2009年12月28日 (月)

2009年ドラマの総括

今年もあと少し。

クリスマスツリーも片付け、年末モードの切り替わりました。

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そこで、2009年のドラマの総括をしたいなと思います。

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今年は・・・なんといっても海外ドラマをたくさん見た年になりました。

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話題にのぼることが多い「24」を見て、はまったのがきっかけで、軒並みダダダ~っとアメリカドラマを見まくりました。私好みの事件捜査モノばかりですが。

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あと、韓国ドラマは入門したって感じでしょうか。

10本ほど見たくらいで韓国ドラマを語らないで!という方もいるんだろうなあ~と思ってます。(笑)

でも、恋愛ロマンスやラブコメの良さを再認識させてもらいました。

ドロドロになってくるとしんどいのでドラマでは、避けてきたジャンルでしたが久しぶりにウットリすることができました。

今回はDVDで一気に見たんですが、そうではなくて、週に1,2話ずつゆっくり見て楽しむのがいいですね。地上波での放送を待ってます。

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さて、連ドラの話へと進めましょうか。

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全話見たドラマを書き出していきますね。

1月からの冬ドラマは、

ヴォイス、メイちゃんの執事、トライアングル、キイナ

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お正月早々なのに、ヴォイスキイナがかなりテンションの低いドラマだったので、なぜ?とかなりショックだったのを憶えています・・・。

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そんな中、メイちゃんの執事は昔の古き良き少女漫画のキラッキラの世界が繰り広げられて、唯一楽しませてもらいました。

20代の若手スタッフが作った作品で、まっすぐで素直なテーマも好感がもてたんですよね。懐かしいし、元気をもらえました。

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4月からの春ドラマでは、

ゴッドハンド輝、アタシんちの男子、臨場、BOSS、名探偵の掟、ザ・クイズショウ、ぼくの妹

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春ドラマは見たいドラマが多くてホッとしました。

ゴッドハンド輝の渡部さん。外事警察の渡部さんもよかったけど、病院長の渡部さんも好きでした。

名探偵の掟は、金曜深夜の時間帯ならでは、オトボケの強い個性的なドラマでおもしろかったです。

BOSSはとても華やか。竹野内豊さんのスーツ姿と珍しい三枚目の演技を堪能しました。

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【追記】

MR.BRAINを忘れてました。

ゴッドハンド輝の後のイレギュラーな時期に放送されていたのですっかり忘れてしまってました。年末に集中再放送されていますが、今見てみるとやはり華やかでおもしろいですね。

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7月からの夏ドラマでは、

官僚たちの夏、コールセンターの恋人

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どちらもおもしろかったです。それぞれのジャンルの王道をいってました。

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でも夏はこの2作しか見てなくて寂しくて、海外ドラマにシフト。DVDを借りまくりました。

おかげで韓国ドラマに入門し、話題だったアメリカドラマをチェックできました。

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10月からの秋ドラマでは、

東京DOGS、ライアーゲーム2、相棒8、ROMES、アンタッチャブル、外事警察

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秋ドラマはかなり充実してました。

ほとんどの曜日に見たいドラマがあって、それがうれしくて、ドラマのあらすじをフルバージョンで書いてしまいました。(笑)

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相棒8は神戸尊が加入。神戸というキャラをどう扱うのかこれが何よりの楽しみでした。

つい違法な捜査をしてしまう右京に、妙に優等生で注意しないと気がすまない神戸。おもしろいです。

今のところ、神戸は大好きです。(笑) 

本編のおもしろさは落差が結構あるんですが、右京と神戸のやりとりだけはどの回もいいんですよね。

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そして、外事警察

アクの強いダーティーなドラマ。私好みの作品で始終、圧倒されました。

誰もが自分の思惑で駆け引きを行い、事が想像できない方向へ転がっていく。こういう展開にはゾクゾクします。

そして、綱渡りのやりとりの末にかろうじて保たれる国益、国の安全。

脚本が素晴らしかったです。

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私の年間ベストをあげるとするならば、この外事警察です。

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そういえば、今年のGWにはハゲタカの一挙放送を見て感激したんでした。

外事警察もハイビジョンではなくNHK総合で来年のGWあたりに一挙放送してくれるといいですね~。

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年明けは元旦から相棒8元旦SPです。2時間半の超拡大版♪

ここのところ毎年、元旦に相棒SPが見られることがすごくうれしいです。

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今年もたくさんのドラマに楽しませてもらいました。

来年もいいドラマに出会えるように期待しています。

ドラマを作っている方達は予算がなくて大変かもしれないですが、パワーだけは失わないでがんばってください。

応援しています。

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ドラマファンのみなさま。

今年も1年、お世話になりました。

ドラマの話ができることが心の支えになっていました。

来年も細く長く続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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2009年12月25日 (金)

外事警察・第6話最終回「その男に騙されるな」

FISHは、日本での警備参入を狙ったスペード社が送り込んだテロリストであるという線が濃厚となる。

住本(渡部篤郎)は愛子(石田ゆり子)とジュリオをテロリスト仲間から保護する。

そしてジュリオに新しいパスポートと1億円を渡すからテロリストの情報を教えるようにと取引を持ちかける。

迷うジュリオに愛子は「利用されるだけの人生から逃げられる。ほんとのあなたらしい人生が送れるじゃない・・・」と説得。

ジュリオは語り始める。

彼の本名はグラン。日本でテロの人員を集めること。そして起爆スイッチをつくり、クレメンテのもつ爆薬にセットすることが役割だった。スペード社については何も知らなかった。

住本は今後の指示を出す。

「明日、クレメンテの指示どおりに起爆スイッチを運べ」

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住本は有賀(石橋凌)にスペード社が黒幕であることを知らせる。

スペード社が進出するとその国には暴動やテロが起きる。そしてわが国の官房長官に取り入ってると。

すでにスペード社は今回の件を持ち出し、村松に自分たちの会社をアピールしていた。

「たかが金儲けのためにテロまで起こすと思うか?」

有賀にたずねられた住本は言い切る。

「やりますよ。金儲けのためだからこそ」

有賀は即座に倉田(遠藤憲一)に「村松官房長官とスペード社との親密度を探れ」と命じる。

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陽菜(尾野真千子)は倉田にもう1億円出してほしいと願い出る。

