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2010年3月16日 (火)

特上カバチ!!・第9話「詐欺師があなたを狙ってる」

事務所を辞めた田村(櫻井翔)は中華料理屋でバイト中・・・。

ある日、同じアパートに住む老婦人の木元が練炭自殺をはかる。

話を聞くと、インペリアルトラスト社に1000万円を投資していたのだが、解約したいと申し出ると違約金として900万円取られ、100万円しか返金できないといわれたという。

1000万円は老後のために貯めたお金で、それで老人ホームに入ろうと思っていたのだ。

インペリアルトラスト社は、経済アナリストとしてテレビにも登場している大河内麻紀(江波杏子)の投資会社だった。

木元によると契約時に違約金の説明はなかったという。

「もしかしたら投資詐欺かもしれない」

大家夫婦にも頼まれ田村は木元の力になろうと決心する。

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インペリアルトラスト社では、金好という男が出てくる。

契約時の説明不足を理由に1000万円全額の返金を要求する田村。

金好から営業妨害で訴えると言われ、田村の横にいた木元は心労で倒れてしまう。

インペリアルトラスト社のやり口は投資詐欺だった。

木元だけでなく、多くのお年寄りが財産をつぎこんでいた。

田村は本気になる。

まず、法務局で商業登記簿謄本を調べると。

会社の名称を変えているし、本社の所在地を移転してる。手を変え品を変え詐欺を働いているとしか思えない状況だった。

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そこへ大家から電話が入る。

田村が出かけている間に、インペリアルトラスト社の銭取という男が木元宅を訪れ、解約金だといって100万円を置いて書面全部を引き上げていったという。

田村は再び木元や大家夫婦とともに会社へ行く。

金好は木元とは和解が成立したと言い、解約金受領書を見せる。

「今後一切の異議申し立てをしないという判子が入ってるでしょう?」と金好。

大事な文面は裏面に書いてあり、木元はそれを見ていないと言う。

田村は木元と同様に契約した彼女の友人18名の契約書のコピーを見せる。

「この人たち全員が解約しても10%しか戻らないと知ったらどうなるでしょう?

当然、被害者の会を結成するでしょうし。

消費者センターや警察に駆け込むでしょう。

あわせて集団訴訟になるでしょう。

集団訴訟になれば弁護士費用も安くなる。

マスコミにも告発します。社会問題に鳴りますよ。インペリアルトラスト社がほんとに投資をしているのか、警察も徹底的に調べることになるでしょう。

一週間の猶予を与えます。その間に1000万円全額返済してください!!」

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隠しカメラですべてのやりとりを見ていた大河内は金好らを睨みつける。

「困ったことになってきたわね。どうするつもりなの?」

金好は「マルチにいたときに使った手があります。それでおとなしくさせましょう」とニタリと笑うのだった。

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金好らは田村を喫茶店に呼び出す。そしてそこで、田村に暴行されたと大きな騒ぎを起こす。

田村は警察に連行されてしまう。

警察の取調べで、田村はインペリアルトラスト社の自作自演を主張するが・・・聞いてもらえない。

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その情報が検備沢弁護士を通じて大野事務所にも伝わる。

「田村が傷害と器物破損で逮捕!!!」

美寿々(堀北真希)の友人もインペリアルトラスト社に騙されており、調べている最中の出来事だった。

インペリアルトラスト社の大河内は悪徳業者。犯罪者集団。

栄田(高橋克実)や重森(遠藤憲一)もすぐに田村を助けてやりたいと意気込む。

だが、大野(中村雅俊)はそれに反対する。

「どうしてですか?

田村は法を捨ててない。一人で犯罪者集団と戦ってるんですよ。

私たちが助けなくて誰が助けるんですか?」と美寿々。

「やつは俺たちにとって大バカ息子です。

親がバカ息子を見捨てることはできません」と重森。

大野は「プライベートの時間にお前たちが何をしようが俺はしらん・・・」と目をつぶってくれることに。

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3人は田村に面会に行く。

「自信をなくして別の道にいくのはお前の勝手だ。

だがな、やめたら終わりだ。

お前、俺たちを誰だと思ってるんだ?

