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2010年10月に作成された記事

2010年10月27日 (水)

相棒・第2話「顔のない男」後編

右京(水谷豊)は屋上に残された男の指紋を発見します。

そこは、男(徳重聡)がワイヤーでマンションの壁面を降下した場所。

男は一刻を争う中、無意識に証拠を残したのでした。

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警視庁のデータベースで調べると、男の身元が判明します。

上遠野隆彦(かどのたかひこ) 元SAT隊員。

管理官、大河内によると、上遠野は実弾を使う模擬突入訓練で、パニックを起こし乱射した隊員、木村を射殺するという事件を起こしていました。

部下たちは上遠野の行為は正当だったと証言しますが、篠原という隊員だけは殺意があったと主張したそう。

事件を公にしたくない警視庁は訓練中の暴発事故として処理。

その後、上遠野は事故死の責任を取る形で依願退職したそう。

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 前編で、「傭兵」なんて書いていた私・・・。

どっか森の中で、ひそかに訓練をしてるのかと思ってましたよ~。。。

ああ、恥ずかしい・・・。

でも、SATって実弾を使った訓練をしてるんですね~。。。ビックリ。

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右京らが篠原に話を聞きに行くと。

木村と親友だった篠原は、上遠野が自分で殺人を認めたと言います。

その一方で、上遠野が「どうして俺は裁かれないのか」と絶望したまま警察を去ったことも語ります。

上遠野なら殺人を犯す能力があったと納得する神戸(及川光博)。

けれど、右京は水元、岡崎、笠井を殺す動機がないと指摘します。

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鑑識の米沢があっさり上遠野の居所を特定してくれます。

SS警備保障の寮に住んでいるという。

さっそくたずねて行くと、上遠野は立ち去ったばかり。

さらに米沢が岡崎の部屋にあった写真を分析したところ、豊日商事と、日本国際航空、航空自衛隊の幹部らの姿を発見。

上遠野の勤めているSS警備保障の役員の中には伏見(津嘉山正種)の名前も。

これですべてがつながります。

右京は、「大勢の命を守るなら、一人は殺しても構わないというのが政治家だった伏見の考え。訓練で同様の経験をした上遠野は、その考えに共鳴したのではないか」と言います。

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 伏見は右京さんの推測どおりの理屈で上遠野を操っていたようです。

多くの実を結ぶためになどと言って。

娘婿の笠井に対してはまったく愛情もなかった様子・・・。

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右京と神戸の動きに気付いた伏見は上遠野を呼び出し、「消えてくれ」と命じます。

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笠井の息子からSDカードを手に入れる神戸。

その中には不正の証拠が。岡崎のところにあった写真の原本もその中に。

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 「おじちゃん」と呼ばれ、「お兄さん!」ときっちり訂正する神戸。

まあ、誰が見ても、おじちゃんよりはまだお兄さんですね。

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その証拠を分析した右京は推理します。

航空自衛隊は豊日商事から納入された燃料を、民間の日本国際航空に安く横流しし、自衛隊幹部の口座に振り込み、私腹を肥やしていた。

この事実が明るみに出そうだとわかった伏見は上遠野を使って、笠井、水元、岡崎を事故や自殺にみせかけて殺害させたのだろうと。

それを伏見にぶつけてみると・・・。

彼は「君たちに捕まるのは永遠にないな」と不敵に笑います。

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特命係の部屋で、もう一度、考えをまとめる右京と神戸。

やがて、ひとつの結論に。

伏見こそが燃料横流しの黒幕で、政治家時代からの政界工作のための裏金作りの源泉だったのではないかと。

上遠野がすべてに気付いたら伏見を狙うはず。

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伏見の元に駆けつける右京ら。そこにはすでに上遠野の姿が。

上遠野は伏見をかばって立つ右京に話しかけます。

「やっと会えましたね・・・」

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 どういうこと?上遠野は右京さんのことを知っていたの?

なにか見落としてるものがあるのかしら??

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伏見に。

「あなたは絶望から救ってくれた。だからこそ、あなたの裏切りは許せない」

駆けつけたSATらが上遠野を狙っています。

その中には、かつての部下、篠原の姿も。

「あなたは強靭な意志をもって木村隊員を射殺しました。

仮に今、篠原さんがあなたを射殺したら、彼も同じ思いに苦しむ・・・」

「・・・ずるいな」

上遠野は持っていた銃で自らの頭を撃ち、自殺してしまいます。

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その後の調べで、不正のすべてが明るみに出ます。

伏見も殺人罪で逮捕できそうとか。。。

けれど、右京の表情は沈んだまま・・・。

説得の仕方が悪かったのでは・・・後悔しきりです。。。

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なんともやるせないお話でしたね。

絶望したSAT隊員を利用するなんて。

事件後の精神面でのケアが必要だったんでしょうね。

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上遠野を生かしておきたかった右京さんも哀しそうでした。

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今回は米沢さんが大活躍。

「まさか私がみつけられるなんて・・・」と、自分が上遠野をみつけたことに驚いてたのも米沢さんらしかった。

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初回の後編は遊園地ロケ。

思ったより人がたくさん人が動員されていて、豪勢でしたね。

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ところで、

かどの→上遠野

ふしみきょういちろう→伏見亨一良?

なぜにこんなややこしい名前にするのかしら・・・。

レビューするには、ちょっとツライ。

テレビ画面を見ながら、どうして普通に、角野、恭一郎じゃないの~~と焦りました。(笑)

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映画のCM、今回も入りましたね。

壮大な感じに仕上がっているようで、ものすごく楽しみです。

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2010年10月25日 (月)

龍馬伝・第43話「船中八策」

土佐の山内容堂(近藤正臣)が京にいると聞いた龍馬(福山雅治)は後藤(青木崇高)とともに京へと向かいます。

容堂に大政奉還を勧めようと思ってのことでしたが・・・。

容堂は慶喜(田中哲司)が自分の事しか考えていないと失望し怒って土佐に帰ってしまいます。

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そんなことは知らない龍馬は、京へ向かう土佐の夕顔丸の中で、日本の将来の道筋を書き出してみます。

それは「船中八策」と呼ばれるもので、日本の未来の姿が書かれたものでした。

後藤はその内容に目を見張ります。

龍馬は希望に燃える眼差しで、これを大殿にも見てもらいたいと後藤に言うのでした。

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京に着いた龍馬や後藤は容堂が土佐に帰ったと聞き、落胆します。

そんな中、龍馬に同行してきた陸奥陽之助(平岡祐太)は、海援隊の京の拠点をみつけたと言い、彼を案内しようとします。

けれど、龍馬と陸奥は新撰組にみつかり、斬り合いに・・・。

中岡(上川隆也)に助けられ、龍馬らは相撲部屋に隠れることになります。

相撲取りの藤吉らに食事をご馳走になり、ご満悦の龍馬ら。

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中岡は今、薩摩と行動を共にしていると言い、西郷が後藤と話したがっていることを伝えます。

それを聞き龍馬は、西郷は土佐を戦に巻き込むつもり・・・これは薩摩と土佐の知恵比べになると、意気込みます。

やがて、武力倒幕を考える西郷(高橋克実)と、大政奉還を目指す後藤の会談が行われます。

龍馬と中岡が仲介役として同席します。

西郷は土佐と協力して大政奉還を目指そうと言い出します。

その上で、大政奉還がならなかった場合は徳川との決戦する覚悟があるかと後藤に問いかけます。

後藤は容堂の了解を得ぬまま、それを約束します。

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隠れている相撲部屋にもどった龍馬は中岡にも船中八策を見せます。