再び住本の部下として動いている陽菜を責める倉田。

それに負けず堂々と反論する陽菜。

「住本の動きを把握し監視してるのは私だけです。彼を陥れることもできます」

その言葉に心が動いたのか、倉田はあっさりと1億円を用立てる。

「クレメンテの居場所がわかり次第、連絡をよこせ」

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陽菜が外事4課に戻ると、床のコンセントにさされた盗聴マイクを回収する。

陽菜は五十嵐(片岡礼子)に協力を求める。

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ジュリオの携帯にメールが届く。

「女を人質にとり起爆スイッチを持ってこい」という内容。

住本はメールのとおりに行動するようにジュリオに言う。

ジュリオは愛子を人質にとり、テロリスト仲間と落ち合いアジトへと向かう。

慎重に後をつけてきた住本班も続いてアジトに潜入する。

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住本の隠れ家にやってきた陽菜は誰もいないことに驚く。

そして、五十嵐にたずねる。

「愛子さんをどこへつれていったんですか?

あなたは知ってるはずです。

私はあなたを住本に突き出すためにここに連れてきたんです。

あなたが外事を去った後、盗聴器を一新しました。このタイプを使っているのは五十嵐さんだけです。

私たちを裏切って何をしてたんですか?」

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村松官房長(余貴美子)の部屋に有賀と倉田が集まる。

有賀はスペード社の正体を村松に伝える。

倉田は村松がコスト削減のために警備部門の民営化を考えていることに言及する。

「国益の損失、国家機密の漏洩につながります」

だが、村松は動じない。

有賀がかわりに言う。

「くだらんゲームは早く終わらせたい。

クレメンテを逮捕してもスペード社には届くまい。ものは考えよう。彼らを利用してやればいい」

村松は官僚的で融通の利かない倉田をこの件からはずし、有賀と共にスペード社に会うことにしたのだ。

内々に手を組んでいたはずの村松の態度の変化に唖然とする倉田・・・。

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五十嵐は陽菜をクレメンテのアジトへと連れて行く。

愛子救出に必死になる陽菜に五十嵐は手を引けと言う。

「私はそんなに価値がないんですか?

住本にどうあがいても叶わないんですか?」

「あなたは住本のようにはならなくていいのよ。もとの場所へ帰りなさい」

「もう手遅れです」

アジトに飛び込んでいこうとする陽菜を五十嵐は気絶させる。

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アジトの奥から登場するクレメンテ。

彼がジュリオと愛子からはなれた隙に、取り囲む住本班。

「起爆装置は偽者だ。あきらめろ!」

クレメンテは懐から手榴弾を取り出し、「これを爆薬に投げ入れたら同じことだ」と言い放つ。

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スペード社の代表と会う村松と有賀。

「我々のビジネスの後押しをしていだだけるのですね」

喜ぶ代表を有賀は一蹴する。

「下手な芝居はやめろ!代わりの案を提示しよう。

重要防護施設の設備はさせない。先端技術の提供。雇用の確保。

そして、テロリストは日本にいなかったことにしてほしい」

代表は苦し紛れに言う。

「クレメンテがFISHと決まったわけではない」

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クレメンテと対峙している住本。

住本に有賀から電話が入る。

「今、どこだ?」

「クレメンテを追い詰めています。逮捕してスペード社の事を吐かせます」

「スペード社には触れない。クレメンテはCIAへ渡す。

お前たちはそこをひけ。

FISHはいなかったことにする。

クレメンテもジュリオと同じ偽造された経歴だ。FISHではない。

おそらくFISHはスペード社のでっちあげだ。

踊らされたんだよ」

有賀の説明をどうにも納得できない住本はクレメンテに銃を向け続ける。

「・・・お前はFISHだ」

「違う。FISHなんていない。すべてウソなんだ」

「ウソかホントかは問題じゃない。信じるか信じないかだ。

この世に真実なんてどこにもない。それでも人はなにかを信じる。

騙され層と裏切られようと、信じることでしか救われないからだ。

お前は何を信じる?利用されるだけの偽りの人生か・・・」

住本がクレメンテを問い詰めていると、突然、クレメンテが射殺される。

次に狙われた住本をかばったのは五十嵐だった。

かわりに撃たれてしまう五十嵐。

愛子とジュリオを逃がした後、五十嵐のもとに駆けつける住本。

「私、裏切ってた。

あなたたちの情報をCIAに売った。なぜかわからない。気がついたら私、取り込まれてた。

殉職させて住本班の一員として。外事として終わりたい・・・」

息を引き取る間際に五十嵐は住本にSDカードを渡す。

「・・・ずっと渡したかった。役に立つはずよ」

瀕死のクレメンテが手榴弾を手にする・・・。

そのあと大爆発が起こる。

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事の顛末を幹部達に報告する住本。彼は辞職願を提出し受理される。

五十嵐は殉職扱いとなる。

有賀は幹部たちに宣言する。

「あれだけ派手に爆発が起きてはFISHの存在を隠すのは不可能。FISHという国際テロリストは警察が追い詰め、被害の出ない場所で自爆した。それを統一見解とする」と。

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SDカードにはスペード社とFISHとされた男の写真があった。

有賀はスペード社の代表にそれを見せて交渉をやり直そうと提案する。

「文句があるのか?CIAにバラしてもいいんだぞ」

その一言でスペード社は引き下がる。

取引の内容を村松に報告する有賀。

彼も辞表を提出する。

「私なりに外から警察を変えてみようかなと思っています」と言い残して。

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ジュリオは海外に旅立つ。

愛子は植物状態の夫の世話へと戻る。

「ねえ、あなた、(病院から)うちに帰ろうか・・・」

愛子がそういうと、夫が反応する。

愛子の信じていた奇跡が起こる・・・。

警察を辞めた住本のもとへは妻子がもどる。

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倉田のもとをたずねる陽菜。

陽菜は五十嵐に気絶させられた後、意識を取り戻してアジト内に飛び込んでいったのだった。

そして、そこで爆発直前の様子を目撃していた。

「いい加減にしろよ。

またバカな妄想を言いに来たのか?」

「ですが、私は本当に見たんです!」

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手榴弾を手にしたクレメンテがそのまま息絶える・・・。

「五十嵐、今言ったのはほんとに写ってるんだな?

