2009年9月21日 (月)

官僚たちの夏・最終回「天下りせず」

※官僚たちの夏はあらすじなしで感想のみ書いています。

それから9話の感想はパスしてしまいました。

(敬称略)

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今回は昭和40年からのお話。

アメリカに占領されている沖縄・小笠原諸島の返還がテーマでした。

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須藤首相(長塚京三)は小笠原の返還交渉でアメリカの言いなりになってしまうんですね。

その後、次官に牧(杉本哲太)を指名し、風越(佐藤浩市)は退官。

須藤の繊維業界を犠牲にして沖縄返還を実現する。

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難しい・・・。

歴史的背景をしっかり知らないために、頭はいっぱいいっぱい。

でも、領土返還を前にして、どっちが正しいのかなんてわからないです。

風越は守ることばかりで描かれていて、別の案が出てくるわけでもないので、どう判断していいのか・・・。須藤の迷いも理解できるし。

うまく交渉して譲歩してもらうことができなかったってことなんでしょうね。

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しかし、今回のタイトルが「天下りせず」

天下りの弊害をわかっているからしないと風越は退官していきました。

その後は雑誌の評論などを書いて食べていくとか。

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業界のために奮闘していた鮎川(高橋克実)は病で亡くなり、庭野(堺雅人)も過労で倒れて。

通産省次官は牧、片山(高橋克典)へと引き継がれることに。

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本来、あんなに親身になってくれる鮎川みたいな人はいるんでしょうか・・・。

庭野もそうですが、朝から晩まであんな働き方をしていたらそりゃ、体を壊しますよね。

風越も娘に結婚を考えている人がいる言われて、ポカン・・・でしたものね。

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ドラマの前半では玉木(船越英一郎)より冷徹な人物として描かれていた片山が、最後にはググッと自分の大きさを見せたました。

須藤の顔色を窺ってばかりの牧に、片山は自分は自分の理想とする日本を実現するためにがんばっていくと宣言してましたから。

1話では窓際だった片山が最終回は次期次官。

一番大きな花を咲かせたって感じでした。流れはどう変わるかわからないもんです。

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その片山を前回、励ました玉木のセリフ。

次官争いに負けそうになった片山は天下りした玉木を訪ねるんですね。

そこで、通産省をやめて企業で働こうかなと弱音をはくんですが、そんな彼に玉木が言うんです。

「片山、お前はなんのために入省したんだ?

僕はおまえにこの国を豊かにする自信があるからだと思っていたよ。

お前はもう日本の経済史に残る大仕事をしてきたんだ。

お前は一企業の仕事じゃ満足のできない男だ。

国のために働き続けるしかない人間だよ。

僕はそうあって欲しいと思っている」

国のために働く仕事と企業の仕事は違うんですね・・・。

国のためにと「大志」を抱いてみんな官僚になったということなんだなあ~と感じ取れました。

自分は適任ではないと次官を退き、さっさと一企業に天下った玉木が言ったんですから、ちょっとはっとさせられる印象的なセリフでした。

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ライバルであったり、対立していたりしても風越と玉木のようにつながりを絶やさないでいる人たちがいて、大人のドラマだなと思いました。

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ドラマの総括として、

何度書いてますが、勉強になったドラマでした。

「官僚」とか「霞ヶ関」とか、ニュースなどで聞くことはあっても、実際に働く人たちの姿を取材したドキュメンタリーなどを見たことがありませんでした。

ドラマは40年以上前の「通産省」を描いてましたが、それでも今の官僚の人たちの仕事ぶりの一端を見たようで、ニュースや討論会を見るにしても双方向から物事を見られるようになった気がします。

いいドラマでした。

内容が難しく、何度か感想をパスしたりして、私としては力不足を痛感することが多かった作品でしたが。

それだけ見応えがあったってことですね。

また、こういうあまり描かれていない視点からのドラマを見たいです。

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2009年9月13日 (日)