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政権を帝に返上させる。

イギリスのように2つの議員をつくり、みんなで話し合って政を決めていく。

たとえ身分が低くても頭のいいものは政に加わるべき。

異国との約定は対等でなくてはいけない。

異国から帝を守る軍隊をつくる。

海軍を拡張すること。

などなど・・・。

八つの策を話して聞かせる龍馬。

これは自分が出会った偉い人たちの教えをまとめたものなのだと、八つの策を話して聞かせる龍馬。

これで誰もが笑って暮らせる国にできると胸を張ります。

中岡は感激しながらも、複雑な表情を浮かべます。

「わしは涙が出てきたぜよ。

でも、今の仕組みにすがっている者はこれを決して認めようとはしない。

これを世に出したら・・・おまえは殺される・・・」

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「命を狙われるくらいのことをせんと日本は変わらんぜよ」

龍馬は不敵な笑みを浮かべます。

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先人の知恵を集めた龍馬の船中八策は、将来の明治政府の基本理念として受け継がれていきます。。。

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最後の船中八策の説明のところでは、今まで登場した人たちの映像が重ねられ、胸が熱くなりました。

高杉の死の回で、亡くなった人々の考えは引き継がれていくとお龍が言ってましたが、そのとおり龍馬はしたんですね。

彼に知恵を授けた人々の思いが息づいていて、すべて受け継がれていってます。

龍馬が亡くなったあとも、この船中八策は考えを受け継ぐ人々の手によって実現されていくんですから。

龍馬にとって、人との出会いは素晴らしいものだったんですね。

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薩土盟約ですが、これによって龍馬はなんとしても急いで大政奉還を実現しないといけなくなりましたね。

でないと薩摩の武力倒幕にみんなが巻き込まれることになリますもんね・・・。

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弥太郎はグラバーに会いに行き、イギリス流の商売を教えて欲しいと頼みました。

土佐に使われるのではなく、自分で大儲けしたい一心で。

「邪悪」な顔の弥太郎。

もうずっと顔が怖かった・・・。

そりゃ、戦が起こればそれに乗じて大儲けしてやるなんて考えてるんですから・・・。

悪魔ですよね。

大政奉還などいらんなんて・・・。

それにしても、悪魔顔の弥太郎・・・。顔が怖い・・・。

龍馬を邪魔に思うようになりそうな弥太郎に、薩摩の大久保もそんな感じ。

敵が多くなってきました。

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2010年10月23日 (土)

SPEC・第3話感想

ミショウのコンビは上からの命令で張り込みさせらます。

指定場所であるガソリンスタンドに行くと、店員がお客に放火しそうに。

慌てて止める瀬文(加瀬亮)。

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店員は京女の托鉢僧に出会ってからおかしくなったとか。

彼女に憑依された人間はみんな京都弁を話し始める・・・。

やがて、彼女は自分の憑依の能力を証明するために、日本中の「はやしみのる(林実)」に乗り移る。48時間以内に自分をみつけられないならマスコミに対してこれを公表するという・・・挑戦状を送りつけてきます。

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そのことで京女の托鉢僧って、エロイという話で盛り上がる野々村(竜雷太)と瀬文。

顔を歪める当麻(戸田恵梨香)。。。(笑)

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そうこうするうち、全国各地で林実による事件が起きます。

そして、ついに殺人事件が。

犯人の林実を聴取していた当麻は、彼が憑依のスペックを持つ張本人であること

を突き止めます。

けれど、その場にいた人間にどんどん憑依して混乱させる林実。

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 京女もこの林実に憑依されていたんですね~。

みんなが急に京都弁をしゃべり出したのには笑ってしまいました。

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当麻はその人間を気絶させて中にいる林実を閉じ込めようとしますが失敗。

瀬文は、憑依先の人間は林実に影響されていることから、当の林実を撃つことで事件を解決します。

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 なるほど~。

当麻の推理力に+αのことをしてみせる瀬文。

当麻、なんでも瀬文に相談してほしい~~。

役割分担が見えてきて、おもしろくなってきました。

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拘置所に捕らえられている林実。

当麻は「私はこれからが本番。せっかくの餌が手に入ったんで、利用しないと」と拘置所の監視カメラをしっかりチェック。

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 当麻がまた何を企んでいるんだろうと思ったら・・・。

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時間をとめて拘置所にやってくる青年(神木隆之介)。

林実は青年に殺されてしまいます。

当麻は録画された監視カメラの映像に映っていた青年を見て激怒します。

「にのまえ~~」

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 にのまえ君も当麻もお互いのことを知ってるようですね。

どういうこと?

当麻、すぐに瀬文に相談して~~~(笑)。

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その瀬文は、志村の主治医からある依頼をされてます。

細胞を再生させる能力者がいて、ミショウにそのデータがあるので見せてほしいと。

能力者に主治医自身が治してもらったことがあるとか。

信じない瀬文ですが、帰宅途中に何者かに怪我をした腕を触られ・・・、その傷はあっという間に完治して・・・。

実際の効果を目の当たりにして、呆然の瀬文。。。

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また、植物状態の志村は、看病している妹の美鈴に能力者の映像を送っている模様。

突然、映像を見て混乱する美鈴に、主治医は能力者の事を知っていたから殺されそうになったのでは?と言います。

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 これは・・・志村が能力者だったってことなんでしょうか・・・。

とにかく、すごく世界が広がってきましたね。

にのまえの組織も気になるし。

当麻との関係も気になるし。

預言者の再びの登場も気になる。

気になることがいっぱいです。

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今回の憑依。

これを頻繁にやられると、防ぎようがないですね。

どんどん恐ろしいことになりそう。

今回はにのまえにあっさり殺されてしまったけれど・・・。

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ああ、餃子が食べたくて、うずうず・・・。

このドラマの感想の一番ですわ。

もちろん、ドラマも楽しんでますけど。(笑)

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2010年10月21日 (木)

相棒シーズン9・第1話 前編感想

初回って大体、2時間だったよね~とテレビ欄をチェックした私。

なのに、今回は1時間。 

ちょっと物足りない気分でいたんですけど。

前後編ものみたいですね。来週は後編。うれしい。。。。

そうでなくっちゃ!

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さて、彼らは傭兵なのかしら?

武装した30人くらいで山や湖で訓練しています。

その中の一人が過酷な訓練のためにとうとう、混乱して仲間に向かって乱射してしまいます。

リーダー(徳重聡)が彼を射殺。驚く仲間たち・・・。

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こんな意味深な冒頭で始まりました。

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女流作家、水元湘子が自宅で死体になって発見されます。

第一発見者は彼女の夫。独立系出版社の社長です。

湘子は建設会社の創業者の娘で、夫は彼女の父から多額の融資を受けているとか。

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右京(水谷豊)は湘子の書斎の報告書や資料ファイルが無くなっていることに気付きます。

この後、冒頭のリーダーが登場。湘子の本とその資料ファイル?を燃やしてます。

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何者・・・。この人。。。
名前がないので書きにくい。(ぼそ・・・笑)

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水元湘子殺害の捜査が始まります。

捜査一課は湘子のストーカーを追いかけ。。。

右京らは報告書や資料ファイルについて聞くためにアシスタント、岡崎に話を聞こうとしますが・・・、韓国に行っていて留守。

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また、夫から湘子は次回作のために、1ヶ月ほど前、豊日商事を訪れていたという話が。

その豊日商事では湘子の相手をした笠井が2週間前に夜釣りで溺死。

右京と神戸(及川光博)が笠井の妻に会いにいくと・・・。

妻は引退した政治家、伏見の娘・・・。(あやしい・・・)

さらに調べると、湘子は豊日商事の不祥事を取材中に知り、それを笠井に問い詰めた可能性が。

けれど、会社はすぐに不祥事を公表、謝罪会見をする予定だったため、湘子の事件の動機にはなりそうもなく・・・。

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やがて、右京は、夫のアリバイを崩し、真相を探りあてます。

夫の浮気を知った湘子が腹いせに自殺。

彼女を発見した夫は、父親からの融資が打ち切られることを恐れ、他殺に見せかけた・・・らしい。

夫はすぐに観念するんですけど。

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どうも自殺と思われた湘子の死因に疑いが出てきます。

湘子のストーカーをしていた男が、ずっと彼女の家の前でのぞいていたんですね。

どうも夫が帰宅する前に誰かいたようだと・・・。

それで、韓国から帰国した岡崎に会いにいく右京と神戸。

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なんと、ここにもまた男が。

男は報告書や資料ファイル?を奪い、岡崎をマンションの屋上から、これまた自殺に見えるように細工して落下させるんですね。

マンションに来た右京が屋上にいるその男を目撃するものの・・・。

そこに駆けつけた時にはもう男はワイヤーでビルの側面を降下。

姿を消した後。

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屋上にいた人物は誰なのか、驚くばかりの右京と神戸でした・・・。

今回はここで終わり!

