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2010年5月22日 (土)

警視庁失踪人捜査課・第6話

今回はある意味すごい!

タイムリーすぎて、ぞぞぞ~~~っと寒気がしました。

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野口波瑠(加賀美早紀)が引越しを終えた日に失踪します。

その捜査の依頼をしたのは波瑠の友人・名村凪(柊瑠美)。

波瑠とは2ヶ月前に知りあったと言います。名村の父親、世界的に有名なピアニスト、公(団時朗)の葬儀で会い、同い年ということもあり意気投合したという。

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法月(小日向文世)と醍醐(北村有起哉)が波瑠の周辺を捜査すると・・・。

波瑠は派遣清掃員をしていましたが、お金に困っていたようで仕事を掛け持ちしていたそう。

また、波瑠につきまとってお金をせびっているように見えていた敦史は、児童養護施設で一緒に育った幼なじみで、彼女を本気で心配していた。

敦史はピアノの上手な波瑠にプロになれとすすめましたが、それより恋人がいて結婚したいと言っていたとか。相手は医師だが、借金があり波瑠が払っていたのではないかという。

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やがて、森田(黄川田将也)が波瑠の銀行口座に公のところから3千万円が振り込まれていたことを突き止めます。

それは公の遺産の一部で、波瑠は公の愛人の子供あることが判明します。

妻に波瑠の認知を反対されていたのですが、公は死後に二人の子供に平等に遺産を残ししたのでした。

凪は高城(沢村一樹)から波瑠が異母姉妹だと知らされても、波瑠の行方を心配していることには変わらないと言います。

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凪はすごく優しい子です。突然の異母姉妹の出現にも快く受け入れて、逆に自分が父親との楽しい思い出話をしたことで傷つけたのではないかと心配してる。

敦史も。三浦の前で涙ながらに波瑠を想っていることを訴える姿は胸を打ちました。

三浦(遠藤憲一)は前にも取調室で関係者に泣かれてましたね。その人の表情を見ながら目の縁を赤くしてることが多いです。。。

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高城と愛美(森カンナ)は、敦史の話に出た波瑠の恋人、派遣先の病院の医師、秦(加藤虎ノ介)に会いに行きます。

けれど、秦は「相手が勝手にその気になっただけ」などと横柄な態度で交際すら否定する始末。。。

また失踪時刻にはアリバイがあると言います。

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公子(高畑淳子)が、アルコール依存症のリハビリ施設にいる波瑠の母を見つけ出します。

施設にいる母は高城に、波瑠と秦が一緒にやってきた時のことを話します。

波瑠から秦を愛してると聞かされた母は、秦にこっそり波瑠の父親の遺産が近々入ることを教えたと言います。

借金がある秦に、その遺産で借金を返して、娘と結婚してほしいと懇願したと。

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調べてみると秦には2千万以上のギャンブルでの借金があり、波瑠の失踪直前に完済されていました。

再び高城が医師の自宅を訪ねると、そこには赤ん坊を抱いた彼の妻が。

妻は病院の院長の娘で秦は入り婿でした。

妻子がいることを隠して交際し、大金まで奪っても、自分は失踪とは関係がないと言い張る秦。

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が、秦の浮気にずっと悩まされてきた妻は、失踪当日、波瑠のもとに乗り込み、手切れ金を渡そうとしたそう。

ですが、波瑠は受け取らず、妊娠してることを告げたという。

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波瑠はその直後に失踪・・・。

妊娠してるのに自殺するはずがない、高城は早速、産婦人科を調べさせるが・・・。

みつけた波瑠はすでに流産の末の大量出血で死亡していました。。。

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あまりのことに愕然としながらも、高城は遺体を司法解剖するように指示します。

すると、波瑠の遺体からは未承認の人工中絶薬の成分が検出され、過剰摂取による死と断定されます。

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秦のパソコンからはその薬をネットで注文した履歴があり・・・。

病院を訪ねた高城は激昂して秦の胸倉をつかんでふりまわします。

「まさかあの薬でこんなことになるなんて・・・」

喫茶店で、波瑠が席をはずした隙に、秦がその薬を飲み物に混入させたのでした。

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高城は、凪に波瑠の死を知らせます。

異母姉妹が凪で波瑠もうれしかったはずだと・・・。

高城は凪を慰めるのでした・・・。

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今、ちょうどニュースになっている事件と酷似した内容で、後半部分を見ていてそれに気付いた時は、鳥肌がたちました。

これって、当然、偶然でしょう・・・。ビックリですね。。。

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ところで、敦史が言ってましたが、波瑠はいつも父親と同じような浮気癖のある男に引っかかるって。

どうしてそんな人に惹かれるのかしら・・・。

秦はほんとにひどい男です。

妻子持ちを隠してつきあって、その上、遺産を自分の借金の返済に使うなんて・・・。

ひどすぎて後味悪いです。(笑)

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でも、お話としてはパワーがあって濃かったですね。。。

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捜査願いを出してくれる凪や、本気で思ってくれる敦史、この二人の存在に気付いて欲しかったな。

ほんとに大事に思ってくれた人たちだったのに。

ピアノっていう自信を持てるものもあったのに。

少し時間がズレてたら、変わっていたこともあるかもしれないですね。。。

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お母さんが遺産のことを話さなかったらなあ~・・・。

ああ、お母さんも浮気癖のある男に弱いのか・・・。う~~~ん・・・。

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良いことがあまりなかった波瑠には、幸せになって欲しかったです。

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さて、次回は高城自身の問題が絡んできそうですよ。

失踪人捜査課はみんなが優秀でチームワーク抜群!

高城の問題が表面化してきて、どう受け止めるのか、楽しみです。

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2010年春ドラマ」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
夜分遅くに突然失礼いたします。
テレ朝チャンネル2で、警視庁失踪人捜査課・第6話を再放送していて、山吹色きなこ庵・きままにドラマさんのこちらのブログを見つけました。
よくまとめられていて、すごく分かりやすいです。感激しちゃいました。

SNSに疎いおばあちゃんで、短いコメント書くのに、もう#7の終わりになってしまいました。
アドレスをどうしていいか分からなくて、通りすがりで初めてなのに、名乗らなくて、本当に申し訳ありません。
山吹色きなこ庵・きままにドラマさんの他の記事も少しずつ読ませていただこうと思っています。
感謝とともに

投稿: 小梅の母 | 2022年12月14日 (水) 00時29分

小梅の母さん様

はじめまして。
コメントありがとうございます。
最近はあまりドラマのレビューを書いてないのですが、
がんばって書いた記事を読んでいただけて本当にうれしいです。
訪問者もほとんどいないブログですので、どうぞお気楽に。
私もネットはいつまで経っても慣れなくて苦手です(笑)
コメント、心から感謝、感謝です。

投稿: 都羽子 | 2022年12月14日 (水) 17時38分

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おお振り夏は5回戦の2回終了までも 阿部のリード読まれて三橋が打たれて 打撃陣も完全に... [続きを読む]

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