレありです≫
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俳優さん達は力演。
主演の妻夫木聡さん&深津絵里さんに、
脇を満島ひかりさん、岡田将生さんが、
お話の要の役を樹木希林さん、柄本明さんが演じられてました。
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「悪人」というタイトルなので、相当、極悪非道な主人公が出てきて暴れまわるんだろうと思っていたら、まったくそういうタイプの映画ではありませんでした。
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殺人を犯した青年(妻夫木聡)と彼に恋をした女性(深津絵里)の逃避行がメイン。
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青年が殺人を犯す前にこの女性と出会っていたら、きっと違っていたんだろうなあ~と思わされます。
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二人の逃避行がメインなんですけど、この展開はよくあるものでした。
最後まであまりヒネリもなく、驚くところもなかったです。
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ただ、首を絞めながらも女性への想いがあふれて、キスしてしまうシーンは印象的でした。
青年は彼女が罪にならないようにかばったんでしょうね。
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残念ながら、一気に燃え上がった二人の熱烈な想いに、浸るところまではいかず・・・。
最後まで冷静に見てしまいました。。。
多分、これは私のせいです。冷めてしまってるんでしょう・・・。
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殺人を犯した青年は悪人とまでは感じられなかったです。
なら、どうしてこのタイトルにしたんだろう?
映画を見ながらそのことを考えていました。
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悪人とつけたからには、この映画は誰がほんとの悪人であるのかを問うているんでしょうね。
そう思って見ていると、逃避行する二人の想いが純粋なせいもあって、まわりにいるほんとの悪人が浮かび上がってきます。
ここでは、お金を巻き上げて、お祖母ちゃんを苦しめている人々、
被害者のお父さんが許せないと憤怒するボンボンがそうなんでしょうね。
ほんとの悪人は逮捕されていない。
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一日過ぎても、不思議な余韻を残している映画です。
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