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お話の筋はこんなもんでしょうか。めちゃくちゃですね・・・。

真相に導くヒントを全部、拾えてるといいんですけど・・・。とほほ。

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今回は女流作家の死から、傭兵?まで。

なんだか、ぶっ飛んでますね~。

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この男、いくつもファイルを奪っては、そのことを知ってる関係者を殺してる感じ。

湘子に笠井に岡崎と。

ということは、あの引退政治家と豊日商事が関係ありそうですね。

不祥事だけでなく、まだまだ隠された真実が眠ってそう~~。。。

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今回は米沢さんが湘子の大ファンだったため、捜査一課だけでは心許ないと、はじめから特命係を頼ったんですね。

そんな米沢さんの態度に捜査一課が文句を言っても、聞いてませんでしたね。(笑)

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ところで、右京と神戸のコンビも変わらず、和気あいあい。

仲良しです~♪

神戸は「ひとつ、よろしいですか?」なんて右京さんの真似をしたりして。

ただ、今のところ、神戸のカンは冴えてないみたい。

前作のキリッとしたところがないです。

遊びの部分も少なかったし。ちょっと残念。来週に期待します。

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さて、この傭兵?関係が映画まで続いていくんでしょうか。

謎の存在として、ずっと相棒9を引っ張っていくのかな。

最後に流れた映画のCMには、ほんとにワクワクしました。

楽しみですわ。

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2010年10月19日 (火)

龍馬伝・第42話「いろは丸事件」

海援隊のいろは丸が瀬戸内海で紀州藩の明光丸に激突されます。

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龍馬(福山雅治)ら乗組員たちは明光丸に乗り移り命拾いをしますが、船は積荷もろとも瀬戸の海に。。

過失を犯した紀州藩は1000両の見舞金を払い終わらせようとします。

しかし、龍馬ら海援隊は当然納得せず、衝突の原因を明らかにし賠償金を決めていただくと訴えます。

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いろは丸の沈没を知った土佐商会の弥太郎(香川照之)は頭を抱えます。

船代30000両、積荷の13000両の損害・・・。

徳川御三家の紀州藩が相手ではどうすることもできないと。

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長崎に戻って、後藤(青木崇高)に船の沈没について頭を下げる龍馬。

ぶつかってきたのは明光丸で、金は全額紀州に払ってもらうと言います。

これは日本で最初の蒸気船の事故。

今後同じような事故が起これば、必ず最初のこの事故が引き合いに出される。

この交渉に負ければ、力の弱い土佐が引き下がったのだと思われる。

土佐がそう思われてもいいのかと龍馬は後藤に説得します。

後藤は幕府を相手にする覚悟を決め、龍馬と弥太郎に必ず交渉に勝て、できないときは二人とも腹を切れと言い放ちます。

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1度目の談判が始まります。

弥太郎は紀州藩に83000両の弁償を求めます。

紀州藩は「脱藩藩士どもが何を言う」とまったく相手にしません。

龍馬はくじけそうな仲間を励まします。

これは土佐と幕府の衝突。

この談判の行方に諸藩が息をひそめてみつめている。

こちらが勝てばアッパレと評価され、流れが変わる。わしは負け戦はせんと。

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龍馬はこっそり、お元に歌を流行らせてほしいと頼みます。

すぐに、海援隊の肩を持ち、紀州藩を笑いものにする歌が街中に流行。

それを聞いた紀州藩士たちは名誉挽回とばかりに2度目の談判を申し込んできます。

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そこには紀州藩勘定奉行も同席。

決着がつかないのなら幕府の判断を仰ごうと言い出します。

幕府を持ち出されて、土佐が泣き寝入りの予感・・・。

龍馬は船同士の事故は世界共通の航海法にのっとって裁きを決めようと提案します。

勘定奉行はあっさりとそれを受け入れます。

裁きを下せる者など日本にはいないと踏んだ上での発言でした。

けれど、そこへ後藤がイギリス海軍提督を連れてきます。

彼の裁定で結局、紀州藩は83000両を払うことで決着することに。

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実際の損害より40000両は上乗せし、要求した弥太郎。

海援隊の面々に称えられて、してやったりの笑顔です。

この出来事で海援隊の名声は日本国中に響き渡ります。

長崎での動きを知った土佐藩主、山内容堂(近藤正臣)はようやく動き出しそうです。

お酒を飲んでる場合じゃなくなっているようです。

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今回も緊迫感があってよかったです。

ほんとに龍馬の交渉術はすごい。

歌を流行らせる作戦と、航海法を出してくる作戦。

この両方で責められる龍馬ってすごいですわ。

龍馬と弥太郎、はじめて力をあわせて勝ち取りましたね。

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幕府と真っ向勝負する後藤の覚悟もよく伝わりました。

な~んかポイントがあがってきましたね。(笑)

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その土佐の動きを知った木戸は容堂がどう動くかを伺っています。

ほんとに息をひそめてどの藩も他藩の動きを探っているのが見てとれました。

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容堂候がとうとう動き出します。

手にした杯のお酒を手紙に垂らし、飲んでる場合じゃないと思っている彼の心境に思わず笑ってしまいました。

武市の拷問のころから、飲みっぱなしでしたもんね~~。

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最後のお元と龍馬のシーン。

風が強すぎでしたね。(笑)

お元なんて立っているのかやっとって感じ。

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龍馬は力になってくれたお元にお礼を言うんですが。

お元は龍馬に期待してるんですね。すごく。

「お元、おまんがこの日本から逃げ出して

異国に行きたいちゅうたときには、おこがましいかもしれんけんど、

わしはおまんを助けてやりたいと思うたがぜよ・・・泣きなや」

龍馬に優しい言葉をかけてもらって、泣き出すお元がかわいい。

そのお元の涙を龍馬は自分の着物の袖で拭いてあげるんですね。

さりげないけれど、心が通う素敵なシーンです。

ちょっと袖が風ではらんで惜しかったですけど・・・。

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お龍が見ていたら、絶対に妬いちゃいますね(笑)

あの優しい言葉・・・モテるはずですわ。龍馬。

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さて、龍馬の周囲は血生臭くなってきました。

龍馬を殺したいと思うようになる相手が増えてきました・・・。

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2010年10月18日 (月)

パーフェクト・リポート・第1話感想

う~~ん、う~~ん。

唸るばかりの感想しか・・・。

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キャピタルテレビジョン報道局のおちこぼれ部署「遊軍取材班」。

そこに新しく左遷されてきた蒼山(松雪泰子)。

有能だけれど、組織に合わない彼女。

さっそくアザラシのたまたまちゃんの取材にみんなで出かけるが・・・。

そこに首相が一時行方不明になったという一報が。

蒼山は元々の報道魂がうずき、そっちの取材にかかりっきりになっていく・・・。

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結局、首相は体調を崩しての一時入院。

憶測が飛び交う中、すぐに退院。職務に復帰します。

けれど、蒼山は真実が知りたいと、独自取材を続けていくんですね。

遊軍取材班を使いこなして。

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でも。これは私が変なのかもしれないけれど。

多分、少数派の意見なんでしょうけれど。

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ドラマを見ながら、「一時入院」で事がおさまるならそれでいいじゃないって思ったんですよね。

それだって十分非難は浴びるわけだし。

真実を無理矢理、探り出して何になるのって。

誰にだってプライベートなことはあって、恩のある人の最期を看取りたい気持ちもわかる。

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そりゃ、会談をキャンセルしたのはダメなんでしょうけど。

首相にプライベートなんてないと言われたらそうなんでしょうけど。

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その先の真実を執拗に知りたがる蒼山には共感ができなかったです。