コールセンターの恋人・最終回

コールセンターからアオキョー(ミムラ)が姿を消して一週間。

相変わらず南極アイス(名取裕子)は商品を紹介していた。

今回の商品は「有名店の餃子」。

アイスは餃子を「猿でも焼ける」と言ったものの、自分は焦がしてしまい、こっそり餃子を差し替えて放送したりしている。

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アイスは自分が餃子を焦がしておきながら、鼻をつまんでコールセンターに電話。

都倉(小泉孝太郎)のクレーム対応に合格点を出す茶目っ気っぷりを発揮する。

そこでアイスはアオキョーがコールセンターを辞めたことを知り、ショックをうける。

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次にアイスが番組で売り出したのは、「『こげへんやん』というフライパン付き有名店の餃子」。

餃子を焦がすのは自分のせいではなくフライパンが悪かったせい。このフライパンなら焦げません、暗にそう示唆するためのセット企画だった。

だが、それでも餃子を焦がすアイス・・・。

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頭にきたアイスは有名店に乗り込んでいく。

「どうして焦げるのよ!焦げないやり方を教えてちょーだい!」と言うが、その店の厨房で先に焼き方を教わっていたのは、なんとアオキョーだった。

コールセンターを辞めたものの番組を見ていた彼女は、アイスが餃子を焦がしているのを見て、いてもたってもいられず店を訪れたのだった。

アイスははじめて対面する彼女を声だけでアオキョーだと気付く。

「もっと年をとった人かと思ってたわ」

そういうアイスを無視して、

「この店の餃子は他の店のより皮が薄いんです。だから、蒸らす時は水ではなく、熱湯を入れて時間を短縮するといいんです」

と、アオキョーは焼き方のコツを単刀直入に教えるのだった。

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そんな中、都倉はアオキョーのノートを手に入れる。入社から5年間のクレームの内容と対応が詳細に書かれていた。

都倉はそれを自身のブログでつづり始める。

それは瞬く間に評判となり、1年後、出版社から本を出版。本が話題となり都倉は「徹子の部屋」に出演することに。

都倉はその生放送でアオキョーに戻ってきて欲しいと懸命に訴える。

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同じ頃、アオキョーは昔、父親と一緒に入ったラーメン屋でなつかしのラーメンを食べていた。

店のテレビにはその「徹子の部屋」が映っていた。

ふと、店主が声をかけてくる。

彼は幼い頃、たった一度来ただけのアオキョーのことを憶えていた。

アオキョーがさらに聞くと、刑務所を出た彼女の父親が店で長い間働いていたというのだ。

そして、すでに5年前に他界していると。

アオキョーは愕然とする。

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都倉はアイスの働きかけもあり、本の出版で花形商事のイメージアップに貢献したとして本社に戻れることになる。

だが、彼はコールセンターで人と接することに生きがいを感じるといい、その話を断ってしまう。

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都倉はアオキョーがしていたようにコールセンターで寝起きし、電話がかかってくるのを待っていた。

