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2011年2月11日 (金)

外交官・黒田康作・第5話

黒田(織田裕二)と王女は警察に包囲されます。

黒田に助けを求められた利香子(柴咲コウ)は地図を見ながら、逃走経路を指示し見事に二人を逃がしてくれるのでした。

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翌日はアリトリアで新政権が発足。発電所の建設計画は白紙となります。

その結果を受けて、黒田は王女を連れて外務省へと出向きます。

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副大臣の観上祥子(草刈民代)は王女の無事に安堵しつつ、黒田を責めますが・・・。

直後に、マスコミが王女の失踪とアリトリアでの建設計画で政治家と大手ゼネコンの癒着が発覚したと報道。

さらに、外務省が王女を保護し、不正も食い止めたと続けて報道・・・。

祥子はちゃっかりそれらを自分の手柄にしてしまいます。

リークは黒田が西園寺(田中圭)にさせたものでした。

気をよくした祥子は黒田の行為に目をつぶります。

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数日後。

王女は黒田を抱き締めると、

「私の務めを果たしに帰ります」とアリトリアに帰っていくのでした。

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利香子は独自で霜村関連の事件を捜査中。

君島(西島隆弘)は午前中に湊教授の遺体を見たといい、午前にはなかったとする利香子の証言と食い違っている。

柏田を殺したのは霜村(香川照之)だと思ったはずなのに、犯人のDNAは別人のものだった。

首をひねるばかりの利香子。

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そんな利香子は警視庁の新居田(田中哲司)に呼び出され、黒田をスパイするようにと命じられます。

命令には逆らえず、利香子は再び黒田と会うことに。

黒田にアトロン訴訟のことと、DNAの結果が霜村のものとは違ったことを知らせる利香子。

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黒田は、さっそくアトロン訴訟のことを調べはじめます。

そして、当時熱心に取材していた佐々木藍子(片瀬那奈)と接触し、詳細を聞き出そうとします。

1999年。アトロン薬害訴訟。

アメリカのブライトン製薬がウイルス性脳炎の特効薬アトロンを開発、日本でも販売。

しかしそれを投与された患者には重篤な副作用が出て、複数の死者も。

被害者はアトロン認可の責任者である湊教授とブライトンジャパンの吉村社長を相手に訴訟を起こします。

結果は原告側の敗訴。被害者が少数だったことも理由だったとか。

ブライトンジャパンが多額の和解金を出し無理矢理終わらせたという説もあるという。

アトロンと霜村とのつながりや、湊教授の殺害事件についてはわからないと黒田に話す藍子。

黒田は藍子の記事から原告団の他に原告団に入れなかった被害者の存在があると気付きます。

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さっそく黒田はブライトンジャパンの社長、吉村に会いにいきます。

利香子はそれを新居田に報告し、自分も黒田のところへ駆けつけます。

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吉村との面会を待っている黒田のもとにやってくる霜村。

「お前と話がしたかったよ。黒田。

湊教授と柏田は俺がやった・・・。

黒田、俺はもう後戻りはできない。

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11年前の妻の死は流れ弾にあたった不運な死じゃない。

妻は最初から狙って殺されたんだ。

妻を殺された俺の苦しみがおまえにわかるか?

これは復讐なんだ」

話を終えると、一目散に逃走する霜村。

そんな霜村を追いかける黒田の前に立ちはだかったのは・・・。

佃署の山路課長(岩松了)でした。

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そして、吉村の死体が発見されます。

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山路課長、完全に関係アリ!ですね。

アトロン訴訟の被害者関係なんでしょうね。

霜村が捕まらないようにしていたってことは・・・。

霜村の味方か、それとも真犯人ってことでしょうか。

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王女関係が終わって、本来の連続殺人事件の方へ話が一本化されると俄然おもしろく感じました。

そうこなくっちゃ!

薬害や霜村の妻の死に疑問が投げかけられるなら、はじめからそれ一本でよかった気がします。

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「あんな連中、殺されて当然だよ」と瑠衣。

これって湊とか柏田のことですよね。

瑠衣は父のこと以外にも何か知ってます・・・。

柏田とアトロン訴訟のかかわりを早く知りたいです。

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利香子の相変わらずの頼りなげな言動にはイラっとしますが。

地図を見て黒田を誘導する様子は刑事らしくてカッコ良かったですね~。

これなら犯人を追い詰めることもできますから、刑事としてすごく有能じゃないのかな。

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利香子の両親はものすごくあったかい人たち。

ここまでウエルカムな人たちだったとは。

瑠衣を引き取るなんて感動しました。

「うちとは大違いだよ。パパ」と瑠衣はうらやましげにつぶやいてました。

ほんとにね。

でもあそこまでオープンで気持ちのいい親は少ないと思うよ。(笑)

良い人たちに出会えたということだあね。

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※過去の記事

第1話  第2話  第3話  第4話

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