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誘拐とか陰謀めいた真相が飛び出してくるならいいですけど、結果はそうではなく。

人情話だとわかった蒼山が手をひくのかと思ったら、首相に責任を取るように促して・・・。

結局、首相は辞任する事態に。

現実の首相もかわりすぎるので、ドラマでの辞任騒動にもうんざりぎみ。

この状況ならいきなりレッドカードじゃなくて、イエローカード1枚でいいじゃない、なんて思っちゃいました。

蒼山は真相をテレビで伝えましたが、それでも辞任は変わらず・・・。

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もし、首相が仮病だったと発覚して、追い込まれた後で、誰も突き止められなかった真相を蒼山が伝えるっていう展開なら理解できたかもしれないですが。

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こんな感想は少数派なんでしょうね・・・。

こういうお仕事ドラマでまったく共感できず、見終わったあと爽快感もないなんて珍しい。

納得できないまま。。。

多分、首相の話からもうついていけなかったんだろうなと思っています。

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2010年10月16日 (土)

SPEC・第2話感想

神父の大島(佐野史郎)がミショウに相談にやってきます。

その大島が言うには、死刑囚桂小次郎(山内圭哉)が、「自分には神の力が宿った。千里眼になったのだ」と告白。

さらに、「警察に挑戦する。神に変わってこの千里眼を用いて裁きを下す。24時間以内に事件を解決しなければ自分が刑務所から犯人を殺す」と宣言したと。

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ミショウの当麻(戸田恵梨香)、瀬文(加瀬亮)、野々村(竜雷太)はその勝負を受けて立ちます。

勝負のお題は「10年前に起きた青山華道家死体なき殺人事件」。

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当麻と瀬文は早速、当時の関係者に話を聞きに出かけていきます。

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そして、見事、24時間以内に事件を解決する当麻たち。

けれど、桂はその関係者の中にまだ事件に関わったものがいると言い、その人物を殺してしまいます。

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愕然とするミショウチーム。

けれど、その事件を知った警視庁上層部は事件をもみ消し・・・。

桂も即座に死刑が執行されていまいます。

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事件の後処理がすばやく行われたのを知った当麻は・・・。

餃子を食べながら、「情報が隠されている・・・」とつぶやきます。

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おもしろかったですね~。。。。

慣れてきたのか、軌道に乗ってきたのか、すごく見やすかったです。

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冒頭、大島がやってくるあたりはケイゾクそのまんまでしたし。

ドキドキワクワクさせられました。

当麻と瀬文もしっくりコンビとしてまとまってましたし。

当麻も今回は違和感がなくなってきて、うれしい!

瀬文もいいし。

ちょっと瀬文のちょっと高めの声が聞いていて気持ちいいのは私だけ?(笑)

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もう普通の事件はなくて、はじめから能力者との対決になりそう。

ケイゾクの後半の摩訶不思議な世界からの続きなんですね。

今回、千里眼だと言っていた桂ですが、どうやら並外れた聴覚の持ち主で、何百キロ先のいろんなことを聞いていたみたい。

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あの椎名桔平さん演じる津田はこっそり能力者を処理する係?

瀬文の報告は理解する素振りも見せないのに、津田にはきっちりと隠蔽させるなんて。

警視庁上層部は能力者の存在をすでに知ってるってことなんですね。

なんだか陰謀のにおいまでして・・・おもしろくなりそう~♪

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ズコッと省略してしまった感じの「青山華道家殺人事件」の真相ですが。

鈴虫には驚きました。

鈴虫の泣き声と携帯電話が拾う音の周波数が違うから、携帯では聞こえないって。

さっすが~、IO208の当麻。

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推理する時に書く字。芸術的で素敵ですよね。

「血痕」の痕の字がわからず、「血こん」と書いた当麻に笑いました。

初回でもひらがなを駆使してましたよね。

親しみを感じますわ。(笑)

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あと、近藤が出てきましたね~。

今後もケイゾクキャラが続々と登場して欲しい~。

SPEC、どんどん楽しみになってきました!

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2010年10月14日 (木)

週刊きなこ庵・10月編「スーパーナチュラル」

この夏、私の顔は赤黒かったんです。

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日焼けしたような色じゃなく、赤銅色に近い色。

なんでこんな色になってるんだろう・・・と不思議に思い、もしや顔が汚れているのかと一生懸命、洗顔をしてたんですが。

まったく改善せず・・・。

これって加齢現象?なんて心配も。

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単なる日焼けだと人に言われても、納得できなくて。

たしかに今年の夏は炎天下の中、動き回ることが多かったけれど・・・。

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10月も半ばになろうかというこの時期になって、ようやく少しずつ以前の顔色に戻ってきました。

良かった。

私自身が元の顔色を忘れるところでした・・・。

透明感も復活。ホッ。

ほんとに日焼けだったみたいです。

あと、コスメの雑誌によると、顔色が暗くなるのは血行不良とかもあるみたいですね。

マッサージするべし、みたいです。

しかし、これが日焼けだったってことは・・・。次の恐怖はシミですね。(笑)

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さて、前回、話題にしたドラマ「スーパーナチュラル」をさっそく借りて見始めました。

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★予想外のホラー系ドラマ・・・、「スーパーナチュラル」

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深夜テレビで放送しているときにちらっと見たことがあって。

でもその時はそれほど興味をもたなかったのに・・・。

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これもおもしろいですね~~。

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ホラー系ドラマです。

タイトルからわかるだろうと言われればそれまでなんですけど、あんまり気にしてなかったもんで・・・。

そう、ホラーです。

それも扱っているのは昔ながらの怪奇ホラー。

霊現象や古来からいる得体のしれないモンスター。

地元伝承の言い伝えからくる怪奇現象、魔術などなど。

吸血鬼、狼人間、魔女も出てきます。

暗めのトーンでオドロオドロしい雰囲気も漂ってます。

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兄弟がおかしな現象をみつけてはその地に乗り込んで退治していくという。

呪文を唱えて、悪霊を封じたりしてます。

それに兄弟間や親との行き違いに悩んだり・・・人間関係も織り込んでいます。

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脱獄モノ、警察モノ、サイエンスモノ、SFモノと、いろいろある中で、これはホラー。

ほんとにアメドラはいろいろ取り揃えてくれていて飽きることがないです。

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ホラー映画が大好きな私にとっては、1話完結ホラードラマははまらないわけがない!

このスーパーナチュラル、主役の兄弟がイケメンで、そればかりクローズアップされていますよね。

なので天邪鬼な私は、「イケメンだからってそれで食いついたりしないわよ~~」と思ってたんですが・・・。

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ホラー系だってことで、一気に食いつきました。

食いついたら、はなれませんよぉ~。(笑)

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13日の金曜日とか、エルム街の悪夢とか、エクソシストかと、オーメンとか、ポルターガイストとか、チャイルドプレイとかとか・・・。

好きな人にはおすすめです。

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と、ここまではシーズン2まで見ての感想。

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その後、シーズン4まで見終わって。

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シーズン1ではバラバラで実態がはっきりしなかった魔物物語でしたが、後半にいくにつれて”敵”キャラたちも明確になってきました。

組織的に動く吸血鬼や悪魔との対決なんて話も。

シーズン3、4はお遊びの回もあって、いろんな楽しみ方が。

それとスケールがどんどん大きくなって、基本路線以外にも見応えが出てきます。

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スーパーナチュラルはシーズン5までレンタル可能。

1話完結といっても、当然全編通してのエピソードがあるので途中から見るより、シーズン1から順に見るのがいいですよ~。

楽しんでください。

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2010年10月13日 (水)

ギルティ 悪魔と契約した女・第1話感想 

見る予定はなかったんですが、朝のテレビで菅野さんと玉木さんが出演されているのを見て、チェックする気になりました。

番宣って効果ありますね。(笑)