午前3時。電話が鳴る。

鼻をつまんで声を変えたアオキョーだった。

都倉は彼女の話を聞きはじめる。

話は彼女がずっと手放さないでいる黄色い水筒のことだった。

幼い頃、父親と旅をしたどり着いたとある町の福引で当てたものだった。

それが唯一の父親との思い出の品だったのだと。

都倉はアオキョーに言う。

「・・・1年前、僕はボロボロで、夜中の3時15分にここに電話した時、電話に出た女の人がこう言いました。

人生はペットボトルの水とは違う、思い通りにならない人生を生き続けなさい、と。

彼女の電話の声で救われた人は、僕の電話のほかに大勢います。

でも彼女は今、ひとりぼっちじゃないかと思うんです。

ほんとは幸せになりたいのに。

どこかで一人で迷子になってるんじゃないかと。

ここに電話をしてくる人はみんなそうです。

お客様の苦情はよりよく生きたい、もっと幸せになりたい、そういう気持ちの裏返しです。

だから、僕はここでその人の帰りを待ってます。

生き続けてください。

あなたは、ひとりじゃない」

都倉との電話を切った後、彼女はようやく自分の孤独と向き合い号泣する。

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翌日、アオキョーがコールセンターに帰ってくる。

「おかえりなさい」

都倉が微笑んで彼女を迎える。

「昨夜、午前3時15分、鼻のつまった女から電話があったかもしれませんが、それは私ではありません」

アオキョーは照れくさそうにそういう。

「はい、昨夜午前3時15分、鼻のつまった女の子から電話がありました。

でもアオキョー、あなたとはしゃべってません」

都倉もこれ以上、その話をするつもりはなかった。

今までに見せたことのない笑顔で都倉を見るアオキョー。

「・・・都倉、ただいま」

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コールセンターはひさしぶりにメンバーが揃う。

そして、アイスの言いたい放題なMCで、再びコールセンターは喧騒に包まれる。

(敬称略)

(終)

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おもしろかったです。

後味のいい爽やかな最終回でした。

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今回の最終回はネタの宝庫でしたね!

みのさんでしょ、徹子の部屋でしょ、大和田獏さんでしょ、などなど。

いっぱいゲストが出たわりに、ガサガザせずにキレイにまとまったので良かったなあ~と。

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あと、「こげへんやん」の登場に笑ったり、アイスがどうして焦げるんだと有名店に乗り込むのもおもしろかったです。

アイスらしい・・・。(笑)

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都倉のテレビ出演につきあって、あこがれの東京へ行った宇野。

結局、ひとり東京に置き去りに。

ひとりでクタクタになりながら帰ってきたのもおかしかった。置き去りにされたのに文句も言わず、ひっそりと仮眠をとる宇野。

こちらも宇野らしくて、大笑いしました。

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都倉とアオキョーの絆は、ミネラルウォーターに続いてのもの。

あの回の深夜のふたりのやりとりは、とても心に残っていて、このブログでもセリフを書き出してありますが、最終回で同じことを今度はアオキョーに言ってあげるための伏線だったんですね。

感動しました。

こうきたか~~!って感じです。

アオキョーの号泣にしみじみ。

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そして最後、冒頭にあったクレーム、シュウマイの1個足りない謎が解かれて。

なるほどね~、フタにくっついてたのね~と思わずうなってドラマは終了となりました。

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ほんとに爽やかな最終回でした。

土曜ワイドなどの2時間でまたやってほしいです。

これなら、何度でもできますよね。

南極アイスのテレビショッピング、見られなくなるのはちと寂しいです。(笑)

あのキャラ、最高でしたもんね。

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2009年9月 7日 (月)

官僚たちの夏・第8話「総理の死」

昭和38年、東京オリンピック前年に風越(佐藤浩市)は特許庁へと左遷される。

一方、玉木(船越英一郎)はかわりに通産省次官へ。

国内産業を頑なに守ろうとする風越を疎んじた池内総理(北大路欣也)の方針だった。

それに伴い、国内産業派の鮎川(高橋克実)や庭野(堺雅人)は遠ざけられ、国際通商派の片山(高橋克典)たちが主要ポストを占めることに。

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玉木は一層、国際化を目指して自由貿易を推進していく。

そんな折、国産初の旅客機が、アメリカ連邦航空局の飛行審査で不合格になってしまう。

搭載している国産コンピューターでは能力に限界があるというのだ。

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戦後復興の象徴として東京オリンピックで国産旅客機を飛ばすのが池内総理の悲願。

その意向を受けた玉木は早急に飛行審査の合格を得るため、コンピューター産業も自由化し、旅客機にもアメリカ製のコンピューターを導入しようと考える。

それは通産省で保護育成されてきた国産コンピューターメーカーを不安がらせることに。

特許庁長官である風越も玉木の考えを聞きつけ、放っておけず奔走することに。

だが玉木や池内を訪ねてみても、担当ではない風越は相手にされない・・・。

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風越は庭野と共に、国産コンピューターの未来を守るために共同開発をメーカーに提案する。

二人を信頼した各メーカーは総力を結集、高性能コンピューターの誕生を目指すことにする。

そして、ようやく国産コンピューターのメドがたつ。

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それを知らなかった玉木は不満をあらわにする。

行政は情に流されてはいけないという信条の玉木。

弱みを見せたら切り捨てられそうでメーカー側は玉木に頼ろうとはしなかったのだ。

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かつて風越らとアメリカコンピューターの輸入制限を推進した政治家、須藤は玉木に言う。

「君は業界の心情をないがしろにしている。

一度は現場に足を運ぶことはしてもいいんじゃないか?

