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2010年4月24日 (土)

警視庁失踪人捜査課・第2話

このドラマ、いいです!

みんなに見てもらいたい!!

今回、最後のシーンで感動で泣かされたのに、エンドロール後のオチで見事にひっくり返されました。

ちょっと後味悪いけど・・・お見事!と大拍手です。

ドラマ全体に中だるみもなくて、ぐいぐい突き進んでいきましたし。

2話で、ハートを鷲掴みです!

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ある夜、不良グループの乱闘事件が起こる。

そのグループの一人、南田春樹(日和佑貴)がその夜以来、行方不明となります。

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捜査一課では事件性が薄いとされ捜査を中止しますが、それに不満な両親はマスコミを使って息子の行方を捜してほしいと訴えます。

それで失踪課が担当することに。。。

みんなが集まりミーティング。

南田春樹、20歳。

両親(小木茂光、野村真美)によると、春樹は父親の事業を失敗したため高校は定時制に通っていた。

その後、父親の事業は盛り返すが、何度いっても全日制に転校しようとはしなかったという。明るく朗らかで真面目。不良グループとのつきあいはあったが、問題もなく親は多めに見ていたという。

春樹はクレジットは持っておらず、銀行に預金450万。うち、失踪時に250万引き出していた。

定時制に行きながら貯めたお金だった。

高城たちは恐喝されていた可能性も探ることに。

また、携帯は事件以来使われておらず、やはり事件に巻き込まれている可能性もあるではとの疑いも。

事件性がらみだと生存の可能性は薄いなあ~と高城(沢村一樹)と三浦(遠藤憲一)。

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法月(小日向文世)と醍醐(北村有起哉)は不良グループのリーダー、ケン(福山一樹)を見つけ出し、話を聞くが、1年ほど前、春樹の方からグループに入ったと言い、他の手がかりは得られない。

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IT関連担当の森田(黄川田将也)の調べでは。

春樹の海外の出国の記録はなく、もともとパスポートを持っておらず、もし偽造パスポートで出国されていたら、追いかけられないと・・・。

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手がかりのないまま、高城と愛美(森カンナ)は交際していた女性がいたかどうかを探るため、春樹のバイト先、カラオケボックスの店長から話を聞きます。

挙動不審の店長に気付く高城。。。

彼はカラオケボックスの防犯カメラの記録を1ヶ月分全部押収してきます。

その映像を確認する役割は、公子(高畑淳子)。

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高城に頼まれてコロリと引き受けてしまう公子。ダンバール箱3つ。

色男に弱い公子です~・・・(笑)

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ここから、捜査が急展開します。

春樹が母親にメールを送信してきます。.

「心配かけてごめんなさい。今は探さないでください」

春樹自身が出したメールかどうか怪しいと疑う失踪課。

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けれど、一人、これが本人のメールならもう捜査する必要はないですね~という高城。

なんだか捜査をしたがらない高城。うだうだしています。(笑)

その言葉に、三浦も本人の意志で動いてるなら事件性はなく捜査を打ち切ると言いますが・・・。

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森田が勢い込んでミーティングの場にやってきます。

「本人のパソコンから偽造パスポートを作るサイトに依頼した気配があります!

パスポートIDは「トミザワヒカル」。

乱闘事件の翌日に成田からアメリカへ行ってます。

携帯を使っていなかったのは、春樹くんの携帯が海外に対応していなかったから、使えなかったということだと。

それで、そのパスポートで、3日前に関空に帰国してます。

だからメールが届いたんです」

意外な展開に驚く失踪課。今後、パスポート偽造の件で捜査することになります。

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ミーティングで、法月は胡桃を食べ、醍醐は甘栗。(笑)

木の実をかじる草食刑事??(笑)

口を動かしてご機嫌の二人を見ながら、まさか関西に出張なんてことはないですよね~?とか、何か面倒なことが起こりそうだな~・・・とか。

またまた、うだうだしてる高城。

なんかおもしろい。。。

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公子がカラオケボックスの映像からきっちり手がかりを掴みます。