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どうも芽衣子の復讐の流れはよくわかったんですが、

真島の周辺が・・・全然ついていけなかった・・・。

誰の捜査をしてるのかもわからず・・・。

多分、冒頭の飛び降りる高齢男性と三輪が同じ人物かと混同してしまったせいですわ。

後半すぎまで話がみえなくて、途方にくれてしまいました。

で、ビデオでもう一回確認してみました。

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真島(玉木宏)は自分のミスで後輩刑事を死なせてしまった過去があり、以来荒れてます。

そんな中、真島の先輩、三輪(モロ師岡)が失踪。その捜索をしはじめるんですね。

三輪の奥さんは骨折で入院中で、「夫は何か不祥事を起こしていて、そのせいかも~」と結構のんき。

面倒を見てくれる人がいなくなった三輪宅の飼い犬、アンはペットサロンに勤める芽衣子(菅野美穂)が預かってくれることに。

アンを通して知り合いになる真島と芽衣子。

動物好きで、ひたむきで一生懸命な芽衣子に真島は好感を持ちますが・・・。

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芽衣子はどうやら、誰かに罪をなすりつけられ、服役していたことがあるみたい。

そして、それに係わった人々を着々と自殺に追いやっています。

今まさに・・・20代男性を駅で服毒自殺をしろと迫り、そのとおりに。

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一方、真島は三輪失踪の手がかりをつかもうと彼の自宅でいろいろ調査中。

三輪が飛び降り自殺をした高齢男性のことを調べていたことを知り、偶然自分もその現場にいた真島は興味をもちます。

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また、駅で服毒自殺した男の妻が警察にやってきて、夫は自殺ではないと訴えているのを目撃。

自分が犬に襲われたことや夫に何度も電話をかけてきた女がいたことを伝えます。

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さらに、真島は三輪宅から事件番号?を書いたメモも発見。

その事件番号を警視庁のデータベースで見てみると・・・。

それは15年前の事件のことで、姉の夫と息子を殺害した罪で逮捕された芽衣子の写真が。

真島は愕然とします。。。。

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冒頭に飛び降りした高齢男性も実は芽衣子が仕向けたんですね・・・。

もうすでに真島は高齢男性と服毒自殺の男性は芽衣子と関係があるって、気付いてますね。

それ以前に、先に芽衣子のところまでたどり着いている三輪はすごいです。

どうして失踪したんでしょうね。ちょっとワクワク。

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芽衣子の15年前の事件はチョコレートケーキに仕込んだ毒で姉の夫と息子を殺害した罪。姉はそこのことで自殺し、多分、母親とは絶縁状態?みたい。

これは冤罪で彼女は自分を陥れた人間に復讐をしようとしてるんですね。

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ワンコの出産って、芽衣子と真島の間を縮めるエピソードだったのかもしれないですけど、あまりそういう感情の行き来が二人の間になかったですね・・・。ちょっと残念。

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最後に、このドラマの中で一人気を吐いていたのが、記者役の唐沢さん。

まるで、ゲゲゲの鬼太郎のような髪型・・・。

これって狙ってるのかな~と出てくる度、くすくす笑ってしまいました。

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一応、先が気になるので、続けて視聴しようとは思っていますが、レビューはしないつもりです・・・。

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2010年10月11日 (月)

龍馬伝・第41話「さらば高杉晋作」

龍馬(福山雅治)は亀山社中を元にあらたに脱藩浪士を集め、海援隊を組織します。

土佐藩と組んで船を使ってビジネスをする一方で、大政奉還を目指すのが目標。

.

さっそく、土佐商会の弥太郎(香川照之)がやってきます。

お金の管理はすべて自分がすると請け負う弥太郎に、龍馬はニンマリ。

亀山社中のころから貯まったツケを払ってくれと請求書の束を渡し、その上、蒸気船を用立ててくれと頼みます。

思わず唸り声をあげる弥太郎ですが、本来の押しの強さで龍馬の願いをかなえていきます。

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龍馬が土佐に協力しているとなれば、長崎の商人たちも気持ちよく取引をしてくれます。

弥太郎は水を得た魚のようにてきぱきと部下に指示していきます。

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また、後藤(青木崇高)は長崎奉行に呼ばれ、龍馬のことをたずねられますが、彼は土佐藩士であり、これ以上の詮議は無用と逆に圧力をかけます。

土佐を後ろ盾とし、龍馬は海援隊として活動していけそうですが・・・。

龍馬は長崎に残されるお龍を気遣って、長州の三吉慎蔵(筧利夫)のもとにいれば幕府も手を出せないと下関へと連れて行きます。

手厚くもてなされる龍馬とお龍(真木よう子)。

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そこで高杉(伊勢谷友介)の容態が相当悪いと知らされます。

見舞いに出かけていくと、そこには木戸(谷原章介)の姿が。

龍馬は土佐藩と組み海援隊を作ったことを報告。土佐藩が大政奉還論に乗っていると伝えます。

けれど、木戸は藩主山内容堂が承諾していないことを指摘して、聞き入れようとはしません。

病床の高杉は、木戸にあらためて遺言と思って聞いてくれと頼みます。

「坂本さんは奇跡を起こしてくれた。

土佐藩が大政奉還を目指しているとすると、それは奇跡のこと。

坂本さんの起こす奇跡に我ら長州もかけてみては。

いや、賭けて欲しい」

.

龍馬は高杉と一緒に浜辺を歩きます。

「高杉さんが作った長州の奇兵隊には身分の差がなかったがじゃ。

侍も、商人も、百姓も一緒になって自分の国を守ろうとしちょった。

これこそが新しい日本の形じゃとわしは確信したぜよ」

「うれしいのう。

日本をたのんます。坂本さん。

ぼくの出番はもう終わりです。

あとは、酒を飲んで三味線をひいて、おもしろおかしく暮らしたい。

あの世でね。

高杉晋作はそういう男ですけ」

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 ここのシーンがすごくいいです。
高杉の横顔と龍馬の泣き顔が素晴らしかったです。

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お龍のところに戻った龍馬はお酒を飲みながら、物思いにふけっています。

「人はどうして死んでしまうんじゃろ。

おまんの役目はもう終わったと・・・思われちゅうんじゃろうか」

「そうかもしれませんね。

せやかて、人の死というものは終わりだけじゃないと思います。

その人の役目を・・・志を受け継ぐものにとっては始まりどすさかい・・・」

「そうじゃのう。どんな時も前に向かわんといかんがじゃき」

龍馬は大きく息を吐きます。。。

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 人の死についての龍馬の思い。

私も教えてほしい。きっと答えなんて出ないんでしょうけれど。

誰かに聞いてみたいです。。。

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龍馬のところに中岡慎太郎(上川隆也)が訪れます。

久しぶりの再会を喜ぶ二人。

中岡は龍馬が海援隊を作ったと聞き、自分は陸援隊を作り、武力による倒幕を目指すと伝えます。

大政奉還をすすめる龍馬に、先に進むには戦しかないと主張する中岡。

二人はやり方は違うけれど、お互いにがんばろうと杯を交わすのでした。

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海援隊の初仕事。いろは丸が大坂に向かって出航。

高杉は龍馬に奇兵隊の旗を贈ります。

龍馬はその旗を胸に抱いて、高杉の志を継いでいくことを誓います。

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高杉は誰もいない浜辺をよろよろと歩いています。

やがて、崩れるようにその場に膝をつき・・・。

波音の合い間に、高杉の絞り出すような激しい慟哭が聞こえてきます。

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外国を渡り歩いて学びたい、日本が変わっていく様を見届けたい。

