龍馬伝・第29話「新転地、長崎」
龍馬(福山雅治)たちは西郷(高橋克実)と共に、薩摩に向かいます。
道中、嵐に遭い、蒸気船を見事に操った龍馬たちを西郷は高く買ってくれます。
けれど、長崎に着いた龍馬たちは、このまま長崎にいたいと希望。
長崎で商売をして、どこの藩にも属さずに活動していきたいと言います。
「西郷さん、そろそろ幕府のもとから飛び出してみんかい。
ここいらで世の中の仕組みをかえんと、異国のエジキになってしまうぜよ」
西郷は根拠のない自信に満ち溢れている龍馬をあきれて見ています。
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龍馬は長次郎(大泉洋)や沢村惣之丞(要潤)らと商売のために「船が一隻あったらのう。誰か貸してくれんかのう」と考えを巡らします。
そして、一番初めに訪問したのが、トーマス・グラバー(ティム)。イギリスの貿易商でした。
長崎でグラバー商会を立ち上げ、この数年で巨万の富を築いた男。
惣之丞や陸奥陽之助(平岡祐太)が英語で、船を貸してほしいと頼みますが、法外な代金を要求されて、あっさりとあきらめます。
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その次に龍馬たちが向かったのは、花街の丸山の料亭、引田屋。
芸者をはべらして宴会を開いている中から、船を提供してくれそうな人物をみつけて頼み込もうとする魂胆でした。
そこには、同じくグラバーから銃を買おうとしてすっぽかされた津和野藩士たちが自棄酒を飲んでいました。
龍馬は彼らの部屋に入ると、すぐに彼らが長州藩士であることを見破ります。
このころ、長州藩士は長崎への立ち入りも禁止されており、銃欲しさに秘密に潜入していたのでした。
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龍馬はそこで初めて、高杉晋作(伊勢谷友介)や井上聞多(加藤虎ノ介)、伊藤俊輔(尾上寛之)らと会います。
警戒される中、高杉だけは桂(谷原章介)から龍馬のことを聞いていたので、冷静に対応してくれます。
異国に立ち向かわねばならない時に内輪でもめるなと持論を展開する龍馬に、高杉は意外なことを言います。
「武力では異国に到底かなわないということはやってみて十分にわかった。
一万丁の銃は幕府と戦うためのもの。
長州は独立する!!」と・・・。
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そんなところに、別の部屋で飲んでいた薩摩藩士が長州藩士がいると聞いて飛び込んできます。
高杉らも相手が薩摩藩士とわかると、一触即発のにらみ合いに。。。
西郷もやってきて高杉と対峙する中、龍馬が間に入り落ち着かせようとしますが・・・。
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その緊張を崩したのは長崎奉行所の取り締まりでした。
長州藩士や龍馬たちは幕府にみつかるわけにはいきません。
西郷を残して全員、部屋から一気に立ち去ってしまいました。
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幕府はフランスの後ろ盾で権力を回復しつつありました。
そのフランスの提案で幕府の承諾なしでは藩は外国と貿易ができなくなります。
長崎でも、長崎奉行の取締りがきつくなります。
グラバーの私邸では。
グラバーが仲間のイギリス人に、稼ぐだけ稼いだらとっとと去った方がいいとアドバイスしています。
「今の幕府はフランスの操り人形。イギリスはそれを許さない。
イギリスは兵庫から上陸して帝を手中におさめ、幕府を乗っ取る計画を立てている」
グラバーは近いうちに戦争になると言います。
そして、この国に危機感を持っている日本人などいないと嘲笑います。。。
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3部ははじまった途端、もう迫力満点ですね。
とんでもなく豪華キャストだし。
新しく登場した高杉、カッコいいですね~。
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蒼井優さん演じる芸子のお元は艶やかです。
彼女はどうやら長崎奉行の隠密?情報を流しているようですね。
これから、龍馬の馴染みの芸子となるらしい。
どんな協力関係になるのか、楽しみですね。
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3部は激しくパワーアップしたのでビックリしました。(笑)
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