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2011年9月に作成された記事

2011年9月29日 (木)

週刊きなこ庵・9月編 CSのドラマ

見ていた夏ドラマが終わって、一気に新聞のテレビ欄も見なくなってしまい、

スペシャルドラマとか映画とか軒並み見逃してる気がする今日この頃・・・・。

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それでも、寂しがり屋なので、テレビは必ずつけてます。

今、見てるのはほとんどCS。。。

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CSのことは普段、あまり書かないので、今回は今、どんなものを見ているのか紹介してみます。

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まずは、メンタリスト シーズン2

相変わらず美形のサイモン・ベイカーの心理サスペンスです。

でも、シーズン2からはちょっとくたびれてきてるみたい。

撮影がハードなのかしら…。

チーム内での恋愛が発覚、ギクシャク。

でもまあ、ウダウダになることなく本筋もしっかりしているのでおもしろいです。

欠かさず見るようにしています。

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それから、24 シーズン8

ファイナルシーズンの放送です。現在13話あたりまで放映済み。

やはり24。手に汗握る展開は毎度のことですね。

この緊迫感はすごいですよね~。

しかし、何話か見逃してしまって…。お話についていけてません!(泣)

まとめ放送を必ずチェックしないと。

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あとは、NCIS:LA

NCISネイビーファイルから派生したドラマと位置付けられていますが、全然別モノです。(笑)

2番組のコラボもあるんですが、やっぱり別モノだと思います。

NCISより刑事モノとしての色が強くて、アクションがいっぱい。

当初は潜入捜査してたんですが、回を追うごとに普通の刑事モノになってます。

私は普通の刑事モノの今の方が好きです。。。

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それから、Lie to me シーズン2

これは文句ナシにおもしろいです。

顔の表情を見て、相手の心理をズバリ見抜いてしまうティムロス演じるライトマン博士。

とにかく、相手の正面に立って、ジッと表情をみつめては、「ウソだね!」とか「ごまかそうとしてる」とか、見破る見破る。

銃を突き付けられていても、変わらずそれをやっちゃう。

どこまで胆が据わってるのか・・・。

キャラもぶっとんでますが、お話も一番変化に富んでいるかも。

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他には、NCISネイビーファイルクリミナルマインドCSIの初期シーズンの放送を見たりしてます。

忘れている話も多いので、何度見ても楽しめます~。

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WITHOUT A TRACE FBI失踪者を追え!このドラマの次のシーズンが早く見たいです。

失踪した人を探す専門の部署のお話です。

いろんな状況の人たちが突然、それぞれの事情で姿を消してしまう。

事件に巻き込まれているケースが多いんですが、探っていく過程がおもしろいです。

シーズン6から放送が始まったみたいなんですが、この初期シーズンを放送してほしいです・・・。

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こんなラインナップです。

ああ、見事に刑事モノ(犯罪捜査モノ)ばかり・・・。

他のジャンルも放送してるんですよ。

でも、やっぱり刑事モノしか食指が動かない・・・。

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あっ!忘れてました。

まだありました!見てるのが!

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刑事コロンボ。(笑)

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これを見ないと刑事モノ好きとは言えないですね~♪

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2011年9月27日 (火)

週刊きなこ庵・9月編 近況

ひさしぶりの週刊きなこ庵です。。。

ドラマとドラマの間でレビューもないので、ちょっとこちらの記事をUPしていこうと思います。

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最近、ようやく美容院にいってきました~。

他の人にとっては何ということもないんでしょうが、私にとっては結構、達成感があるんですよね。。。

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今頃、薄々気づいたんですが(笑)、私は美容院が苦手みたい…。

なんといっても3時間くらい座りっぱなしになるというのがしんどいんですね。

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なので、そろそろ行かないとな~と思いだしてから、いつも2週間くらいはウダウダしてます。

予約を入れるのも億劫~…。

ヘアスタイルを説明するのも億劫~…。

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でもまあ、そろそろ切らないと鬱陶しくて・・・勢いをつけて行ってきました。

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今回は普段よりウェーブを強めにしてもらいました。フワフワにしたくて。

そんなくらいでしょうか…。

ヘアカタログを見て、あれこれオーダーしてても、

結局は途中で疲れてきて、いつもどおりにしてくださいって言ってしまうんですよね~。

根性なしなんです・・・。(笑)

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それと、菜園の手入れがそろそろ本格的に開始してます。

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夏の間は菜園にいっても雑草の始末と収穫くらいしかしてなかったんです。

他には、ぴょんぴょんと飛び交うカエル達を見ては喜んでいるだけだったんですが・・・。

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秋がやってきたので、土を耕したり、種まきしたりし始めてます。

カエル達は姿を消して、今はコオロギを目撃するくらい。

でもあんまりコオロギは好きじゃないのでつまんないです…。(笑)

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そそ、秋ドラマを大特集しているテレビ情報誌を買ってきました。

(連続ドラマの特集が載る月だけ購入するようにしてます)

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よ~く吟味して秋に見るドラマを決めたいと思います。

恒例の「秋ドラマ、何見ます?」は10月に入ってからUPします。

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あっと、その前にマルモのおきてSPがあるみたいですね~。

ものすごい早いスペシャル化でちょっとびっくりです。

でも楽しみ~♪

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マルモリ、紅白出るかな。確定かな。 

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近況はこんなもんですね~。あんまり変化なしです~。 

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2011年9月22日 (木)

チームバチスタ・アリアドネの弾丸・第11話最終回

とても凝った作りで楽しませてもらいました。

犯人は予想通りでしたが、それでもなぜそうなのか新たに明かされた真相にはなるほど~と思わされました。

斑鳩の背後には黒幕がいたようですが、どうなったんでしょう。

宇佐見を逮捕時のどさくさに紛れて殺してしまえと命じていましたよね。

単なる上司にしては言うことがブラックですよね~。

あれは誰だったんでしょう。

結局、斑鳩は警察を守りたいだけでなく、正義感も強い人だったようで宇佐見は無事でした。

積年の恨みを晴らすように、井野は死ぬほど殴られてましたけど・・・。(笑)

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笹井(小西真奈美)は20年前の真相を知るため、宇佐見(福士誠治)と行動をともにします。

隠れ家で北山(尾美としのり)が残した連続女子高生殺人の資料に目を通す二人。

やがて、真犯人と思われる男が浮かび上がってきます。

復讐心に駆られた宇佐見は笹井を閉じ込めてその男のもとに。

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隠れ家から抜け出した笹井も斑鳩(高橋克典)の車に乗って宇佐見のあとを追います。

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一方、白鳥(仲村トオル)と田口(伊藤淳史)も松崎の周辺に事情を聞くうち、真犯人に辿り着きます。

裏付けのため調べてみると・・・、その男はかつて美容外科医で注射で松崎を殺す技術もある・・・。

・・・真犯人は松崎の熱心な支援者であった井野(甲本雅裕)でした。
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さらに、刑事の玉村(中村靖日)から女子高生で行方不明になってる子がいると聞かされ・・・。

白鳥と田口は慌てて、井野の車から居場所を探り当て、居場所に駆けつけると、まさに犯行の最中。

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井野は女子高生を人質にしますが、背後から宇佐見に銃を突き付けられます。

井野は人質を解放するものの、隙を見て宇佐見を刺して逃亡。

あとからやってきた斑鳩が井野を捕えます。

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事件が解決して、斑鳩は再び記者会見をして事件を見逃してしまった警察の失態について謝罪します。

そして、警察にもAiを導入し、今後、事件を見誤ることがないようにすると伝えます。

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田口にも笹井にも島津(安田顕)にも、平穏な日々が戻ってきます。

あれほど居ついていた愁訴外来に、すでに白鳥はおらず・・・。

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人々が行きかう街に、

次の案件に取りかかるため、悠々と風をきって歩いていく白鳥の姿がありました。

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バチスタのテーマであるAiの重要性を最後まで訴えて終わりました。

一貫してます。

ほんとにAiが捜査に取り入れられたらいいのに、いつもそう思います。。。

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総括ですが。

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友野&北山の犯人探しと、松崎や女子高生殺人事件の犯人探し。

この2本を組み合わせて、ドラマにしていましたが力作でした。

いいものにするぞという意気込みがいつも感じられるのでバチスタシリーズは好きです。。。

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田口&白鳥のコンビも相変わらず楽しかったです。

バッチリって感じではないけれど、なんだかしっくりくる…そんなコンビですよね。

グッチーがもうちょっと老けてきたら、もっと味が出てくるかも。

白鳥の肉好きとか、田口のお爺ちゃんネタが出てきたり、ジェネラルメンバーが登場したりと、シリーズ通しての楽しみも入れてありました。

ずっと通してみてる人にはうれしいプレゼントでした。

また、斑鳩は最後まで怪しさを振りまいて、ドラマを引っ張ってましたね~。

始終、悪役顔をしてる高橋克典さんは結構新鮮でした。

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バチスタ4、やるならまた見たいです~♪

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※過去の記事

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2011年9月21日 (水)

絶対零度~特殊犯罪潜入捜査・第11話最終回

最終回もおもしろかったです~。

バチスタと同じで凝った作りで、楽しませてもらいました。

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畑山(堀内敬子)は木幡(ユースケ・サンタマリア)の手引きで桜木(上戸彩)の前から逃走。

けれど、木幡の仲間に突発的に殺されてしまいました。

桜木は畑山を装い、木幡をおびき出しますが、やってきたのは白い仮面をつけた人々。

インターネットで白い仮面をつけてくれる人を募ったんですね。斬新。

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おびき出されたことを知った木幡もまた逃走。

桜木は木幡をみつけ追いますが、北島に邪魔され、助けに入った瀧河(桐谷健太)が刺されてしまいます。

瀧河の代わりに捜査班に指示を出して、木幡を追い詰める桜木。

見事、木幡を逮捕します。

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ここでは塚本の死の時と重なることが多いんですが、今回、桜木は捜査官として成長したところを見せました。

誘拐犯人も捕まり、大臣も無事保護。

ガスプラントと病気の因果関係を調査しなおすことに。。。

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木幡に気を取られ、こっちの方のことはすっかり忘れてました。。。(笑)

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瀧河は傷が致命傷にはならず、そのまま警察を退職。

奥さんと静かな地で療養生活に。。。

桜木のもとには新たな捜査官がやってきます。

これが横山裕さん。

これってシーズン3をやる気満々ですね。(笑)

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「僕はすぐに外に出ることになるでしょう。

僕は誰も殺していないし、誰からも何も奪っていない。

彼らが罪を犯したのは僕のせいじゃない。彼らが弱かったからだ」

逮捕された木幡はふてぶてしくそう言い切ります。

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どうやら、木幡をようやく逮捕したのに、罪はそう重くなさそう。

桜木ら捜査員は、絶対にまた事件を起こすはずと危機感を持ちます。

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これで終わったんですが、あきらかに「つづく・・・」って感じでしたね。

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ずっと長嶋には何かあるはずと思っていたんですが、見事に騙されました。(笑)

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療養生活の瀧河は長嶋同様、健康オタクになってました。

桜木は瀧河からもウンチクを聞かされていて、なんだかそれがちょっとおかしかったです。。。

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では総括を。

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桜木をメインにせずに、チームで捜査する・・・それも尾行したり潜入したりと、あまり今までに描かれてこなかった新しい刑事ドラマでしたから、見ていて楽しかったです。

それと、人情モノに流れることも少なくて、そういうところが好きでした。

シーズン3もありそうなんで、楽しみにしています。

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ただ、どの人もあまりキャラが立っていなくて地味でしたね・・・。

全体的に暗いし。。。(笑)

ちょっと華やかだったのは、大森(北川弘美)と竹林(木村了)のコンビくらい。

竹林は1話メインになるお話があって、クローズアップされましたね~。

もっとほかのキャラでもこういうのがあったら良かったのに。

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あと、磯村(小林高鹿)はいじられ役がぴったりでした。

後半になって個性を出してきたのが猪原(峯村リエ)。もっとセリフを!