なによりこれからの日本の難局に全力を尽くして取り組みたい。

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「ぼくの出番は終わり・・・」

何度、自分を言い聞かせても、聞分けの悪い子供が自分の中にいる・・・。

体の奥底から突上げてくる嗚咽をとめることができない。

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まさにこの世は、去りがたい・・・。

あきらめられない悔しさを抱え込んで、高杉は途方にくれて天を仰ぎ見ます。

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高杉の泣き声は胸に突き刺さりました。

キレイな最期じゃなく、悔しさをにじませて終わったのには納得しました。

そうでないと。

病に未来や希望をもぎ取られ、この世から去らないといけないんですもの。

悔しくて当たり前。

うん、うんと頷いて涙があふれました。

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伊勢谷さんの高杉はとても存在感がありました。

高杉晋作といえば、当分は伊勢谷さんを思い出しそうです。

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龍馬とお龍が長崎にやってきたシーンで流れていた曲。

泣かせる曲でしたね。サウンドトラックに入ってるかな。

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弥太郎もようやく本領発揮。

腕をふるえる場所を与えられて、これからが勝負の時ですね。

偉そうにしてる弥太郎がちょっとかわいく見えました。

後藤も。

龍馬の敵にいるときは憎々しくて思えたのに、龍馬の味方になった途端、なんて頼もしいんだろうと。(笑)

それだけ後藤にもまだ使っていないパワーがあるってことなんでしょうね。

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ところで、龍馬は木戸には大政奉還をめざそうと必死に説得してましたが、中岡にはあまりそういうこともしないんですね。

この違いはなぜ?

龍馬は中岡を当てにはしていないってこと??

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2010年10月 9日 (土)

SPEC・第1話感想

もうね。色調、雰囲気はケイゾク、そのまんまでしたね。

タイトルバックの映像もそうだし。キレイでした。

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なんといってもミショウの係長、野々村演じる竜雷太さんがそのまんま。

柿ピー持って立ってる姿なんて、懐かしすぎました。若い愛人?も健在だし。

あとは他のメンバーがちょっとでも出てきてくれたらなあ~。

部下の人たちとか、さりなさんとか・・・。

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ケイゾクの再現。やろうと思えばできるんですね~。

長いこと続編を待っていて、もう無理なんだろうなあ~とあきらめていたのに。

ほんとに作ろうと思えば、作れたんですね~。。。

ちょっと感動しました。

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でも、正直はじめの30分はきつかったです。

当麻があざとい程、キテレツなキャラになっていて。

最初からすべりまくってましたね。残念でこの上ないです・・・。

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けれど、最後に、このドラマの魅力が爆発した感じ。

ああ、この路線かあ~と方向性がわかったせいもありますけど。

この能力者が大量に出てくる感じ。好きですわ。

上川さんが盛り上げたのが大きいかな。。。

一気に引きこまれました。

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当麻(戸田恵梨香)や瀬文(加瀬亮)は能力はないかな・・・?

最後の当麻を瀬文がかばうというのが、ちょっとだけ胸キュンポイントではあったものの。

それまでに協力して捜査してるそぶりがまるでなかったのに唐突でした。

瀬文の優秀さもちょっと出して欲しかったな。

当麻がどんな人なのかが私にはまだつかめないし・・・。

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普通の人たちが能力者の犯罪に挑んでいくっていう、かなり勝ち目のない戦いになると予想されるところが刹那的でいいですね。

これからおもしろくなりそう。

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タイトルのSPECというのは・・・。

当麻いわく。

「人間の脳には10%しか使われてない。残り90%にどんなスペックが秘められているのかまだわかってない。

いろんな可能性を秘めてる。

私たち人間はまだまだいろんな可能性を秘めてる。

今の我々には有り得ないと思われる能力が、明日には我々の誰かに突然、目覚めているかもしれない。

それが人類の未来を切り開くかもしれない。

不可能を可能にするスペックが私たちの中に秘められている。

すべての人間に無限の才能がある」

.

今回の能力者として登場した脇(上川隆也)はそれに加えて。

「我々の存在に気付いてしまった以上、仕方ない。

人は進化を遂げ続けている。

進化した我々はこの世界を修正していかねばならない。

政治、経済、教育、モラル。

今、手をつけなければ間に合わなくなる。

いまどきタレントや親の七光りで当選した二世議員たちにこの世界を任せている場合じゃないんですよ」

.

当麻のいう秘めたスペックを手にしたものが実際にいて、世界を動かそうとしてる模様。

彼らは危機感を持って組織だって動いてる?

「我々」と口走った脇。

最後に登場した神木隆之介さん演じる青年・・・彼の仲間の最強能力者?に殺されてしまいました。

彼はまだ誰かもわかっていません・・・。

脇がこれで終わりなんて・・・ちょっともったいない・・・。

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それから、主役の二人について。

瀬文は現場で、突然、部下に発砲されて絶体絶命のところをなぜか助かってます。

部下の放った銃弾が、逆にすべてその部下に当たったため。

その部下は植物人間に。瀬文は彼の妹から恨まれています。

そして、当然、当時のことを話しても誰も信じてはもらえない。

そんな不可思議な体験をし、飛ばされてミショウに。

やってきたミショウはそんな不可思議な事件ばかりを扱う部署。

当然、彼は鼻からおもしろくない。

今回、自分のかつての不可思議な体験が、能力者と関係があるとわかり、深みにはまっていくんでしょうね~。

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またもう一人の当麻。

当麻はIQ201の天才。餃子好き。

キテレツな性格だけれど、ハンサムな地居(城田優)という元恋人から復縁を迫られている。

この恋人との関係は興味津々です~~。

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初回はこんな感じでした。

あと、セリフや映像にはコネタがいっぱい入ってましたね。

確かめてはいないですが、ちらっとトリックの矢部が出ていたような・・・。(笑)

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いろいろ書きましたが、最後には盛り上がって、次回も見るぞ~っていう気になりました。

来週を楽しみにしています。

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これは毎回、感想を書きたいと思います。

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2010年10月 7日 (木)

秋ドラマ、何みます?

はやくも金曜日から新ドラマが始まります。

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さて、みなさん。

秋ドラマは何を見ます?

私もテレビ情報誌を購入して、とりあえずチョイスしてみました。

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今期、注目してるのは、

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★日曜 フジテレビ9時~

パーフェクト・リポート

テレビ局の報道記者たちの現場をリアルに描くエンターテイメントドラマ。

お仕事ドラマなんで見てみようかなと思ってます。

同時間帯の獣医ドリトルとどっちを見るか悩みどころです・・・。

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★水曜 テレビ朝日9時~

相棒 シーズン9

やった~~~~!これはうれしい。今年も年末年始も相棒と一緒!

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★水曜 日本テレビ10時~

黄金の豚~会計検査庁 特別調査課~

こちらもお仕事ドラマですね。楽しみ。

篠原涼子さんと大泉洋さんのやりとりを楽しみにしています。

初回チェックですね。

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★木曜 テレビ朝日9時~

ナサケの女~国税査察官

悪質な脱税者とのバトルを描く「マルサ」の女のお話みたい。

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★金曜 TBS10時~

SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿

SPECとは特殊能力のこと。それを犯罪に使うものがいたら~。

そんな類の未解決事件を扱う係の話。

はじめ、「ケイゾク2」が制作されると聞いたんですけど、スタッフは「ケイゾク」のまんまみたいですが、別モノにしたのかな。

まあ、「ケイゾク2」にしては戸田恵梨香さんがかわいすぎて、不安だったんですけど。

別モノなら文句もいえず。(笑)

不思議な能力者がバンバン出てきて、それを解決していくなんておもしろそうですよね。

楽しみにしています。

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あと、霊能力者小田霧響子の嘘がおもしろそうなんですけれど。

どうかな・・・。

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久しぶりに竹野内豊さんが出る流れ星。

これも気になるんですけど、ど~も恋愛モノが苦手で。悩みますね~。

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それと、Q10(キュート)。

これが木皿泉さんの脚本なんですよね。

セクシーボイス&ロボとか、すいかとか、胸に迫る作品を送り出している脚本家さんで、数年ぶりの登場。気になるんだけれど・・・。

これも悩みますね。

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そんな中から、レビューを決定してるのは、「SPEC」。

これはレビューしたいなと思ってます。

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他は一応、初回をみて、気になったものを感想のみ書いていきます。

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ところで、余談なんですけど、

SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿について

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SPECの方じゃなくて、この長い漢字だらけの副タイトル。

見た途端、イラっとしたんですよね。

最近の私はよくイラッとしてます。(笑)

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どうもお役所の文書を思い出してしまったせい。

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役所から送ってくるいろんな文書って、こんな漢字の羅列が多くないですか?

