2010年6月23日 (水)

新参者・第10話最終回「人形町の刑事」

さて、いよいよ最終回。

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清瀬(三浦友和)が逮捕されます。

峰子(原田美枝子)殺害日時の翌日、14日に清瀬からお金を受け取っていた克哉(速水もこみち)も任意同行を求められます。

けれど、加賀(阿部寛)はあっさり克哉が犯人ではないと断言します。

「克哉さん、あなたは犯人じゃない。もうウソをつくのはやめませんか?

あなたのは自分をよく見せるウソだ」

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克哉は13日の夜に清瀬に電話し、車に落書きをされたことを告げています。

それは午後6時すぎにホビーショップにいた証拠となりました。

その日、ショップの地下駐車場は落書きの被害で大変だったから。

13日におもちゃの取り置きを頼んだのは、クレジットが使用停止になっていてお金がなかったから。

14日に清瀬に会ったのはお金を借りると共に、車の落書き消しも依頼したためでした。

「清瀬さんはあなたにお金を貸したことを黙っています・・・」と加賀。

克哉は白状します。

「投資にはまった5年前は儲かったのに、今は・・・。

でも生活を変えられなくて。カッコいいパパでいたかった・・・」

克哉の疑いは消えますが・・・。

克哉の息子は15日にお爺ちゃんにコマをもらったと口走ります。

13日にもお爺ちゃんは家に来ていて、コマを持っていた。

そのコマが欲しいと言ったら、ヒモがないからあげられないと言われた。

そして、このことは誰にも言わないようにと口止めされたと。

コマにはヒモがついていたというのに・・・。

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加賀はコマにこだわり、人形町でコマを売っているお店を詳しく調べます。

すると、13日にコマを万引きされている店があり・・・。

その後、コマが1個売れている店があり・・・。

加賀はその店にある残りのコマをすべて購入して指紋を調べます。

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また、清瀬の倉庫から発見されたヒモは凶器ではなかったことが判明。

倉庫を調べろと加賀からヒントをもらった松宮(溝端淳平)は鍵を発見します。

それは「長井」の名前の入ったもの。

長井の周辺を調べると・・・。長井は長年、業務用の洗剤を盗んでおり、13日もそのつもりで倉庫に入ったと白状します。

そこへ清瀬がやってきて、驚いた長井はダンボールの隙間に隠れ、清瀬がいったん外へ出た途端、倉庫から出たと証言します。

このことで清瀬のアリバイもあっさり成立してしまいます。

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加賀は岸田(笹野高史)の元を訪れます。

岸田にコマを回してほしいという加賀。でも岸田にもまわすことは出来ません。

岸田が孫にあげたコマは誰がやっても回せないと加賀は言います。

それはコマにヒモが合っていないからでした。

「13日の夜にあなたはコマを孫にみつけられてしまった。

ヒモは犯行に使ったために、それを孫に渡すわけにはいかない。

それで、15日に購入したコマのヒモを付け替えて孫にあげた・・・。

その店の他のコマからあなたの指紋が出ました」

岸田は犯行を否定して、コマを回そうとしますが、手が震えてどうすることもできません。

やがて・・・犯行を認めます。

岸田は峯子から、秘書の祐理(マイコ)と清瀬の関係や慰謝料のことで相談を受けたそう。

慰謝料の再要求をしたいという峯子は、清瀬が密かに作っている峯子名義の別会社の口座にお金があるんじゃないかと言い出し・・・。

岸田は、数年前からその口座から無断でお金を引き出しており、その発覚を恐れ峯子を殺害したと言います。着服額は5千万にのぼるとか。

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けれど、加賀は岸田がまだ何かを隠していると思っています。

加賀は上杉に助けを求めます。

捜査本部の上司は上杉の辞表を上には提出していませんでした。

なので、まだ彼は刑事・・・。

「岸田さんはまだ何かウソをついています。

なぜそんなことが起きたのか徹底的に突き止めないと。

でないとまたどこかで同じことが起きます」

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取調べ室で、上杉は岸田に自分と息子のことを話し、変にかばうと息子を失うことになると話して聞かせます。

「岸田さん、あなたはまだウソをついてる。

そのウソは誰のためにもならないウソ。

息子さんのことを思うなら、真実を話してください」

ようやく岸田の重い口を開きます。

岸田が清瀬の会社のお金に手を出したのは克哉のためでした。

克哉が自分の会社のお金、8千万を使い込んでしまい、岸田に泣きついたそう。

さっそく克哉は業務上横領で逮捕されます。

父親が隠し続けてくれるものと思っていた克哉は父親の裏切りに驚きます。

「どうして黙っていてくれないんだ?

おやじの税理士事務所は羽振りがいいと思っていたんだ・・・」

がっくりうなだれる克哉。

「岸田さんもあなたのは前ではカッコいい父親でいたかったんですよ」

加賀は克哉にそう言います。

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事件は解決しました。

犯人は岸田でした。。。

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清瀬と弘毅(向井理)は和解します。

また、峯子が家族に宛てた文章から清瀬に感謝していたこともわかります。

清瀬は事件が解決して、ホッとして加賀に言います。

「あなたは、強引に人の心に踏み込んでくる。

けれど、話しているうちに心が軽くなっていく・・・、不思議な人ですね」

加賀はなんとも言えない表情をして笑うのでした。。。

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終わりました。。。

新参者。

コマをね。15日に買ったものをそのまま、孫に渡してたらどうなったんだろうと・・・思ったり。。。

それと、事件が解決した後、清瀬親子が岸田に対してどう思ってるのかが描かれてなくて・・・淡々としてるので、なんか変だぞと思ったり・・・。

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それから、13日昼に克哉が峯子宅を訪れていたことにもまったく触れられてなかったですよね。清瀬同様、お金を借りたのかしら・・・。

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他に、なぜ克哉がそんなに浪費するようになったのかちょっとでいいから触れてほしかったです。

あとは、、、初回、峯子が保険に入ろうとしたのは、あれは弘毅の恋人のためだったんですよね?

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でも、コマから真相を告白するシーンの加賀と岸田はすごく良かった。

加賀の真犯人に対しては一歩も引かず、ぐいぐい追い詰めていく強引さは迫力満点。

それに気圧されてコマを手にして震える岸田。ヘラヘラ弛緩したように笑う様子も見事でした。

三浦友和さんも、愛人のいそうな怪しい社長に見えましたし。今後もっと汚れ役を演じて欲しいです。

マイコさんも、龍馬伝だけでなく、こちらでも活躍。しっかり名前を覚えました。

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ドラマ全体の総括では。

このドラマのパターンだと、殺人事件が起こって犯人は最終回あたりに明かされる(はず・・・)。

それまでは毎回、寄り道人情話を楽しむんだと割り切ればよかったのに・・・。

そうは思えなかったから、肩透かしを感じてばかり。もっと柔軟になればもっと楽しめたのかもしれないなあ~とちょこっと反省しています。

そうそう、毎回のタイトルのつけ方が、洒落ていて好きでした。

音楽もめちゃめちゃ好き。菅野祐悟さんですって。覚えておかねば!

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最後に、人形町にやってきた新参者の刑事は、「50回並んでも名物鯛焼きを食べられない刑事さん」としてタウン誌に紹介されるんですね。

事件解決のために歩き回っていたら、人形町の人たちとすっかり顔馴染み。

「人形町の刑事」になっていて、もう新参者ではなくなっていたってことですね~。

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2010年6月17日 (木)

新参者・第9話「犯人の告白逮捕~涙の訳」

今回は、峯子(原田美枝子)の殺害された時刻、午後6時15分から6時30分の間は会社にいたと証言していた清瀬(三浦友和)のアリバイが崩れます。

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税理士の岸田(笹野高史)の息子、克哉(速水もこみち)がその時間に会社に電話したけれど、清瀬社長は不在だったと証言したからでした。

秘書の裕理は清瀬をかばいきれず・・・7時~9時まで一緒にいたと言うのみ・・・。

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加賀(阿部寛)と松宮(溝端淳平)は清瀬に事情を聞きにやってきます。

清瀬は午後6時半前後は倉庫にいたと言います。

倉庫の奥で何か物音が聞こえ、見に行こうとして洗浄液をこぼしてしまったと。だから洗浄液を拭いていたと。30分ほどいたそう。

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加賀と松宮が見に行くと、倉庫の奥のダンボールとダンボールの間には人がひとり入れるくらいの隙間が・・・。誰かいた模様・・・。

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けれど、その清瀬の姿を見た者はおらず・・・。

倉庫から抜け出して峯子のいる小伝馬町までは10分の距離。30分もあれば殺害して戻ってくるのも十分可能。

清瀬への疑いが濃厚になります。

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岸田克哉の自宅に行く加賀と松宮。

克哉は異常なほど息子を溺愛していました。

「息子にはなんでも欲しいものを買ってやりたい。

僕はヒーローにはなれないけれど、カッコイイパパにはなれる。

自分のことは二の次でいいんです」

限定モノのおもちゃに30万もするダイヤモンドを埋め込んで息子にプレゼントしています。

そんな風に裕福なのはサイドビジネスをしていて、1億近く儲けているかららしいです。

息子は加賀に不満を漏らします。

限定モノの発売の日、13日に買ってきてくれなかった・・・と。

克哉は残業で店に寄れなかったと言い訳しますが・・・。

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加賀たちが裏づけのためにホビーショップを確かめると、克哉は13日の夕方6時すぎに店にきて取り置きを頼んでいったと言います。

ホビーショップは峯子のマンションとはとても近い場所にありました。

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また家庭教師をしてもらっていた関係から克哉は峯子と親しく、引越しの知らせも送られていました。

つまり住所を知っていた克哉がその時刻、峯子のマンションを訪れていた可能性が!