こちらは控えめだけれど、和ませてもらいました。

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それから、素敵だったのが瀧河。

このシーズンで出番は終わりになりそうで、残念・・・。

寡黙でキリッとした美形でクラクラしました~。。。

桐谷健太さんは今後も笑わない役をやってほしい。

落ち着いていて、寡黙・・・、絶対にこっちの方がいいですね。

おちゃらけた役より、深みが出て美形も強調されていいです。

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木幡は今後も登場しそうですし、次は一段と成長した桜木が見られるかな。

期待して待っています。

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2011年9月20日 (火)

全開ガール・第11話最終回

ものすごく駆け足で終わりましたね~。。。最終回。

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弁護士事務所をクライアントと一緒に乗っ取ろうとしていた新堂(平山浩行)は、逆に外資系大手の弁護士事務所との合併を実現させた桜川(薬師丸ひろ子)に巻き返されて失脚してしまいました。。

でも、首にはならず、桜川からはNYの事務所を任されます。

また、桜川は若葉にもNYで新規事業に携わるようにと言ってくれます。

しかし、自棄になった新堂は事務所を辞めると言い出し・・・。

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ここで、新堂を励ます若葉(新垣結衣)のセリフがなんとも彼女らしくて好きでした。

「私は一度決めたら裏切りません。

私が泣いているときも先生は支えてくれました。

私は敗北から始まった人間です。

負け犬の遠吠えでいいじゃないですか?

これからは二人で吠えて、吠えて、最後には勝ちましょう。

最後までやり通す。添い遂げます。

二人でマンハッタンの鷹になりましょう!」

これぞ、若葉ってカンジですよね。惚れ惚れ~♪

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若葉は新堂との結婚をもう一度、きちんと決意しますが・・・。

若葉への思いを引きずっている草太(錦戸亮)を見て、そよ子(蓮佛美沙子)は身を引いてしまいます。

そよ子自身からそれを聞いた若葉は動揺しまくり・・・。

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そよ子・・・、全部わかった上で草太にアタックしてたはずなのに、あっさり引きましたね。

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新堂も若葉の思いに気付いていて、ひとりNYへと旅立ち…。

新堂の計らいで引き合わされた草太と若葉は気持ちを確かめあい、みんなにも祝福されて結婚の約束をします。

一応これで終わり。

大団円でした。

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その後として。

草太は料理の修業のためにフランスへ発ち。

若葉は桜川のところをやめて、小さな弁護士事務所で働き始めます。

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なぜ??? やめるの???

国選って言ってたので、企業弁護士じゃなくて、庶民派弁護士を目指すみたい。

マンハッタンの鷹を目指すとか言ってた矢先にこの選択は驚き。

ゴージャスな夢はどうしたの???

そっからこっちに移行するなら、それなりのセリフが欲しいところ…。

町工場買収の話などで反対派に味方したりして、迷いは表現されてはいたけれど、あまりに唐突でしたね。

「マンハッタンの鷹を目指す」が威勢のいい全開ガール若葉の持ち味だったのに。(笑)

「いつか王子様が~」のシンデレラ的夢見る少女の別バージョンで、魅力が突出してたのに。

時間がなかったのかな・・・。

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1年後ー

弁護の依頼があり、若葉がクライアントのところへ向かうと、かつて「ル・佐藤」のあった場所にフランス料理屋「ル・シャトー」が開店しています。

店に入ってきた若葉をにっこり微笑んで迎える草太。

若葉は草太の作った料理を口に運び、しあわせそうに笑います。

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ここはね~。

うれしくて言葉を失ってる若葉にちょっとウルウルしました。

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なにはともあれ、ハッピーエンドはやはり気分がいいですね~。

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それに、チビ若葉や若葉父がまた登場しましたし、

新堂が最後にとってもカッコよくなっちゃったし。(笑)

あの新堂は素敵ですわ~。。。

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それから、桜川も良かった~。

若葉が辞表を出すところなんて、ゾクッとするくらいキレイでした。

「私だって必死にあがいてここに立ってるの」

剛腕でもこう言われると、憎めない!素敵!

・・・若葉は本来ならまず、ここを目指すべきなんじゃ・・・。

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さて、総括です。

このドラマを見ながら、草食男子の恋愛を描くと、こういう風になるのかな~とずっと思ってました。

いつも受け身で、自分からは動かない。

告白も若葉ばかりだった気がします。

こういうキャラはドラマの中で動かしにくそうですよね~。

ただ、恋に受け身だった草太にしてはラストのチュ~は積極的でしたね。(笑)

キャラが変わってるじゃない・・・と思わず突っ込みましたわ~。

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また、新堂のキャラもあまり描かれてなくて、本心が全然見えなかったのが残念でした。

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若葉は、何と言ってもチビ若葉がかわいかった。

こんな風に育ってきたから、やたらと上昇志向が強いのも納得できたし。

チビ若葉の活躍のおかげで、大人若葉が愛おしく思えるくらいでした。

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あと、ビー太郎、日向もかわいかったです。

まるで、モデルのようなかわいらしさでした。

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でも、これはいつも思うことなんですけれど。

子役に対して気になってしまうのが、年齢にあったセリフを言ってるかどうかってことなんですよね。

5歳の子がこんなことを言うかしら?

5歳の子がこんな言葉を知ってるかしら?

っていつも年齢に見合ったセリフかどうかをチェックしてしまう自分がいるんです・・・。

このドラマでは、特に日向のセリフは気になって、気になって。

大人びたセリフすぎて。

まあ、こんなことを気にしてる私は少数派なのかもしれないですね。

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いろいろ突っ込みどころもありましたが、久しぶりのラブコメにかなり楽しませてもらいました。

新垣結衣ちゃんはかわいかったし。

薬師丸ひろ子さんはキレイだったし。

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また、ラブコメを見てみたいな思っています。

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2011年9月19日 (月)

それでも、生きてゆく・第11話最終回

最終回を迎えてしまいました。

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文哉(風間俊介)は警察に逮捕されました。

文哉の反省しない態度に失望した双葉(満島ひかり)は自殺をとめなければ良かったと後悔します。

けれど、洋貴(瑛太)はいたって冷静で、

「僕は文哉のような人間になりたくないです。

遠山さんにもなってほしくないです。これでよかったんです」と慰めます。

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深見の響子(大竹しのぶ)、洋貴、耕平(田中圭)はそろって父親の墓参りに出かけます。

墓地には隆美(風吹ジュン)、双葉、灯里(福田麻由子)が響子に呼ばれて待っています。

響子は隆美らに言います。

「お願いがあります。亜季に謝らないでください。

私、今、亜季に言いました。

あなたはちゃんと生きたのよ。あなたは幸せだったのよって。

7年の人生を全うした亜季の冥福を祈ってください」

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少し離れた休憩所から、隆美らが墓前で手を合わせる姿を見ている響子ら親子。

洋貴と耕平は響子の気持ちを受け入れ、その光景を見守っています。

「…亜季も喜んでた。お父さんもよくやったって。

お母さんも感謝してる。

加害者が反省してなくったって。もう十分です。

…洋貴が後ろめたく思うことなんてなんにもないんだからね」

響子は静かに洋貴に微笑みます。

兄のことを距離を置きつつ見守ってきた耕平もすかさず、

「お疲れさま」と声をかけます。。。

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その後、「ふかみ」で二人きりで過ごす洋貴と双葉。

響子は洋貴の気持ちを察して耕平のところに泊るよう・・・。

「深見さん・・・最近どうですか?」

「ああ、電球を取り変えました。遠山さんは?」

「昨日、ガム踏みました」

他愛ない話の応酬が続き、和む二人・・・。

「…ほんというと、最近、遠山さんのことを考えてました。

遠山さんとのこれからのこととか。

それは難しいことで、でも自分的には、未来的には、大切なもので、

守りたいもので、希望って誰かのことを思うときに感じるんじゃないかな。

希望って誰かに会いたくなることなんじゃないかなって」

洋貴はそこまで一気に言ってしまうと、少し遅れて緊張が襲ってきたようで、ウロウロと歩

き回った後、立ちっぱなしの双葉に座るようにとうながします。

「…ずっと一緒にいられたらいいなって思って。

どんな昨日とかじゃなくて、どんな明日を見てるかで話ができたらなあ~って」

洋貴の言葉をじっと聞いていた双葉は恥ずかしそうにうなづきます。

「私もそうなったらいいなって思ってました。

ずっと一緒にいられたらいいなって。

そう思ってる人にそういわれるとうれしいもんですね・・・。

・・・でも、深見さんとお会いするのはこれが最後にしようと思って。

草間ファームの被害者の娘さん。5歳のゆりちゃんって子。

私、あの子の母親になろうと思って。私からお願いしたんです。

何回も説明して受け入れてもらいました。

ゆりちゃんがいる限り、10年でも20年でも。

終わりなんてないつもりです」

双葉の気持ちを聞いて、洋貴は戸惑います。

「・・・恨まれるかもしれないですよ。なんであなたが背負うんですか?」

「変な理由でもいいですか?

真面目に生きたいんです。真面目な人でいたいんです」

「そんなの理由にならないです。いつか忘れられるかもしれないじゃないですか?」

「亜季ちゃんが殺されたこともですか?」

「忘れられるかもしれないです」

双葉は目に涙があふれます。

「忘れられるかどうか想像してみました。忘れられないって思いました。

忘れていいかどうか考えてみました。忘れたらいけないって思いました。

ごめんなさい。もう決めたことです。

それが私の見てる明日です。楽しかったです。普通じゃないけど、楽しかった」

双葉は立ちあがると頭を下げて、「ふかみ」を出て行きます。

洋貴は双葉を追いかけます。

「遠山さん、1日だけ、デートしましょう!」

双葉はニッコリ笑ってうなづきます。

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洋貴と双葉は電車に乗って、遊園地へ遊びに行きます。

「晴れてよかったですね」

洋貴の言葉に双葉の表情が弾けます。

「神社におみくじを結ぶ木があるんじゃないですか。

あれ、郵便ポストだと思ってたんです。

届くシステムがあって、不思議な手紙の木みたいな・・・」

楽しげに話す双葉を微笑んでみている洋貴。

「…考え直しませんか?もっと楽に生きたっていいじゃないですか?」

「私は今、ゆりちゃんのお母さんになることで頭がいっぱいなんですよ~」

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>5歳の子を育てるって。文哉も母を亡くしたのは5歳でしたね。。。

双葉は文哉を育て直す意味もあるのかな。。。

文哉のような子にならないように・・・。考えすぎかな。
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駿輔(時任三郎)は拘置所にいる文哉に面会します。

「文哉、お父さんだよ。お父さんのせいだ。

亜季ちゃんや真岐さん(佐藤江梨子)をあんな目にあわせたのも。

お父さんを恨んでくれ、お父さんを憎んでくれ。

お父さんがお前をそんなところへ行かせてしまった。おまえを壊してしまった。

・・・お父さん、もうどうしていいのかわからない」

顔を歪めて泣く駿輔に気持ちを揺さぶられたのか、文哉はうつろな視線を父親にむけます。

「・・・父さん。お母さんの顔が思い出せないんだ…」

文哉は突然、叫びはじめ、面会はそれで終わりになります。

「助けて!お父さん!!」

「文哉!!」
.

遊園地で遊んだ後、二人はレストランで食事をします。

「文哉が出所してからのこと・・・。

今度は文哉に会いにいけるから。僕、文哉に会いに行きます。何度でも」

「・・・でも、深見さんはもう普通に・・・」

「ごめんなさい、もう決めたんです。

・・・そしたら、僕たち、同じ目的地を見てるみたいじゃないですか?

それってうれしくないですか?」

「あの時、初めての時、深見さんに会いに行ったこと。何回も後悔したけれど・・・。

でも会いにいって良かったです」

.