だったらあいつを本物のFISHに仕立て上げる」

そう言った住本が手榴弾を手にとり大爆発をおこした・・・。

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「私にマスコミからの取材が殺到しています。

現場をみたのは私だけですから仕方ないのですが。

どう対処したらいいでしょうか?

警察官がみずから爆破を起こしたなんてスキャンダルが出たら公安はふっとびますから。

おそらく頭を撃って記憶が混乱したんです。

バカな妄想は口が裂けても言いませんので。

私の処分を撤回し、今後も理事官のもとで働かせていただけるのならば」

「・・・似てきたな」と倉田。

「誰にですか!

本当によろしかったんでしょうか?あのようなものを街に放り出して。

生涯、公安で飼っておくべきだったのでは?」

「騙されるなよ。あの男に。

警察をやめたのはカモフラージュだ。

警察に籍を置いておいてはできない仕事もある。

送り込まれたんだよ。さらなる裏の裏に。

あらたな特命だ。」

倉田の話を聞き終えて、静かにニヤリと笑う陽菜だった。

(敬称略)

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最後の倉田と陽菜のやりとりとそれにかぶさる住本の姿。

ここはもうゾクゾクするくらいすごいシーンでした。

名作ですね。外事警察。

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ただ、最後の最後のシーンはいりませんね。

大感動していたのに、妙に冷静になって「刺されるのはいらんでしょ」って突っ込みをいれてしまいました。

あれはいらないです。

まあ、刺されてもたちあがる住本の姿がありましたから死にはしないんですが。

私としては忘れることにします。(笑)

続編、ずっと待ってます!!!

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更なる裏の裏に送り込まれた住本。

どんな仕事をするのか、めちゃめちゃ興味をもたせる展開で終わりました。

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外から警察を変えると言っていた有賀も同じような仕事をするのでしょうか。

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残された住本班は寂しそうでしたね。

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あと、陽菜の今回ゲットした1億円はニケの妻に渡したんだろうと勝手に推測しています。だから久保田の誘いにもまったく乗らなかったんでしょう。

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はじめに手を組んでいた村松と倉田。

でもあっさり村松は有賀の方にのったのにはビックリ。

村松も一筋縄ではいかない政治家の顔をもっていました。

面子をつぶされた形の倉田でしたが、結局は目障りだった有賀と住本が警察を去り、思い通りになったということで満足気。

ここらへんの展開ももうたまらないくらいゾクゾクさせてくれました。

すごいです!

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そして、倉田と陽菜。

「あの男に騙されるな」はここで登場する言葉だったんですね。

なるほど~と膝ポンしました。

陽菜が倉田のもとで働きたいために取引を持ちかけて、倉田に言われる「似てきたな」という言葉もカッコいい!

陽菜、ダーティーになりました。

叩き上げで成長しました。いいのかどうかはわかりませんが。(笑)

外事の仕事に魅せられて、もう戻れなくなってしまったんでしょうね。

もう戻れない、愛子と陽菜のこのセリフ、心に残ってます。

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この陽菜と住本がまたいつか組んで仕事をするドラマが見たいです。

なんだか続編があっさりと始まる気がしてしまいますよね。

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渡部さんは当然、こんな役をやらせたら天下一品。

それと意外にもはまり役だったのが尾野真千子さん。

知らなかった女優さんだから良かったのか、未熟でどう動くかわからない陽菜という新米刑事に惹き付けられました。睨みつける時、強い闘志が目に宿っていいんですよね。

五十嵐をはじめ外事4課のメンバーも個性的で良かったです。

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石田ゆり子さんのこの愛子。

ドロっとした部分と一途な部分とを併せ持つ女性で、丁寧に心理描写されていたので気持ちを理解することができました。

でも、あっさりと住本と離れて夫の元へ戻ったのはちょっと意外だったかな。

まあ、それでキレイに終わったんですけど。

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五十嵐の最期。

「気がついたら取り込まれてた」と詫びる彼女に、「わかるよ」と答えた住本の声音があまりにも優しくてホロっときちゃいました。

優しかったですよね。

五十嵐と住本ってきっと深い関係だったんでしょうね。それとも完全な同志だったか。

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遠藤憲一さんも石橋凌さんも余貴美子さんも当然、良かったです。

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いろいろいっぱい感想のある外事警察。

ほんとにおもしろかったです。

続編、つくってください。

待ってます。

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2009年12月23日 (水)

ライアーゲーム2・第7話

あのニヤ顔の牧園。

絶対に悪魔だと、手ひどく直が裏切られるんだと思っていたら、なんと!天使でしたね~。

いやあ~、ホッとしました。

お話は秋山がまた仕掛けて、それを葛城が引っくり返すという二転三転する展開。

優勢だったチームがガサ~~と引っくり返されて劣勢に。

なんだかこれも慣れてきたりして・・・。(笑)

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そんな中で存在感があるのはやはり福永。

この人はわかりやすい。完全にお金で動く人。

連戦の中で直や秋山と絆みたいなものができたのかと思いきや、主義は徹底してます。

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直が窮地に陥る中、ずっと彼女を守ろうとしてる秋山はカッコよかったですね。

しかし、結局は葛城に負けるのか?