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さらに・・・、

克哉の写真を持って加賀と松宮が聞き込みにまわると。

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13日の昼1時ごろ、峯子のマンション前で峯子と克哉を目撃した人物が・・・。

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また、14日には清瀬の会社の前で清瀬と克哉が会っているのを目撃した人物も・・・。

清瀬は克哉に現金入りの封筒を渡したあと、克哉の車を拭き始めたという。

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松宮からの報告を受けた捜査本部は清瀬と共に克哉も容疑者として注目し始めます。

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そんな中・・・。

清瀬が捜査本部に電話してきて峯子の部屋をもう一度みたいと願い出ます。

部屋に入った清瀬は涙を流して妻の思い出に浸ります。

加賀はそんな清瀬の様子をチェックしています。

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清瀬は「もし、この部屋に清掃業者が入るなら、私がその清掃をさせてほしい」という申し出ます。

そんな清瀬に、加賀は何か部屋を清掃したい理由が他にあるんじゃないか・・・と挑発するようなことを聞きます。

「清瀬さんは何を隠してるんです?

14日に克哉さんに渡した現金はなんですか?

峯子さんはなぜ殺されなければならなかったんですか?」

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ここで、捜査は急展開。

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清瀬の会社をリストラされた長井という人物が、13日午後6時すぎに倉庫にいて、40分ごろに帰ったと証言します。

洗浄液を倒し、拭いたのも長井自身だと。

そして、長井は複数の人間に目撃されているものの、清瀬を目撃したものはいないのでした。

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清瀬は長井のしたことを自分がしたように話したということですね。

その上、倉庫の隙間から犯行に使われたであろう紐が発見されます。。。

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捜査本部は克哉への疑いを棚上げにしたまま、

清瀬のアリバイが崩れたことにより、彼の逮捕に踏み切ります。

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清瀬が隠し持っている書類って、なんなんでしょうね。

リストラをしてるってことは会社も苦しそうだし、そういう関連でしょうか。

清瀬と岸田は一蓮托生の仲のようですね。

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掃除することは感謝すること・・・これは岸田の言葉だったんですね。。

それをきっかけにして会社を興すに至ったようで、清瀬は岸田のことを恩人と言っていますた。

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克哉は相当、親に寂しい思いをさせられたんでしょうか。

金銭的に苦しかったというより、心が満たされていなかったみたい。

しかし、あの岸田がほんとに親なのかしら?

岸田と克哉が会ってるシーンはまだないですよね。父親のことを語るシーンもほとんどないし。どんな関係の親子なんでしょう。

贅沢をせずに暮らしている岸田への反発で贅沢三昧になってるのかしら。。。

よくわかりませんね・・・。

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14日に克哉にお金を渡して、車を拭いていたという清瀬。

この不可解な行動。。。

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次回の最終回は、真相にからめて時系列で追いかけて、今までの人たちがみんな登場しそうですね。

それがあったら、結構達成感があってうれしいかも。

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いよいよ峯子の殺害犯人も判明しますし、ほんとに待ち遠しいですね~。

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たら~ららった、たららら~~。

あの音楽が大好き。

加賀のあのどこかからみつめているホラーばりの視線。

この演出も大好きでした。

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最終回が楽しみです。

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2010年6月12日 (土)

警視庁失踪人捜査課・第8.9話

8,9話の感想ではなく、最終回と全体の感想を書かせてもらいます。。。

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いやあ~~、終わりました。

高城の娘の話がドラマ後半にはメインになってくるのかと思っていたんですが、そんなこともなく、薄~~く続く形で終わりました。

これって、続編アリってことですよね?

うれしいですわ。

このドラマ、カッコよくて好きです。

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今回の捜査で偶然、得た手がかりから高城の娘、綾奈は6年前に長野の病院に入院してたことが判明しました。

7年前に失踪しているから、それから1年は生きていたってことになります。

これって生存の可能性がかなり高くなりましたよね。

良かった。良かった。

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でも、娘の捜査は怖いでしょうね。

生きてるか、死んでるか・・・一喜一憂しそう。

いつ絶望が訪れるか、ビクビクしながらの捜査になりそうです。。。

高城が長野に行って捜査するときには、失踪人捜査課のメンバーも同行すると言ってくれてます。

やっぱ、いいメンバーです。

目を充血させて泣きそうになっている高城にグッときました。

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そういえば、遠藤憲一さんも目のふちを真っ赤にして演技してることが結構ありました。すごいわあ~。

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それと、愛美。

高城が彼女に話したことは、見事なくらいみんなに筒抜け状態。(笑)

でも、彼女、しっかり高城の背中を押してあげてますね。

自分ひとりでは支えられないから、三浦や法月、公子に相談してる姿が、目に見えるようです。そういうシーンはなくても。

当初、一番、個性のない愛美でしたが、最終回にはいないと探してしまう存在になりました。

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とにかく続編がありそうなので、またまたこのメンバーを見られると喜んでおきます。

ただ、みんな優秀で淡々と捜査するシーンばかり。

あっさり流れていってしまうので、次回はそれぞれのメンバーのプライベートも掘り下げていってほしいです。。。

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ところで全然、違う話なんですけど、小日向文世さんと堺雅人さんって似てないですか?

親戚なんじゃないかと見るたび、思うんですよね。

笑顔が、笑い方っていうのかしら・・・そっくりですよね。。。

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2010年6月11日 (金)

新参者・第8話「清掃会社の社長」

捜査本部は清瀬(三浦友和)と祐理(マイコ)が怪しいということで、24時間体制で見張ることになります・・・。

加賀(阿部寛)は、松宮(溝端淳平)とは別行動で清瀬らの捜査をしはじめます。

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今回は清瀬と祐理の関係が明らかになりました。

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「掃除をすることは感謝をすること。

使った場所に対してね。

ある人に教えてもらった言葉です。

使った場所にむかって、ありがとうという気持ちをこめる」

清瀬の言葉です。

これ、気になりますね。誰が清瀬に言ったんでしょう。

あと、加賀の父親のことも気になりますよね。

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加賀は祐理の小指にしている風変わりな指輪のことを気にしてます。

そのことをたずねるとムキになって、関係ないという祐理。

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弘毅(向井理)は絶縁状態だった清瀬のところにやってきます。

目的は清瀬と祐理の関係を問いただすため。

弘毅は清瀬と祐理の不倫関係を責めます。

二人はきっぱりと関係を否定しますが、弘毅は納得せず・・・。

「どうして母さんが小伝馬町に越してきたのかわかるか?

