臨場2・第3話「未来の花」
臨時で書いてみました。 感想のみです。
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今回、奥深いお話でしたね。
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鬱の夫が自宅で殺され、妻が疑われますが。
倉石の見立てで、真犯人は別にいると言われ、立原は夫を怨んでいた近所の主婦を見つけ出し自供させます。
ここまでの展開がとてもおもしろくて、お話はこれで終わりかな~と思っていたら、そこから先がなんとも深かった・・・。
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倉石が冒頭で鑑識の部下に、家にあった特売品にチェックをいれたスーパーのチラシや、冷蔵庫にあるスーパーの見切り品の数々を写真に撮っておけと指示していたのがそれでした。
解放された妻に倉石は言います。
「30歳で家を建てるのは早かった・・・。
無理をして生活を切り詰める毎日。
外面ばかり気にして幸せな家族を演じることに没頭して、鬱で苦しんでいる夫と向き合おうとしなかった。
あなたにも責任がある。
残された子供を育てていくためにも、気持ちを入れ替えて欲しい」と。
怖いくらいの観察力ですわ。
そういわれて見てみると、敷地には家が建っているだけ。
5年?たっても庭は更地のような状態。
庭にまでお金をかけられない状況がずっと続いていたと妻も認めます。
新築の家だと思っていたので、倉石が指摘するまでこれには気付かなかったです。
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倉石にはすぐにそれがわかってしまうんですね。
毎日、出勤の際に前を通っている小坂(松下由樹)は、それに全然気付いてなくて。
幸せそうな家族が住んでいる幸せそうな町と思っていて。
基本ハッピーな人なんですよね。
鑑識にはむいてないのかも・・・。(笑) 私は好きですが。
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また、外面を気にして植えたパンジーが、夫を殺される引き金になったなんて、皮肉な結末でもありました・・・。
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シーズン1では刑事になりたくて何かと倉石に反発していた一之瀬(渡辺大)が、2では鑑識の仕事を愛するようになってるんですね~。
大きく脱線する倉石を叱り付けるシーンなんて、なんだかお爺ちゃんを叱る孫のようで。(笑)
チームワークばっちりで見ていてうれしくなっちゃいますね。
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立原、今回はいっぱい怒鳴ってましたね。
検視作業に時間がかかって倉石がなかなか現場を明け渡さないので、イライラ。
もう帰れ~~~!!って。(笑)
倉石と別の意味で慎重なところも好感度大です。
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ところで、今回ちらっと登場した警察官。怪しかったですね~。
小坂に捜査の状況を聞いたあの警官です。
これは今後の伏線なんでしょうか・・・。
なんか事件の前フリ? ワクワクしますねえ~。
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