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熱意や思いなしに何ができる?

君が取り組む航空機産業にしても原点は熱意だ。

日本の飛行機をもう一度飛ばしたいという思いが、困難な技術開発を途方もない努力の積み重ねで乗り越えてきた。

自動車もそうだ。

誰もが無理だという中、風越くんや企業ががむしゃらにがんばった。

戦後日本をここまで復興させたのは、そういう熱意や思いじゃないのか?

そういうことを否定して、一体どういう国ができる?

君がどういう国を作りたいのか、私は心配でならないよ」

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さらに、今度は池内が玉木に意外なことを言う。

「現状の効率だけを追求して日本に何が残る?

アメリカ製のコンピューターを導入した方が手っ取り早いというなら、飛行機だってアメリカ製を導入した方が手っ取り早いということになる。

すべてそういう考えでやっていたら、

家電も自動車も外国製にすればそれですむということになる。

そんなことをしていたら、

国内産業は何ひとつ育たないことにつながり、国は滅びるぞ。

俺は国際競争で日本産業の力を伸ばすことには賛同してきたが、自由化で何から何まで外国の技術に依存しようなどという情けない発想に賛成したつもりはない。

日本の飛行機は、日本のコンピューターで作ってほしい。

どっちもアメリカに負けない産業に育てて欲しい。

玉木、これが私の最後の頼みだ。」

それは、死期を悟った池内の「遺言」でもあった。

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昭和39年。東京オリンピックが開催される。

オリンピックの聖火は、国産コンピューターを搭載した国産旅客機によって運ばれたのだった。

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その姿を見届けた後、池内は須藤へ総理の座を譲る。

そして、翌年、静かな眠りにつく・・・。

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「世界の目を気にしているうちに大事な何かをなくしてしまった。

この国はお前に任せるよ。」

玉木はそう言い、自ら次官を退く。

風越は再び通産省次官へ返り咲く。

(敬称略)

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良かった~。

力がこもった回で、感動しました。

そんな昔の話ではなく、今の日本に直結する話にドキドキしますね。

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情熱と気骨のある人はまことにカッコいい!

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今回登場した池内、須藤、風越ら官僚たち、みんなあふれる情熱と気骨がありました。

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戦後の復興にむけて突き進んでいく姿は、アプローチはそれぞれ違っても目指すところは同じ。

必死に奮闘する姿に胸が熱くなりました。

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8月に選挙が終わり、民主党が政権をとることになりました。

ニュースやワイドショウなどで政治の話題を見聞きするたび、この「官僚たちの夏」を思い浮かべてます。

池内のような政治家や風越や玉木、庭野のような官僚たちがいるのかしら、なんてつい思ってしまっています。

このドラマでいい勉強をさせてもらいました。7話なんて特に。

ニュースがちょっと理解しやすくなりました。

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2009年9月 6日 (日)

コールセンターの恋人・第9話「最終章~暴力団から恐怖のクレーム」

今回は、北海道の特産物を詰めた「特選まるごと北海道・缶詰6点セット」。

南極アイス(名取裕子)のMCで売れ行きは好調。

そんな中、コールセンターには男からクレームが。

缶詰に髪の毛が入っていたというのだ。

男は苦情をいうだけでなくコールセンターまでやってきてしまい、応対したセンター長の酒巻(松重豊)は、すごまれてつい5万円を渡してしまう。

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その上、調子に乗った男は酒巻とのやりとりを録音し、本社を訪れ、もっと金を引き出そうと局長も脅し始める。

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本社は慌ててコールセンターの閉鎖を決めてしまう・・・。

再びコールセンターを訪れた男によって今度は都倉(小泉孝太郎)が彼の事務所へと連れて行かれる。

・・・。

(敬称略)

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缶詰に髪の毛なんてはいるはずがないと調べ上げたアオキョー。