あんたには教えてやる気にもなれないよ・・・」

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骨のあるいい息子ですわ~。。。父親にぶつかっていってますもんね。

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弘毅にそう言われたせいで、小伝馬町をうろついてみる清瀬。

名物の鯛焼き屋の行列に並んだ清瀬の背後には・・・加賀が。

二人とも売り切れで鯛焼きを買えず・・・。

加賀は清瀬を誘って、クワトロのシュークリームを一緒に食べます。

ここでも、祐理の指輪のことに関してたずねる加賀。

清瀬は白を切ります。

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すごいですね。怖いくらいです。加賀。

清瀬が峯子のことを知りたくて小伝馬町を歩いていたことを見透かしてるんですね。

峯子の好きだったシュークリームを食べさせてあげるなんて。

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税理士の岸田(笹野高史)からは、祐理が以前、銀座のホステスだったことを、

ホステス仲間からは祐理にとって清瀬は特別な客だったことと、彼女が母子家庭で育ったことを聞き出します。

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加賀は清瀬に会いに行きます。そこには祐理、弘毅、亜美(黒木メイサ)の姿も。

「清瀬さん、あなた、ウソをついてますね」

キメ台詞を言う加賀です。

ふたりの関係を解く鍵は、やはり祐理が小指にしている指輪でした。

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加賀はそれは祐理のものではなく、彼女の母が清瀬から贈られたものだと推理します。

小柄な母が薬指にしていた指輪で、大柄な祐理には小指にしか入らなかったと。

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それを聞いて清瀬はようやく白状します。

若い頃、年上の女性と恋に落ちた。結婚したくて50円玉をくりぬいた指輪を渡したけれど、彼女は清瀬の将来を考えて姿を消してしまった。

2年前、銀座のクラブでホステスとして自分についてくれた祐理の小指にその指輪をみつけ・・・。

話を聞いてみると、母はすい臓がんで3年前にすでに他界。祐理の生年月日から、清瀬は自分の娘だと確信したといいます。

そして、峯子との離婚を機に、祐理を自分の秘書として手元に置くことに。

いろんな憶測を呼ぶことは十分承知の上だったが、父親として離れていた時間を埋めたい一心だったそう。

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腹違いの姉だと聞かされた弘毅は驚きますが。

清瀬に「なぜ、それを早く言わない。黙ってられた方の気持ちを考えろ!」と怒りをぶつけます。

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ほんとに。どうせいつか言うつもりなら警察に隠す必要はないでしょうに。

弘毅にだってはやく言ってあげたほうが・・・。

父親の愛人より腹違いの姉の方が断然いいと思う。

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清瀬とケンカしたまま、帰ろうとする弘毅を呼び止めたのは祐理でした。

彼女はみんなを会社の倉庫に連れて行きます。

そして、壁にある落書きを見せます。それは子供の頃、弘毅が書いたもの。

「この落書きは、私とってただの落書きじゃないんです。

この落書きは私の家族の思い出を埋めてくれる大切なものなんです。

私はこの2年間の清瀬さんしか知りません。

子供の頃に戻って思い出をとりもどすことはできないから、この絵を見て清瀬さんが優しい父親だって知ってうれしかった。

それに、この幸せそうな家族は、弟が残してくれたものだから。

私、清瀬さんにあなたのことを聞いたとき、弟ができるんだって単純にうれしかった。

いつかちゃんと挨拶したら姉さんって呼ばれるのかなって。

この絵は清瀬さんにとっても、弘毅さんにとっても、幸せな家族の思い出そのものです」

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二人の仲を取り持とうとする祐理の言葉を聞いても、清瀬はなかなか素直になりません。

「昨日の夜もここでこの絵を見ていたでしょう?

もっと気持ちをぶつけあった方がいいですよ」

祐理が清瀬のもとを去ると言い出し、加賀は力強く励まします。

「家族はなろうとしてなるものなんです。

あなたに強い気持ちがあれば家族になれるんじゃないですか?」

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弘毅も姉だとわかった祐理には優しくて。

「疑ったりして・・・すいませんでした」

「はじめからほんとのことを言えばよかったですね。

一度は兄弟ゲンカをしてみたいと思っていたら、出来てよかったと思うことにします」と祐理。

「俺も兄弟ゲンカしてみたいと思ってました」

すぐにでも打ち解けそうな二人です。

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落書きからのシーンは何度見ても泣かされます。

祐理の落書きのセリフは、それまでの彼女の孤独もにじませていて感動しました。

自分は味わえなかったけれど、父や弟の幸せな家庭を感じることができるものだから大事なんだって。優しい性格の女性です。

弘毅と祐理の会話は、私も一人っ子のせいか、理解できるものが多かったです。

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愛人問題が消えて、ホッと一息の清瀬一家。(笑)

けれど、清瀬と弘毅の間にはまだ確執が残っているようです。

「事情を全部話したら母さんもわかってくれたんじゃないか?」

「もうすべて終わったことだ」

「違うだろ?離婚しなきゃ、母さんは殺されなったかもしれないんだぞ!

俺はあんたを許さないからな!」

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これ、どっちも頑固なんですね。親子だわ~~・・・。(笑)

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さて、捜査本部にはあらたな情報が。

税理士、岸田の息子(速水もこみち)から、「13日夜6時半ごろ。会社に電話したが、清瀬さんは不在だった」と・・・。

清瀬のアリバイが崩れそうです・・・。

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龍馬伝で知ることになったマイコさんですが、こちらでも良いですね。。。

特に落書きのところのセリフの言い方が好きです。。。

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ただ、姉だと知らされて、弘毅が「姉さん」って呼ぶまではあまりにも時間的に短い。

かなり無理があって、弘毅が苦悩してるっていうより、向井さんが困ってるように見えちゃった。。。(笑)

でも、今回は良かったです。。。

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清瀬&祐理の真相がわかって、スッキリしましたしね~。

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2010年6月 2日 (水)

新参者・第7話「刑事の息子」

峯子(原田美枝子)は財産分与の額について再交渉したいと思っていた・・・。

多美子の証言から峯子の元夫、清瀬(三浦友和)に注目されます。

上杉(泉谷しげる)が調べていた清瀬関連に加賀(阿部寛)も参戦です。。。

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息子、弘毅(向井理)の話によると、2年前、女を連れて歩いていたのを目撃。

そのころから父親は変わったと言います。

1年半前の弘毅との言い争いでも、息子の話には聞く耳をもたなくなっていったとか。

弘毅は話を聞きに来た加賀には「父の浮気なんて考えられない」と答えますが・・・。

それを聞いた亜美(黒木メイサ)は、「加賀さんにウソは通用しないよ」と忠告します。。。

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そう、加賀にはウソは通用しませんね。(笑)

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会社の税理士、岸田(笹野高史)に会いにいく加賀と上杉。

でも、清瀬のことや秘書、宮本祐理(マイコ)のことについてはとぼけたまんま。

清瀬に頭があがらない様子。

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続いて、祐理の話を聞きに行った上杉と、それを止めようとした清瀬との間で、ついに暴力事件が・・・。

清瀬に警察の上層部にねじこまれ、上杉は責任を取って辞職することになってしまいます。

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こんなに簡単に辞めさせられるものなのかしら。

謝罪に行くとか、そういう段階もなし?

清瀬だって隠してるものがあって前面協力してるってわけじゃないのに。。。

特に「新参者」パターンだと、みんな自分のために隠し事をしていて、結果的に捜査妨害?になってるのに・・・。

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上杉から担当を受け継いだ加賀はさっそく清瀬に会いに行きます。

加賀は上杉のように顔色などを探ってやんわり話を引き出していくタイプではありません。

圧倒的な強引さで、単刀直入に清瀬と祐理との関係を聞きます。

そして、「宮本さんを雇われたのは?」

「半年前・・・。あなたと峯子さんが離婚した頃ですね」

「何を勘繰っているのかわかりますが、私と宮本くんはただの社長と秘書の関係ですから!」

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プライベートなことにぐいぐい踏み込んでくる加賀に清瀬や祐理はうろたえることになるのでした。

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ウソは加賀には通用しないのよ。さっさと関係を教えなさい。

どうも清瀬が若い愛人を秘書にしてるなんて、だらしなく見えて仕方ないんですよね。

1話からなんで、もうね、ひっぱりすぎ。はやく真相を暴いて欲しいですわ。

あの缶のプルトップみたいな指輪も変だし。

大体、あんなのしてたら指が痛いでしょうに。

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「警察を辞めることになり、犯人逮捕につきあえなくて申し訳ない」と弘毅に謝る上杉。

事件の関係者だからといろいろ聞いてくる上杉を弘毅は、えらそうで鬱陶しい存在と思っていたのですが・・・。

拍子抜けな表情・・・。

「俺は警察に席を置く資格もない。どうしようもない男なんだよ。

30年後でいいからさ。演劇ガイドの表紙になれるようにがんばってほしい」

そう弘毅を激励するのでした。。。

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あとでそれを聞いた亜美は加賀に上杉の連絡先を教えてもらいます。

