マルモのおきて・第7話
今回は、子どもたちのママが登場。
さあ、どうなったでしょう・・・。
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マルモ(阿部サダヲ)は薫(芦田愛菜)と友樹(鈴木福)の誕生日がもうすぐやってくることを知ります。
さっそく何がほしいのかたずねますが、
二人は「サンタさんにお願いしたからマルモには言えない」と教えてくれません。
さらに食い下がるマルモですが、
「パパが言ってたの。他の人には言っちゃダメって。だからナイショ!」と薫。
「サンタさんとの秘密にしないといけないから。ナイショ!」と友樹。
「笹倉ぁ~。。。余計なことを・・・」
困り果てるマルモ・・・。
マルモはムックにも聞き出してくれと協力をもとめますが・・・。
ムックは薫と友樹からジャンケンに勝ったら教えてあげる~と言われるものの、グーしか出せず・・・敗退・・・。
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>かわいい。ムック。マルモに協力しようとがんばってますが、グーしか。。。
ところで、お誕生日なのに、欲しいものはサンタさんにお願いしたからって。
年末まで待つつもりなんですね~。二人とも。
マルモはタコさんウィンナーを作ってくれればいいって。(笑)
飾りウィンナー、そんなに好きなのかい。
>ここに出てきた交番の警官もおもしろかったですね~。
不審者の似顔絵はマルモにそっくりで大笑い。
しかも、子どもたちの誕生日を知らないので、またまたほんとに保護者なのかと疑われてたし~。
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会社でマルモが子どもたちのサンタの話をすると、
同僚はそういうのはどこか大事なところにしまってあるはず~とアドバイスしてくれます。
マルモは二人が寝静まった後、子ども部屋を捜索をはじめます。
でも、みつからず・・・。
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一方、薫と友樹が小学校から帰る途中。
その姿をじっと見守る女性(鶴田真由)がひとり・・・。
突然、友樹が自転車とぶつかり、驚いた女性は二人のもとに駆けつけます。
女性はケガをした友樹とショックを受けている薫を公園に連れて行き、手当てをしてくれます。
そして、クッキーをくれようとしますが、「知らない人から受け取っちゃダメだから」と二人は断ります。
気を悪くした様子もなく、えらいねと微笑む女性・・・。
二人は偶然通りかかった彩(比嘉愛未)に声をかけられ家へと帰ります。
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夜になって、マルモは居酒屋くじらで、彩からその女性の事を聞かされます。
「多分、その人は薫と友樹の母親です・・・」
マルモは母親の事を詳しく説明します。
二人が3才の頃、育児ノイローゼになって出て行ってしまったこと。
親戚は彼女に子どもたちを預ける気はまったくないこと。
そして、子どもたちは母親は死んだと聞かされていること。
「・・・死んでいると聞かされていた母親が生きてるって知ったら・・・、
自分たちを捨てて出ていったって聞いたらどう思うか・・・」
マルモは子どもたちを心配します。。。
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>マルモの気持ちは自分より、母の出現で子どもたちがどう思うかが先なんですね・・・。
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子どもたちが寝た後、再び子ども部屋の捜索を開始するマルモ。
ようやく、箱の中からサンタへの手紙を発見します。
「カシャカシャがほしいです」と薫。
「プチプチがほしいです」と友樹。
手紙をみつけて、大喜びのマルモでしたが、読んでも意味がわからず・・・。
頭を抱えてしまいます・・・。
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>おもしろい!
子どもの字が読めただけでもえらいけれど・・・。
意味がわからないなんて・・・苦しい・・・。(笑)
カシャカシャプチプチとつぶやいていて、交番の警官にまた呼び止められるマルモ。
「カシャカシャ、プチプチ、その謎を考えさせてくれ」とマルモに迫る警官さん。
レギューラーか?な~んかおもしろいぞ!
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マルモは薫と友樹の夕食を大家さんにお願いして、かな(滝沢沙織)とデートします。
勢いをつけて、「あ、あの・・・、おれとおつきあいしてくれませんか?」と告白。
かなは迷うこともなくあっさりと承諾してくれます。
喜びではちきれそうなマルモ。
けれど・・・、つい薫と友樹のことを話しそびれてしまいます。。。
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>かなに本気ですか~?ってマルモが聞くな~~!(笑)
家に帰って、うれしくてムックに報告。むぎゅ~っと抱き締めるマルモ。
ぎゅ~ぎゅ~っと抱き締められても嫌がらないムック。
頬ずりにも耐えてます・・・かわいいすぎっ♪
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会社にいるマルモに青木あゆみという女性から電話がかかります。
あゆみは子どもたちと公園にいた女性で、やはり二人の母親でした。
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「笹倉が亡くなったと聞いて、どうしてるのかなって気になって・・・」
二人につい声をかけてしまったことを申し訳なさそうに話すあゆみ。
マルモはそんなあゆみに率直に告げます。
「気になっただけなら、ほっといてもらえませんか?