その結果をもって単身、事務所に乗り込んでいかつい男たち相手に淡々と説明。

それを聞いた都倉は勇敢にもアオキョーのもとへ。

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おお、やっといいところを見せるのか、都倉!と思ったら、、、。

そのまんま乗り込まずに、なんとアイスに電話。

「この危機を助けてくれるのはアイスさんしかいません!」って。

なぜアイスに電話するのか、イマイチわからなかったんですけど、都倉の狙いどおりアイスが窮地を助けてくれました。

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なんとその上、コールセンターの閉鎖をなかったことに。

ほんとアイスは頼りがいのあるハンサムウーマンですわ。

アイスはアイスなりにコールセンターを外部に委託するなんていうことを阻止したいんでしょうね。

MCで言いたい放題言ってもアオキョーのいるコールセンターは、今のところクレームを受け止めてくれてますから。

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アイスのキャラって多面的でおもしろいです。

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事件も片付いて、円満におさまったかと思ったら、最後の最後にアオキョーの過去が明るみに。

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アオキョーの父はかつて企業を脅してコールセンターの川辺に逮捕されていた。

みんなにそのことが知られて、コールセンターにいられなくなったアオキョーは姿を消してしまう。

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アオキョーが深夜、電話を待っていたのは父親だったのかな。

あの黄色い水筒は思い出の品だったんですね。

一生懸命、クレームに対応していたのは、かつて父親がしたことへの罪滅ぼし・・・。

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親と自分とは違うとドライに切り離して生きていくタイプに見えるのに。

アオキョーはとても健気な女性だったんですね。

来週、1時間だけで終わらせるなんてちょっともったいないね。

アオキョーと都倉の話はもうちょっと時間をかけてやってほしかったです。

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次回は最終回。楽しみにしています。

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2009年8月28日 (金)

コールセンターの恋人・第8話「デキる男セット」

今回、南極アイス(名取裕子)がテレビショッピングで紹介するのは「デキる男セット」。

中身はゴルフセットと、カーナビと、指輪。

アイスはこれらで、ゴルフ接待はOK、その後、奥さんとドライブをして、日頃の感謝として指輪を贈りましょうとアピールする。

要は在庫一掃処分の企画なのだが、アイスがストーリー性をもたせて商品をすすめると、瞬く間にコールセンターの電話が鳴り出す・・・。

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でも、申し込んだ男性の多くは、それらを浮気に使おうとしていた。

アイスのそばにいる局長もそう思いついた一人・・・。

アイスが暗に浮気願望のある男性に「デキる男セット」を売ろうとしたのだろうと勝手に解釈して、反響の多さに大喜びする。

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だが、次第にコールセンターには「奥さんに浮気がバレた」という男性からの苦情がふえはじめる。

実はアイスの狙いはそこにあったのだ・・・。

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都倉(小泉孝太郎)と響子(ミムラ)らは、その応対に追われることとなる。

・・・。

(敬称略)

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アイスのいうとおりに「デキる男セット」を奥さんに対して使っていたら、とってもハッピーになれるという、結末でした。

永ちゃん好き夫婦みたいに。

浮気に使おうとした夫たちは片っ端から奥さんにバレたと・・・。

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アイスは主婦の味方ですね。(笑)

「デキる男セット」で、浮気心を封じたら、今度は「料理本」の販売で、家庭料理で旦那さんと仲直りしてくださいね、という2つ続けてのコンセプトなんですね~。

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てっきり、売るためならなんでもしそうだったのに、この展開に思わず、南極アイスっていい人じゃない!と、ドラマを見ながら思ってしまいましたわ。(笑)

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メインの永ちゃん好きの夫婦の話とか、センター長夫婦の話もありましたが・・・。

それよりなにより、今回は南極アイスに場をさらわれた感じです。

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小麦粉の話は理解に苦しむけれど、アイスの商品企画はおもしろかったし、爽やかなお話で良かったです。

あのヒカルくんの回のビルに映し出されたペンギンの絵と同じくらい。(笑)

後味良かったですね。

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さて、あと2回なんですね。

来週からは最終章。

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ググ~ッっと盛り上げていってください!!!