亜美は上杉と会い、清瀬との暴力事件を目撃していたことを告げます。

「私の目には殴ったのは上杉さんではなく、清瀬さんでした。

なぜ反論しなかったんですか」と。

上杉は曖昧に笑うばかり・・・。

亜美が、弘毅が気にしていたことを上杉に話すと、「他人の息子さんに心配されるなんてな~」としみじみ。

上杉は、3年前に自分の息子をバイク事故で亡くしていたのでした。

そして・・・、「俺が悪いんだ・・・」と。。。

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息子の命日に事故現場にやってきている上杉。

「上杉さん、あなたはウソをついています」

加賀は「4日前に会ったとき、同じこの場所で「命日」だといっていましたね。

どうして命日が2日あるんですか?」

「本当の命日は今日だ。 4日前のは俺が和弘を殺した日だ」

上杉は3年前、バイクの違反をした息子を警察官に頼み込んで見逃してもらったそう。

それを知った息子は、「刑事のくせにもみ消しやがってよ。自分の経歴に傷がつくのが怖かったんだろ?あんたは犯人にしか興味ねえんだよ」と家を飛び出し、それが最後になってしまったそう。

「4日前のはもみ消した日。

所定の手続きで厳しく罰してほしいと言うべきだったんだよ・・・」

加賀は亜美がみつけてきた和弘の卒業アルバムを見せます。

そこには「将来、刑事になりたい」という息子の希望が書かれてあるのでした。

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やはりもみ消してはいけなかったんですね。息子は刑事である父親を尊敬していたんですから・・・。

息子の希望を知っていたら、上杉もしなかったでしょう。。。

父と息子の思いは食い違ったまま、終わってしまった・・・苦い真相でした。。。

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「やはり殴ったのは上杉さんじゃなく、清瀬さんなんですね?」

「加賀・・・ 。殴ったのも、殴られたのも私だ。

全部自分に跳ね返ってくることだったんだよ」

清瀬も他のものに囚われて、息子をないがしろにしている・・・。

清瀬にダメな自分を見て、腹がたって仕方なかったんだよ。

俺は、捜査より清瀬と弘毅くんの関係の方が気になってたのかもしれないな」

本音を吐いて、上杉は少しだけ晴れやかな表情になります。

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「上杉さん、ちなみに事件について何かわかったことがありますか?」

自分で調べろと加賀を突き放す上杉ですが、小指をたてて振ってみせてくれます。

「誰かが誰かをかばってる。そのかばってるヤツが犯人だよ」

それは・・・祐理が小指にしてる変わった指輪のことを指しているようで・・・。

加賀の目が・・・キラリと光ります。(笑)

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とうとう清瀬に捜査が及ぶのかと思って見ていたら、上杉の息子のことになって・・・。

あらら~・・・そっちの話なの・・・とビックリしましたが。

ここで上杉は退場なのかしら。

結構、寂しいですね。

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でも、来週はようやく清瀬と祐理の回みたいですね~。

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2010年6月 1日 (火)

警視庁失踪人捜査課・第7話

セレブと結婚して警察を辞めた坂下静香(財前直見)が失踪人捜査課にやってきます。

静香は愛美(森カンナ)のあこがれの先輩で、他の失踪人捜査課のメンバーとも旧知の仲。

高城(沢村一樹)とは同期で、高城の7年前の事件のことを知ってる存在。

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静香は最近知り合った友人、遠野果歩(黒坂真美)の行方が1週間わからないと捜査願いを出します。

果歩は奈良橋良介(津田寛治)という会社の同僚と同棲中。

なぜその彼が捜査願いを出さないのか、捜査課が不思議に思って二人のマンションを調べると・・・。

室内には争った跡があり、微量の血痕が・・・。

そして、何者かが拉致して配線コードで縛ったのか、コードが一本もなく・・・。

また、二人は駆け落ちを考えていたふしがあり、奈良橋本人が二人のマンションなどの解約していました。

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時間差で姿を消すのは駆け落ちの常套・・・らしいです。

高城はどちらか、もしくは双方に配偶者がいたのでは?と考えます。

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その通り。法月(小日向文世)が奈良橋が既婚者だったことを突き止めます。

妻の名前は和子(筒井真理子)。弁護士。

奈良橋は3年前まで一流の広告代理店にデザイナーとして務めていましたが、顧問弁護士をしていた妻と別居状態になると、会社に圧力をかけられ首にされたとか。

法月と三浦(遠藤憲一)が和子に会いに行くと・・・。

「・・・そう怖い女なの。本物ですよ。私。

私にたてつく人、嫌いなのよね~」

和子はエキセントリックで独占欲の強い女性でした。

「だから、奈良橋良介さんとも離婚しなかった・・・」

三浦がたずねると、おもしろそうに笑って・・・。

良介に女がいるのがおもしろくない和子は離婚などもってのほかという様子。

「もし、彼がみつかったら、殺してやりたいわ」

.

捜査課の見解は二人は駆け落ちをしようとしていたけれど、なんらかの邪魔が入り、拉致されたというもの。

.

部屋に残された血痕には第3の人間のものが。血液型はAB型。

高城は愛美を連れて小学校の給食室へ。

そこは静香の勤め先でした。

セレブ婚をしたのだといわれていた静香には夫はおらず、シングルマザーでした。

未成年の指導をしていた自分が未婚で妊娠なんて、しめしがつかないと辞職したのだと静香は言います。

静香は当時、上司と不倫していたという噂もあったらしい。

静香の血液型はAB型。

高城は誘拐犯は静香だと疑っている様子です・・・。

.

静香の現実を知り、ショックを受ける愛美。

「誰にだって秘密はある」という高城に愛美は静香との出会いを話します。

未成年の頃、友達と一緒に薬をしているだろうと疑われて補導されたことがある。

その時、静香だけが愛美を信じてくれて潔白を証明してくれたそう。

そんな静香を目標に刑事になったという愛美。

「俺の知ってる坂下静香は立派な警官だった。お前が感じたとおりのな」

高城はそう言ってくれます。。。

.

しかし、静香の帰っていった家には子供はおらず、かわりに高城の想像どおり果歩が監禁されていました。

静香はマンションに忍び込み、奈良橋を殺そうとしたのですが不在で、その直後に帰宅した果歩を拉致したのでした。。。

.

静香は果歩を拉致したらきっと警察が奈良橋の行方を探してくれると思っているようです。

「あの人(高城)なら、絶対にみつけてくれる。

彼は優秀なのよ。私とあなたは友達でもなんでもないってことも気付いてる」

「どうしてそこまで良介を追うの?」

「殺さなくちゃいけないのよ」と静香。

.

そんな時、奈良橋のキャッシュカードが使われます。

指紋認証により銀行にやってきたのが本人だと証明され、一緒に拉致されたと思っていた捜査課は驚きます。

奈良橋は何も知らず一人、別の土地で駆け落ちの準備をしていたのでした。

.

果歩の携帯にメールが入ります。

「すべての準備は整った。レストランで落ち合おう」

そのメールを見た静香は約束の場所へと向かいます。

そして奈良橋の命を狙いますが・・・。

先に奈良橋と接触していた捜査課。

高城が静香の前に現れます。

驚く静香に高城は言います。

「俺は犯人が許せない。人殺しのために俺たちを利用した。

この国にはいなくなった人間と再会できることが、心の底から信じてる家族が、恋人が、友人たちが、たくさんいる。

そういう人たちのために俺たちはいるんだ。

犯人は残された人たちの気持ちを踏みにじった。

お前にもわかるだろ?大切な人がある日突然消えてしまった気持ちが。

娘は今どこにいる?

お前の娘は1週間保育園に姿を見せていない。

どこにいる?」

高城が問い詰めると、静香は「私だって知りたい・・・」と涙をこぼします。

.

あるとき、子供を置いて飲みに出かけたバーで、静香は5千万で夫を殺してほしいと女に持ちかけられたそう。

静香は泥酔していたこともあって、引き受けてしまった。

すぐに5千万が自宅に届き、無視していると、子供をさらわれてしまった。

子供を返してほしければ、夫を殺せと・・・。

.

依頼した女は・・・和子でした。

.

捜査課は和子を逮捕、静香の娘を無事保護。

静香宅で果歩を保護するのでした。

.

「これからは絶対に娘を離すなよ。俺の娘のように姿を消してからじゃ遅いからな」

逮捕された静香に声をかける高城。。。

静香は深くうなづきます。そして、そばにいる愛美に、

「これからは彼を見習うのよ」と微笑むのでした。

.

「姿を消したのは娘さんだったんですね・・・」

愛美がそういうと、高城はぼそりとつぶやくように言います。

「でもあきらめたわけじゃない。きっとにどっかで幸せに生きてる・・・」と。

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.