>洋貴は双葉に文哉は自分に任せればいいと言ってるんですね。

双葉の負担が軽くなるように・・・。

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レストランでの食事の後、二人は人気のない公園に移動して、肩を並べてベンチに座っています。

洋貴と双葉はまた他愛のない話で盛り上がっています。

「・・・深見さんの話は別におもしろくないですけれど、

深見さんと話すのはだいぶおもしろいです」

ニヤリと笑う洋貴。

「バカにしてますね」

「私・・・、深見さんのいいところ、いっぱい知ってますよ。知ってるんですよ。

すごいやさしいところとか・・・。

・・・深見さんのやさしいところとか。思い出すとちょっと涙出てきます。

何だろ…あれ…。いやだな~」

双葉の声が涙に震え始めます・・・。

「・・・行くのやめませんか?」

「やめません。行きます」

「遊園地の写真、買えばよかったですね。いい思い出になったのに・・・」

「ええ・・・、かわいく写ってなかったし」

「大体いつもあんな感じですよ」

「・・・ひどいこと言いますね」

泣き笑いの双葉・・・。

「深見さんにはこれからいいことがいっぱいありますよ。

ミスユニバースと結婚できるかもしれないですよ」

「ミスユニバースと結婚できなくてもいいです。

・・・遠山さんといるほうが楽しいです」

洋貴の思いに胸がいっぱいになる双葉。

「なんか…もててるみたいでうれしいな~」

「そうですよ。この辺界隈ではすごいもててます」

そう言って、洋貴が指差した「この辺」は足元の周りで・・・。

双葉はクスリと笑って洋貴と同じことをして言い返します。

「深見さんもこの辺界隈でもててますよ」

これ以上、一緒にいると別れられなくなると思ったのか、双葉は会話を切り上げます。

「一生の思い出になりました、帰ります」

双葉は洋貴に向かって手をヒラヒラ振ってみせます。

けれど、洋貴は真顔で双葉をみつめるばかりで、それに応えようとしません。

双葉は急に去りがたくなり・・・。

「・・・あの手を振ってるんですけど。・・・深見さん」

双葉は洋貴に近づき、その手で洋貴の胸を叩きます。

「黙っちゃって無視ですか?」

洋貴は寄ってきた双葉をそっと抱き締めます。

双葉の驚いた表情が、やがて幸せそうに微笑みます・・・。

「・・・深見さん、ほんというとずっとこうしてほしかったです」

「はい・・・」

「ほんというと私的にだいぶうれしいことです」

「はい・・・」

しばらくして、双葉はもう充分だという風に目を閉じます。

「深見さん。・・・足を踏んでます」

「えっ?」

洋貴は驚いて、体を離します。

「どうしてなんですか?」

あきらめきれず、もう一度たずねる洋貴。

「加害者の妹だからです。・・・行ってきます!」

きっぱりと言って、再び手を振る双葉に今度は洋貴も応えます。

無理矢理、笑顔を作って手をふる洋貴。

それを見届けて、街灯のない公園の中を走り去る双葉。

双葉の姿が闇の中に消えてしまうと洋貴は地面に座り込んでしまいます。

.

洋貴は双葉に言ったとおり、拘置所の文哉に会いに行きます。

その前に、拘置所のそばの工場で働いている駿輔と会います。

今度は文哉のことを前向きに受け止めようとする駿輔を見て、洋貴は父親の時計を持っていてほしいと渡します。

それは努力し続けてほしいという思いのあらわれで・・・。

そんな洋貴に駿輔はかわりに文哉に渡してほしいと封筒を託します。

.

洋貴の待つ面会室に入っている文哉。

「妹・・・どうしてる?妹・・・」

無表情の第一声・・・。

洋貴はじっと文哉を見据えています。

「もう、お前の妹じゃないよ。 彼女は」

予定された面会時間が終了して、席を立った文哉がふいに振りかえります。

「…俺のせいじゃない」

文哉のその言葉にも、もう洋貴は動揺しません・・・。

洋貴は駿輔から渡された封筒から写真を取り出し文哉に見せます。

そこには赤ちゃんを抱いて微笑んでいる母親の姿が。

文哉はそれを見た途端、声をあげて泣き崩れます。

.

『遠山さん、今日僕の友達だったやつの目から涙があふれるのを見ました。

雨が上がって、洗い流された町が光るのをみました』

.

>「生まれてこなければ良かったのに」と言われた文哉でしたが、彼を抱いてうれしそうに微笑んでいる母の姿にはそんな思いは微塵も感じられず。

そのことが文哉にも写真をみた途端に理解できたから号泣したんでしょうね。

洗い流されて町が光るのだから、文哉の心にも何か変化が出てくるんでしょう。。。

.

>でも、いまだに「俺のせいじゃない」という言葉を聞いて、ズドンと落ち込みました。

双葉や家族がどれだけ犠牲を強いられているか・・・。

何度、説明しても、相手に伝わらないなんて・・・絶望しかないですよね。

写真で心境が変わってくれればいいです。

.

>それと、もうひとつ。

「もうお前の妹じゃないよ」という洋貴の言葉がちょっと引っかかりました。

加害者の妹だからと双葉自身はいったのに。なぜ?

ゆりちゃんの母親をやってることを示していたのか、

それとも、双葉はお前とはもう関係ない。洋貴が守っていると言いたかったのか。

どっちなんでしょうね。その両方かしら。

.

双葉は草間の果樹園で働きながら、ゆりの面倒をみています。

洋貴は相変わらずあまり客の訪れない「ふかみ」を営んでいます。

ゆったりとした時間が過ぎていき・・・。

はたから見れば言葉少なく・・・、静かな日々を送る洋貴と双葉。

けれど、心の中では饒舌で、いつも愛しい人に語りかけています。

遠山さん・・・。

深見さん・・・。

二人は届けるつもりのない手紙を書いては、近くの木に結び付けています。

.

月日が流れ、結び付ける手紙がどんどん増え。。。

.

『遠山さん。朝日を見て、まぶしくて、遠山さんの今日一日を思います』

.

『深見さん、こうして朝日をみてるとどうしてか、深見さんも同じ朝日を見てる気がします

いつもあなたを思っています。

.

私が誰かと手をつないだその先で、

誰かがあなたの手をつなぎますように。

つないだ手に、こめた思いが届きますように・・・』

.

『悲しみの向こう側へ。進め、進め』

.

(終わり。。。)

.
.

見終わって、双葉がかわいそうだな~と。すごく切ない気持ちになりました。

自分が選んだ道とはいえ・・・。

.

洋貴はどうやら亜季の事件以来、止まっていた時間が動き出したようで、生き生きとした表情をしてました。

だから、悲しみの向こう側を目指して、いつか双葉と手をつなぎに行ってくれるものと、い

つか同じ道を歩くようになるんだろうと信じることにしました。

でないと、もう乗り越えたということにはならないのですね。

.

ただ、駿輔と双葉の出した答えには納得できました。

いいドラマだったと思います。

困難なことがあっても、前向きに進んでいく・・・このテーマがぶれなかった。

加害者家族、被害者家族、どちらにとっても大変なことなのに。

理解するには難しい設定でしたが、でも伝えたかったことはしっかりと見せてもらえたと思います。

このドラマに真剣に取り組んでくれた方たちに感謝しています。

特に俳優さんたちは熱演、素晴らしかったです。

脚本だけでなく、「演技」に魅せられたドラマでした。

なんだか総括を先に書いてしまったみたいですが・・・。

.

最終回も洋貴と双葉のクスリとさせるコミカルなやりとりが堪能できました。

これがこのドラマの真髄というか。

電球変えたとか、ガム踏んだとか。

かわいく写ってないと双葉が言えば、大体、いつもあんな感じですよと言ったり。

この辺界隈ではモテてますと言いながら、二人が人差し指で示した「この辺」はほんとに小さな円だったり…。(笑)

楽しかったです。

.

洋貴にギュッと抱きしめられた時、「すごくうれしい」と素直に言った双葉がかわいかった

です~。

双葉が必死で走り去った後、腰を抜かしてる?洋貴。

二人にきっとこの先がありますように。。。

.

最後に、

Hなビデオで始まって、Hなビデオで終わる…なんて。

まさかそこで締めくくるなんて~ね。

でも、見ている人たちの気持ちを一気に明るくして終わってくれました。

ひさしぶりのヒューマンドラマでしたが、ほんとに見て良かった。

いい作品でした。

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2011年9月16日 (金)

チームバチスタ・アリアドネの弾丸・第10話

バチスタもお話が佳境に入ってまいりました。

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自由の身となった松崎(六平直政)がマンションで死んでいます。

その死は検死官によって病死と判断されますが…。

.

息子の島津(安田顕)の留守番電話にはその松崎からのメッセージが入っていました。

「20年前の事件で父さんはもしかしたら犯人を知ってるかもしれない…」

メッセージは誰かが訪れたチャイムの音を最後に切れています。

録音された時間は死亡推定時刻にあたり、このメッセージの直後に松崎が殺されたことになるのでした。

.

島津は白鳥(仲村トオル)と田口(伊藤淳史)と一緒にいた笹井(小西真奈美)に父親を解剖してほしいと頼みます。

解剖の結果、松崎の体から薬物を注射された痕跡が出てきます。

松崎の死は殺人の可能性が濃厚に。

.

さらに、白鳥がほかの未解決事件を調べてみると、松崎事件と同じ手口の事件が数件出てきます。
.
その上、それらの事件はひとつの大きな川の近くで起こっていることがわかります。

神奈川、山梨、静岡。合計7人。

県にまたがっており、また監察医制度のないところばかりだったため、警察は半分以上を見逃してきたことになります。

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その一報を聞いた斑鳩(高橋克典)は、警察のあらたな失態になると所轄に乗り込んできます。

詳しい事情を聞かせろという斑鳩に、所轄で調べるべきと主張する白鳥。

板挟みになって、ふらふらの玉村警部(中村靖日)・・・。

「松崎さんは尋問で犯人のことを伝えていたらしいです。

けれど捜査官はそれを無視した!」

斑鳩は白鳥に責められ、詳細は署長から聞くと言って足早に立ち去ってしまいます。

斑鳩の様子がおかしかったと、白鳥がさらに調べてみると、7件のうちに一つを斑鳩が担当していたことが判明。

斑鳩も殺人事件とは見抜けず、病死と判断してたのでした。

.

宇佐見(福士誠治)は、松崎が殺されたというニュースを見て、警察への出頭を取りやめ、笹井のところへやってきます。

本当のことが知りたいという宇佐見に笹井は、あなたが松崎を殺したのでは?と率直にたずねますが、宇佐見は否定。

松崎を尾行していたけれど途中で見失い、その間に殺されてしまったと説明します。

「犯人を捜すなら…私も連れていってくれない?

私にとっても終わらせないといけない事件なの」

笹井は宇佐美に頼みます。

.

.

誰が犯人なんでしょう。

斑鳩じゃないかという匂わす感じで終わりましたがどうでしょう。

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警察の威信が…って言ってる人が、殺人事件を見逃すなんてできないでしょうに。

松崎の弁護士やら支援者やらが怪しいですよね~。

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それから、ネットでドラマの感想を見ていたら、島津に同情してる人が多くてビックリしました。

私はあまりそうは感じなかったので。。。

同情の原因はおもに父親と和解したのに、すぐに亡くしてしまったからみたいです。

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私はそれより、親子の似てなさが気になって、気になって・・・。

二人が出てくるたび、これで親子ってムリがありすぎるなあ~と思ってばかり。(笑)

それに、島津って普段から苦虫を噛み潰したような顔をしてますもんね。

気の毒とか、不憫とかいう言葉が似合わなくて・・・。(笑)

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さて、来週は最終回。

バチスタも終わっちゃいますね~。。。

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2011年9月14日 (水)

絶対零度~特殊犯罪潜入捜査・第10話

おもしろいです!!

前回、今回、次回の3話で最終章だったんですね。

刑事モノで3話分使ってくるなんて、最近あまりないですよね。

やる気が伝わってきてうれしいです。

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さて、警察に出頭してきた畑山(堀内敬子)は、大臣誘拐事件の裏には木幡(ユースケ・サンタマリア)という首謀者がいて、彼を知ってるのは私だけだと言います。

畑山は木幡の部下、北島から命を狙われており、警察に逃げ込んだ模様。

桜木(上戸彩)は、畑山を協力者として引き込み、情報を聞き出しましょうと提案します。

長嶋室長(北大路欣也)はその意見を受け入れ、捜査再開。

.

依然、拉致されたままの柴崎大臣。

畑山の出すヒントから大臣が誘拐された理由がわかってきます。

大臣は次世代のエネルギー源をつくりだす工場を誘致したことで地元から期待されています。

けれどその一方で、地元では原因不明の肺炎を患う者が増えてきており・・・。

秘書の関根の母もその一人。

桜木と瀧河(桐谷健太)がその母に聞き込みを行うと、以前、工場から出る揮発性の有害物質が肺炎の原因だと知らせてきた人物がいたといいます。

それを聞いた関根の兄は大臣を誘拐し、このことを告発しようとしてるようです。。。

.