直だけを負けさせたいなんて言ってたし、きっと秋山との間に何かあったんでしょうね。

次回はそのことにも触れられそう。

今回から登場かと思われたヨコヤはいつ出てくるのやら・・・。

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ドラマのライアーゲームはあと、2回で終わりだそう。

年内はこれで終了で、次回は1月12日です。

なんと年をまたぐとは・・・。

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2009年12月22日 (火)

東京DOGS・第10話最終回「決着のクリスマス」

甲斐崎(水上剣星)が神野に殺される。

由岐(吉高由里子)は西岡医師(ともさかりえ)と共にマンションに帰ってくる。

甲斐崎のところにいた由岐が神野(仲村トオル)と会わずにすんだのは、先に西岡に保護されたためだった。

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特殊捜査課にNY市警の三上(別所哲也)がやってくる。

三上は特殊捜査課を自分の指揮下に置き、由岐もこちらで保護すると宣言する。

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三上はすぐにアメリカの麻薬王ロッシが来日をしているという情報をつかむ。

ロッシが神野と麻薬の取引をするのではないかと三上は推理。神野と共にロッシの動きも探るようにと特殊捜査課に命令する。

さらに、三上らは神野とロッシが会食するという情報をつかむ。

神野がやってくると言われた場所に見張る高倉とマルオ。

だが、そこには神野は現れず、逆に高倉やマルオが狙撃される。

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どうして神野に動きを読まれたのか!と怒り狂う三上。

大友(三浦友和)は、神野は我々を翻弄するために情報を流したのではと指摘する。

面目をつぶされた形の三上・・・。

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三上は再び、ロッシの部下の会話から麻薬取引の日時と場所をつかむ。

特殊捜査課にもその検挙に全力を注いでほしいという三上に、高倉は反論する。

神野とロッシは反目しあう仲、本当に麻薬の取引をするのか?神野の目的はロッシの命なのでは?そういう高倉に、三上は聞く耳をもたない。

「目的など関係ない、神野とロッシを逮捕するだけだ」と。

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クリスマスカードが由岐に届けられる。

「由岐を自由にしてあげる。約束の場所で待ってる」

神野からだった。由岐はそれを見た途端、その場所がどこかを思い出し西岡に伝える。

由岐は三上の保護を嫌い、高倉とマルオのもとへ戻る。

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麻薬取引の検挙に向かう途中、高倉はロッシの娘のコンサートが都内で行われることを知る。

ロッシは娘の演奏会への出席を欠かしたことがない。だからきっと彼はコンサート会場に現れるはず・・・。

神野はそこでロッシを暗殺するつもりだと高倉は大友に報告する。

麻薬取引はロッシと警察の警備を手薄にするための罠だと大友は結論付ける。

高倉とマルオはコンサートへと直行する。

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案の定、麻薬の取引現場では神野もロッシの姿もなく、部下のみが逮捕される。

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クリスマスコンサートのバックステージに忍び込む神野一味。

彼らはロッシの暗殺を試みるが、高倉はそれを阻止する。

追いかける高倉を振り切って逃げる神野・・・。

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由岐はひとり神野との約束の場所へやってくる。

そこには神野が待っていた。

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高倉やマルオも西岡が伝えた由岐の言葉から推理してそこへとたどり着く。

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由岐が記憶を失ったのはやはり神野が目の前で射殺されたショックからだった。

それは組織内にいる裏切り者をあぶりだすために神野が仕組んだ芝居だったが、由岐は知らされていなかったのだ。

「あなたは私を救ってくれた。私もあなたが大切だった。

でも今、私が一番大事だと思ってる人があなたを狙ってる。

あなたはその人を殺そうとしてる」

由岐はマフィアだった神野についていこうとはしない。

「悲しいよ。君も私を裏切るんだね・・・」

由岐をかばって撃たれる高倉。続けてマルオも撃たれる。

乱闘の末、高倉はようやく父を殺した犯人、神野を逮捕する。

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高倉はマルオと由岐が見送る中、アメリカへ帰っていく。。。

(敬称略)

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かる~いドラマで、気楽に見ることが出来ました。

小栗旬さんのスタイルの良さとかとぼけた演技も楽しめましたし。

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ただ、水嶋ヒロさんは滑りっぱなしの一人芝居が気の毒でした。

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おもしろかったのは、

堀川の入院先でのやりとり。

大皿に皮を剥いたフルーツの山盛りで、高倉が「フルーツ、剥きすぎだろ。剥きすぎだ。動物園か・・・」

これには大笑い。発想がすごいです。おもしろすぎっ!

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あと、高倉のコーヒーの押し売りもおもしろかったです。

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それから、高倉家にとうとうマルオと由岐が訪問。

最高潮にてんぱってる高倉もおもしろかったですね。

やっぱりママからの電話だってバレてたのね。

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そして、最後は高倉の由岐を背負い投げするオチで終わり。

「投げられた~。私、女の子なのにぃ~~」

最後にこれが来るとは!好きな終わり方で良かったです。

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総括として、気楽に見られる刑事モノで楽しめました。

思い出した頃にスペシャルとかしそうですね~。

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2009年12月20日 (日)

ライアーゲーム2・第6話

天使と悪魔ゲームの本番です。

すでに葛城と他2名が有利な立場。

秋山の反撃がはじまるんですけど、これの細工を葛城に暴露されてみんなから批判されることに。

またまた、場は葛城の思い通りに展開し、直が圧倒的に不利な立場に。

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ずっと直が賢くなって物足りないとか言ってましたが、今回は彼女のバカがつくほどの人の良さが悪い方向で表面化。

秋山を信じて福永を救うのは後にすればよかったのに・・・。

大変なことになってしまいました。

秋山が直を守ろうとしてくれてますが・・・。

秋山、頼もしいです。いいなあ~・・・。

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ああ、そんな場合じゃなかった・・・。

福永が裏切るのはもう免疫ができてるというか、慣れてしまってますけど、あの牧園が直を裏切るんなんて信じられない・・・。

あの話が作り話なの?