う~~ん。

あの弁護士、とってもエキセントリックでよかったのに、こんなに簡単に捕まるなんて・・・。

夫を苦しめるために離婚をしないと言っていたのに、これじゃあ、あっさり自滅してないか?とチラッと思いましたわ。

あの三浦と法月をタジタジにさせちゃったんですもの。

もっとしぶとい怖い女であって欲しかったです。

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静香が失踪人捜査課を頼ったのは、自分の犯罪を止めてほしかったから?

上司と不倫していたから、自分のことでは警察を頼りたくはなかったの?

優秀な警察官だったらしいのに、残念でした。

静香もちょっと疲れて破滅的になっていたのかもしれないですね・・・。

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人って、不幸だと聞けば、その人の近況が気になって、セレブと結婚したとか幸せになったと聞いたら、もうその先は気にしないものなのかも・・・。

警察の人たちがみんなセレブと結婚したって思ってるのが不思議で、ちょっとそんな風に思いました。

捜査課にやってきたときの静香の服装はたしかにセレブ演出をしていて、彼女自身そう見せたがっているのがわかりましたが・・・・。

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今回、高城の娘が7年前に失踪してるということがわかりました。

みんなの前でそのことを話したことからも、高城はかなりまわりにオープンになってるんだな~と。

公子がいましたからね。

数時間後にはメンバー全員に知られることでしょう。きっと。(笑)

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高城が静香に言った失踪人捜査課を利用した~というセリフ、カッコ良かったですね~。

チームワークもいいし、捜査課の中でみんなが信頼しあってるのがよくわかる回でもありました。

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2010年5月28日 (金)

新参者・第6話「翻訳家の友」

今回は第一発見者で峯子(原田美枝子)の親友、多美子(草刈民代)の回でした。

「私が裏切らなかったら、彼女は・・・」

峯子の遺体発見当時、上杉(泉谷しげる)にそう言っていた多美子でしたが。

その言葉の真相が明かされました。

また、多美子自身はすでにシロと判断されていますが、かわりに婚約者のコウジ・タチバナ(谷原章介)が疑われます。

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峯子殺害当日、PM6:30に峯子と会う約束をしていた多美子は、突然のコウジの電話で予定を変更します。

PM5:28 そのコウジの電話。

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電話を受け、多美子は峯子に電話をし、約束の時間を1時間あとへずらしてもらいます。

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PM6:30 銀座のティファニーで多美子はコウジに会い、婚約指輪を贈られています。

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PM7:30 多美子は峯子のマンションを訪れ、峯子の遺体を発見します。

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峯子の死亡推定時刻は、PM6:15~6:30の間。

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捜査本部は、その死の直前、PM6:10 に峯子のところにかかってきた電話を問題視していました。

その電話の主が犯人なら、電話はマンションの近くからかけられており、以前から峯子の住居を知っていた人物ということに・・・。

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また、その電話は、峯子が洋菓子屋クワトロでお菓子を選んでいた時にかかってきており、店員のみゆき(紺野まひる)はその話の内容を少し聞いていたんですね。

電話に出た峯子は会話の中で相手が公衆電話からかけていることに触れており、さらに、とても親しい間柄のようで敬語を使っていなかったと証言します。

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加賀(阿部寛)と松宮(溝端淳平)はコウジに会いに出かけていきます。

コウジはここ1,2年で注目されはじめた新進映像作家。

元々の活動の場はロンドンで、多美子と結婚し近く帰国予定だという。

話を聞くと・・・。

コウジはその前日に携帯を落としており、公衆電話を使っていたと言います。

PM6:30のティファニーでの前後はスタジオにいた・・・とアリバイも曖昧。

その上、多美子と峯子の3人で何度も食事をしており、マンションの場所も知っていると言います。

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さらに・・・。

捜査本部の調べでは。

ティファニーには最初5日に来店予約をいれ、その後13日に変更しており・・・。

それを、なぜか多美子には13日の直前の時間になって知らせていたことが判明。

結果、峯子の予定が変更されてしまい・・・。

犯人の訪問を受け入れることになってしまうことに・・・。

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多美子に予定を変更させた隙に、コウジが峯子を殺害したのではないかと、捜査本部は色めき立ちます。

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コウジが多美子との馴れ初めなど、プライベートなことを一切話したがらないために、余計に疑われることに・・・。

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沈みがちな多美子にコウジは何度もロンドンに行こうと誘います。

けれど、多美子は暗い表情のまま・・・。

「峯子は殺されてしまったのに・・・、私だけが幸せになるなんて許されない気がするの。

私がロンドンに行くことが峯子にとってどんだけ不安だったのかわからないの?」

コウジはそんな多美子の言葉に、つい本音を洩らします。

多美子の親友だからとずっと気持ちを抑えていたが、以前から多美子に頼りっきりになっていた峯子が憎かったと・・・。

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動機もありそうで、どんどん怪しくなっていくコウジ。。。

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加賀は、多美子に峯子との関係などを聞きます。

二人は学生の頃からの親友。

峯子の結婚後、一時は疎遠になったけれど、息子が中学生になる頃にはグチのような電話がかかってくるようになったとか。

「子供ができて結婚をしたけれど、私も多美子のように翻訳家の仕事をしたかったわ。

夫は妻が働くのを許さないタイプだから。結婚していて仕事をするなんて無理だわ・・・」

そんな内容。

息子がひとり立ちをすることになって、本格的に離婚を考え始めた峯子に、多美子は軽い気持ちで翻訳をするならプロになるまで自分がサポートするわよと言ってしまったそう。

離婚後の収入に不安を感じていた峯子にはそれが強力な後押しになったことは間違いなく・・・。

けれど、いざ、離婚してみると、多美子の方の事情が変わってしまった。

コウジが突然プロポーズしてくれ、ロンドンに行くことになってしまったと。

そのことで、二人は言い争い・・・。

「多美子がロンドンに行ったら私はどうやって仕事をすればいいのよ!

無責任なことを言わないでよ!

好きな人にプロポーズされたら友達との約束なんてどうでもよくなっちゃうよね」

二人の間はそれから決裂。

ひさしぶりに会うことになったのが事件の日。

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けれど、それも多美子はコウジとの約束を優先させて、会う時間を変えてしまった。

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そのことを峯子に知られたくなかった多美子は、贈られた婚約指輪をはずして、峯子のところへと向かったんですね。

峯子の殺されていた時、まさにコウジを優先させていたわけで・・・。

その上、時間を変更しなければ、峯子は犯人の訪問を受け入れなかっただろうことから、かなり後ろめたい気持ちになっていることはわかりますね。

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加賀はいろいろ調べて、再び多美子とコウジのいるマンションを訪れます。

「コウジさん、ウソをついていますね。

直前に待ち合わせ時間を変更したのは忘れていたからではなく・・・。

サプライズのためだったんでしょう?

まあ、相手に伝わらなければ、サプライズにはならないが・・・」

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コウジがなぜ時間を急に変更したのか、それは・・・。

二人が出会ったのが、1年前のちょうど4月13日、PM6:30。

夜桜見物で、でした。

コウジは1年目の記念の日時に指輪を渡そうと考えていたのでしょうと加賀に言い当てられます。

驚きながらも素直に認めるコウジ。

多美子がロンドンに行くのをためらっていたから、出会ったときの気持ちを思い出してほしかったのだと言います。

「彼女は君の親友なのに、僕達の結婚を祝福してくれなかった。

どうして友達をそこまで気にする?」

コウジの言葉に加賀が口を挟みます。

「ほんとに祝福してなかったんでしょうか?」

.