漢字ばっかりの題名とか、制度名とか、部署名とか・・・。

文書がくる度、「どうしてもっと誰が読んでもわかるような噛み砕いた文章にしないんだろう」ってイライラ。

絶対に読んで理解しようという気持ちが折れてしまうような文をわざと書いてるんですよ。

役所の仕事に興味をもたれないように・・・。

うん。きっとそう。

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私なんて文書を見た途端、読み解く気持ちがなえて、破ってしまいたくなる・・・。

そこをグっとこらえて、文書を封筒に戻して、そこらへんに放置して1、2ヵ月。

その後、溜め息てんこ盛りで解読にかかるか・・・母に丸投げするか。

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この長い副タイトルは、役所の長い漢字ばかりの文や部署名にイラっとした人が、つけたんだと思いますわ。

きっとその人も役所の文書が苦手なんでしょう。

きっと部署名にも一度ならずイラっとしたことがあるんでしょう。

うん。きっとそう。

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今だってイライラして、記事に書かずにはいられなかったんですから。(笑)

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この副タイトルを見て、仲間を発見したわ~なんて思いました。

そうじゃなかったら、それでもいいけれど。(笑)

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さて、金曜日からその「SPEC」がはじまります。

第1話。ケイゾクスタッフ集結ですからね。期待は高まるばかりです!!

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2010年10月 6日 (水)

最近のイライラ

うちは近所のスーパーにはバイクで行くんですね。

車だと駐車できなかったときに戻らないといけないし、近すぎて車を出すほどでもないので。

で、この前のこと。

スーパーからバイクで帰ろうとしていると、目の前に一台の軽自動車が。

これが異常なほどのノロノロ運転。

自分のバイクのメーターを見ると、時速10キロ・・・。

運転席でメールか電話でもしてるのかと思うくらい。

カーブが怖いからスピードを落としてるのかなと思って見ていても、直線になってもずっとノロノロ。。。

どうしてなのよお~。

通りには他に車がないことから、困るのは私だけ。

これは・・・もしや私に対するいやがらせ?

運転してるのはがっちりしたお爺さん。

そんなことをする人には見えないんだけれど。

でも、追い越そうとした途端、スピードをあげられては怖いし。

時速10キロでは、バイクは車輪だけで走行するのは難しくて両足をサイドに出して支えないといけない。

結局は、バイクを停止させ、車が見えなくなるまで空を見てました。(笑)

無駄にイライラしても仕方ないしね。。。

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あれって、いやがらせだったのか・・・。

普通に走ってる姿も見たこともあるしなあ~。

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でも、この車は以前にも・・・。

家のガレージに車を入れるために右折して一旦停止させたところ、何を思ったのか同じように右折して後ろに停止。クラクションを鳴らしてきたことがあるんですよね。

しばらくして間違いに気付いて左車線に戻って、去っていったんですけど。

これは単に勘違いしたんだなと思ってますが。

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まさか高齢のせいでこうなってるわけじゃないでしょうし。

そんな風には見えない。

もしかして、いやがらせだと思ったノロノロ運転は、安全運転していたのかも・・・。

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なら、仕方ないかも・・・。

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それでもせめて20キロは出してほしい・・・。(^-^;

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私だって万年初心者なんですけどね・・・。

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深い夜のおすすめ番組「映像散歩」

夏からずっと不眠症ぎみの私なんですが。

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そんな不眠の私に紹介できる番組がありました。

そう不眠だからこそ!(笑)

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眠れない夜を抱えたお仲間に、私のおすすめ番組を。

それは、NHK総合の「映像散歩」。

知ってる人は知ってるはず。

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クラシック音楽と世界各地の美しい映像を永遠と流してる番組なんですけどね。

世界遺産とか、各地の四季折々の風景など、見飽きることがないです。

音楽はオペラとか、洋楽とかもあります。

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眠れなくて、テレビをつけたらいつも放送しているので、きちっと放送時間や日時を把握してなかったんですが・・・。

手探りであれこれと検索していたら、ウィキペディアにありました。

すごいわあ~、ウィキ、フォローが細かい!

隠れた名番組を世にアピールしたいと願うマニアは意外に多いみたい。

NHKの公式HPにも情報はなかったのにっ!

ちょっと皮肉を言ってみます。

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それによると、不定期放送らしいんですが、土、日曜の午前2時くらいから午前5時くらいまで放送してるみたいですね。

土日だけだったのね。もしかすると平日もたまには放送してるのかも。

それに民放の音声なしの夜景を見てるのかも。これもいいんですよ。なかなか。

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ぼんやり見てると心が休まるんですよね。慰められるというか。

素敵な音と映像で頭の中を埋めて、余計なことを考えないですむようにできるんですよね。

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大体、見ながら眠くなるのを待つ感じなんですけれど。

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たまに、5時まで見て、5時台の朝一のニュースの「おはようございます!」という元気な挨拶まで見てしまって・・・。

あっちゃ~~。

眠らないで、今日一日、過ごせるかしら~って、うんざりするんですけどね。

まあ、ヘロヘロで一日過ごしてます。

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映像も美しいし、音楽もいいから、録画して他の時間に見たいとも思うんですが、そこまではできてません。

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きっとこの番組は、私みたいに眠れなくて、長い夜をひたすら起きていないといけない人の救いになってると思います。

節電のために放送取りやめなんてことにならないことを切に願ってます。

夜も深くなってきて、この番組に遭遇するたび、そう思ってしまいます。

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興味のある人は、土曜日か日曜日の超深夜。

閉じる目をむりやり開けて、見てみてくださいね。(笑)

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まあ、ウンゴォォ~~って、眠れるのが一番ですけどね。

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2010年10月 5日 (火)

龍馬伝・第40話「清風亭の対決」

馬関の戦いで勝利をおさめた龍馬(福山雅治)たちは幕府に目をつけられ今までのように外を出歩くことはできなくなってしまいます。

亀山社中の拠点である長崎でも取締りが強化され、龍馬たちとつながっている商人たちにも奉行所の取り調べが及びます。

それなのに、小曽根乾堂(本田博太郎)は亀山社中を匿うと言ってくれます。

奥の離れなら奉行所の目も届かないと。

お龍共々世話になる龍馬たち。

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幕府では慶喜(田中哲司)が15代将軍となっており、彼は今までより一層フランスの力を借りたいと申し出ます。

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また、戦が一段落した高杉(伊勢谷友介)は穏やかな療養生活を送っています。

見舞いにやってきた木戸(谷原章介)に再度、龍馬の意見を聞き入れて欲しいと頼みますが・・・。

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一方、土佐藩主、山内容堂(近藤正臣)から「密かに薩長に近づけ」との命を受けた後藤象二郎(青木崇高)が長崎にやってきます。