だったら、もう人間不信になりそう・・・。

凹むなあ~~・・・。

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まあ、直のバカ正直が本領発揮された、この騙しあいの展開は、一番ライアーゲームらしいんですよね。

本来の姿といえばそうなんです。

次回、秋山の頭脳に期待するとします。

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ヨコヤも再登場しそうですね~。

楽しみです。

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東京DOGS・第9話「近づく過去からの罠」

高倉(小栗旬)にかかってきた電話の録音を聞いた由岐(吉高由里子)ははっきりと神野(中村トオル)の顔を思い出す。

警察で似顔絵が作成される。それは顔がわからなかった神野探しの大きな手がかりになる。

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都内で暴力団の抗争がいくつも発生する。

神野が動き出した途端のこの出来事に、大友(三浦友和)は関連があるのではと警戒する。

調べてみると、神野の組織が大口の麻薬取引を予定していて、その取引相手になりたい暴力団同士が競っている模様・・・。

やがて取引相手には2組が決定し、彼らは資金の調達をはじめる。

だが、高倉はこの取引そのものに疑問を持つ。

神野の組織はいつも取引先を綿密に調べ上げて決める。取引が決定してから資金を調達しないといけないような組を選ぶはずもないのだ。

高倉は入院中の甲斐崎(水上剣星)に神野について聞こうとするが、彼の意識はもどらないまま・・・。

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そんな折、取引相手の暴力団事務所を張り込んでいた高倉が撃たれそうになる。

高倉は神野に狙われていることを直感する。

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NY市警から大友のところにメールが届く。

アメリカのシンジケートのボスが神野と接触するために日本にくる。それに伴い、アメリカでの高倉の上司が日本に捜査協力でやってくるという。

大友は高倉に彼が来るまでに事件を解決してしまおうと発破をかける。

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由岐はマルオ(水嶋ヒロ)から高倉が撃たれそうになったと聞く。

彼女は高倉が自分のせいで狙われていることを知りショックを受ける。

その上、堀川(勝地涼)まで刺されたという知らせが。

高倉とマルオは、その堀川が得た「取引は今夜行われる」という情報のため慌ててマンションを出て行く。

一人取り残された由岐もマンションを飛び出していく。

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軽症の堀川や高倉、マルオら特殊捜査課が包囲する中に、麻薬の取引に組員たちがやってくる。

神野が来ない中、特殊捜査課は彼らを一斉に検挙する。

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マンションを出た由岐は甲斐崎の病室に向かう。

そして、意識を取り戻した彼に神野を呼び出して欲しいと頼み込む。

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神野は大友に電話し「もっと忙しくさせてあげますよ」と宣戦布告する。

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その後、甲斐崎の病院へやってくる神野。

彼の部下は警護の警察官を容赦なく撃ち殺す。

「なぜ裏切った?あんなにかわいがってやったのに」

神野は甲斐崎にそういった後、ためらいもせず彼を射殺してしまう。

(敬称略)

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神野は警察相手に何かを仕掛けるつもりなんですね。

甲斐先の入院先の警察官をも殺していたので、本格的な展開になりそう・・・。

そんな中、由岐が神野のところへ行ってしまいました。

自分で神野を止めようと思ってるんでしょうね。

それを知った高倉の反応をはやく見たいかも。前回のうろたえ方がすごかったので。

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あと怪しいのは精神科医。

彼女はなんか役割がありそう。神野サイドの人だったりして。

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それと、ミサと堀川のやりとりが好きです。

出てくると笑ってま~す。

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マルオのコント?は今まで以上に滑りっぱなし。。。

滑りっぱなしの滑りっぱなし・・・。

水嶋ヒロさんが気の毒になってしまって、全然楽しめない・・・。

あれはあのままでいいのかな・・・。

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次回、最終回は15?分拡大スペシャルだとか。

楽しみです。

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アンタッチャブル・第9話最終回「真犯人の告白」

鷹藤(佐藤智仁)は江島あかり塾長殺害容疑で全国指名手配になる。

だが、遼子(仲間由紀恵)は鷹藤の無実を信じ、取材を続行しようと洸至(小澤征悦)に匿われていたホテルから編集部へとやってくる。

あとを追ってきた洸至は鷹藤が借りていた隠れ家がみつかったと言い、遼子や遠山(要潤)らをそこへと連れて行く。

マンションには一連の事件の報道資料などが所狭しと置かれてあり、そのどれもが鷹藤が名なしの権兵衛だと指し示していた。

だが、それでも遼子は信じない。

編集部員が鷹藤のことを調べてみると、言われていることと食い違いが出てくる。

どうやら片山刑事(辻谷嘉真)が捏造した情報を遠山や洸至が信じていた様子・・・。

そんなところに鷹藤から電話が入る。

「信じて欲しい。片山に鳴海さんひとりではあんたを守りきれないかもしれないと言われて後を追いかけた。

そうしたら江島さんはすでに死んでいて、片山が襲ってきたんだ」と。

遼子は鷹藤を信じていると伝える。

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テレビでは・・・。

与党政民党と野党希望党が合併し新党世界を旗揚げし、週末にも設立パーティーが開かれるというニュースが流れる。

これは与野党の議員が移籍し急激に勢力を拡大しつつあった永倉の地球党に対抗するための動きだった。

これにより、新党世界は衆議院で圧倒的過半数になり、地球党の影響力は弱まることになる。

永倉(寺島進)は思わぬ反撃に遭ったのだった。

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永倉は遠山にこれからも力を貸してほしいと頼む。

遠山は人質がわりの父親を殺され、もう彼の言いなりになるつもりはないと断るが・・・。

永倉は、人口受精で生まれた遠山の子供の存在を明かし、まだ自分から離れることはできないと言う。

遠山は愕然とする。

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遼子宛てに届く名なしの権兵衛からのファックス。

「人間を一つ上の段階に進化させたい。その進化を邪魔するならば、もう君を守りきれない。名なしの権兵衛」

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遼子らは手がかりを求めて、再び鷹藤の隠れ家へ行く。

そこには遠山がいた。

遠山は化学兵器の資料とベランダの片山の遺体を見せる。

遠山が通報したのか洸至たち警察が部屋に駆け込んでくる。

「遼子、これでも鷹藤をかばうのか?」

.