そして、加賀は峯子が瀬戸物屋のマキティに頼んでいた夫婦箸を多美子に渡します。

夫婦箸には桜の模様があります。

桜は多美子とコウジの幸福のシンボル。

その箸を見た途端、多美子は峯子の気持ちがわかります。

また、あの日、多美子用に洋菓子屋で注文しようとしたのが彼女の好きそうなゼリーだったことも伝える加賀。

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多美子は、峯子が二人を心から祝福してくれていたことを知り、肩の荷がおりたような晴れ晴れとした表情に戻ります。

「事件によって心を傷つけた人がいたら、その人だって被害者だ。

そういう被害者を救い出す手立てを見つけ出すのも刑事の仕事です」

加賀は二人に言ってました。

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コウジと共にロンドンに発つ多美子は、そういえば・・・と気になったことを話してくれます。

「困ったわ。こんなことなら離婚するとき、もっとたくさんもらっておけばよかった」

峯子が困ったような表情でそう言っていたそう・・・。

それは財産分与のことだったらしいのですが・・・。

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次回はいよいよ夫の清瀬がクローズアップされるのでしょうか。。。

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峯子の殺害推定時刻は、PM6:15~30の間。

多美子が元々の約束どおり、PM6:30に峯子のマンションを訪れていたとしても、峯子はすでに殺された後じゃ・・・。

と思ったんですが、多美子がPM6:30に来る予定だったら、犯人を部屋にあげることはしなかっただろうとドラマでも言ってましたね。

なるほど~と納得。

多美子が負い目を感じるのもそれでわかりました。

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しかし、峯子にかかってきたPM6:10の電話ってほんとに死の直前にかかってきてるんですいね。

横で聞いていたみゆきは、その十数分の間に峯子が殺されているんだから、あとで結構怖い思いをしてますよね。

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ところで、マキティの回で、出てきた夫婦箸。

ここで出てきましたね~。

こういう感じで、今までの回から手がかりをまとめたら、あら?犯人が浮かび上がってきた~なんてことになったら、すごいですよね。

ただの人情話じゃなかった~~!って仰天するかも・・・。

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さて、PM6:10に公衆電話から電話をかけてきたのは誰なのか。

公衆電話からかけたのは着信履歴が残らないため、でしょう?

峯子の知り合いってこってすね!

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夫の清瀬の意味深なカットが多いので、はやくそっちの方の事情を知りたいです。

あの秘書は愛人?それとも娘?

気になるわぁ~~~。

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2010年5月25日 (火)

チェイス・第6話最終回「カリブの黒い薔薇」※「あらすじ」編

※レビューが長くなりましたので、「あらすじ」編と「感想」編の2本に分けてUPしました。

下の「感想」編での私の苦悩(笑)も読んで見てくださいね。

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1年後。

多摩税務署で穏やかな毎日を過ごしている春馬(江口洋介)。

娘(水野絵梨奈)の作ってくれたお弁当を食べてほっこりしています。

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けれど、春馬は待っていました。

村雲(ARATA)が母親(りりィ)の事を聞きに、自分にコンタクトをとってくる日を。

その時が決着の時だと。

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一方、ヴァージン諸島では、村雲と歌織(麻生久美子)が豪邸で暮らしています。

村雲はなぜかひかるを抱こうとはせず、お酒に溺れる毎日。

怪しげな人間とのつきあいもあり、歌織はひかるの身を案じてピリピリしています。

正道が死んで村雲の復讐は終わったはずなのに・・・。

歌織には荒れている村雲の気持ちがわかりません。

.

ある日、ついに春馬に村雲から電話が入ります。

「知りたいだろ?母親の居場所を。なあ、取引するか?

一度始まった復讐は一生続くんだ。

死んだはずの母親のが生きていた理由を」

「その必要はない。俺は知ってるんだ。知ってるんだよ・・・」

村雲は春馬にそう言いつつ、昔のことを思い出します。

赤い手ぬぐいで体を拭く母、文子の姿。その背後に立って母の長い髪を梳かす村雲少年。

赤い手ぬぐい・・・村雲の腕を切り落とした犯人はその赤い手ぬぐいを首に巻いていた・・・。

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歌織は村雲が外出した隙に、地下の彼の部屋に初めて入っていきます。

様子がおかしい村雲を少しでも理解したいと思ったせいでした。

でもそこで目にしたものは、金や紙幣。拳銃。。。

幼い頃の村雲少年と母の写真。。。

歌織はビデオテープをみつけます。

再生してみると、それは白浜の温泉神社のお祭りを伝えるニュースで。

そこには写真と同じ、村雲の母が映っていました。

歌織は部屋にやってきた村雲に言います。

「私、わかったの!

復讐が終わったのにあなたの気持ちが晴れない理由。

あなたのしてきたことは復讐じゃなかった!

正道や檜山に罪はなかった!

あなたを誘拐したのも、腕をそんな風にしたのも見知らぬ誘拐犯じゃなかった!」

「黙れ!」

歌織の言葉をさえぎるように、彼女の頬を叩き、出て行ってしまう村雲。

その背中に歌織はあきらめず叫びます。

「あなたは間違ってるっ!」

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歌織は檜山貴一(斎藤工)のところに電話をかけ、ひかるの口座のお金をすべて元に戻したと伝えます。

そして、歌織はひかるを連れて空港へ。

追いかけてきた村雲に歌織は言います。

「お金は貴一に返したわ」

「・・・あいつは俺を詐欺罪で告発するかもしれない」

「それでいいの。

でないとあなたは止まらない。

ほんとに憎みたい人を憎めないあなたは、世界中を憎み続けるしかないのよ。

・・・ねえ、希望はすぐ目の前にあったのよ」

歌織はひかるの手を村雲に握らせます。

「この手がもう少し、大きくなったら素敵なお父さんだったと伝えておくわ・・・」

歌織は村雲を残して、ひかると二人、日本へと帰っていきます。

.

春馬は突然、品田(奥田瑛ニ)に呼び出されます。

「ヴァージン諸島の口座から檜山貴一の口座に5千億全部の送金が確認された。

なんの偽装工作もしないで送金されてる」

緻密な工作をする村雲らしくないため、春馬は何かあったのでは?と勘ぐりますが。

品田は「2日後、ライトキャストの内偵に着手する。

責任者は春馬。おまえがやれ!」と命じます。

.

国税局が檜山の会社に乗り込みます。

檜山貴一の自宅には春馬や窪田(田中圭)が内偵に入ります。

春馬は口座のパスワードを渡すためにそこを訪れていた歌織から事情を聞くことに。。。

.

歌織は春馬に昔の村雲を語りはじめます。

「私と知り合ったときは、彼はもうトップのディーラーでした。

同僚からも一目置かれる存在で。

でも、私が見た感じの印象は違いました。

とても良い子に見えました・・・。

先生の期待に応える優等生。おもしろみのない人・・・。遊び慣れたところがなくて、退屈な人とも思えました。

ただ、とてもキレイにご飯を食べる人でした。

きっとご両親のしつけがよかったのねと言ったら、とても照れたように笑ってて・・・。

あのころはごく普通の男性でした。

彼は・・・多分、復讐なんて感覚を一度も持ったことがないんじゃないかしら。

ある日、彼が私の部屋に来ていた時、テレビを見て、突然彼が震え出したんです。

そして、『今、幽霊を見た』と。

それから1ヵ月後、彼は姿を消しました。

・・・私、思い出したんです。

ご飯を残さず、きれいにたべる姿。

彼は怒りや憎しみであんなことをしていたんじゃなかった。

ただ、誉められたかったんだと」

「誰に?」

「それは本人に聞いてください。

春馬さん、修次(村雲)を助けてください」

春馬は困惑したように言います。

「・・・申し訳ないが、彼を助ける気はありません。

良いも悪いもない。

私も自分が正しい事をしようとしてるとは思ってない・・・」

.

春馬は、歌織から教えられたヴァージン諸島の豪邸へと出向くことにします。

.

国税局では・・・。

「大変です!檜山の口座に入金された5千億がすべて消えました!!」

担当者の驚きの報告に、品田や窪田が途方に暮れていました。

「スイスの口座に移されたらもうみつけられない!」

「村雲の口座は、コントロールできるように二重名義にしてあったらしい!」

村雲はあらゆる事態に対応できるように策を講じていたのでした。

.

ヴァージン諸島の村雲の豪邸にやってくる春馬。

春馬は豪邸の地下で、歌織が見たのと同じ映像を見ます。

そして村雲が母の生存を知っていたことに気づきます。

そんな春馬の後頭部に、銃口をあてる村雲。

春馬は驚きもしないで背後の彼に話しかけます。

「お前を誘拐させたのは母親自身か?」

「ええ」

「檜山正道から金を奪いとるための自作自演か?

腕を切り落とさせたのもそうなんだな?」

「ええ」

「偶然、見た映像で母親が生きていることを知り、何もかもわかった上で、檜山家を陥れた。

なぜ、そんなことをした?母親に誉められたかったのか?」

「ここに現金で5億ドルある。俺を逃がしてくれたらあんたにやるよ」

村雲の申し出を春馬は断ります。

「お前が絶望してるのは母親にだ」

「違いますよ。僕は絶望なんかしていない。

生きるために手足を切り落とされた子供なんて世界中に大勢いる。

僕は絶望していないし、誰も怨んでいない。

ただ、もうひとつの人生を想像してしまうんですよ・・・。

あっちとこっちにどんな違いがあるんだろうって?

抱き締められる子供と、腕を切り落とされた子供にどんな違いが?

