龍馬伝・第30話「龍馬の秘策」
諸外国の口車にのって幕府は長州を叩こうとしています。
そんな中で。
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龍馬(福山雅治)たちのところに土佐勤王党の池内蔵太(桐谷健太)が訪ねてきます。
彼の案内で龍馬は高杉(伊勢谷友介)に会います。
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高杉は龍馬とじっくりと話をします。
「長州は独立すると聞いて、わしはまっこと驚いたぜよ。
それほどの藩がまだ薩摩といがみおうちゅう。それがわしは残念でたまらんがじゃ」
高杉は長州藩が幕府に従わず戦いぬく覚悟だと言います。
「幕府の長州攻めに加わろうとしてる藩はみんな敵です」と。
高杉は清国で人々がイギリス人らにこきつかわれている姿を見て驚愕したこと。伊藤俊輔(尾上寛之)や井上聞多(加藤虎ノ介)もイギリスに留学して西洋諸国の発展を目の当たりにしとても日本が太刀打ちできないことを身をもって感じたと言います。
このまま幕府にまかせておいては日本が異国にのっとられてしまう。日本を立派な独立国にするために勝たなければいけない意気込んでいました。
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龍馬は長州藩士の見識と信念に驚きます。
けれど、長州に勝てる見込みはありません。
あんなに進んだ考えをもった藩が滅ぼされてしまう。。。
龍馬はどうしようもなく悔しい思いに駆られます。
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一方、薩摩藩邸では。
幕府に協力し長州と戦うしかないと言う小松帯刀(滝藤賢一)を西郷(高橋克実)は止めようとしていました。
戦に加わって長州を滅ぼしたら、薩摩と大坂を結ぶ下関は幕府のものになる。西洋諸国との商いが幕府に支配されてしまい、薩摩の国力も落ち込む。長州のあとに薩摩が狙われたら、もはや太刀打ちできない。
西郷の言葉に小松も揺れています。。。
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長次郎はお金のあてがない龍馬たちを集めてカステラ作りはじめます。
それでも材料を仕入れるにはお金が必要で、龍馬は長崎を動かしているといわれる豪商たちにお金を貸してほしいと頼みにまわります。
その中のひとり、大浦慶(余貴美子)が龍馬たちをおもしろがり、先物買いだと言ってお金を貸してくれます。
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龍馬は豪商たちがたとえ相手が気に入らなくても商売のために手を組んでいる様子を見て感心します。
志だけでは日本を変えられない。
目的を果すためにはどうしたらいいのか、よく考えないとと・・・。
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龍馬は薩摩藩邸に西郷を訪ねます。
そして、豪商たちの強かさを例に出して、幕府と戦になったら薩摩に勝ち目はない。幕府に勝てる方法があるとするなら、それは長州と手を組むこと。
いまの幕府は諸藩の支えがなくては勝つこともできない。
薩摩がどっちにつくかで勝負の行方が変わると必死に説得します。
「西郷さん、わしが長州を説得してみせますき!」
西郷は龍馬の真剣さに圧倒されるのでした。
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ものすごいパワーアップしてきましたね。
あっという間に45分が経ってしまいました。
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長州って先進的な藩だったんですね。
幕府とはえらい違い・・・。
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龍馬たちが作っていたカステラ。
おいしそうでしたね~。
ふわふわ~(笑)
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