新党世界の設立パーティーが開かれる。

パーティーには永倉も招かれていた。

その会場には鷹藤と遠山の姿もあり、遼子は会場に駆けつける。

遠山は警察や遼子に鷹藤がこの会場で毒ガステロを起こすという名なしの権兵衛からのメールを受け取ったことを告げる。

鷹藤を信じる編集部員はみんなで毒ガスを探すことに・・・。

鷹藤は電話で遼子に言う。

「罠だとしても、やつを止められるのは俺とあんたしかいない・・・。

ずっと考えてた。

15年前、あんたの家を爆破する動機のある人物は誰なのか。俺を陥れるために片山刑事を取り込んで殺人までやらせられる人物は誰なのか。

名なしの権兵衛は・・・あんたの兄さんだ」

そばにいた遠山もそれに同意する。

「つらいだろうが、僕も同じ意見だ」

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遠山が不審者として連行された隙に洸至は遼子をホテルの部屋へと連れて行く。

「どんなに忠告してもお前は真実を追い求めた。

だったら真実から目をそらすなよ。

名なしの権兵衛は俺なんだよ」

洸至は語り始める。

洸至は父親に虐待されていた。彼は母親の浮気相手の子供だったからだ。父親は自分の子供である遼子だけを溺愛していた。そんな父親を母親は見て見ぬふりし、洸至は家に居場所がなかった。

そんな時、育英基金の旅行会で同じ境遇の永倉と知り合った。

この世界をよくするためにどうしたらいい?そうたずねる永倉に、永倉HDを自分のものにし、その莫大な金で世界中の子供を救ってやればいいと洸至は答える。

偶然、永倉の兄は3ヶ月後に死亡し、永倉は財産を手に入れた。

洸至が兄を殺してくれたと思い込んだ永倉は、彼を恩人と思うようになる。そしてその後、洸至が永倉を操るような力関係ができてしまった。

1ヶ月後、洸至は自宅を爆破し両親を殺してしまう。

両親から自由になった洸至だったが・・・。

ある日、育英基金の奨学生だった鷹藤の兄が彼に話しかけてくる。

「君が殺したんだろう?自分の両親を。

でも永倉さんのお兄さんを殺したのは君じゃない。誰にも言わないよ」

洸至は鷹藤の兄を怖くなり、彼の家を爆破したのだった。

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永倉が部屋にやってくる。

「せめて募金団の子供たちを非難させてからできないか・・・」

毒ガステロに子供たちを巻き込もうとする洸至を説得にきたのだ。

だが、洸至は永倉を殴りつけるだけ。

「あんたは俺に逆らうな。役割を果たせ」

驚く遼子に永倉は言う。

「私にとっては君のお兄さんが触れてはいけない闇だったんだ」

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会場では鷹藤が永倉に銃をつきつけ毒ガスのありかを聞き出す。

永倉はあっさり毒ガスのありかを吐き、すべて回収される。

部屋に警察が踏み込んで洸至は逮捕される。

「生まれ変わってまたゼロからやり直しだな」

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警察に連行される途中、洸至の車だけ海に沈む。

遼子は兄の犯行の一部始終を記事にする。

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数日後、遼子が鷹藤と歩いていると・・・。

それを見ている兄の姿が。

(敬称略)

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終わりました。

大方の予想どおり、兄が犯人でしたね。

二転三転してほしかったけれど・・・。

キレイにまとまっておもしろかったです。

ただ、もう20分くらい長かったら良かったのに。

時間がなくて描ききれてない部分があったような気がします。

永倉に脅された後の遠山の気持ちの変化とか描かれてないし、あと会場での毒ガスでの結末がバタバタ感があってわかりづらかったです。

鷹藤の行動とか、警察がどこまで事情がわかってるのか、伝わらないまま解決してしまったので・・・。

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1話から「名なしの権兵衛」の立ち位置がわからず、世直しをしたいのか、永倉サイドのダーティな人物なのか、また永倉より上の立場なのか下なのか、混乱することが多かったんですが、最後の兄の告白ですっきり納得できました。

このとらえどころのない感じはドラマの魅力でした。

あと、遠山が脅されて永倉サイドの言いなりになっていたり、騙されて取り込まれていた編集長とか、善と悪に分けきれないキャラの存在も良かったです。

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あとは、兄が最終回になってホラー化してしまったのには驚きました。

会場で遼子の後ろにいた時なんて充分、ホラーチックで怖かった。(笑)

昼間にあの怖さはないですよね。

兄というか、小澤征悦さん、とっても怖かったです。

洸至はまだ生きていて、遼子を見守ってそうなんでまたの登場を期待しています。

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結局、遼子は鷹藤の方を向いちゃいましたね。

「お墓に挨拶に行きたい」なんて、ちょっと大笑い。

そんな遼子に遠山だったら引いちゃうけど、鷹藤は受け止めてくれるんですよね。

遼子&鷹藤はお似合いってことなんですね。(笑)

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全体の総括としては。

編集長や遠山の父が死んだりという6話、7話あたりの誰が味方かわからないという展開は圧倒的な緊張感があり、ほんとにおもしろかったです。

でも結局は編集部からも裏切り者は出ず、その緊張感は鳴りをひそめてしまいました。

上でも書きましたが、名なし権兵衛とかサブキャラの扱いでは変化球が多くて、ものすごく楽しませてもらいました。

あの終わり方なら続編もつくれそうなんで、また見てみたいです。

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2009年12月18日 (金)

外事警察・第5話「突入」

大和田団地にFISHが大量の爆弾を持って立てこもっている可能性が濃厚となる。

そのため、有賀(石橋凌)は官房長官、村松(余貴美子)にSATの出動を要請し、許可をもらう。

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だが、住本(渡部篤郎)は捏造された情報で団地へと誘導されたかもしれない。我々の目を団地にひきつけ、別のところで爆発させるという同時多発テロの可能性も指摘する。

すでにテロリストがいる形跡もみつかっているため、有賀は今夜0時までに結論を出せと住本に迫る。

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住本は自分たちの動きや愛子(石田ゆり子)やニケのことまで知られていることに警察内部に内通者がいるのではないかと疑いはじめる。