引き取りたいっていうわけではないんですね?
なら、母親は死んだことになってるんです。
そういう中途半端な気持ちで会わないでほしいんです」
「・・・母親と名乗らずに時々会わせてもらえないかと・・・」
「おれは親戚でもないし、こんなこと言える立場じゃないのはわかってます。
でも、笹倉がどんな気持ちであの子たちを育てたかは知ってます」
「笹倉には謝っても謝りきらないと思っています。
子育てしていた時は、やればやるほどカラ回りして・・・。
自分を見失ってしまって。
このまま一緒にいたらあの子たちもダメにしてしまうんじゃないかって、
恐ろしくなって逃げ出してしまったんです。
でも・・・この4年間、後悔しなかった日はありません」
あゆみの心情を知ってマルモは複雑な表情に。
あゆみは子どもたちをよろしくお願いしますと言って帰っていきます。。。
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>マルモは引き取りたいって気持ちはないんですよね?って確かめているんですよね。
引き取りたいというのなら、話は変わってきたんでしょうね。
母親の重要さをわかっているから。
でも、あゆみは引き取りたいとは言わなかった。その意志はないみたい・・・。
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カシャカシャ、プチプチがわからず悩むマルモ。
居酒屋くじらでは、ついグチをこぼしてしまいます。
「そんなにこだわらなくてもいいのでは?」
大家さん父娘は言ってくれますが・・・。
マルモはつらそうで、悪酔いしそうな雰囲気です。
「笹倉ならきっとあの子たちのほしかったものをわかっていたはずなんです。
笹倉が生きてたら手紙なんかなくても・・・。
おれ、やっぱりほんとの親じゃないから・・・」
その言葉に、大家さんはマルモの目を見てしっかりといってくれます。
「大丈夫だよ。
大丈夫だよ。護。
ほんとの親じゃなくたって。
ほんとの親だってな。自分の子供のこと、わかってないよ。
大事なのはあの子たちのことをどれだけ思いやってあげてるかだよ」
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>大丈夫だよという大家さんの言葉を聞いた途端、私がポロポロ。
もう涙がとまらなくなりました。この「大丈夫だよ」はたまりません!
やさしいですよね。大家さん!
実の母の登場と、亡くなっても存在感ばっちりの笹倉パパと。
自分は子どもたちと短いつきあいだから欲しいものもわからない・・・。
どんなに努力してもほんとの親にはかなわないんじゃ・・・。
疎外感で打ちひしがれているマルモ。凹み方がすごいです。
でもね、でもね。
あなたはようやくあこがれのかなさんと恋人になれたのよ。
天にものぼる気持ちのはず。
それを完全に忘れてる風なのが解せないわ・・・。(笑)
>大家さんがマルモを思いやって言う言葉に、彩も癒されてるみたい。
間接的に父親の思いを聞かされてるんですものね。
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再び、子どもたちの持ち物を捜索しはじめたマルモ。
幼稚園の連絡帳にヒントがありました。
「いちごをもらったので、カシャカシャとプチプチでお店屋さんごっこして遊びました」
それでも、わからない・・・。
でも、マルモはあきらめず、答えをみつけようと八百屋さんの店頭でその仕事ぶりを観察します。
「!!!!」
ひらめいたマルモは一目散にプレゼントを手に入れようと走り出します。。。
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子どもたちの欲しがっていたカシャカシャとプチプチは、
カシャカシャは値札シール、プチプチはそのまんまエアークッションでした。
二人は大喜び。
マルモに抱きついて、「サンタさんより先にマルモがくれた~」と感激。
さっそく、ビンに値札シールを貼って紙で包むというお店屋さんごっこをはじめる薫。
プチプチを広げて、その上に乗って遊ぶ友樹。
お客さんになって薫の相手をしたり、プチプチの上で友樹とゴロゴロして遊ぶマルモ。
ちゃんと相手をしてくれるマルモに子どもたちは笑顔いっぱいです。
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そんな大盛り上がりのマルモのところに、あゆみが訪ねてきます。
マルモは居酒屋くじらであゆみと会います。
「あの子たちのそばで時々顔を見られたらいいなんて虫のいいことを言いました。
もう2度と子どもたちとは会いません。
でもひとつだけお願いを聞いてもらえませんか?