2日後には大臣が出席するサミットがあり、それまでに解決したい捜査班・・・。

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畑山は木幡のことをこう言います。

「昔はあらゆるものを転がして利益を得るブローカー。

それが変化し、彼は情報をコントロールすることで世の中が変わっていくことに魅せられた。

彼のやり口は、第三者に公になっていない情報を与えて、犯罪の道筋を作る。

人の弱みをつく天才なのだ」と。

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「裏が表にひっくり返る瞬間、価値が逆転する瞬間を見るのが木幡の趣味なのよ」

.

今までしてきたことはまさしくこれですもんね…。

なるほど~と納得しました。

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関根を尾行して、柴崎大臣の居場所を特定した捜査班は現場に向かいますがすでにもぬけの殻。

木幡は交通システムを操って信号を切り替えたり、捜査班のデータベースにも侵入して巧みに捜査の邪魔をしています。

挙句の果てに、捜査班のいるビルにまで潜入。長嶋と一緒にエレベーターに乗ったりしてます。。。

長嶋と高峰(山口彩弥加)は全然気づいてません・・・。

.

セキュリティを強化したはずなのに、また情報が漏れている…捜査班は焦ります。

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木幡はすんごい強敵。

ユースケさん、不気味になってきました!(笑)

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今回は誘拐犯の動機が明かされたくらいで、それほど話としては進んでいないんですが、それでもおもしろかったです。。。

来週は最終回で、木幡の件も片付いてしまうんでしょうが・・・。

なんだかもったいない。

木幡は姿を消して、シーズン3へっていう展開もできますよ~。

そうして欲しいなあ~・・・。

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ところで、とうとう、瀧河はみんなの前で、自分の目の病気を告白しました。

覚悟がいることなのに・・・立派なひとだな~と。ポイントが急上昇。

治療に専念した方がいいのに、ずっと引きとめていた長嶋はどうなんだろ・・・。

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けれど、3か月、そんな瀧河に鍛えられて、桜木は格段に成長しました。

ほんとに逞しい。

最終回はきっと瀧河を助けつつ、大臣救出、木幡逮捕をやってのけてくれるでしょう。

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それから、最後に!

「それでも、生きてゆく」に続いて、また出身地が因島!!

こちらでは、畑山の出身地として因島が登場。

今って、因島フェアなの? 

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来週は最終回。期待しています~♪

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2011年9月13日 (火)

全開ガール・第10話

草太(錦戸亮)にフラれた若葉(新垣結衣)はヤケクソになって新堂(平山浩行)との結婚を進めていきます。

そんなところにリリカ(浅見れいな)が登場。

やはりビー太郎(高木星来)を引き取りたいと言い出し、若葉に弁護士として間に入ってほしいと頼みます。

草太は再びリリカがやってきたことで、ビー太郎を返す決心をします。

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リリカは、草太が若葉のことを好きで自分とNYに行くことを断ったのに、今はそよ子(漣佛美沙子)とグダグダしてるのを見て、腹を立ててるんですよね。

しっかりしろってキレてます。(笑)

まあねえ~、草太と若葉が一緒にならないことを怒る人がいるとしたら、リリカしかいませんもんね。

だから、再度の登場なんでしょうか。

あんなに泣いて空港でお別れしたのに、あっさり帰国。

あれは何だったの?(笑)

いえ、母と子が仲良しなのはいいことなんですけどね。

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懐いているビー太郎にわざとお前がいると邪魔だとキツイことを言う草太。

ビー太郎はリリカとNYに行くことに。

それをそばで見ていた若葉は草太の悲しみが手にとるようにわかるんですが・・・。

ビー太郎との別れを悲しむ草太を抱き締めるのは、そよ子・・・。

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草太、今度はそよ子に抱きしめてもらってます・・・。モテますね。

その上、

「結婚してください!」

「・・・うん」

そよ子が草太へのポロポーズ。

普通、反対でしょお~~に。さっすが草太。

草太のキャラにブレはナシ!狙ってますね~。笑わせてくれます。

全開ガール。

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草太はビー太郎を送り出した後はフランスに料理の修行に行くと若葉に告げます。

若葉さんはどうするんですか?と聞かれ、私は新堂さんと結婚しますと答える若葉。

でも、電話を終えた後、涙が止まりません・・・。

若葉は新堂になぐさめられ・・・。

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草太はそよ子に一緒にフランスに行ってくださいとプロポーズ?

そよ子は喜んでOKします。。。

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ビー太郎はもう日向(谷花音)と”お別れ”をしちゃったし、どうもNYに行くようですね。

保育園のお友達のビー太郎と日向。

大きくなったら結婚しようだなんて、幼馴染っていいなあ~。

励ましあって支えあってきた二人。

きっと大きくなっても、約束したこと覚えてるんだろうなあ~。。。

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若葉、草太、ビー太郎。3人がバラバラに。

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さあ~て、盛り上がってまいりました。。。

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最終回が楽しみですね~♪

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2011年9月12日 (月)

それでも、生きてゆく・第10話

あっと言う間の1時間でした。

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洋貴(瑛太)は双葉(満島ひかり)の行方を探すために駿輔(時任三郎)に会いに行きます。

駿輔は双葉と文哉(風間俊介)の母親の出身地は因島だと教えてくれます。

そして、母親はベランダから落ちた事故だったのに、文哉は自殺だと思いこんでいると話します。

.

双葉は車で、洋貴は新幹線で因島を目指します。

.

>うまくできてるもんで、新幹線なら追いつけますね。。。

双葉、関東から広島まで車でなんて勇気と体力がありますよね。。。

私はいわゆるサンデードライバーなんでそんな勇気も体力もないです・・・。

もうそれだけでえらいなあ~と尊敬です。。。

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双葉が電話ボックスの電話帳で母親の実家らしき家を調べていると、そこに洋貴が現れます。

「僕の車の中のやつ、持っていきましたよね?

返してください!」

洋貴の姿にビックリしつつ、双葉はナイフをいれたバッグを胸に抱いて奪われないように抵抗しています。

「あなたにできるわけないでしょ?」と呆れ顔の洋貴。

「深見さんにはできるんですか?人殺し、きついですよ」ムッとする双葉。

「全然わかってないっすね。

自分が人殺しになるより、遠山さんがなる方がきついっす。

正直ものすごい怒ってます。

ひとりで勝手にこんな・・・。俺達、そんな信頼ない感じだったんですか?」

「私だって同じです。自分がなるより深見さんがなる方がきついです」

双葉は降参してナイフを洋貴に渡します。

「ところで、ありました?

旧姓村上まさみというそうですよ」

母親の旧姓のことなどまったく頭になかった双葉はポカンと洋貴の顔を見上げています。

.

>旧姓も知らずとりあえずやってきた双葉・・・。

なんて詰めが甘い・・・。(笑)

.

「私はまだ0歳だったんで、兄みたいなのないんです。

私の母はやっぱりお母さんだから・・・」

二人は地図を広げ、母親の旧姓である村上という家を探しますが。

因島には村上姓が多く、結局は一件一件訪ね歩くことになります。

.

先に母親の実家を訪ね、そこにいた祖父母にあたる人たちに挨拶する文哉。

けれど、文哉の訪問にも二人は冷たく・・・。

親の反対を押し切り、勝手に出て行って、勝手に死んでしまった娘。もうウチとは関係ないんだよと言い・・・孫の来訪にもまったく喜びはなさそうです。

文哉は上にあげてもらい、始末してもう残っていないと言われる母の写真を探します。

けれど、時間をかけて探してもほんとに一枚も母親の写真はなく・・・。

文哉の様子を見に来た祖父母は帰ってほしそうな雰囲気を漂わせています。

「・・・僕の家にはお母さんと僕と赤ちゃんがいました。

赤ちゃんが泣くとああいやだ。もういやだとお母さんがそう言います。

お父さんはかえってきません。

お母さんはお父さんとハワイに行った話を何度もしました。

あんたたちが生まれてこなければ何回でもハワイにいけたのにと。

あんたたちが生まれてこなければ良かったのに・・・。

お母さんは洗濯物をもってベランダにいきました。

お母さんどこに行くの?と聞くと、天国のハワイにいくと言いました。

.

「お父さんと双葉と新しいお母さんを殺す夢を何度も見ました。

僕はいつか殺してしまうと思って・・・その前に死のうと思って・・・。

そしたら、洋貴の妹が歩いていて・・・。

『ネロは生まれて来ない方がよかったんじゃない。

悲しいことばかりなのになんで生まれてきたの?』

それを聞いて、お母さん、助けてって何度も叫んで・・・。

目が覚めたら洋貴の妹、三日月湖に浮いていました。

.

・・・大丈夫です。次はちゃんと自分を殺します」

文哉は祖父母が目をはなした隙に姿を消してしまいます。

.

祖父母が警察官を呼んで、文哉のことを話していると、そこへ双葉と洋貴がやってきます。

「自殺すると言っていた。祭りにいったんじゃないか?」

二人の話を聞いた洋貴と双葉は祭り会場へとむかいます。

.

草間真岐の事件が三日月湖の少年Aが起こした事件であることが週刊誌に掲載されるようになります。

そこには目元はかくしてあるものの、隆美(風吹ジュン)と灯里(福田麻由子)の姿が。。。

灯里はショックを受け、学校に行くのも嫌がるように・・・。

そんなところに、響子(大竹しのぶ)が訪ねてきます。

驚きで声も出ない隆美ですが、響子を部屋に招き入れます。

「15年前、週刊誌であなたの写真を見ました。お腹が大きくて」

隆美はうなづいて、背後に座っている灯里をちらっと見ます。

「私・・・その写真を見てあなたを憎みました。あなたもそうじゃありませんか?

気づいてたはずです。被害者家族の誰かが嫌がらせをしていること。

私たちに負けまいとしてずっとご主人と別れなかった・・・でしょう?

私、あなたと話したくて来たんです」

淡々と話す響子の様子に隆美も本当の気持ちを話す気に。

「はい。憎んでいました。

15年間、あなたのことを憎んで生きてきました。

事件の後、おなかの子を抱えて死ぬことも考えました。

でも、あなたの顔を思い出したんです。あの人には同情する人がいる。

私には死ねという人がいる。

この苦しみになんの違いがあるのかと思いました。

娘が殺されたこと。

息子が人を殺したこと。

苦しい。この苦しみになんの違いがあるのかと思いました。

あなたのことを憎んで今日まで生きてきました。

私は身勝手な人でなしです」

「・・・ほっとしました。

あなたがこの15年苦しんできたことを知って、今、ほっとしたんです。

私も人でなしです。

あなたたちを許せる日が来るとは今も思いません。

ただ、今朝、この写真を見てももう昔のような気持にはなりませんでした。

洋貴が双葉ちゃんと会った時と同じ気持ちです。・・・あの二人と同じです。

私たちは被害者家族と加害者家族だけれど、

同じ乗り物に乗っていて一生降りることはできない。

じゃあ、行き先は…?

一緒に考えないと・・・」

「言わないでください。

私はあなたのことを憎んで今日まで生きてきたのに。

そんなことを言われたら・・・」

隆美は涙でむせびます。

.

>泣かされました…。

一緒に考えないとっていう心境にまで響子が達してることに感動しました。

響子の心境の変化はほんとに丁寧に描かれてきてますから、この言葉が出てくるのも納得できました。

その上で、こう言った後の響子の表情がいろんな思いが混じっていて目が離せなかったです。

.

果樹園にやってきて、ひたすら頭を下げ続ける駿輔。

草間(小野武彦)はそんな駿輔を車に乗せ、病院へ行きます。

たくさんの機器に囲まれた中に横たわる真岐(佐藤江梨子)。

草間は絞り出すように言います。

「もうすぐ、自力では息もできなくなる・・・。

・・・延命処置をしたら、俺は孫に何も残せなくなる・・・」

どんなことをしても治療代を工面すると頭を下げる駿輔に・・・。

「あんた、これで生きていると言えるのか!

今からサインする。

父親が娘の命をあきらめるところ、あんたも目をそらさんで見とけ!」

草間は一度はくしゃくしゃにしてゴミ箱に捨てた延命治療を停止する用紙にペンを走らせます。

.