そして、その真偽を確かめるためにジュリオから事情を聞こうとする。

だが、すでにジュリオは姿をくらましたあと・・・。

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ジュリオは仲間のテロリストと連絡をとっていた。

「警察は我々には手を出せない。まもなくテロは実行される。

その前に女を始末しろ」

ジュリオは仲間から銃を渡される。

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住本は自分たち、外事4課を探っていた男の後を五十嵐につけさせていた。

だが、男はかなり高度な訓練を受けたプロで、あっさりと撒かれてしまったという。

住本はより詳しい背景を外事4課の刑事達に調べさせる。

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ジュリオが愛子を呼び出す。

陽菜(尾野真千子)はさっそくゼロ(遠藤憲一)にそれを伝える。

住本が今回のテロ情報を偽だと疑っていることを聞かされていたゼロは、愛子をオトリにしてジュリオ確保に動く。

そのため愛子に300万円の謝礼とジュリオにも1億円を渡すと・・・。

ゼロは村松に連絡し、内閣官房機密費からその費用を捻出する。

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愛子のもとへと向かう陽菜に声をかける住本。

「お前にできるのか?

下村愛子の精神は限界を超えてる。これ以上使えば、彼女は壊れる」

住本にそういわれた陽菜は挑戦的に彼を見返す。

「壊れたら壊れたで仕方ないじゃないですか?国益のためなんですから。

主任に教わったことですよ」

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スペード社のオフィスへと招かれる村松。

スペード社の支社長は村松へ日本のセキュリティーを任せろと売り込む。

「我々は諜報機関さえ持たない日本とはわけがちがう。

まして情報管理もできないようじゃ致命的です」

村松はテロリストの情報を載せている週刊誌を見せられる。

マスコミにテロ情報がリークされていることを知った有賀たちは突入の予定を早めることになる。

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愛子が陽菜とともにジュリオに会いにいく準備をしていると・・・。

愛子の携帯が鳴る。住本だった。

「わかっていると思うけど、ジュリオはテロリストの一味だ。

やつらは容赦しないぞ」

「自分だけ逃げるの?

私を引きずり込んだのはあなたよ。勝手なのはあなたよ。

私はもうあとには戻れないの」

住本と話した後、愛子はジュリオと会うのをやめると言い出す。

「なんであいつなんですか?

なんで私じゃダメなんですか?私だってあなたを守る覚悟でいるんです」

「でも、私にはあなたは必要じゃない。

あなただって私が必要じゃないでしょ?」

陽菜はゼロに作戦を中止することを伝える。

ゼロはもはや有用性はないとして愛子と陽菜を切り捨てる。

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ニケが生前、用意していた贈り物の中に戦場にいるジュリオの写真をみつける住本。

本物のジュリオは2年前に死んでいた。ジュリオと思われていた男は別人で本物のテロリストだった・・・。

住本は愛子に会いにいく。

「ジュリオはあんたを殺せと命じられている。

それでもやってもらえますか?」

「私はずっと底なしの泥沼にいた。

あなたは突然あらわれて私を無理矢理そこから引っ張りあげて救ってくれたの。

騙されたからやってるんじゃない。

救ってくれたからやってるのよ。

あなたが望むならやるわ。」

それは住本さえ驚く愛子の本心だった・・・。

陰で二人のやりとりを聞いてた陽菜が住本に呼ばれる。

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愛子と住本、陽菜の3人はジュリオとの待ち合わせ場所に向かう。

愛子は銃をつき付けられながらもジュリオを説得する。

「警察の人に頼まれて・・・。ずっとだましててごめんなさい」

ジュリオの表情から殺気が消えていく。

「お願い、助けて。

殺してはいけない。彼らはテロリストじゃない」

ジュリオらはやはり大和田団地にわざと警察の目を向けようとしていた。

住本は即座に有賀に連絡し、突入をストップさせる。

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大和田団地で、爆弾だと思われていたものはただの肥料だった。

そして、潜伏していると見られたいたテロリスト、クレメントの行方も消えていた。

住本の班は今回のことで責任を背負わされ謹慎処分となる。

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外事4課の動きを探っていた男の背景が明らかになる。

男の後ろにはスペード社の重役がいた。

その支社長は元CIA。

彼らは日本をテロの脅威で怯えさせ、自分たちの警備会社を売り込もうとしていた。

そのためにFISHを送り込んだのだった・・・。

スペード社の日本支社長は自社の株価の上昇にほくそえんでいた。

(敬称略)

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ぶっちぎりでおもしろいですね。外事警察。

ところで、すごい話になってきました。

自分の警備会社を売り込むために日本にテロリストを仕向けた?

なんというかビックリな展開ですね~。

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陽菜は言ってしまいましたね~。

強がってるんでしょうけど、壊れたら壊れたでいいなんて。

陽菜は浅い・・・。結局、手に負えなくなると投げ出すんじゃないの~。

住本のせいにするんじゃないわ~と腹がたちました。

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私にはあなたは必要じゃない、

あなたにも私は必要じゃないと、はっきり愛子に言われてました。

しっかり見透かされてるんですよね。愛子に。

ああいう風にはっきりと言える愛子を見直しました。

まあ、愛子の心の深いところに触れられたのは住本だけですから。

でも、今後はどうなるんでしょう・・・。

今回の終わり方だと、そんな愛子を裏切ってるのか?住本・・・。

そうでないといいんだけれど・・・。

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奥さんには離婚届を。

なんちゅ~勝手な手紙の文面。

でも、危険な仕事をしていても幸せが欲しかったんだろうな~と同情したりもして。

奥さんがどんな風に出るかも気になります。

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ニケの身重の奥さんにニケの死は到底言えないでしょう・・・。

久保田が怒ってる気持ちも真っ当だけれど・・・。

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まあ、なんといっても注目は来週のタイトル。

「その男に騙されるな」とか、、、。

公式HPのトップにあるこのコピー。

これが最終回のタイトルになるなんて・・・。意味深です。

いや~ん。。。住本がみんなを騙してるの?