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2009年8月22日 (土)

コールセンターの恋人・第7話「高性能ビデオカメラ」

今回の商品は高性能ビデオカメラ「思いで残しま専科」。

でも、発売した途端、ある工場から出荷したカメラだけビデオが録れないという不具合が。

花形商事は思い出代という賠償金を支払うことになる。

だが、それに割り当てられた予算は60万円ちょっと。

都倉(小泉孝太郎)や響子(ミムラ)たちは賠償金をもらおうと電話してきたお客を説得し、なんとか払わずにすまそうとするが・・・。

・・・。

(敬称略)

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カメラの不具合は、調べてみるとカメラの別機能で保護されていてきちんと録画されていたということで一件落着しました。

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そのゴタゴタの中で、都倉はある夫婦と出会って・・・。

大手術する夫の、生まれてくる子供に父親としてメッセージを残しておきたいという思いを聞いて、とことん親身に対応。

その撮影とその後の手術に付き添う。

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いつもお客様相談窓口では「ヘタレ」全開の都倉なのに、目の前で実際に見せられると誠実に。

このギャップを楽しめるようになってきました。

都倉のキャラはふにゃふにゃですけど、すっきりさせないところがいいのかも。

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そして手術が無事に済んで、その喜びをまっさきに伝えたのはコールセンターのアオキョー。

アオキョーも気にしていて、心からの「お疲れさま」のヒトコト。

やっぱ、コールセンターの恋人ですね。(笑)

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都倉。

失恋で簡単に恋人との思い出の動画を消してしまえるっていうのは、もうすでに心に別の人が住んでいるってことなんでしょうね。

辛さも続かないし・・・。

本人はまだ気付いていなさそうだけれど。

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アオキョーはできるだけ跡形なくひっそりと死んでいきたいみたいなことを言ってましたが、今後、都倉との進展があるんでしょうか。

このカップル、おもしろいんですけど。

このまんま終わりそうな予感もあって、不安・・・。(笑)

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来週も見ま~す。

このドラマ、予告づくりがとてもうまい!

すごくおもしろくてワクワクさせてくれます。

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2009年8月16日 (日)

官僚たちの夏・第7話「国内産業保護法案」

※あらすじは省略し、感想のみを書いています。

第6話の感想はパスします。

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なんと!

前回は通産省の次官の人事によって玉木が特許庁に左遷されましたが、今回は大臣が人事に介入し、風越が左遷されてしまいました。

ビックリの展開。

通産省の主じゃなくなった風越に今後どんな展開があるのか・・・。

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国内産業保護法案に反対する池内総理と、風越に嫉妬する通産大臣古畑によって、まさかの玉木返り咲き。

しかも、次官となって。

風越を吹き飛ばした形ですね。

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政治家が新聞記者を使って風越の批判記事を書かせ世論誘導したり、嫌がらせで不用意は発言をしてりして、法案の成立を邪魔するなんて・・・。

そんなことで、一気に法案成立の風向きがかわっていってしまいました。

それまで、風越たちは地道に政治家への根回しを行ってきたのに。

通産省で働く人達と、政治家の立場の違いがはっきり表現されてました。

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しかし、政治家が話に本格的に絡んでくると、一気にドロドロぐちゃぐちゃ。

胸焼けしそうな展開に、見るのがイヤになってきちゃったな~と思っていたら、なんと今回で第1部が終了。

第2部として9月6日から再開するそうです。

世界陸上とか選挙とかありますもんね。。。

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さて、風越は今後どこでどんな活躍をするんでしょうか。

爽やかさが欠片もなかった第7話でした。

9月の再開を待ってます。

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2009年8月15日 (土)

コールセンターの恋人・第6話「ダイエットDVD」

今回の商品はダイエットDVD。

この作品は都倉(小泉孝太郎)が本社時代に企画したもの。

南極アイス(名取裕子)は、番組にDVDに登場するインストラクターのデンマーク人ハンスを出演させ、スタジオで実際に生のレッスンをしてみせる。

生レッスンの効果は抜群で、コールセンターに注文が殺到する。

都倉はその反響の大きさに気を良くする。

そしてこの功績を認められたら本社へ返り咲けると期待を寄せる。

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そんな中、都倉の横でダイエットDVDを実際に試していた響子(ミムラ)は、「このDVDは運動が激しすぎる。倒れる人が出るんじゃないか」と怪訝な表情。