双葉と洋貴は祭りの人ごみの中に文哉を探します。

「深見さん、このまま放っておいたら・・・兄が自殺したら・・・。

深見さんは罪を犯さなくてもいいし、…みんなが楽になれるだろうし・・・」

双葉は文哉を探すのをやめようと言い出します。

洋貴はそんな双葉の話に戸惑いながら、ふと小学校のプールの柵に置かれたみかんをみつけます。

「文哉・・・」

洋貴はプールの柵を越え、プールの底に沈んでいる文哉をみつけます。

慌てて、飛び込んですくいあげる洋貴。

プールサイドに投げ出された文哉にすがりついて泣き叫ぶ双葉。

「お兄ちゃん!やだ!やだ!やだ~~!」

双葉の我を忘れた絶叫に、彼女の本音を知る洋貴。

洋貴は持っていたナイフを取りだすとテープを切り、心臓マッサージをはじめます。

「文哉、逃げるな!!!逃げるな!!!」

文哉は息を吹き返します。

ホッとする二人。

.

状況が落ち着くと、双葉はこっそり洋貴にたずねます。

「深見さん、どうして助けたんですか?」

「わかないっす・・・ていうか自分だって・・・」

「警察呼ぶんですか?」

「わかんないっすけど。あいつのこと信じてみようかと思って・・・」

洋貴の言葉にどこか安堵する双葉・・・。

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島の小さな食堂に腰を落ち着ける3人。

のんきな店主は注文を取ると、厨房に消えてしまいます。

「・・・お兄ちゃん、深見さんが助けてくれたんだよ。

深見さんが助けてくれなかったら死んでたんだよ」

双葉の言葉におとなしくうなづく文哉。

「自殺しようとしてたんだよね?」

「うん、またするから」

洋貴に感謝する気持ちもない文哉・・・。

「じゃあ、また助ける。逃がさない」

洋貴は目の前に座る文哉をじっとにらみつけます。

「・・・いろいろ聞いた。お前が自分自身を怖がってることも。

子供が生まれる前に殺したことも。

亜季に生まれてこなければよかったと言われたことも。

そんなくだらないことで(亜季を)殺したんだ。

俺さ、ずっとお前のことを探してたんだよ。

あのとき、この人(双葉)に止められなかったら、お前のことを殺して、刑務所に入ってたんだと思う。

何も感じないままそういう運命かと受け止めていたと思う。

でもこの人と知り合って、俺、変わったんだ。

いろいろあったんだよ。あれからいろいろ…。

もつれた釣り糸ほどくみたいにして・・・。

針とかぐいぐい刺さって痛くて、知るのが痛くて。でも知りたくて…。

だんだんほどけてきたら、どうしたいのかわからなくなった。

でも今はもうお前を殺そうなんて思えないんだ。

・・・昔、亜季が、なんでわざわざ悲しいお話を作るんだろう?って聞いてきたことがあったんだ。

悲しい話ばかりで。でも逃げたら悲しみが増える。

悲しいお話の続きは書き足すしかないんだ。

・・・いや・・・、ああ、もういいよ。

たださ、今朝、朝日を見たんだ。。

それで、また、今日が始まるんだなって思ったんだ。

楽しくても、辛くても、幸せでも、虚しくても、

生きることに価値があっても、なくても、今日が始まるんだなって。

そんなこと、あそこに住んで感じたことなんかなかったけれど。

この15年間、ずっと今日が始まるのが見えてたんだなって。

・・・うまく言えないけど、文哉さん。

俺はおまえと一緒に朝日をみたい。もうそれだけでいい」

洋貴は文哉の手をとって、心からの言葉を伝えたのに・・・。

文哉は、「ご飯、まだかな・・・」と厨房の方を見てそう言います。

「お兄ちゃん、お腹、すいてるんだよ。自首すればいいだろ?

謝ればいいのか?

ごめんな、洋貴。双葉、ごめんな」

さらりとそう発現されて二人は愕然とします。

隣でじっと洋貴の言葉を聞いていた双葉は、顔をゆがめてポロポロと涙をこぼします。。。

注文していた料理が運ばれてきて、洋貴は自棄になって料理を頬張り、自分をあざける様に笑い続けます。

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>おじさん、ポテトサラダをしつこくおすすめして、無理矢理注文させたくせにぃぃぃ!

なんでマカロニサラダなのよ~!

テレビを見ていた人は一斉に突っ込みをいれていたはず!!

ああ・・・でも、望んだものが出てこなかったのは洋貴も一緒かな。。。

文哉のもっと反省した反応を期待してたんでしょうけど。

だから、洋貴はオムライスの方じゃなく、マカロニサラダを自棄食いしてたんですね・・・。

う~~ん、なるほど。。。

深刻な話をしていたはずなのに、双葉も洋貴もマカロニサラダだったことを細かく指摘してましたね。こういうところがクスリとさせてくれます。

このドラマのチャーミングなところなんですよね。

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洋貴と双葉は文哉を出頭させるために警察署にやってきます。

けれど、何度でも自殺を試みてやると言い残して警察署に向かう文哉に。

双葉はブチ切れます。

妹を殺された洋貴があれだけのことを言ってくれたのに、どうしてちゃんと受け止めようとしないの?

どうしてわからないの?

双葉は文哉に駆け寄り、背中に蹴りをいれます。

そして、倒れたところを馬乗りになり、殴り続けます。

驚いた洋貴が後ろから双葉に羽交い絞めにしますが、突き飛ばされ・・・。

騒動に気づいて、警察署から出てきた警察官も突き飛ばされ・・・。

.

双葉は泣きながら、文哉を殴り続けるのでした。

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「ご飯まだかな」というセリフ。

文哉はプールに飛び込む前にも「お腹すいたな」って言ってるんですよね。

死にたいっていう意味なのか・・・逃げたいという意味なのか・・・。

洋貴の言葉は文哉の心に届いてないってことはないと思います。

でも絶望で未来が見えないんでしょうね。

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思えば、母親が亡くなって1年もたたないうちに駿輔は隆美と再婚したんですね。

母の死が文哉の心に深い影を落としてることは間違いなくて。

でも、父と子で悲しみを共有することなく、駿輔はさっさと再婚して新しい家族を作り直してしまい、暗闇に文哉だけ取り残されてしまったのかもしれない・・・。

そこらへんは、次回どう描かれるのか待ちたいと思います。

草間と真岐に対してどう償うのかも。

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前回、文哉相手に洋貴が暴れ、今回は双葉が暴れ、あっ!その前は響子が暴れ、怒りや思いを直接、ぶつけることで気持ちを浄化させているような・・・。

双葉にも心境の変化が訪れるのかも。。。

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ところで、前回のレストランの捨てたナプキンも、洋貴の留守電も。

相手は見ることも聞くこともなかったですね~。(笑)

ちょっと拍子抜け。だまされましたね。

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2011年9月 9日 (金)

金曜プレステージ宮部みゆきスペシャル「魔術はささやく」

3週連続スペシャルの3週目。

ものすごく楽しみにしてたんですが・・・。

驚きがほとんどなかったです。。。ちょっと残念。

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原作は読んでないんですが、端折りすぎてるんじゃないでしょうか。

単純なストーリーになってましたね。

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高木和子(木村佳乃)はあるマンションに住む家族のことを見守っています。

近所に住み、その家族に気づかれずに、ひっそりと。。。

家族の中に15年前に生き別れた弟、守(中村蒼)がいるから・・・。

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15年前、二人の父親が失踪。その後母親は心労でこの世を去り、姉と弟は別々の施設に引き取られ・・・。

年の離れた姉は幼い弟を手放してしまったことで自分を責め、名乗り出ることができないままでいるのでした。

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そんなある日、タクシーの運転手をする、守の里親(大杉漣)が人を引き殺してしまいます。

里親は相手が赤信号で飛び出してきたのだと警察に説明します。

和子が現場に駆けつけると、死んでいたのは和子の知り合いの理恵で・・・。

里親が警察にいる間、嫌がらせに遭う守を守ろうとうする和子。

和子は思いがけず、守に慕われることに・・・。

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また、和子の自宅のPCに送られてきた映像には自分から地下鉄に飛び込む敦子の姿が・・・。

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二人の死を知り、和子は幸美(小池栄子)のことを思い出します。

5年前、老人介護の仕事をしていた和子は幸美と知り合います。

幸美 は言葉巧みに和子とその同僚の理恵、敦子に近づき、老人介護詐欺の仲間に引き込みます。

詐欺はすぐに発覚。幸美は実刑、和子や理恵、敦子は裁かれずに済みました。

私たちを恨んでいる人物・・・それは幸美しかいない。

和子は幸美に会いに行きます。

けれど、幸美も和子の目の前で窓から飛び降り死んでしまいます。

・・・・・・。

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結局、.この時、詐欺にあった老人の親族が復讐をしていたんですが。。。

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それが、和子のカウンセリングをしていた女医(原田美枝子)さんで、初めからあまりにタイミング良く現れる人だったので、犯人でも意外性がなくて・・・。

サブリミナル効果や催眠術も心理学をやってる女医さんならお手の物でしょうし。

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そんな中、ちょっと驚いたのは、

女医の弟(眞島秀和)の遺影が不自然なほど大きくて、違和感ありまくりだったことと、

奥田瑛二さんの催眠術で操られた時の表情が・・・かなりおかしかったことかな。

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ラストは姉だと名乗らないまま。

でも遠ざかるわけでもないようで・・・。

名乗って、里親さんを含めて仲良くやっていくっていう方がすっきりした気がするんですが・・・。

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ちょっと残念なスペシャルでした。

それでも、こんな3週連続企画をまたやって欲しいです~♪

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2011年9月 8日 (木)

チームバチスタ・アリアドネの弾丸・第9話

桜宮の土手で女子高生の遺体が発見されます。

検死では死因はわからず、Aiセンターに持ち込まれます。

けれど、島津(安田顕)の診断でも死因を特定できず。司法解剖へ。

解剖は山岡教授が担当し、肋骨骨折はあるものの心不全と断定。

事件性なしの突然死とされます。

その診断にひっかかりを感じた笹井(小西真奈美)は、ひそかに再解剖を始めます。

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笹井は女子高生が首を絞められて殺されている証拠を発見します。

そして、肋骨骨折と扼殺は20年前の松崎事件と酷似していると確信します。

松崎事件の再来だ!

笹井からそれを聞かされ、驚く白鳥(仲村トオル)&田口(伊藤淳史)。

松崎(六平直政)が自由の身になった途端にこの事件。笹井は松崎を疑います。

父親の松崎と和解したばかりの島津はそれを聞き憤ります。

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松崎事件と酷似している事件が起きたと聞いた斑鳩(高橋克典)は宇佐見(福士誠治)に連絡をとります。

「やるべきことはわかってるな?」

「犯人を野放しにはしません。北山さんは正しかったんだ」

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>宇佐見が北山に心酔するようになったのは・・・。

子供たちを殺した犯人を追いつめ射殺した宇佐見を、北山が正当防衛としてごまかしてくれたからのようですね。

北山は自分が銃を撃ってから、犯人にその銃を持たせてましたが、硝煙反応とかいいのでしょうか・・・。

そんな昔のことではないでしょうに・・・。

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宇佐見は松崎を問い詰めます。

驚いた松崎は弁護士の尾崎(升毅)に連絡。尾崎は支援者の会の井野(甲本雅裕)と共に桜宮署に出向き、松崎にはアリバイがあることを伝えます。

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玉村(中村靖日)からそのことを聞いた白鳥は、斑鳩が宇佐見を使って何かしようとしてるのではと警戒します。

松崎が犯人なら冤罪もなかったことになり、警察の捜査が正しかったと証明できる・・・それは斑鳩の望むところだから。

白鳥は斑鳩に会い、その考えをぶつけますが、斑鳩は松崎から事情聴取をすれば、すべて明らかになると言うだけで取り合おうとはしません。

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笹井は白鳥と田口のところへやってきます。

3人で女子高生の死因について話していると、犯人は首を絞めて殺し、心臓マッサージで生き返らせるということを繰り返していたのではという結論に至ります。

そういうことを繰り返して全能感を楽しむ快楽殺人者もいますと田口。

快楽殺人は永遠に事件を繰り返す傾向がある・・・。

田口たちは松崎に直接会って聞いてみようということになります。

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けれど、自宅を訪ねると、そこには松崎の死体が・・・。

桜宮署は検死を行い、肝不全による病死と診断します。

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駆けつけた島津は横たわる父親を見て、「まだ親孝行してないのに・・・」と肩を落とします。

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そして、、殺害現場で発見されたマッチからは松崎の指紋が・・・!