でも、自己嫌悪でネクタイで自分の首を絞めていたシーンもあったし、住本がはじめから何かを仕組んで事を運んでいたなんてことはないでしょう。

きっと。

多分・・・。

いやあ~・・・どうなるんでしょうね。

考え始めると眠れなくなりそうなんで、考えないようにして土曜日を待ちたいと思います。(笑)

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2009年12月15日 (火)

アンタッチャブル・第8話

与野党の大物議員が永倉(寺島進)の地球党に続々と入党する。

一気に勢力を拡大させてきた永倉に危機感をもつ遼子(仲間由紀恵)や遠山(要潤)達。

永倉はまた子供の教育支援にも力を注いでおり、天才児が育っていると話題になっていた。

「天才児育成の永倉式能力開発システムで子供たちの才能を無限に伸ばしましょう」

テレビでは彼の能力開発塾の塾長、江原あかり(荻野目慶子)が力説していた。

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遼子は名なしの権兵衛の手がかりを求めて、その江原あかりに会いにいく。

「たまたま発掘した天才児を広告塔に仕立てた教育詐欺では?」

遼子の言いがかりにもあかりはまったく気にもとめない。

だが、その場に塾の天才児、葵慎太郎(嘉数一星)は自分の子だというホームレスの男が現れ、彼女の表情が一変する。

男が持っていた子供の頃の写真は、慎太郎とあまりにもそっくりだったからだ。

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遼子はさっそくその稲垣(浅野和之)から話を聞く。

彼は稲垣平八といい、日本屈指の数学者で11年前に失踪していた。

稲垣が話すのには、11年前、能力開発セミナーなるパーティーに出席。その場で意識を失い、翌朝目が覚めたら女性の傍らで素っ裸で寝ていたという。

彼はどうやら慎太郎はその夜、女性との間にできた子だと思っているのだ。

稲垣の言うとおり二人はDNA鑑定で親子だと認められる。

能力開発塾は優秀な人物に同様の事を繰り返して、天才児達を創りだしていたのだった。

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編集部に戻った美鈴は遠山にもまだ怪しい点があることを知り、握りつぶされる前にこのことを記事にして週刊アンタッチャブルに掲載してしまおうと遼子に提案する。

2日後、「永倉代表の能力開発塾は人間サラブレット工場」などという見出しが表紙を飾る。

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案の定、編集部にファックスが届く。

「君らの行動は度を越した。

知りすぎた人間は次々と消される。   名なしの権兵衛」

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身の危険を感じる遼子と美鈴だったが、城之内は最初に狙われるのはこの記事を立証することのできる稲垣だろうと予想する。

遼子は稲垣を探し出すが・・・。

稲垣は慎太郎と会った後、能力開発塾のビルの屋上から落ちて死んでしまう。

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また、遼子が兄の洸至(小澤征悦)と暮らすマンションが美鈴の時と同様に荒らされる。

遼子はあかりに呼び出される。

「(あの記事で)仕事を解雇されたわ。こうなったらなんでも話す」

あかりの元へ駆けつける遼子と洸至。

だが、能力開発塾に着いた途端、あかりは殺されてしまう。

犯人を追いかけていく洸至。

一人残された遼子の前に、乱闘しながら飛び込んでくる鷹藤(佐藤智仁)と片山(辻谷嘉真)。

鷹藤はとっさに片山の銃で彼を撃ってしまう・・・。

(敬称略)

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おもしろいです~。

名なしの権兵衛として怪しいのは3人。誰が犯人でもおかしくないですよね。

遠山と洸至は鷹藤を疑っていて、鷹藤は遠山を疑ってる。

やはり怪しいのは兄の洸至なんだけれど・・・。

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なんか鷹藤の兄って・・・梨野公平という名で、名なしの権兵衛に似てると言ってましたよね。

この梨野公平ってほんとに死んだんでしょうか・・・。

公平も優秀だったし・・・、遠山が公平だったりして・・・。

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でもやはり怪しいのは洸至ですよね。

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いやあ~。ほんとにおもしろい!

後半にいくほど、めちゃめちゃおもしろくなってきました。

次回最終回、楽しみです。

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2009年12月10日 (木)

ライアーゲーム2・第5話「天使と悪魔ゲーム」

4回戦を終えた直(戸田恵梨香)のところにセミファイナルの招待状が届く。

「ライアーゲームは勝てます。人を強く信じあえることができれば」

直は会場へとやってくる。

そこには秋山(松田翔太)や福永(鈴木浩介)も当然やってきた。

そして、秋山に唯一勝った事があるという天才、葛城リョウ(菊池凛子)も加わる。

彼女は秋山との対決を楽しみにしているようだった・・・。

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ゲームは前半戦と後半戦に。

事務局から1億円を貸し付けられ、前半戦で敗退したものは1億円の負債を抱えてしまうという。

前半戦は「天使と悪魔ゲーム」。

ディーラーのフォルリからルールを聞いた直は、騙しあうから敗退するものが出てくる。

みんなで協力したら負けることはなく、全員が勝ちぬけられると参加者を説得する。

参加者は、直の案に賛同するが・・・。

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葛城と、先に会場にやってきた葛城からお金を提供されていた2人は手を組んで他の参加者を罠に陥れていた・・・。

この3人が優位にたち、ゲームは続行されていく・・・。

(敬称略)

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はしょったあらすじで申し訳ないです。

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葛城は秋山に勝ったことがあるんですね~。

そして、いよいよその彼女との対決。

直の説得などに揺らぐことはなく、はじめから戦う気満々。

まったくルールを理解していない私でも楽しめてます。(笑)

福永が直たちの味方になっていて、アクの強さは薄れちゃったけど、秋山を含めたこのトリオ、好きです~♪

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やはり秋山の頭脳が頼りになるかな。ワクワク。

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セミファイナルの参加者はかなり豪華。

このゲームもおもしろくなりそうです。

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