一方、大反響に応えて連日、番組に生出演していたハンスの表情も曇りがちになり、やがては姿も消えてします。

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不審に思った響子は番組でのハンスの映像を見ながら、デンマーク語を必死に翻訳。

ダイエットものとして紹介されていたDVDは、実は健康に体を鍛えようという趣旨のもとで作られたものだったと突き止める。

・・・。

(敬称略)

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ミステリーって、ミステリーって思って見たことなかったんですけど。。。

それと、相談室の電話の音がすんごい気になるんですけど・・・。(笑)

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ダイエットDVDの巻、どんな話になるかと思ったら・・・。

ブームはすぐに去り、また別のブームがやってくる。

ちょっと風刺のきいた耳の痛いお話でした。(笑)

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でもね、ゲストのギャル曽根ちゃんはミスキャストでしょう・・・。

大食いのほかに、どんなに食べても細いというのが彼女のウリなのに。

ダイエットDVDに触発されて運動をしはじめて・・・。

なぜ?あんなに細いのに、ダイエットする必要が?と思っていたら、ダイエットをやめた後、再びモリモリ食べてる姿を見た男の子が「彼女のパクパク食べてる姿を見るのが好きなんだ」と。

そういわせたいがための出演だったみたい。

私も常々そう思ってますけどね・・・。

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でも、トレーニングウェアを着てダイエットのために走ってる姿が細すぎて・・・。

しかもヘロヘロで倒れそうになりながら走ってるし・・・。

あれなら、健康的でちょっとムッチリした女の子を出した方が、ハンスの意図した通りでよかったんじゃないのかな。

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それと、なんだかあの会社で仕事をしてるのは、アオキョーだけみたい。

以前、都倉が企画した「デンマーク語講座」も実際に試したのは彼女だけみたいだし・・・。

アオキョーだけしか信頼できないって・・・。

まあ、いいや。

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あと、少しずつ南極アイスに親しみを感じてきました。

アオキョー対アイスの直接対決が早く見たいもんです。

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来週もまた楽しみに見たいと思います。

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2009年8月11日 (火)

コールセンターの恋人・第5話「ハワイ島の湧き水」

今回のテレビショッピングは「ハワイ島の湧き水」。

いつものように南極アイス(名取裕子)がはりきってMCすると思いきや・・・。

上層部からの注意を受けた彼女は台本のままのMCをしなければならず、いつもの調子が出せない・・・。

そんな中、またまた南極アイスの発言で、窓口担当は大慌て。

「ハワイ島の湧き水」は48時間以内に配送されると発言したのだ。

大型台風の接近で配達は大幅に遅れそうなのに・・・。

本社の局長は、都倉(小泉孝太郎)になんとしてでも48時間以内に配達させろと命令する。

運送会社はむりやり悪天候の中、顧客に水を届け終える。

それから、数日後、有名形成外科医である百合子(東ちずる)からクレームが入る・・・。

・・・。

(敬称略)

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癒されるドラマなんです。

不思議と。

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百合子の件が放置されているような・・・と思ったんですが。

その上、都倉の友人も彼が何もしなくても運送会社をクビにならずにすんだし。

なんか、山場がまったくなかったんじゃないかと思ったんですが。

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いろいろ百合子や上司に言われっぱなし、そして友人の助けもできなかった都倉が思いあまって夜中の3時に相談窓口のアオキョーに電話して励ましてもらう。

お客様相談窓口の役割を知るための回だったんですね。今回は。

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「はい、お客様相談窓口、私、青山が承ります。」とアオキョー。

「こんな時間にすみません・・・。

あの・・・苦情じゃないんです。

誰でもいいから、話したくなって思わず電話してしまいました。

すごく個人的な話なんですけど・・・。

・・・今日、僕は友達を切り捨ててしまいました。

学生時代の親友でした。

僕は彼を救える立場にあったんです。

それなのに、救いの手を差し伸べると、僕の立場が危うくなる・・・。

それで・・・見捨てました。

・・・僕は何をやってるんでしょう・・・。

東京の本社から飛ばされた途端、ワケわかんなくなっちゃって。

本社でも・・・そこそこいい線いけると思ってたから。

その計算がクルって、もうわからないんです。

どこに向かって、歩いていくのか・・・。」

「お客様、今ペットボトルのお水をお持ちですか?