子どもたちへの誕生日プレゼント、私が作ったお菓子です。
恥ずかしいんですが、4年も経っているので、今のあの子たちの好きなものがわからなくて・・・。
でもお祝いしてあげたくて・・・」
あゆみは大きなお菓子の包みを渡して帰って行きます。
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子どもたちに「おれの友達から」と言ってその包みを渡すマルモ。
包みをあけてみると、そこにはフライパンのカステラが。
それを見た途端、薫と友樹は「ぐりとぐらだあ~」と歓声をあげます。
大好きだった絵本に出てくるフライパンのカステラ。
それは薫と友樹の大好きなお菓子でした。
子どもたちのそんな喜びようを見て、マルモは外へ飛び出して行きます。
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夜の街をとぼとぼと歩くあゆみに追いつくマルモ。
「変わってなんかいないですよ!
あの子たち、4年たっても全然変わってない!
ぐりとぐら大好きだし、カステラも、カシャカシャとプチプチも大好きです!
・・・ひとめ会っていったら?」
沈んでいたあゆみの顔に笑みが広がります・・・。
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マルモは薫と友樹にあゆみを紹介します。
「フライパンのカステラをくれたマルモの友達だよ」
薫と友樹はあゆみにお礼を言います。
「マルモのお友達だったから公園でよくしてくれたんだね~。
ありがとう。おばちゃん」
「あのカステラね。
薫と友樹がずっと小さい時に食べてたんだよ。
ありがとう」
二人はあゆみの問いかけに応えて、マルモとの暮らしを話します。
あゆみは楽しそうな二人の様子を見て泣きながら聞いています。
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「おばちゃん、また会える?」
「遠くにいっちゃうからもう会えないかもしれない・・・。
元気でね・・・」
3人の会話を見守っているマルモ。
大家さん父娘は・・・もらい泣きしています。。。
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>マルモはずっとこれが正しいのかどうかを考えているような表情をしてましたね。
このまま帰していいのか・・・。
子どもたちから母親のぬくもりを奪ってしまうことにならないか・・・。
子どもたちと暮らしたいという自分のエゴがこの選択に少しでもからんでいないか。
きっとそんなことを何度も何度も自分に問いかけていたんでしょうね。
マルモの複雑な表情にじぃ~っと見入ってしまいました。
・・・あゆみはまだ自信がないみたい。
二人を引き取りたいという強い意志がない限り、今はまだ時期尚早なんだとマルモは結論を出したんでしょう・・・。たぶん。。。
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さて、今日のおきては、
「たんじょう日は家族みんなでお祝いすること」でした。
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「家族みんなでお祝いしたら、お肉もケーキももっとおいしくなるもんな!」とマルモ。
「マルモ~、8才も9才もずっとお誕生日のお祝いしてね。約束だよ~」
「ああ!ずっとおまえらのお誕生日のお祝いをするよ。
イヤだって言われてもな!」
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お祝いのごちそうが並ぶテーブル。お肉を食べて、ウマッと連発する3人。。。
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マルモはフライパンカステラをひとくち、口に運びます。
そのおいしさに突然、涙があふれます・・・。
「おいしいな・・・」
あゆみの寂しさや哀しみをしっかりと受けとめるマルモ。
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そんな大人たちの気持ちなど露知らず・・・薫と友樹はごきげんでカステラをパクパク。
マルモの涙をみつけた二人は、
「あっ!マルモが泣いてる~~。。。」
しきりとからかうのでした。。。
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今回も良かったです~。感動しました。
母親登場でどうなるのかと思いましたが、マルモに託して帰っていきましたね。
あゆみが冷静に判断できる女性でよかったです。
多分、家を出た時も、自分で冷静に判断したんでしょうね。
これからまた現れるかもしれないですが、きっといい感じで子どもたちやマルモとつきあっていけそうな気がしました。
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ところで、「ぐりとぐら」。
私はこの絵本、読んだことがないんですよね。
調べて見ると相当、昔に出版された絵本みたい。
さっそく図書館で借りてみます。
カステラも当然、作る予定です~♪
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それと、今回は拡大版でした。10分くらい延長?
放送途中で1話だけ拡大なんて珍しいですよね。
どうして拡大したのかは謎です。。。(笑)
知ってる方は教えてください。。。
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最後におまけで、薫と友樹が登場。
エンディングの踊りをもう一度、披露していました。少しでしたが。
あと、サウンドトラックなどのプレゼント告知で終わりました。
しかし、あの踊り、絶対に私には覚えられません・・・。
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来週のマルモは、かなさんとのおつきあいがはじまって有頂天になる模様。
彩がヤキモチを妬いてました。
なんだかおもしろそう~・・・。ふふふ。
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長い感想になりました。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。。。m(_ _)m
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