新参者・第8話「清掃会社の社長」
捜査本部は清瀬(三浦友和)と祐理(マイコ)が怪しいということで、24時間体制で見張ることになります・・・。
加賀(阿部寛)は、松宮(溝端淳平)とは別行動で清瀬らの捜査をしはじめます。
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今回は清瀬と祐理の関係が明らかになりました。
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「掃除をすることは感謝をすること。
使った場所に対してね。
ある人に教えてもらった言葉です。
使った場所にむかって、ありがとうという気持ちをこめる」
清瀬の言葉です。
これ、気になりますね。誰が清瀬に言ったんでしょう。
あと、加賀の父親のことも気になりますよね。
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加賀は祐理の小指にしている風変わりな指輪のことを気にしてます。
そのことをたずねるとムキになって、関係ないという祐理。
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弘毅(向井理)は絶縁状態だった清瀬のところにやってきます。
目的は清瀬と祐理の関係を問いただすため。
弘毅は清瀬と祐理の不倫関係を責めます。
二人はきっぱりと関係を否定しますが、弘毅は納得せず・・・。
「どうして母さんが小伝馬町に越してきたのかわかるか?
あんたには教えてやる気にもなれないよ・・・」
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骨のあるいい息子ですわ~。。。父親にぶつかっていってますもんね。
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弘毅にそう言われたせいで、小伝馬町をうろついてみる清瀬。
名物の鯛焼き屋の行列に並んだ清瀬の背後には・・・加賀が。
二人とも売り切れで鯛焼きを買えず・・・。
加賀は清瀬を誘って、クワトロのシュークリームを一緒に食べます。
ここでも、祐理の指輪のことに関してたずねる加賀。
清瀬は白を切ります。
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すごいですね。怖いくらいです。加賀。
清瀬が峯子のことを知りたくて小伝馬町を歩いていたことを見透かしてるんですね。
峯子の好きだったシュークリームを食べさせてあげるなんて。
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税理士の岸田(笹野高史)からは、祐理が以前、銀座のホステスだったことを、
ホステス仲間からは祐理にとって清瀬は特別な客だったことと、彼女が母子家庭で育ったことを聞き出します。
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加賀は清瀬に会いに行きます。そこには祐理、弘毅、亜美(黒木メイサ)の姿も。
「清瀬さん、あなた、ウソをついてますね」
キメ台詞を言う加賀です。
ふたりの関係を解く鍵は、やはり祐理が小指にしている指輪でした。
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加賀はそれは祐理のものではなく、彼女の母が清瀬から贈られたものだと推理します。
小柄な母が薬指にしていた指輪で、大柄な祐理には小指にしか入らなかったと。
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それを聞いて清瀬はようやく白状します。
若い頃、年上の女性と恋に落ちた。結婚したくて50円玉をくりぬいた指輪を渡したけれど、彼女は清瀬の将来を考えて姿を消してしまった。
2年前、銀座のクラブでホステスとして自分についてくれた祐理の小指にその指輪をみつけ・・・。
話を聞いてみると、母はすい臓がんで3年前にすでに他界。祐理の生年月日から、清瀬は自分の娘だと確信したといいます。
そして、峯子との離婚を機に、祐理を自分の秘書として手元に置くことに。
いろんな憶測を呼ぶことは十分承知の上だったが、父親として離れていた時間を埋めたい一心だったそう。
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腹違いの姉だと聞かされた弘毅は驚きますが。
清瀬に「なぜ、それを早く言わない。黙ってられた方の気持ちを考えろ!」と怒りをぶつけます。
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ほんとに。どうせいつか言うつもりなら警察に隠す必要はないでしょうに。
弘毅にだってはやく言ってあげたほうが・・・。
父親の愛人より腹違いの姉の方が断然いいと思う。
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清瀬とケンカしたまま、帰ろうとする弘毅を呼び止めたのは祐理でした。
彼女はみんなを会社の倉庫に連れて行きます。
そして、壁にある落書きを見せます。それは子供の頃、弘毅が書いたもの。
「この落書きは、私とってただの落書きじゃないんです。
この落書きは私の家族の思い出を埋めてくれる大切なものなんです。
私はこの2年間の清瀬さんしか知りません。
子供の頃に戻って思い出をとりもどすことはできないから、この絵を見て清瀬さんが優しい父親だって知ってうれしかった。
それに、この幸せそうな家族は、弟が残してくれたものだから。
私、清瀬さんにあなたのことを聞いたとき、弟ができるんだって単純にうれしかった。
いつかちゃんと挨拶したら姉さんって呼ばれるのかなって。
この絵は清瀬さんにとっても、弘毅さんにとっても、幸せな家族の思い出そのものです」
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二人の仲を取り持とうとする祐理の言葉を聞いても、清瀬はなかなか素直になりません。
「昨日の夜もここでこの絵を見ていたでしょう?
もっと気持ちをぶつけあった方がいいですよ」
祐理が清瀬のもとを去ると言い出し、加賀は力強く励まします。
「家族はなろうとしてなるものなんです。
あなたに強い気持ちがあれば家族になれるんじゃないですか?」
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弘毅も姉だとわかった祐理には優しくて。
「疑ったりして・・・すいませんでした」
「はじめからほんとのことを言えばよかったですね。
一度は兄弟ゲンカをしてみたいと思っていたら、出来てよかったと思うことにします」と祐理。
「俺も兄弟ゲンカしてみたいと思ってました」
すぐにでも打ち解けそうな二人です。
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落書きからのシーンは何度見ても泣かされます。
祐理の落書きのセリフは、それまでの彼女の孤独もにじませていて感動しました。
自分は味わえなかったけれど、父や弟の幸せな家庭を感じることができるものだから大事なんだって。優しい性格の女性です。
弘毅と祐理の会話は、私も一人っ子のせいか、理解できるものが多かったです。
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愛人問題が消えて、ホッと一息の清瀬一家。(笑)
けれど、清瀬と弘毅の間にはまだ確執が残っているようです。
「事情を全部話したら母さんもわかってくれたんじゃないか?」
「もうすべて終わったことだ」
「違うだろ?離婚しなきゃ、母さんは殺されなったかもしれないんだぞ!
俺はあんたを許さないからな!」
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これ、どっちも頑固なんですね。親子だわ~~・・・。(笑)
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さて、捜査本部にはあらたな情報が。
税理士、岸田の息子(速水もこみち)から、「13日夜6時半ごろ。会社に電話したが、清瀬さんは不在だった」と・・・。
清瀬のアリバイが崩れそうです・・・。
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龍馬伝で知ることになったマイコさんですが、こちらでも良いですね。。。
特に落書きのところのセリフの言い方が好きです。。。
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ただ、姉だと知らされて、弘毅が「姉さん」って呼ぶまではあまりにも時間的に短い。
かなり無理があって、弘毅が苦悩してるっていうより、向井さんが困ってるように見えちゃった。。。(笑)
でも、今回は良かったです。。。
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清瀬&祐理の真相がわかって、スッキリしましたしね~。
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