後藤は小曽根やお慶(余貴美子)に薩長の重役に会わせろと言いますが、そんな橋渡しはできないときっぱりと断られます。

その上、土佐藩ならなぜ坂本龍馬に頼まないのかと不思議がられもして。

後藤は弥太郎(香川照之)に龍馬を探させますが、情報は得られません。

弥太郎が引田屋でくだを巻いていると、ひょっこり龍馬が現れます。

龍馬は後藤に会うことを承諾するのでした。

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このことをさっそく亀山社中に報告する龍馬。

後藤は薩長と近づきたがっている。

土佐を使って大政奉還を成功させる絶好の機会がやってきた。

昔の事を根にもつような男か、日本の将来を考えることができる男かわしがこの目で見定めると。

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慶応3年1月12日。清風亭会談が行われます。

会談の席には、少しでも場が和むようにと弥太郎に呼ばれたお元(蒼井優)の姿が。

周囲には土佐藩士や亀山社中の面々が、会談の流れ次第では相手を斬り殺そうと身構えています。

そして、龍馬と後藤の会談が始まります。

歯向かえば命はないと力づくで言うことを聞かせようとする後藤に龍馬はビクともしません。

土佐藩のために必死に働いた土佐勤王党の武市や以蔵は殺した。

今更土佐藩のために働くことなど・・・。

龍馬は後藤を説得し始めます。

幕府の時代はもう終わる。今こそ大政奉還をする絶好の機会だと。

後藤は目を丸くします。

徳川が政権を手放すはずがない。まして大殿が徳川を裏切るわけがないと。

土佐が大恩ある幕府を裏切るのは天地がひっくり返ってもないことと。

龍馬は、だからこそそれをやれば幕府にとって最高の痛手になると言います。

薩長に土佐が加われば、強力な援軍になる。

そうなれば大政奉還を迫る絶好の機会がやってくる。

「薩長に近づきたいならがっちりと手を組むべき。

それこそが大殿の望んでいることでしょう。

これほどまで言うて気にいらんと言われるなら、土佐藩も後藤さまも、とんでもない大馬鹿ものじゃ」

土佐藩士と亀山社中の面々が座敷になだれ込んできます。

まさに一触即発の中・・・。

「まっこと恐れを知らん男じゃな。おまえは。

わかった。おんしの話に乗ろう。

けんど条件がある。

亀山社中は土佐藩のもとに入れ」と後藤。

「土佐藩と同等の立場でいいなら」と龍馬。

「土佐が日本の要になると約束しいや」

龍馬と後藤はがっちりと握手します。

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土佐の上士と下士が初めて手を結んだ瞬間でした。

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ようやく、龍馬はお龍(真木よう子)のもとへ帰ってきます。

お龍に膝枕をしてもらって龍馬は穏やかでうれしそうな笑顔を見せます。

「お龍、わしはこれから才谷梅太郎と名乗ろうと思う・・・」

お龍の笑顔がふと曇ります。

夫は名前を偽らないといけないくらい幕府から狙われているのか・・・。

龍馬はお龍の気持ちを察し、その手を握り安心させようと笑ってみせます。

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お龍はしきりに新しい名前を変だと文句を言います。

そのすねたような口調に龍馬はくすくすと笑い続けるのでした。

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なんだか土佐藩はおいしいとこ取りですね。

まあ、その下心をも龍馬は大政奉還を実現するために利用しようとしてるわけですけど。

武市を殺したのに~いまさらというセリフがあってよかったな。

それと土佐藩の下では働かない、対等にっていうのも。

これがないとねえ~、おいしいとこ取りですよね。

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ほんと龍馬と後藤の会談は迫力満点で良かったです。

龍馬がどう言って後藤を味方に引き込むのか、どういう考えをもっているのか聞き入りました。

龍馬はすごい交渉人です。さすがに目の付け所が他の人と違います。

ただ、後藤が憎々しすぎて。どうも好きになれない・・・。(笑)

もうちょっとギラギラ感が取れるといいんだけれど。

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弥太郎も今回はいいところを見せました。

龍馬の評判がよくてギリギリと悔しがるばかりじゃなく、本人を目の前にするとやはり友達としての気遣いを見せてくれる。

お元を会談に同席させたのには、弥太郎のポイントがUPしました。

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さて、龍馬が亡くなるまであと10ヶ月らしいです。

これから毎回、カウントダウンするのかしら・・・。

誰だってその時が来るまで、自分の死期はわからないもんなんですけどね・・・。

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2010年10月 3日 (日)

龍馬伝・第39話「馬関の奇跡」

慶応2年6月。

幕府と長州の戦が始まります。

亀山社中が長州軍に加わったのは下関の馬関でした。

そこには高杉(伊勢谷友介)もいます。

彼は武士ではない者たちも集めて「騎兵隊」を組織していました。

武士ではなくても自分たちの将来のためにみな命がけの戦いに挑んでいる・・・龍馬(福山雅治)はそれを見て感動します。

そして、労咳を患いながら、この戦に挑む高杉の悲壮な決意を知ります。

「私はもう長くはない。

先が短いなりにおもしろく生きたい。

派手な打ち上げ花火を打ち上げて逝く。それが自分だ」

高杉はカラッとした笑顔を見せます。。。

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龍馬は戦をするに際して、夜の奇襲作戦を提案します。

自分たちには海軍操練所で仕込まれた技術があるからと。

亀山社中が先頭になって乗り込んでいくことになります。

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小倉に上陸した高杉や騎兵隊は猛然と幕府軍と戦います。

高杉は幕府軍でも武器を捨て投降するものには手を出しません。

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やがて、長州軍には幕府軍に大勝利します。

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この結果に、龍馬は「これで前に進むことができる」と胸をなで下ろしますが・・・。

幕府が長州に負けたという事実は瞬く間にひろがります。

それは、「徳川の時代が終わるのでは・・・」と日本中を揺るがします。

そんな折、将軍、家茂(中村隼人)が逝去。幕府軍の足並みは一層乱れます。

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「戦はもうこれまでにしておきましょう」

勢いづき一気に幕府を滅ぼそうとする木戸(谷原章介)を龍馬と高杉は諌めます。

「幕府の力はますます弱まった。あとは諸藩に呼びかけ、仲間を増やそう。

戦をせずに幕府に政権を返上させよう」と。

「大政奉還論か・・・」

木戸は溜め息をつきながら、その言葉を知らない龍馬に教えます。

「国の政を還し奉る。過去にもそれを提案するものはいっぱいいた。

でも結局はあきらめた。

一度力を与えられたものはその力を手放さないから。

徳川はそんなお人好しじゃない」

だから武器を持ち、力ずくでも滅ぼしてやると脅すだけでいいんだと龍馬は続けますが。

「大政奉還など、奇跡でもおこらんかぎり無理じゃ!」

木戸は目をギラつかせます。

勢いづいた闘志を自分だけでは冷ます術を知らないかのよう。

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「その奇跡を起こさんと日本はのうなってしまうがじゃ!」

龍馬は木戸のもとから立ち去ります。

再び、独自の道を探そうとするかのように・・・。

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龍馬の死まで、あと1年。

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お話は龍馬が殺されるに至ったその混乱の時代に突入していきます。

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高杉晋作がカッコ良かったですね。

戦場である小倉の浜を着流し姿で三味線を持って歩く姿は目を疑いましたが・・・。(笑)

ほんとに史実でこうだったのかとビックリ。突飛な演出ってどうなのかな。

そうこうするうち、刀でバッサバッサと幕府軍を倒していく姿には思わず、「座頭市みたい・・・。まあ、カッコいいけど・・・」と。(笑)

しかし、龍馬伝の高杉は圧倒的に存在感がありますね。。。

この勢いに乗じて弱った幕府を叩いておきたいという木戸からすると龍馬と高杉の大政奉還論は弱腰に映りますよね。

でも、全体を見て無駄に消耗しない道を探る龍馬や高杉の考えは素晴らしい・・・。

交渉力のある人物がどれだけいるかってことにかかってきそう・・・。

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前回、結局、最後まで弥太郎は汚い格好のままなの・・・と書いた途端、今回はちょっと小奇麗になって出てきましたね。

長崎で土佐藩の貿易の窓口の責任者になって。

けれど、グラバーは土佐藩との取引は龍馬に間に入ってほしい。

彼を罪人扱いする土佐藩は信用できないと言われ、弥太郎では相手にされない。

どこへ行っても龍馬の影がちらつき、弥太郎はもだえ苦しんでます。

龍馬をライバルだと思っていると苦しいでしょうね。

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ところで、相変わらずオープニングの映像が素敵です。

こんなに凝ったオープニングのドラマってないですよね。

大河ってそれだけでもすごいですわ。

最終章になってまた新しくなったみたい。見応えばっちりです。

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