いくら想像しても自分が・・・。わからないんだよ。

だから希望を持ってしまう。

有り得たかもしれない人生に希望を持ってしまう。

ねえ、春馬さん、そう思いませんか。

人を狂わすのはいつも、そういう希望なんだ。

目を細めてみつめる・・・希望のともし火なんだ」

.

村雲は春馬を地下の部屋から追い出して、火を放ちます。

自殺するのかと焦る春馬でしたが、外でトラックのエンジン音が聞こえ・・・。

.

村雲はトラックで逃走をはかりますが、横転し車の下敷きに。

春馬はそんな村雲を発見し、助け出すのでした。

「母は元気でしたか?」

「日本に帰ったら、母親に会いに行こう。お前とは長いつきあいになる。

一日くらい寄り道してもいいだろう」

.

春馬は村雲を連れて白浜へやってきます。

春馬は車に村雲を乗せて、白浜の谷山の別荘へと向かいます。

手前で車を止めると、村雲は母に会うのを渋りはじめます。

「会うのが怖いんだ。かわりに行ってきて欲しい」

どこか子供のように駄々をこねる村雲に、春馬は仕方なく別荘へと行くことを承諾します。

「これを渡して欲しい。もしいらないって言ったら、あんたにあげるよ」

そう言って手渡されたのは、木彫りの黒い薔薇でした。

ずっと・・・村雲が持ち歩いていたもの。

.

春馬は母の文子と会います。

村雲が近くまできていることを告げても、文子は冷たく・・・。

「人違いでしょ。これはお返しします」

渡された黒い薔薇も興味がないようにつき返してしまいます。

落胆しながらも、村雲のために春馬は食い下がりました。

「事情があるのは理解しています。

しかし私は過去の事をあれこれ詮索しにきたのではありません。

ただ、息子さんの気持ちをあたなに・・・」

「私に息子はおりません」

こみあげてくるのを怒りを抑えながら春馬は言います。

「そんなことを言ったら、あいつはいつ救われるんですか?

何をすれば救われるんですか?」

悲痛な春馬の言葉も文子の心には届かないようで、表情はピクリとも動きません。

そんな時、豪邸から母親を呼ぶ娘の声が聞こえてきます。

文子は春馬に挨拶もせずに、そのまま家へと戻っていってしまいました。

文子には新しい家族ができている・・・。

残された春馬は村雲の事を思って、悔しさで涙があふれてくるのでした。

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春馬が車に戻るとそこには村雲はおらず、近くの公園のベンチに座っています。

明るく装いながら近づいていくと、村雲は腹から血を流し息絶えていました。

村雲を刺したのは檜山貴一でした。

空港のトイレで春馬と離れたほんの少しの間の出来事。

ナイフを持ったままの貴一に村雲は言います。

「そんな顔をするな。

おまえは当然の権利を行使したまでだ。ごめんな・・・貴一」

.

その後、貴一は空港で座り込んでいるところを警察に確保されるのでした。

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小雨に濡れた村雲の遺体を見ながら呆然と立ち尽くす春馬。

力を振り絞るようにポケットから出したのは、文子に受け取ってもらえなかった黒い薔薇。

その黒い薔薇には背面にフタがあり・・・開けてみるとそこには紙片が・・・。

その紙片を広げてみると・・・。

そこには歌織が檜山貴一の口座に戻し、のちに消え去った5千億弱の行方が書かれてあるのでした。

春馬はその文字を見た途端、査察魂が蘇ってきて色めき立ちます。

.

春馬はタイミングよくかかってきた品田の電話に叫びます。

「控えてください。スイスルガノンバンク・・・・・・。

名義、澤村文子!

嫌疑者死亡!!」

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「あらすじ」終わり。

下には「感想」を書いています。

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チェイス・第6話最終回「カリブの黒い薔薇」※「感想」編

※チェイスはレビューが長くなりましたので、「あらすじ」と「感想」を分けてUPしています。

「あらすじ」は上にありますので、読んでみてくださいね。

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感想です。

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最後まで村雲は母親を憎めなかったんですね。

子供の手足を切る親なんて世界中にいっぱいいると言いながら、その現実を受け止められなかった。

見ている私も受け止められなかった。。。

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テレビを見ていても、親の虐待で死んでしまう子供たちのニュースが毎日のようにあるし、そんな親もいると認識せざるを得ないけれど・・・。

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2度目に見て、ようやく村雲の哀れさを感じることが出来て、白浜での春馬の悔し泣きに一緒に泣きました。

ほんとに憎い母を憎めない・・・愛されたいから・・・。

かわいそうでした・・・村雲が。

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春馬は妻の事故で復讐に溺れそうになったけれど、生活のあちこちに漂う妻の面影と娘の存在が現実に引き戻してくれたんでしょうね。

白浜で村雲のために悔し泣きしてあげられる春馬に感動しました。

.

私も悔しかったです。あんな母親。

まだ愛されたいと願っている村雲が哀れで。

.

歌織は・・・この母と似たタイプの女性ですね。

お金や男の野望のために子供を産んだり・・・。

でも最終的は子供の安全が一番。お金には転ばなかった。

村雲の本来の理想を彼女が見せてあげられたのかも。

自分の息子は幸せになると確信して、安心して死ぬことができた・・・かな。

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しかし、あの木彫りの薔薇。

文子が受け取っていたら、スイスに送金されたお金はすべて文子のものになってたんですね・・・。

正道の財産はすべて文子のものに。

元々ひかる名義でも、文子との二重名義にしてあったということだし・・・。

歌織とひかると一緒に暮らしていても、根本的に母に愛されたいという思いの方が強かったんですね。

母親は村雲の思いを受け取らず、黒い薔薇は春馬のもとへ。

正道の遺産はほとんど国税局が把握できたと・・・。

この最後の黒い薔薇のやりとり、村雲が託した希望・・・が伝わってきました。

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ところで、あの誘拐事件。

文子の自作自演だったことはわかりましたが。

盛りだくさんな内容だったので放送直後は理解するので精一杯。

でも、もやもやしててはっきりした感想がなくて・・・。

翌日に2度目を見て頭を整理したら。

●正道が身代金3億を払ったのかどうか。

●母、文子が3億手に入れたのかどうか。

●署長の谷山が犯人らが射殺された時にはすでに母と関係があったのかどうか。

この点ははっきりした描写がなかったですよね。

.

でも、歌織がはっきりと「正道と貴一には罪はなかった」と言い切ってますし、

文子は「息子などおりません」と完全拒否してるから、

誘拐は文子が首謀者だったってことなんでしょう。

.

文子の周辺は、5話の春馬に話した谷山の話と再現映像を事実とするか作り話が混じってると受け取るかで解釈が変わってきますよね。

谷山の折々の事件の感想がウソとは思えなくて、これが一番、混乱させてくれます・・・。

.

でも、3日間考えて出た結論は、

文子は自分が絶対に疑われないために息子の腕を切断させたってこと、でした。

.

文子の体を拭いていた赤い手ぬぐいを、誘拐犯人が首からぶらさげていたことから、二人は性的関係にあったと見て取れます。

二人はグルで、文子のアイデアですべて動いていたんでしょう。

もし犯人が警察に捕まり、自分との関係を自供したとき、「そんなはずはない。私は息子を傷つけられた被害者なのだ」と言いはるために。

.

3億を正道が出したとして、犯人に渡す前に紙くずと入れ替えたのなら、なぜ村雲を傷つけさせる必要があったのかと疑問だったんですが・・・。

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自分が疑われないため。それが必要だったんですよ。

その時点で、村雲は決定的に母に裏切られているから、それ以上の描写はなかったのかも。

.

でも、私なりの解釈を書いてみると・・・。

.

文子は3億を手にしたんでしょう。

そして、グルである誘拐犯人の一人とはこれは打ち合わせ済み。

.

文子は先に3億を取り、紙くずと入れ替えた。

共犯者は仲間たちの手前3億払われなかったと逆上してみせて村雲を傷つけた。

それで仲間を騙すつもりだったけれど、警察に乗り込まれて全員、射殺されてしまった。

.