カラオケボックスでケンが麻薬の取引をしてる映像。

カラオケ屋の店長もグルで、すでに彼は失踪したあと。

失踪課は春樹も麻薬の運び屋をしてるんじゃないかと疑い、ケンを締め上げますが。。。

ケンは春樹の関与を否定します。

自分の罪を見逃してもらうために春樹から昨日電話があり、名古屋に遊びにきてほしいと言われたと白状するのでした。

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予言?したとおりに、関西に飛ぶ高城と愛美。

まず、関空で春樹が入国する際の姿を防犯カメラでチェックするとなぜか該当者は派手な女性・・・。

高城はその映像を見てはっとひらめきます。

そして、森田に名古屋でこの2,3日の間に新人が入ったクラブを探し出してもらいます。

名古屋に着くと、その店に直行する高城と愛美。

そこには女性になった春樹が!

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キッレイ~~! キレイ~~~~!!

春樹が女装するとこんなにキレイになるとは!!

それまでの話がぶっとんでしまいましたわ。

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三浦は春樹の安否を心配していた両親に捜査の結論を伝えます。

春樹はアメリカで手術を受けてきたこと、ケンという青年に恋心を抱いていたこと。

あまりのことにうろたえる父親・・・。

「男のくせにですか?お父さんのそのまっすぐな考えが春樹くんには辛かったのでは?

彼は公文書偽造の罪で名古屋の拘置所にいます。

会いに行ってあげられませんか?」

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両親は女性になった息子に会いに行きます。

「お母さん、お父さん、ごめんなさい」

素直に謝る息子に、泣き出す両親。

「悪かったな。いつでも・・・なっ、いつでも帰って来い」

一切、息子を責めずに許す父親。

親子3人。涙、涙です。。。

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このお父さんが泣きながら語りかける姿に一瞬にしてこちらももらい泣きしました。

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感動のうち、エンディング曲が流れはじめ。。。

終わりだな~と思ったその瞬間。。。

なんとそのエンディングが途中でブチ切られ・・・。

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何が起こったの?とビックリしてる間に畳み掛けるように、すんごいオチが!!

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暗い隠れ家には・・・。

ケンと、親に保釈金を出してもらい釈放されたばかりの春樹。

そしてカラオケ店の店長の姿が・・・。

春樹はケンにアメリカから運んできた麻薬を渡します。

「これでまた、ひと儲けしますかあ~~」

祝杯をあげようとしているところへ・・・。

飛び込んでくる高城ら失踪課の刑事達。

3人は即座に逮捕されてしまうのでした。

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唖然とはこのことですよね。

もらい泣きでポロポロ・・・。テッシュを手にもって涙を拭いていたら・・・。

最後のオチで「この私のこの涙はなに?」状態に。。。

あまりにも鮮やかに、状況が引っくり返されました。

あの両親の思いはどうなのよ・・・。

ここまで親をだませるのかい・・・とひどい落胆と共に・・・。

このオチを用意した人たちにアッパレと思いました。

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刑事達の対立もあまりなく、みんなが大人で能力のある人たちが集まってる全員参加型捜査。

みんながフル回転して、お話が気持ちよく進んでいきます。

小日向さんと北村さんのコンビも楽しいし。

遠藤憲一さんはバランスが取れてるリーダーだし。

愛美は意外に芯がしっかりしてる感じ。森田は優秀だし、公子は色男に弱い!(笑)

いいですぅ~。うれしくなっちゃいます。

それと、なんといっても、小木茂光さんの泣きの演技はすごかった~。。。

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高城のあのうだうだももっと見たい!

多分、事件に巻き込まれた人を助けたい気持ちは強いけれど、自分から失踪したかもしれないって線が出てくると情熱が冷めてしまうんでしょうね。そんな感じですね。

意外にも言ったことは全部といっていいほど、当たってましたし。

刑事としてのカンが鋭いんですね~。

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失踪人捜査課。

次回がものすごく楽しみになりました。

来週も期待しています!!!

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