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松崎は肝臓病だったと言われてましたが、きっと殺されているんでしょうね。。。

松崎にはアリバイがあるんですよね。パーティーを開いていたから。

ということは尾崎や井野にもアリバイがあるってことですよね。

でもこの二人は怪しい。。。

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ただ、あのマッチはパーティー会場のもの。

パーティー後に松崎が事件を起こせたのだとしたら、尾崎も井野にもできるってことですよね。

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とにかく・・・、次回が楽しみです。。。

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2011年9月 7日 (水)

絶対零度~特殊犯罪潜入捜査・第9話

前回、桜木(上戸彩)は畑山(堀内敬子)に銃を突き付けられたところで終わりました。

その畑山は通りに誰かをみつけ、怯えて逃げ去ってしまいました。

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さて今回は、外務大臣、柴崎(丹波義隆)の娘が誘拐されてしまいます。

10年務めているという秘書、関根(大谷英子)が犯人と通じているようで、瀧河(桐谷健太)たちは泳がせることに。

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関根の動きで犯人を特定しようとする瀧河ですが・・・。

警視庁のデーターベースは強化されたにもかかわらず、再びハッキングされ、捜査員の顔がネットでバラされてしまうし、警察無線も盗聴され、作戦の裏をかかれる始末。

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大臣が身代金の受け渡しに向かい・・・。

娘は解放されるかわりに、今度は大臣が拉致されることに・・・。

その大臣の様子が、ネットで生放送されることに。

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結局、後手後手にまわってしまう瀧河たち。

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犯人とは別に警察を翻弄しているのは、やはり黒幕。

今回はその正体・・・というか姿が明かされました。

コハタと呼ばれている男で、俳優はユースケ・サンタマリアさん。

畑山が誰かの姿をみて逃げたのは彼の部下?にあたる男がそこにいたからでした。

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畑山はコハタによって、IDを奪われ、「死んだも同然」状態。

ラスでは畑山が警察に出頭してきます。

桜木に話したいそうで、どうやらコハタを逮捕するのに協力するつもりらしいです。。。

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大臣は拉致されたまま、来週に持ち越しました。

黒幕も登場しましたし、おもしろくなってきましたね!

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桜木は瀧河が目の病気を患っていることに気づきました。

「あれこれ詮索はしません。でもほんとにつらい時は言ってください」と伝えます。

鋭い観察眼を手に入れた桜木の成長に瀧河はうれしいやら、情けないやら・・・。

ほんとに桜木は頼もしくなってます。オドオドしてませんもんね。

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現場からはずしてほしいと願い出る瀧河を慰留する長嶋(北大路欣也)。

でも目の病気で視野が狭くなってきてるなら、はずしてあげないといけないのでは・・・。

長嶋って健康オタクなのに、どうして治療に専念させてあげないんでしょうね。

本来なら上司が治療しろと言って、部下が言うことをきかないっていうのが普通なんですけど・・・。(笑)

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それから、黒幕はなんと!ユースケさんですよ~。

普通の人なのに、ハッキング&盗聴しまくり。

手強そう・・・。

畑山との詳しい関係は来週明かされそうですね。

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2011年9月 6日 (火)

全開ガール・第9話

おもしろかったんですが・・・。

あれじゃあ、そよ子は傷つくんじゃないのかしら・・・。

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若葉(新垣結衣)の弁護士事務所では、大クライアントのブライトン社が町の小さな玩具工房を特許侵害で訴えることになり、その準備を始めます・・・。

そこがイクメントリオの一人、西野(鈴木亮平)の勤め先で、もし裁判に負けると工房は閉鎖することに・・・。

草太(錦戸亮)らは大騒ぎ。

若葉が相手側の弁護士とわかって、草太はなんとか勝てるヒントだけでも教えてほしいと頼みます。が、若葉は弁護士としてそんなことはできないと断ります。

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若葉に断られたイクメントリオは今度は九条(青山倫子)に頼みに行き・・・。

それを知ったそよ子(漣佛美紗子)も手伝うことに。

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そよ子ってけなげですね~。すごい協力的で驚きました。完全に仕事より恋なんですね。

もっと驚いたのは九条。ビックリ。

そよ子と違ってキャリアもあるでしょうに。。。

意外にもサバサバした性格でCEOに直訴しちゃいました。

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若葉は、新堂(平山浩行)に閉鎖せずにいられる方法はないのかと聞いてみますが、僕を裏切らないでと言われてしまって、それ以上言えず・・・。

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しか~し、もっともめるのかと思いきや、問題はあっさり解決。

ブライトン社が玩具工房を買収することに。これで工房は一応存続。

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西野のために園長(竹内力)も桜川(薬師丸ひろ子)に直訴。

桜川がブライトン社の会長を説得したらしいです。

予告でこのシーンを見て、園長が桜川にプロポーズに行くのかと思ってしまったんですが、こういう流れだったんですね~。

お互いに初恋の人で、昔本気で告白していたら人生は変わったかもな~ってどちらも思ってるんですね~。

「大切なものは目に見えないといいますが、手探りでも、這いつくばってでも、あの思いを確かめるべきでした」と後悔の園長。

制服を着ての高校時代の再現シーンには、おお!ってなりました。

薬師丸さんはそんなに違和感はなかったけど・・・。竹内さんは・・・。

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自分を通り越して会長に話をもっていった桜川に不満のブライトン社のCEO。

元々通じていた新堂と手を組んで、桜川を追いやろうとするみたい。

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でもどうやら、こうなることも新堂の狙いどおりだったようで・・・。

事務所を乗っ取るために画策してたってことなんですか・・・。

う~~ん。

若葉には、当然自分についてきてほしいという新堂。

桜川を裏切れるのか~若葉・・・。

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お父さんはハガキで、

正直だけがお父がお前に渡せた取り柄だから。自分の正直を守りなさいと書いてきていて、若葉が道を誤らないように諭してます。。。

これだけ聞くといいお父さんです。。。(笑)

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そんなこんなをふまえ、若葉は後悔しないために草太に告白しにいきます。

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けれど、草太は先に新堂から、若葉の夢をかなえてやれるのは自分だけ。邪魔しないでほしいと言われており、若葉の告白にも暗い顔・・・。

身を引く決意をしたのか・・・、そよ子とつきあうと若葉に宣言してしまいます。

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若葉も新堂と婚約したまま、草太に告白しにいっちゃうし。

草太はその場しのぎで?そよ子とつきあうと言い出すし・・・。

どっちもなんか中途半端じゃないの~~~。

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新堂はどうやら本気で若葉を想っているようですね。

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今後の展開が楽しみです。

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ところで、九条は林(荒川良々)が好きなのかしら?

それとも、単なるお酒好き?(笑)

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2011年9月 4日 (日)

それでも、生きてゆく・第9話

響子(大竹しのぶ)と文哉(風間俊介)の乱闘騒ぎを聞きつけて、耕平の妻、由佳(村川絵梨)が駆けつけます。

響子は警察を呼ぶように指示した後、倒れている文哉を引っ張りおこします。

「どうして亜季を殺したの?」

「たまたま道で会ったから。別に誰でも・・・」

文哉はそういうと、「逃げないで~!」と泣き叫ぶ響子を振り切って姿を消します。

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『・・・どこか遠くで、二人だけで・・・』

洋貴(瑛太)の告白ともとれる言葉を聞いた双葉(満島ひかり)は、気持ちを立て直します。

「はい・・・はい。・・・死にたいなんて言ってごめんなさい」

双葉は平静を装い話を変えます。

「どこですかね・・・。兄と会ったときにほんとのお母さんの生まれた場所のことを話していて、私も一緒に行かないかって言ったんです・・・」

洋貴の携帯が鳴ります。

「ふかみ」からで、文哉がやってきたことを告げるものでした。

慌てて車を発進させる洋貴・・・。

双葉は車の半開きのグローブボックスにナイフをみつけます。

双葉の視線の先に気づいた洋貴はさえぎるように勢いよくグローッボックスを閉めます。

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響子の無事を確かめ、安心した洋貴は双葉を三崎家まで送ります。

「・・・兄と会ったら何を話すんですか?」

「話せんのかな?

・・・あ、あれ、あるじゃないですか?あの、人体模型・・・。

昔、亜季が死んだ後、あれをみながらよく思ったんです。

心はどこにあるんだろうって。

あの模型には心がないじゃないですか?

俺って、これと同じなのかなって思ってました。

文哉もそうかもしれない。心がないのかもしれない。

だったら話なんかできないですよね・・・」

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文哉は指名手配となり、駿輔(時任三郎)は息子を逮捕してほしいと警察に頼みます。

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「ふかみ」を出た文哉は三崎家へとやってきます。

玄関に立つ文哉を見て、腰を抜かす隆美(風吹ジュン)。

「・・・文哉・・・、どうしてここがわかったの?」

「迷惑ですか?」

「ううん、上がって」

灯里(福田麻由子)がそこへやってきて、隆美は文哉を紹介します。

声を出せず、固まっている灯里・・・。

「鍵しめてもらえませんか?警察はえらそうだから、捕まりたくないし」

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>どうして文哉は三崎家を知ってたんでしょうね。

祖母の老人ホームも知っていたし・・・。

もしかして、文哉の方は双葉たちの行方を追っていたのかもしれないですね。

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洋貴の車が三崎家の前で止まります。

「もし文哉から連絡が来たら・・・」

「警察より先に連絡します」双葉はしっかりした口調で約束します。

洋貴も車を降りますが、隆美が家から出てきたのを見て、再び車に乗り込んで帰っていきます。

その洋貴を三崎家の2階の窓から、じっとみつめている文哉・・・。

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双葉が家に入ると、文哉は2階から降りてきます。

文哉をみた途端、双葉の顔色が変わります。

「110番したの?」

「お父さんが帰ってくるまで待とう…」

隆美はかすれた声でそう答えます。

灯里は姉と母の後ろで怯えてうつむいたまま・・・。

「僕はどこで寝ればいいの?狭い家だよな?狭くないか?

父さん、ちゃんと働いてるのか?」

文哉の横柄な口ぶりに双葉はカッとなります。

「クリーニングの配達してる!汗かいてがんばってるよ!」

「晩御飯なに?」

隆美は灯里に何かを買いに行かせようとしますが、文哉は反対します。

「外、出たらその子、裏切るかもしれないし」

「何、言ってるの?」

双葉は兄に食ってかかります。

「この15年間、みんながどういう思いで・・・!」

「お兄ちゃんのこと恨んでたんだろ?」

「恨んでなんかいないよ!だから家族みんなつらかったんじゃない!

なんであんなことしたの?私のせいなの?

だったら私を殺せばいいじゃない!!

もう取り返しがつかないんだよ。わかってんの?

お兄ちゃんのやったことは、お金とか物とか奪ったんじゃないんだよ!

命だよ!命を奪ったらもう償えないんだよ!!」

双葉に責められた文哉はそばにあった鋏を振り回し・・・。

「死んだ人はいいよ。死んだ人はそこで終わりだけど、

殺した方は生きてかなきゃあいけないんだよ。

お兄ちゃん、かわいそうなんだよ!!」

双葉は文哉の言い草に怒りを通り越して呆然となります。

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家に駿輔が帰ってきます。

瞬時に部屋の中の空気を察した駿輔は、静かに文哉に語りかけます。

「文哉。おかえり」

「…ただいま・・・」

駿輔が話しかけると、コロッとおとなしくなる文哉。

駿輔は文哉の手に握られたままの鋏を抜き取ります。

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>ここを見て、文哉ってほんとにお父さんっ子なんだなと思いました。

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「・・・父さん。何十年でもお前が帰ってくるのを待つから。

だから、お父さんと一緒に警察行こう」

「また僕を見捨てるんですか?