犯人たちが逮捕されるように居場所を警察に密告したのは文子かもしれないですね。

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共犯者を含む犯人たちが射殺されたことは文子にとって誤算で幸運だったのでは。

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この時は、まだ谷山とは関係なく、事件後、真相に気付いた谷山が文子に近づき、恋仲になったんじゃないかな。

餓死したと村雲と正道に手紙を書き、死んだと思わせ、ひそかに白浜に隠れ住まわせた。

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5話の回想映像では谷山が犯人を射殺したわけではなくて、警官たちの後の方で中に入ってるんですよね。

たくさんの目撃者もいそうなのでほんとに谷山が射殺したわけではなさそうだし。

谷山は陰でこっそり賄賂をもらうタイプ。誘拐の共犯になるような過激なタイプではないですよね。

ただ、見た目の雰囲気だけですが。

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文子は本妻に子供ができて、正道の足が遠のいたことから、自作自演の誘拐を思いついたと。

村雲を犠牲にして、人生をやり直した。

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愛人にあんな貧乏な生活を強いていた正道が、3億奪われても黙っていたのは穏便に済ませたいという気持ちと、手切れ金がわりだと思ったのでは。

3億がどこに消えたのかはわからなくても、村雲は無事だったわけだし。

それ以降、文子とは会っていないし。

正道が亡くなる前、手を合わせて謝っていたのは文子や村雲らに対してでしょう。

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私は文子は3億を手にしてると思います。

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谷山が正道と村雲に「死んだ」ではなく、あえて「餓死した」という手紙を書いたのは、文子が3億を手にしていないことを強調しておきたかったからかもしれないですよね。

文子と自分の生活や地位を守るために。

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でないと、身代金要求が失敗してたなら、あのまま文子は黙ってなかったと思いますわ。

再び、村雲を使って正道に何かを仕掛けていたと思います。

だってこんなことまでした文子なんですもの。

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それもあって、村雲は身代金は払われてないと思ってますね。

少年の頃に檜山の家に侵入したり、大人になって正道の遺産を狙ってるわけですから。

母が生存してると認識したとき、彼は檜山に近づいてますから。

歌織の話では、母が死んだと思っているときは真面目な普通の人だったらしいし。

村雲が文子の生存を知らずにいられたら、きっと幸せに過ごせていたんでしょうね。

母親への「希望」を抱くことはなかったんですから。

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いつか、ノベライズが出たらすべての真相がわかるかもしれないですね。

でも、私はこの自分の考えた真相で納得したので、これでヨシとします。一応。(笑)

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チェイスは春馬と村雲の本筋はきちっと終わったんですが、村雲の過去のパートは「籔の中」状態。

文子、谷山、正道。

この中でも、鍵を握るのは文子。でも決して話さないでしょうね。

過去のパートは、考えれば考えるほど新たな発見があります・・・。

ラストで、文子の回想を映像で見せてしまうのは野暮ってもんなんでしょうね。

過去のパートはどれを見せて、どれを見せないかを、ほんとに考えて作られてますね。

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私は多分終わりにすることができず、まだまだ悶々と考え続けそうです。(笑)

だってほらまだ、なぜ子供の村雲に正道は山の数え方を教えたのか?わかってませんよね。一座、ニ座って。

これも何か意味がありそうだと思いませんか?(笑)

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チェイスは謎の多い良いドラマでした。

考えるのが楽しかったです。

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2010年5月22日 (土)

警視庁失踪人捜査課・第6話

今回はある意味すごい!

タイムリーすぎて、ぞぞぞ~~~っと寒気がしました。

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野口波瑠(加賀美早紀)が引越しを終えた日に失踪します。

その捜査の依頼をしたのは波瑠の友人・名村凪(柊瑠美)。

波瑠とは2ヶ月前に知りあったと言います。名村の父親、世界的に有名なピアニスト、公(団時朗)の葬儀で会い、同い年ということもあり意気投合したという。

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法月(小日向文世)と醍醐(北村有起哉)が波瑠の周辺を捜査すると・・・。

波瑠は派遣清掃員をしていましたが、お金に困っていたようで仕事を掛け持ちしていたそう。

また、波瑠につきまとってお金をせびっているように見えていた敦史は、児童養護施設で一緒に育った幼なじみで、彼女を本気で心配していた。

敦史はピアノの上手な波瑠にプロになれとすすめましたが、それより恋人がいて結婚したいと言っていたとか。相手は医師だが、借金があり波瑠が払っていたのではないかという。

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やがて、森田(黄川田将也)が波瑠の銀行口座に公のところから3千万円が振り込まれていたことを突き止めます。

それは公の遺産の一部で、波瑠は公の愛人の子供あることが判明します。

妻に波瑠の認知を反対されていたのですが、公は死後に二人の子供に平等に遺産を残ししたのでした。

凪は高城(沢村一樹)から波瑠が異母姉妹だと知らされても、波瑠の行方を心配していることには変わらないと言います。

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凪はすごく優しい子です。突然の異母姉妹の出現にも快く受け入れて、逆に自分が父親との楽しい思い出話をしたことで傷つけたのではないかと心配してる。

敦史も。三浦の前で涙ながらに波瑠を想っていることを訴える姿は胸を打ちました。

三浦(遠藤憲一)は前にも取調室で関係者に泣かれてましたね。その人の表情を見ながら目の縁を赤くしてることが多いです。。。

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高城と愛美(森カンナ)は、敦史の話に出た波瑠の恋人、派遣先の病院の医師、秦(加藤虎ノ介)に会いに行きます。

けれど、秦は「相手が勝手にその気になっただけ」などと横柄な態度で交際すら否定する始末。。。

また失踪時刻にはアリバイがあると言います。

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公子(高畑淳子)が、アルコール依存症のリハビリ施設にいる波瑠の母を見つけ出します。

施設にいる母は高城に、波瑠と秦が一緒にやってきた時のことを話します。

波瑠から秦を愛してると聞かされた母は、秦にこっそり波瑠の父親の遺産が近々入ることを教えたと言います。

借金がある秦に、その遺産で借金を返して、娘と結婚してほしいと懇願したと。

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調べてみると秦には2千万以上のギャンブルでの借金があり、波瑠の失踪直前に完済されていました。

再び高城が医師の自宅を訪ねると、そこには赤ん坊を抱いた彼の妻が。

妻は病院の院長の娘で秦は入り婿でした。

妻子がいることを隠して交際し、大金まで奪っても、自分は失踪とは関係がないと言い張る秦。

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が、秦の浮気にずっと悩まされてきた妻は、失踪当日、波瑠のもとに乗り込み、手切れ金を渡そうとしたそう。

ですが、波瑠は受け取らず、妊娠してることを告げたという。

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波瑠はその直後に失踪・・・。

妊娠してるのに自殺するはずがない、高城は早速、産婦人科を調べさせるが・・・。

みつけた波瑠はすでに流産の末の大量出血で死亡していました。。。

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あまりのことに愕然としながらも、高城は遺体を司法解剖するように指示します。

すると、波瑠の遺体からは未承認の人工中絶薬の成分が検出され、過剰摂取による死と断定されます。

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秦のパソコンからはその薬をネットで注文した履歴があり・・・。

病院を訪ねた高城は激昂して秦の胸倉をつかんでふりまわします。

「まさかあの薬でこんなことになるなんて・・・」

喫茶店で、波瑠が席をはずした隙に、秦がその薬を飲み物に混入させたのでした。

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高城は、凪に波瑠の死を知らせます。

異母姉妹が凪で波瑠もうれしかったはずだと・・・。

高城は凪を慰めるのでした・・・。

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今、ちょうどニュースになっている事件と酷似した内容で、後半部分を見ていてそれに気付いた時は、鳥肌がたちました。

これって、当然、偶然でしょう・・・。ビックリですね。。。

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ところで、敦史が言ってましたが、波瑠はいつも父親と同じような浮気癖のある男に引っかかるって。

どうしてそんな人に惹かれるのかしら・・・。

秦はほんとにひどい男です。

妻子持ちを隠してつきあって、その上、遺産を自分の借金の返済に使うなんて・・・。

ひどすぎて後味悪いです。(笑)

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でも、お話としてはパワーがあって濃かったですね。。。

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捜査願いを出してくれる凪や、本気で思ってくれる敦史、この二人の存在に気付いて欲しかったな。

ほんとに大事に思ってくれた人たちだったのに。

ピアノっていう自信を持てるものもあったのに。

少し時間がズレてたら、変わっていたこともあるかもしれないですね。。。

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お母さんが遺産のことを話さなかったらなあ~・・・。

ああ、お母さんも浮気癖のある男に弱いのか・・・。う~~~ん・・・。

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良いことがあまりなかった波瑠には、幸せになって欲しかったです。

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さて、次回は高城自身の問題が絡んできそうですよ。

失踪人捜査課はみんなが優秀でチームワーク抜群!

高城の問題が表面化してきて、どう受け止めるのか、楽しみです。

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