フタを開けて飲んでみてください。」

アオキョーの言うようにゴクゴクと水を飲み干す都倉。

「どんな味がしますか?」

「いつもと同じ。

・・・ハワイ島の湧き水の味です。

それは安全なボトルの中で水質が一定に保たれているからです。

でも本当は、いつも同じ味の水なんてない。

あなたが行く場所によって水の味がかわります。

その日の体長や、気分によっても苦くなったり、おいしくなったり。

人生はペットボトルの水とは違うということです。

どんなに計算してもクルってしまう・・・。

しかし、そうやって傷つくのは生きている証拠じゃないでしょうか?

人生は・・・思いどおりにはならないもの。

だからこそ・・・。

生き続けなさい!!」

「・・・はい!」

アオキョーに電話の相手が自分だとバレないように、鼻をつまんで声を変えて話していた都倉。

でも、最後には鼻をつまむのを忘れて話してました。

アオキョーには元からすっかりバレていて、電話の後、彼女はニッコリ微笑んでました。

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百合子先生も、夫が愛人を作ったりして「人生は思い通りにはならないもの」を実感していて、だからクレームで八つ当たりしてたんですね。

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お客様相談窓口を外部委託すると本社に言われ、毅然と反論する都倉。

「局長!お客様相談窓口は必要です!

どんな優れた商品にもクレームはつきものです。

その受け皿があってはじめて、お客様は安心し、安らかな夜と爽やかな朝をむかえることができる!

とにかく!

あそこをなくしてはいけないんです!」

窓口は百合子のような人のためにも必要だってこと、都倉はわかったんでしょうね。

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翌日、アオキョーにお礼を言う都倉。でもアオキョーは知らん顔。

窓口を通してしか、話を聞いてもらえないのか・・・都倉。

これって・・・まさに「コールセンターの恋人」状態ですね。(笑)

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さあ、都倉の演説を聞いて、「思うがままにしゃべるわ!何かあったら相談窓口が対処してくれる~!」とアイスまで元気になってしまいました。(笑)

また忙しくなりそうです。窓口。

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来週はダイエットDVDを取り上げるようです。

これまた、タイムリー、ダイエット中ですから、かなり共感できそう!

楽しみだわ~~!!

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2009年8月 3日 (月)

官僚たちの夏・第5話「コンピューター産業」

※「官僚たちの夏」は感想のみです。(敬称略)

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今回はコンピューター産業。

2話でテレビ開発から締め出された中小の会社が「電子計算機」の開発に取り組んでいて、今度はその分野がアメリカの巨大コンピューター企業の日本進出の圧力に怯えることに。

話は続いているんですね。

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このころは日本のコンピューター産業はまだまだで、アメリカのとだと「エレファント対モスキート」といわれるくらいの差があったそう。

これは大型コンピューターのことなのかな。。。

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先が見えない日本のコンピューター産業に銀行は融資もしてくれず。

風越(佐藤浩市)は競輪の収益金の一部を開発費にあてることにする。

こんなところに競輪が出てきてビックリ。

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そんな中、風越は日本のコンピューター産業を守るため、市場開放を求める巨大なアメリカコンピューター企業IDNの副社長と交渉をはじめる。

交渉は庭野(堺雅人)の奮闘で成功。

一応、日本に有利な条件で引き出す。

あの通訳はとってもヤな感じでしたが、うまく退出してくれて。

あれは彼女の計算?わざとやったのかな。

交渉後の爽やかな笑顔を見てたらそう思ってしまいました。

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こうやって守られた日本のコンピューター産業がその後どんな経緯を経て、今にいたるのか、知りたかったです。

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来週は環境問題がからんできそう。

楽しみです。

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