相棒 ten・第2話
今回の話は見入ってしまいました。
「それでも、生きてゆく」の設定とよく似ていました。
似ているからどうというのではなく、
この重いテーマに相棒でもあえて取り組まれたんだろうと思いました。
違うかな。
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少年が少年を殺す事件。
その加害者家族と被害者家族の苦悩を描いていました。
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長い裁判の後、反省しないまま出所した少年。
その少年が遺体で発見されます。
当然、疑われるのは被害者家族。
その流れを受けて、被害者家族はマスコミを前にして自首すると会見。
けれど、それは被害者家族の悲しみや恨みをもう一度、世間に知らしめたかったため。
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右京(水谷豊)さんと神戸(及川光博)がつきとめた真犯人は加害者少年の姉でした。
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加害者家族としてマスコミや世間から非難されつづけ、
その上、出所した弟は殺人を反省しておらず、賠償金を払う気もない・・・。
思いつめた姉は、発作的に弟を殴り殺してしまったのでした。
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少年の裁判の後、母親は病死。父親は失踪。
出所した少年は少しだけ賠償金を払ったら、すぐに自分も失踪すると姉に言い放ちます。
父親は失踪。事件を起こした弟も失踪予定。
ふたりとも被害者家族や世間の目から逃れようとしている。
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けれど、
結婚して居を構えている姉は世間の目から逃れることはできない。
彼女にすべての負担がかかってきてしまったんですね。
気の毒なのは、姉と姉の夫だと思いました。
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右京さんはこの現実をしっかり受け止めてほしくて父親にわざわざ伝えに行ったんでしょうね・・・。
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コメント
とわさん!
第1話に続いて、今回は三つも同じのがアップされておりまする。
それはさておき。
第二話はそういう話だったのですね。
あのテーマというか視点は大切ですよね。きちんと組み込んでくるのは流石だなぁ。
投稿: 閑人 | 2011年10月27日 (木) 22時45分
ありがとうございます!
ビックリしました。
この間は2つだったし、今回は3つ。
別に何度もクリックしたわけではないのに。
どうしてこんなことになってるのかさっぱりわかりません。
しばらくはUPの際に注意してみておきます。
>あのテーマというか視点は大切ですよね。きちんと組み込んでくるのは流石だなぁ。
意識されて作られたのかなと思いました。
こちらでも父親のスタンスに注目されていて、やはり大切な存在になってくるんだな~と思いました。
投稿: とわ→閑人さん | 2011年10月27日 (木) 23時11分