昭和の人間だぞ!こっちは出来の悪い息子を持った気持ちでいるんだ。

それが短い間でも職場をともにするってことだろ!」

すぐに頼ってこなかったことに怒り狂う重森。

田村は謝るばかり・・・。

「・・・それより田村、警察の心証が悪い。

被害者の証言、目撃者の証言も複数あって証拠もそろってるのに、お前が一切を否認しているからだ。

ここはひとまず罰金を払って出たらどうだ?」と栄田。

「どうしてですか?

なんで正しい方が罪に問われないといけないんですか!

どうしてなんだ!!」

悔し泣きする田村。

「お前、なんでそんなに悔しいんだ?

なんで泣くほど悔しいんだ?

お前は骨の髄まで法律家なんだよ。

ぷー太郎やってようが、補助者やってようが、肩書きなんて関係ない。

正しくないことは絶対に許さないんだ。熱くなるその気持ちが法律家の魂だ。

お前は法律家じゃないのか?田村!」

「・・・俺は、法律家として、生きていきたいです!」

「・・・じゃあ、法律家らしい戦い方をするしかないわね!」

美寿々がニッコリ微笑む。

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美寿々と検備沢(浅野ゆう子)が検察庁へ。

インペリアルトラスト社の金好、銭取を虚偽告訴罪で刑事告訴する検備沢。

「私の同僚が傷害事件をでっち上げられ警察に逮捕されています」

美寿々が訴えるとそのあとを受けて検備沢も言う。

「警察はよくある傷害事件だと決め付けて、被害者になりすました詐欺集団の話ばかり聞んですもの。話になりません」

検察が動き、田村の嫌疑が晴れる。

かわりに虚偽告訴罪で金好と銭取が逮捕される。

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警察から出てきた田村は美寿々と共に大河内に会いにいく。

二人は大河内に社員がお年寄りを相手に投資詐欺を持ちかけている映像を見せる。

「解約時の違約金でウソをついて判子をおさせてますね。

典型的な投資詐欺です!

告訴する用意もありますし、映像も警察とマスコミに流す用意もあります!」

観念した大河内は取引をもちかける。

「木元とその友人の出資金全額を返金する。そのかわり、今後当社を詐欺罪で訴えないと一筆かいてほしい」と。

田村はそれをあっさり承諾する。

示談書と刑事告訴取消書にサインする田村と美寿々。

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だが後日、大河内は警察に詐欺罪で逮捕される。

刑事告訴取消書があると主張する大河内に刑事は伝える。

「これは木元さんが告訴した場合でも取り消すというものですが、あらたな告訴状は田村氏個人のものですから」

「はめられたわ・・・」

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大野事務所にもどってくる田村。

「やはり俺は法律の世界で生きていきたいです。

法律しか武器はないと思い知りました。

俺は法律家として弱い人たちをだますやつらと戦っていきたいです。

同じ志を先輩たちと一緒に!戻らせてください!」

大野は田村に名刺を渡す。

「もう一度だけチャンスをやる。

ただし、自分の名刺を二度と裏切るな。

自分の名前を絶対に傷つけないような胸をはれる仕事と、その自分の名前の肩についている事務所の名前に、傷をつけない仕事をしているか、常に自分に問いかけろ。

事務所の名前とはお前の仲間のことだ。

わかったか?」

「はい!」

田村は事務所に復帰する。

大野も田村が戻ってホッとするのだった。

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「おかえり。美寿々」

「ただいま。田村」

携帯のメールでひそかにやりとりする二人。。。。

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数日後、大河内麻紀らが起訴猶予となって釈放される。

どうやら鷲塚弁護士がついたらしい。。。

田村はそれを知って悔しそうにうつむく・・・。

「そいつ・・・僕の・・・親父なんです・・・」

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田村が大野事務所に戻りました。

良かった、良かった~。

クールな感じの重森も実はとても熱い人で、気付いたら事務所みんなが熱血漢だった。。。(笑)

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田村と美寿々はほんとにツンデレやってます。

でも、携帯のやりとりでちょっとビックリ。

いつの間にそんな感じになっていたのやら~。(笑)

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しかし今回は、ややこしい長セリフが多かったですね~。

特に遠藤憲一さんと中村雅俊さん。

憶えにくそ~なせリフで、大変だな~と思って見てました。

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さて、来週は最終回。

田村の父親は悪徳弁護士?

竜雷太さんみたい。

冬ドラマって俳優さんのかけもちが多いですね~・・・。(笑)

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美寿々と田村に進展はあるのか!

楽しみに待ちたいと思います。

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 第8話

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