東京で会ったよね。

父さん、見て見ぬふりして。捨てたんだよね。邪魔だったから」

「・・・すまなかった」

「そうやって母さんのことも見殺しにしたんだ」

駿輔は話が突然、文哉と双葉の母親の話になって驚きます。

「どういうことだ?

お前のお母さんはベランダで洗濯物を取ろうとして・・・」

「俺と双葉の目の前で母さんは飛び降りたんだ」

文哉は双葉のそばに移動して話を続けます。

「双葉も一緒に見たんだよ。

双葉は赤ちゃんだったからおぼえてないかもしれないけど。

母さんがこっちをみながら夜の闇の中に落ちていくのを・・・」

「何を言ってるんだ?警察が現場検証もした。目撃した人もいた」

駿輔は説明しますが、聞こうともしない文哉。

「あなたに絶望して、僕たちに疲れて母さんは死んでいったんだ。

双葉、お兄ちゃんと一緒に行こう」

双葉は断固として首を横に振ります。

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>実母のことで何かあるんでしょうね。

母親は自殺?

駿輔はそのことを知らないのか、文哉がそう思いこんでいるだけなのか・・・。

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双葉は兄の目を盗んで、洋貴にメールを送っていました。

洋貴はそれを見て、あわてて引き返してきます。

三崎家の前で車をとめて、歩き出したところで、文哉と鉢合わせする洋貴。

駿輔が家から出てきて、洋貴の注意が逸れた瞬間、文哉は脱兎のごとく駆け出します。

そんな文哉を洋貴と駿輔は追いかけます。

駿輔はすぐに失速、洋貴は文哉を追いつめます。

やがて、二人は取っ組み会いのケンカに。

洋貴は壁に打ち付けられ、気を失ってしまいます。

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>三人三様の走り方で。それぞれのキャラが出てましたね。

文哉の疾走は怖いくらいでした。

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三崎家で、双葉に氷水で頭を冷やしてもらう洋貴。

「ほかに痛いところないですか?」

「はい・・・あ、眉毛の横のところがかゆいです」

「この辺ですか?」

双葉は真剣な表情で人差し指で洋貴の眉あたりを掻いてあげます。

「強弱的には?」

「・・・強で」

おかしな会話が、ふわふわとした空気を作り出し、二人とも表情が緩みます。

「何が食べたいですか?

私、作ります。なんでも作れるので。大抵のものは。何が食べたいですか?」

「・・・冷凍みかん、作れないですか?」

「作れます!

実力の100億分の1くらいで作れます。

冷蔵庫にいれるだけなんで」

ムッとした双葉はちょっと非難めいた口ぶりになります。

「冷凍ミカンは冷蔵庫では作れません。冷凍庫でないと」

洋貴はさっそく揚げ足を取ります。

キッとなる双葉。

「冷凍ミカンは料理じゃないです。ほぼ素材です!

おかゆとか作りますね!」

双葉がキッチンに立つと、洋貴はその背中に向かって今夜のことを話し始めます。

「・・・逃げられました。もう少しだったのに。

(グローブボックスの)あのナイフを持っていかなかったんです。

なんでか置いてってしまって・・・」

「良かったです。あっ、いや。兄のことじゃなくて、深見さんに人を殺してほしくないから。

深見さんにはそういうのが似合わないです。

ナイフより冷凍みかんが似合ってる」

今度は洋貴がムッとします。。。

「放っておけっていうんですか?

これから一生。またあんな思いしながら生きてけっていうんですか?

責任能力がないってことで、また裁判されないまま出てくるんだ。

亜季のことも、あの家に人たちのことも忘れて、また平気な顔して・・・。

そして、また同じことを・・・誰かに。・・・無理です。

次は忘れないようにします」

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>これはもう・・・イチャイチャしてるとしか・・・。(笑)

どこでも、どんな状況でも、恋してる二人にとっては関係なくなっちゃうんですね~。

最後の方は文哉のことで、洋貴は言いすぎですね。

双葉は苦しんでいるのに・・・。

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五月が久しぶりに「ふかみ」にやってきます。

「犯人が三日月湖の少年Aだとわかったら、あの家族は日本中から石を投げられると思います」

「・・・家族が事件を起こしたわけじゃない」

「遠山(双葉)さん、どうしてるんでしょうね。

怒るのが下手な被害者家族と、謝るのが下手な加害者家族。

・・・不思議な二人。・・・支えあってますよね?」

五月は洋貴を見ますが、洋貴は無表情を貫いています。。。

「・・・もしあの人のことを大事に思ってるなら、復讐なんて考えは捨てた方がいいと思います。

あの人のことを追い詰めるだけだと思います・・・」

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文哉の起こした事件がニュースで放送され始めます。

週刊誌などにみつけられる前に三崎家は再び引っ越しすることに。

駿輔は今後は3人と別行動し、文哉と向き合う覚悟をしたようです。

「お前たちはお前たちの人生を生きてくれ」

4人は泣きながら最後の食事をとります。

隆美と灯里をトラックに乗せて、駿輔は引っ越し先まで送っていきます。

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双葉は洋貴たちに挨拶をしにいくと言い、3人を先に行かせます。

ほんとに向かったのは真岐の病院でした。

双葉はニュース映像で見た真岐の娘に会いに行きます。

草間(小野武彦)は快く会わせてくれます。

双葉は娘が大事にしているぬいぐるみのほころびを直してあげます。

その後、草間に深々と頭を下げる双葉。

「頭、下げんでいい。今は謝ってもらう気にならん。

あいつを殺してやりたい。でも俺まで刑務所に入ったら…」

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>草間は優しい人ですね。。。ほんとに。

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双葉は病院からの帰り道、洋貴からの着信を無視し・・・。

静かに・・・ある決心をします。。。

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双葉はレンタカーを借り、「ふかみ」へ向かいます。

そして、洋貴の車の中にこっそり冷凍みかんを置いて立ち去ります。

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去っていく車に気づいた洋貴は、さっそく車の中の冷凍みかんをみつけます。

そのみかんには「がんばる」顔の絵文字が。

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双葉は思い出を辿るように洋貴と初めて行ったファミレスに立ち寄り食事をします。

『深見さんへ ごめんなさい 好きでした 』

ナプキンにそう書き・・・。けれど、それでうっかり口元を拭いてしまい・・・。

双葉はため息をついてナプキンを丸めると灰皿に捨ててしまいます。。。

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冷凍ミカンを食べた洋貴は双葉の携帯にメッセージを残します。

「あのう、この前言ってたことなんですけど・・・。

人体模型の話。

あれから思ったんですけど。

心って大好きだった人からもらうものだと思うんです。

亜季や父や母から心をもらいました。

人を好きになるとその人から心をもらえるんですよね。

それが心なんですよね。

遠山さん、あなたからももらいました。

だから、復讐より大事なものがあるんじゃないかって思って。

今からそっちに行きます」

洋貴は双葉の顔が見たくて、いてもたってもいられず、走り出します。

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五月に忠告されたからなのか、双葉から優しい贈り物をもらったからなのか、多分その両方から・・・。

洋貴が復讐ではない道を探し始めた矢先・・・。

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洋貴は車に乗り込んだところで、グローブボックスに入れたままにしていたナイフが無くなっていることに気づきます。

「・・・え?」

冷凍みかんを置いた時に、彼女が持っていったんだ・・・。

洋貴は動転してしまいます。。。

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双葉は洋貴とは真逆の行動に出ようとしていました・・・。

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因島行きガイドブックを助手席に置いて、双葉は車のエンジンをかけます。

「よっしゃ!いくぞ!!」

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先週に続き、今週のラストも洋貴の告白。

文哉が現れて、洋貴の気持ちが復讐にぐらつくことはあっても、、結局はそれよりも双葉を選びたいと言ってるんですよね。2度とも。

洋貴の立場からしても、すごいことですよね。

先週のは、双葉がごまかしてしまいました。

今週は気持ちが違う方向を向いていて・・・。

あのくしゃくしゃになったナプキン、洋貴が見るんでしょうね。多分。

恋の行方・・・もすごく気になります。。。

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文哉については、もう何を言うかとか想像もつかない。

まだまだ隠されていることもありそうですね。。。

双葉への執着も普通以上だと思います。

何かきっとあるんでしょうね。。。

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最終回まであと2回。

どういう結末を迎えるのか、気になって仕方ありません。。。

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2011年9月 3日 (土)

金曜プレステージ・夏樹静子サスペンス「検事・霞夕子~無関係な死」

今回は第2弾。主演は沢口靖子さん。

しかし、バタバタしていて、じっくりは見られてません・・・。

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そんな上で、勝手な感想を言うと、夫役はダンカンさんじゃない方がよかったなあ~。。。

ごめんなさい・・・。

夫のDVに悩む者同士の交換殺人でしたが・・・。

これもちゃんと見てないのに言ってしまうと、もうちょっと根性のある人をパートナーにしないとなあ~・・・。

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ところで、

今夜は中国・四国・関西地方に台風が接近中。

ピンポン~ピンポン~と音がして画面上部にお天気情報が流れることがとっても多かったです。

鳴りっぱなしだなと思う時も・・・。

中には竜巻注意報もあって緊張しました。

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ちょっと怖いですね~。

台風の通過地域のみなさん、お互いに警戒して過ごしましょう。

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来週は第3弾。宮部みゆきさんの「魔術はささやく」。

集中してみたいと思います。

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2011年9月 2日 (金)

チームバチスタ・アリアドネの弾丸・第8話

なんと!

今回はあらたな事実が判明。新展開です~。

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宇佐見(福士誠治)に撃たれた田口(伊藤淳史)の手術はジェネラルチームが担当。

田口は2,3日でベッドを離れて歩けるようになります。

北山審議官(尾美としのり)は自殺と断定され、島津(安田顕)は釈放されます。

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>瀕死の重傷かと思ったら、そんなことはなくて田口はあっさり復活です。

良かった。白鳥の慌て方はすごかったですね。

俺があんなところで声をかけたから撃たれてしまったと謝るんですが、ほんとに謝るのが苦手そうでした。(笑)

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松崎事件のやり直し裁判の判決は無罪。

松崎は自由の身となります。

警察の代表として斑鳩(高橋克典)が記者会見を行いますが、そこで語られたのは北山審議官の自殺のこと。

冤罪事件を後悔して北山審議官が自殺したことを公にすることで、会見は謝罪せずに切り抜けてしまいます。

北山審議官はまだまだ精度の低かったDNA鑑定を信じたばかりに冤罪に・・・その言いっぷりはまるで当時、司法解剖をした笹井(小西真奈美)の父親を悪者にした内容で須賀(市川知宏)や田口は反発します。

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島津がもどってきたことで、あらたにAiセンター運営会議が開かれます。

そこで、斑鳩が島津は実は松崎の息子だったと爆弾発言。

「お前はわざと北山審議官の自殺を実行させたんだ。

友野さんの録音を聞いて、あえて誰も知らせずに計画を実行させたんだ」

斑鳩は島津に責めます。

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それを聞いて、白鳥(仲村トオル)と田口も動機がみつかったと納得します。

二人も島津を疑っていたようです。

白鳥は、北山審議官を殺した弾丸がなぜ貫通してなかったのかが引っかかっていました。

「Aiセンターの縦型MRIでは、磁場が強く弾丸は脳を貫通し、機械にあたって爆発してたはず。

でも、事件の時は磁場の位置が低く設定されていて、巧妙に貫通しないように設定されていた。

磁場の調整ができるのは島津先生だけだ」

島津は苦笑い。

「だったら、何なんだ?勝手に自殺計画をたてたのは北山だ」

島津は友野のパスワードを調べて、中に保存された北山と宇佐見の密談を聞いていたのでした。

「それで磁場を急いで設定しなおした。爆発させてなるものかと。

計画そのものをやめさせなかったのは、アイツが俺の親父の人生を狂わせ、Aiセンターもつぶそうとしたから。

俺はただ北山がより安全に死ねるようにしてやっただけ」

斑鳩は島津を殴り、部屋を出ていきます。

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床に倒れている島津の前に立ち、深々と頭を下げる笹井。

「松崎さんの鑑定を行ったのは私の父です」

「知ってた・・・。当時の鑑定がどれほど曖昧なものだったか。

あんたの親父さんもうまく利用されてた。あんたに謝ってもらってもなあ~」

島津はバツが悪そうに頭をかいています。

「もう会ったの?お父さんに?」

「会えるわけないだろ。無罪判決が出て一番許せないのはこの俺だ。

当時DNA鑑定を信じて父親を信じなかったから。自分の身を守るために父親を捨てた。

会いになんていけるわけがないだろ」

「・・・私も父を責めた。

毎日解剖するようになってわかった。ミスをする人間なんていない。

謝ろうとする前に父に死なれてしまった。

そんな簡単なことがどうして言えなかったんだろう。

でも、あなたはまだ会える。

お父さんが会いたいのはあなただと思います」

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その言葉に背中を押されたのか、島津は松崎に会いに行き、親子は和解します。

