龍馬伝・第26話「西郷吉之助」
勝(武田鉄也)に紹介され、龍馬(福山雅治)は大坂の薩摩藩邸にいる西郷吉之助(高橋克実)に会いに行きます。
蛤御門の変に参加した西郷は足に銃弾を受けていました。
龍馬は、西郷に率直に言います。
幕府と薩摩は長州を攻めようとしている。内輪でもめていては異国に付け入られるだけ。いずれはどっかの属国になってしまうと。
そして、長州征伐をやめてほしいと。
西郷はそんな龍馬に銃を持たせ、長州は何百丁もこういう銃を持とうとしている。今のうちに叩いておかないとと反論します。
さらに、西郷は勝から神戸操練所が閉鎖した後、行くあてのない塾生たちを引き取って欲しいと頼まれていることを明かします。
龍馬は思いもしなかった西郷の言葉に絶句してしまいます。
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そんな龍馬を見た西郷は、薩摩が嫌いならこの話はなかったことにしようと豪快に言ってのけるのでした。
龍馬は無言のまま・・・神戸操練所に戻ります。
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神戸操練所が正式に閉鎖になります。
勝は塾生たちから幕府にいないで一緒に行動して欲しいと懇願されますが・・・。
「・・・おいらは脱藩するには年を取りすぎた。
咸臨丸でアメリカから戻った時、もうこんな無茶はできないと思い、それ以来、若いものを育てることに心血を注いできた。
昔、海は日本と世界を隔てていた。
今は海が日本と世界をつないでいる。
お前さんたちの力でこの日本を世界と互角に戦える国にしてみろ!
お前たちは私の希望である!
ここからがおまえさんたちの船出である。日本を頼む!」
勝はそう言葉を残し、江戸へと帰っていきます。
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勝の言葉に泣けました。
そういえば、吉田松陰の演説もすごくよかったんですよ~。
熱くて。
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西郷は突然、幕府に対して長州出兵を取りやめると言い出します。
幕府も金のかかる戦は避けた方がいいと余裕のある笑み・・・。
幕府は薩摩の台頭に危機感を抱き、フランスに助けを求めます。
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一方、土佐では・・・。
弥太郎(香川照之)が武市(大森南朋)から預かった毒入りまんじゅうを以蔵(佐藤健)のところへと届けます。
悩んだ末の行動でしたが、以蔵は武市からの差し入れだと聞かされると、素直に毒入りまんじゅうを口にしようとします。
以蔵を見て、弥太郎は恐ろしさから毒入りまんじゅうを引ったくって逃げ帰ってしまいます。
以蔵はそんな弥太郎の後姿をうらめしそうにみつめます。
「弥太郎・・・。わしはもう自分で舌を噛み切る力さえ残ってないんじゃ・・・」
拷問で苦しむ以蔵をもう楽にしてやりたい・・・。
武市の届けた毒入り饅頭は、以蔵にとって本当の「救い」だったようです・・・。
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武市の毒入りまんじゅうは、ほんとに以蔵の欲しかったものだったんですね。
自殺する力さえ残ってない・・・という言葉だけで、どれほど苦しんでいたのかわかりました。。。
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しかし・・・話がほとんど進んでません・・・。
ここんところずっと・・・。
今回、龍馬はちょこっと動いたけれど、武市と以蔵のパートはまるでスローモーションを見てるかのようにしか進んでません。
これでいいのか、不安になってきました。。。
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