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笹井は斑鳩と会い、きちんと別れを告げます。

「死因究明の領域を誰にも侵されたくないの。警察にもAiにも。

もう二度と警察に隙を見せないわ」

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行方をくらましていた宇佐見が斑鳩に電話をしてきます。

「斑鳩さん。まだ、終わってなんかいない。

松崎が犯人じゃないなら、誰が犯人だというんですか?」

宇佐見のその言葉に、斑鳩は北山の遺志を引き継ぐと宣言します。

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驚きました。島津が松崎の息子だったなんて。

それを当時捜査していた北山審議官や用心深そうな斑鳩が気づいていなかったなんて・・・。

でも、松崎と島津って、あまりにも似てない・・・。

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今度は松崎事件の方での犯人探しになるみたいです。

ちょっと本筋からはずれそうですけど、それはそれで興味津々。

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来週も楽しみです。

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2011年9月 1日 (木)

それでも、生きてゆく・第8話

名作ですね。

ドラマ内ではじめに懸念されていたことがここにきて、現実になってきて、いろんな人々が試されようとしています。

後半を迎えて、迫力が増してまいりました。。。すごいです。

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駿輔(時任三郎)は文哉(風間俊介)に会おうと果樹園にやってきます。

けれど、文哉の部屋では真岐(佐藤江梨子)が倒れており・・・。

経営者で父親である草間(小野武彦)は衝撃を受け、放心状態のまま、真岐に付き添って病院へと向かいます。

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果樹園に残った駿輔は妻の隆美(風吹ジュン)に電話し、文哉がまた人を傷つけたかもしれないと告げます。

「・・・とにかくすぐに出かけられる準備をしておいて」

隆美は気配を察して不安がる灯里(福田麻由子)に、

「大丈夫よ、何があっても母さん、あなたを守るから!」と抱き寄せます。

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果樹園にやってきた洋貴(瑛太)と耕平(田中圭)も駿輔から詳細を聞かされます。

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「ふかみ」では、響子(大竹しのぶ)と双葉(満島ひかり)が楽しげに食事をしています。

けれど、二人の会話をさえぎるように、テーブルに出しておいた双葉の携帯が鳴りだします。

・・・電話をかけてきたのは文哉でした。

「お兄ちゃん?

ああ、びっくりした。

今、どこ?深見さんと一緒じゃないの?どこにいるの?

私はね、今、三船湖の深見さんちに、深見さんのお母さんと一緒にいる・・・。

ねえ、お兄ちゃん、今から会おう」

「・・・双葉。

お前がイヤだっていうからこんなことになった・・・。

・・・・・・。」

双葉の表情が強張り、それを見ていた響子はひどく心配しますが・・・。

双葉と文哉の会話が終わった途端、今度は「ふかみ」の電話が鳴ります。

響子は耕平によって、果樹園の娘が文哉に襲われたらしいと知らされます。

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「・・・お風呂わいてるわよ」

響子はぼんやりと突っ立たままでいる双葉に話しかけます。

「・・・亜季がいなくなった日もね。

警察からの連絡を待ってる間、主人と言いあったの。

お風呂入るか入らないかで。でも入らないまま、朝になった。

警察が来て、亜季のことを聞いて、結局そのまましばらくの間、お風呂のことなんか頭に浮かばないようになっちゃって・・・。

あなたの家もそうだった?」

双葉はコクリとうなずきます。

「みんな臭かったでしょう?

・・・ご飯とお風呂は済ませられるうちに済ました方がいいのよ。

また長い一日が始まるかもしれないんだから」

「・・・・・・」

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駿輔や洋貴らが病院に到着した時もまだ真岐の手術が続いています。

あまりのショックに現実を受け止められないまま、孫娘の面倒を見ている草間。

駿輔と洋貴、耕平は入院のために必要なものを買い揃えて草間に渡します。

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そこではじめて洋貴と耕平は草間に自分たちの素性を伝えます。

「・・・ああ、深見さんでしたか。

(文哉が)うちに来たときに大体のことを聞いてます。

亡くなった方のためにも、あいつに真っ当な人生をと思っていましたし。

娘もあいつが気に入っていましたし。

まさか、まさか、俺が雇ったやつがこんなことを・・・」

草間はそこまで話して、言葉を詰まらせます。

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そんな草間に手術を終えた医師が真岐の容体を伝えに来ます。

「脳挫傷が広範囲で、意識が戻る可能性は低く・・・」

「以前の同僚にも同じ状況の人がいました・・・」

草間はようやく娘の状態を正確に理解し、絶望で泣き崩れます。

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>草間の背後で、真岐の子供の面倒を見てる駿輔が映っていて。

本物の家族は文哉から距離を置き、文哉を受け入れた家族はこんなことに。

皮肉なものですね・・・。

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「ふかみ」では双葉が出かける用意をしています。

「・・・私、会いに行ってきます」

響子は驚いてたずねます。

「誰に?洋貴?お父さん?お兄さん?」

双葉は何度も首を横に振り、絞り出すように声を出します。

「あ、あの・・・被害者の方に」

双葉は深々と頭を下げ、「ふかみ」から出ていきます。

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病院から姿を消す駿輔。

洋貴は、車が行き交う道路の真ん中をフラフラと歩いている駿輔をみつけ、路肩へと連れ戻します。

駿輔は憔悴しきった表情でその場に座り込みます。

「このまま、生きてても償えるんでしょうか?償いきれるんでしょうか?

15年かかっても償いきれないのに!」

肩を震わせ泣く駿輔。

「・・・さっき。草間さんが買ってきてくれました。

あなたの分だとおっしゃってました」

洋貴は駿輔にコンビニの袋の中のパンを見せます。

道路には駿輔の財布が落ちています。

洋貴がそれを拾うと、中が見えて・・・。

そこには駿輔と隆美、双葉と妹、4人の笑顔の写真が。。。。

洋貴は背中を丸めてうずくまっている駿輔に目をやり、複雑な表情を浮かべます。

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>ああ、そうか・・・。

4人の写真を見て、どうして複雑な表情をするんだろうと思ったら。

15年かかっても償えない・・・と駿輔は言っているけれど、文哉の居所を探そうとせず、4人の生活を大事にしてきたんですよね。

それは償っているとはいえないと洋貴は再び思ったんでしょうね・・・。

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「ふかみ」では、一人で店番する響子のもとに耕平の妻、由佳(村川絵梨)と孫がやってきます。

由佳は「ふかみ」のお客さんに荷物を持ってもらったと言い、男に中に入るように促します。

由佳の背後から現れた男を見た途端、響子は戦慄を覚えます。

文哉でした・・・。

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>双葉が言っちゃったんですよね。場所を・・・。

うっかりさんだと思う・・・。双葉。

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真岐の状態から事件性を疑った消防は警察に連絡。

病院に警察官がやってきます。

草間から事情を聴いていた警察官は文哉のことを聞くと態度を一変させます。

病院に戻っていた駿輔は自分が文哉の父親だと名乗り出て、草間とともに警察にむかうことに・・・。

そんなところに双葉がやってきます。

「お父さん・・・」

駿輔に話しかける双葉を見て、草間は初めて感情を爆発させます。

「あんたの娘か!

娘がいるのか?

帰してくれ!俺の娘返してくれ!!」

草間は警察官に抱きかかえられるようにしてパトカーに乗せられます・・・。

駿輔もそのあとに続きます。

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病院の玄関でひとり棒立ちになっている双葉に声をかける洋貴。

「・・・遠山(双葉)さんのせいじゃないよ」

「・・・いえ、私のせいです!

・・・お兄ちゃんがそう言ってたんです・・・。

『おまえがイヤだっていうから、こんなことになったんだ。

双葉のせいでまた人殺した』・・・って・・・」

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「ふかみ」では由佳と孫が奥の部屋へと姿を消した後、響子は文哉に話しかけます。

「文哉くん?」

「・・・はい」

「今日ね、洋貴出かけてるの。なんの用?」

「妹を迎えに来ました」

「妹さんも洋貴と一緒よ。千葉の農家で娘さんが襲われたの。こん睡状態らしいわ。

かわいそうにね。お子さんもいるみたいなのに。

無念だったと思うわ。そう思わない?」

響子の感情は次第に昂り・・・。

「・・・わかりません」

「わからなくないでしょう?」

「わかりません」

「あなたがやったんだから!」

「忘れました・・・」

響子は文哉につかみかかります。

「忘れたんなら、思い出しなさいよ!」

文哉は響子から逃れようともがきます。

「無理です、そういう病気なんです。

病気って自分じゃどうしようもできないからっ」

響子は文哉の頬を叩きます。

それをきっかけに嫌がる文哉を押さえつけ、亜季の思い出話を無理やり聞かせる響子。

「あなたが殺したの!

私、あなたが中学生だったとしても!心を失ったんだとしても!

私はあんたを許さない!!」

文哉は叫び声をあげると、響子を突き飛ばし、体の上に覆いかぶさり首を絞めはじめます。

「殺しなさい!!

私は絶対にあなたが死ぬまで死なないから!!」

ふいに響子の首をしめる手の力が抜け、文哉はうっとりと宙をみつめ・・・。

「・・・亜季ちゃん、キレイだった。

三日月湖に浮かぶ亜季ちゃん、キレイだった。

それだけはよく覚えてるんです。

だからお母さん、そんな落ち込まないで・・・」

響子は椅子の足をつかむと、力いっぱい文哉を殴りつけます・・・。

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双葉を自宅へと車で送っていく洋貴。

双葉の死にたいというつぶやきを聞いて洋貴は車をとめます。

「・・・別に死ぬのは結構ですけど、

遠山さんが死んだら・・・俺も死ぬと思います」

洋貴の言葉に双葉は面食らいます。

「は・・・、何言ってるんですか?私と深見さんは加害者と・・・」

「そんなのどうでもいいだろっ!

死ぬとか言うなよっ!!

あんたにそんなこと言われたら、俺は・・・俺は・・・」

洋貴はハンドルにもたれかかり、必死で心を静めます。

「・・・できるものなら、何もかも忘れて・・・、

できるものなら、何もかも投げ出して・・・、

どこかずっと遠くの・・・、誰も知らない・・・、

僕らのことを誰も知らないところへ行きたい・・・。

・・・二人だけで・・・」

双葉は洋貴の横顔をそっと・・・息をひそめるようにしてみつめています。

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いつからか双葉の悲しみは、もう双葉だけのものではなくなっているのでした・・・。

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あなたが死んだら、僕も死ぬと思います。

寡黙な洋貴の心の中で、双葉への想いが深く育っていたんですね。

ドキッとするセリフでした。

重苦しいそれまでの展開が一気に吹き飛んでしまうような感じでした。

まさに恋とか愛の力は強いです。

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響子と文哉の乱闘。すごかったですね。

でも、気持ちをぶつける響子を見ていて、文哉相手にこれだけのことが言えて、気持ちが浄化される部分があるんじゃないかと思いました。

吐き出す方がいいですものね。

それと、今まで人づてにしか聞いてなかった「文哉は反省してない」という言葉。

まわりがそう判断してるだけで、本人の思いはどうかはわからないと思っていたんですが、みんなの証言のとおりだったんですね。

病気のせいにしようとしたり、記憶にないと言ったり、あれでは響子はたまったもんじゃありません・・・。

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しかし、文哉はどうしてあんなに双葉に執着してるのか。

亜季のことも真岐のことも、双葉のせいってどういうことなんでしょうね。

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もうあと2時間弱で9話がはじまります。

ま、間に合った~!

楽しみです!!

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※過去の記事

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話

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